• 11 年前
大極拳推手 水曜日夜間東京教室での練習の模様です。

当教室が練習している基本鬆身第七法の応用技です。

そっと触れただけで推してきた相手が宙に浮いてしまっているのがお分かりだと思います。
相手は完全に『虚』の状態になっており、爪先立ちのまま重心がコントロールされています。


「放鬆」は、日本人には非常に理解されにくい観念のひとつであり、日本で練習している大極拳愛好家の多くの人たちが勘違いしている「脱力(リラックス)」の概念とは全く異なっており、先ずは「放鬆」についての正しい認識が必要ということになります。

この「放鬆」は、太極拳にとっては非常に重要な要素です。
例えば站椿を修練している時に、身体がどのくらい放鬆されるかによって、大極拳など内家拳で最初に練習する站椿のみならず、それ以降の套路や推手練習など全てにおいて練習のレベルが決まると言っても過言ではありません。

当教室では、簡単な基本動作や套路(型)練習だけでなく、こうした2人でおこなう基本練習を仲間同士で研究し合いながら、内面からの動きの原理から一つ一つ明快に理解していく練習をしていきます。

こういった原理から体現していく練習していくことが、他所の一般の太極拳教室に見られない、当教室で練習される最大のメリットであります!


当教室は東京、茨城、埼玉、広島にて練習しています。

太極拳は本来は触れれば真綿の如く、発すれば鋼の剛球の如く威力を秘めている拳法です。
しかもリラックスした無理のない練習なので、運動不足の方だけでなく、お年寄りや女性など体力がない方たちでも
身体を十分鍛えながら、非力な力であっても護身術にも役立つことができ、個人の運動能力向上及び体幹筋肉の向上にも効果が出てくるとされています。
繊細な動きなので、正しい練習を理解していくことから大切なのです。

正しい練習を理解されたい方でしたら、当教室では初心者及び女性の方でも歓迎します!

最近では、遠方から来られている方、そして正しい姿勢作り、運動のプロの方たち、演劇のプロの方たちまで当教室で習いに来られています。

ホームページ http://pushinghands.web.fc2.com/index.html

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