東北大教授パワハラで懲戒処分 2016年02月05日

  • 8 年前
東北大教授パワハラで懲戒処分
2016年02月05日 19時39分
東北大学は、60代の男性教授が同じ研究室に所属する3人の教員に対し担当外の業務を強要したり大声でしかったりするパワーハラスメントを繰り返していたとして、停職3か月の懲戒処分にしました。
停職3か月の懲戒処分を受けたのは、東北大学大学院工学研究科の60代の男性教授です。
東北大学によりますと、男性教授は平成24年4月からおよそ1年半にわたり、同じ研究室に所属する3人の教員に対し、担当外の業務を強要したり、朝のミーティングで長時間にわたり大声で
しかったりすることを繰り返していたということです。
3人の教員はうつ状態になって病気休暇をとったということです。
東北大学は、教授の管理監督の責任者だった当時の研究科長も文書による厳重注意にしました。
東北大学の明野吉成理事は記者会見で「被害者の方に心からお詫びするとともに、社会の期待と信頼を裏切ってしまったことを大変申し訳なく思う」と話し、相談窓口を整備するなど再発防止を図りたいとしています。
東北大学では、去年10月にも、工学部の事務職員が部下にパワーハラスメントを行っていたとして停職1か月の懲戒処分を受けています。

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