20131229ビッグデータ収集の基準を策定

  • 11 年前
いわゆる「ビッグデータ」の活用を目指す企業が集めたデータをどのように利用するかなど、消費者に説明する「プライバシーポリシー」の分かりやすい基準を国が初めて策定し、企業に参考にするよう呼びかけることにしています。

「ビッグデータ」のうち、商品の購入履歴や位置情報などは分析することによって、新たな産業の創出などが期待され、企業の間で利活用する動きが広まっています。
消費者からデータを集めるにあたっては、企業はどのように利用するかなど「プライバシーポリシー」を提示しますが、文章が長かったり、分かりづらかったりして消費者がよく読まずに同意ボタンを押しあとでトラブルになるケースも起きています。
このため、経済産業省の検討会が、作成にあたっての分かりやすい基準を策定したもので、必ず載せる項目として、集めたデータをそれぞれ何の目的でどのように利用するかや、データを第三者に提供する場合の提供先、さらにデータ提供の中止を求める場合の方法や問合せ先など6項目を挙げています。
そのうえで、安易に難しいことばやカタカナを使わないことや、イメージしやすいよう図や表、それにアイコンなどを作って表し、全体で1画面から2画面ほどに収めるよう求めています。
経済産業省は、この基準を来月にもホームページに載せたうえで企業に参考にするよう呼びかけることにしています。

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