• 7 年前
昭和20年8月10日早朝、日本は連合国側へポツダム宣言受諾の電報を打電した。終戦に連なる運命的な決断だった。終戦時の外相は東郷茂徳。彼は、激しい軍部の圧力の中で、必死に和平への道を探る。密かに海軍和平派高木惣吉と連絡を取り、和平工作案を練っていた。無条件降伏を主張する連合国に、日本の和平の意志をいかに伝え、どのような和平の条件を確保できるか?ポツダム宣言受諾にいたるまでの東郷の和平への苦闘に迫る。

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