• 5 年前
映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』予告編
キュメンタリーの巨匠、フレデリック・ワイズマン監督の『ニューヨーク公共図書館』。

タイムズスクエアとグランドセントラルの中間にある本館を含む92の図書館に6000万点のコレクションを誇る世界屈指の知の殿堂であり、地域の住民はもちろん、研究者たちへの徹底的なサービスで、世界中の図書館員の憧れの図書館の舞台裏を記録した傑作ドキュメンタリー。

このたび解禁された予告編では、世界中の図書館員の憧れの的であり、ニューヨーク有数の観光スポットである「ニューヨーク公共図書館」の有名なローズ・メイン・リーディング・ルームの圧倒的な美しさが印象的。さらに建物の荘厳さだけでなく、観光客では決して立ち入れないSTAFF ONLYの舞台裏の様子も写真や映像で垣間見ることができる。そして、コステロやパティ・スミス、ドーキンス博士も登場する。

図書館の表も裏も見事に映像化したのは、2016年にアカデミー名誉賞を受賞したドキュメンタリーの巨匠、フレデリック・ワイズマン監督。1967年の第1作以来、今年1月1日に89歳となった現在にいたるまで1年~1年半に1本のペースで新作を発表。昨年のヴェネツィア国際映画祭で第42作目にあたる最新作を発表したばかりの“生ける伝説”だ。本作では、第74回ヴェネツィア国際映画祭国際批評家連盟賞をはじめ、各国の映画祭で多数の映画賞の受賞&ノミネートを果たしている。ワイズマン監督の神業のような編集によって、舞台裏からこの図書館が世界中で有名である理由を見ることができる。
2019年5月18日公開

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