『レディ・バード』のシアーシャ・ローナンと『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のマーゴット・ロビーというアカデミー賞ノミネート女優ふたりが、激動の16世紀英国を生きるふたりの女王を演じる『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』。
この度、シアーシャ・ローナン、マーゴット・ロビー、ジョージー・ルーク監督の3人が、メアリー・スチュアートとエリザベスⅠ世――スコットランドとイングランドのふたりの女王をどのように捉えたのか、その重要なポイントを語る動画が到着。
監督はメアリーを「衝動的で大胆」、対してエリザベスⅠ世は「威厳を持っているけど、物事を慎重かつ理論的に考えるタイプ」と捉えたと言う。メアリー・スチュアートを演じたシアーシャ・ローナンも「高い自尊心を持つように育てられてきた」とメアリーが受けたプリンセス教育から「周囲の人を引き付ける魅力を放つ女性」となったのだと分析。本作の制作前から長年に渡ってメアリー・スチュアートを研究したシアーシャは「メアリーの優しさや寛容な性格は弱点でもある」とまでメアリー理解に余念がない。さらにエリザベスⅠ世を演じたマーゴットは「正反対のふたりよ。メアリーは心に、エリザベスは頭に従った」と解説する。
同じ祖の血が流れ、国を導くトップに立つという点も共通する二人だが、心と頭、それぞれに従い別々の道を歩くことになる経緯を本作は細やかに描いている。
ただ、頭に従い行動するエリザベスでも、鋼の心を持っているわけではなく、我々と同じように決断をするときに、心に大きな代償を払ったことを理解できるのも大きな見どころのひとつ。
これまでに何度も演じられてきたエリザベスⅠ世という偉大な歴史人物の重みに一度は出演を辞退しようと考えたというマーゴット・ロビー。だが、監督から「女王ではなく女性を演じてほしい」と説得されエリザベスを引き受けたそう。
女王ではなく、生身の感情の揺らぐ人間としてエリザベスが、自分の決断に苦しみ葛藤する姿もつぶさに映し出される。もしも目の前に究極の選択が待ち受けていたら、心に従うか、頭に従うか…。
2019年3月15日公開
この度、シアーシャ・ローナン、マーゴット・ロビー、ジョージー・ルーク監督の3人が、メアリー・スチュアートとエリザベスⅠ世――スコットランドとイングランドのふたりの女王をどのように捉えたのか、その重要なポイントを語る動画が到着。
監督はメアリーを「衝動的で大胆」、対してエリザベスⅠ世は「威厳を持っているけど、物事を慎重かつ理論的に考えるタイプ」と捉えたと言う。メアリー・スチュアートを演じたシアーシャ・ローナンも「高い自尊心を持つように育てられてきた」とメアリーが受けたプリンセス教育から「周囲の人を引き付ける魅力を放つ女性」となったのだと分析。本作の制作前から長年に渡ってメアリー・スチュアートを研究したシアーシャは「メアリーの優しさや寛容な性格は弱点でもある」とまでメアリー理解に余念がない。さらにエリザベスⅠ世を演じたマーゴットは「正反対のふたりよ。メアリーは心に、エリザベスは頭に従った」と解説する。
同じ祖の血が流れ、国を導くトップに立つという点も共通する二人だが、心と頭、それぞれに従い別々の道を歩くことになる経緯を本作は細やかに描いている。
ただ、頭に従い行動するエリザベスでも、鋼の心を持っているわけではなく、我々と同じように決断をするときに、心に大きな代償を払ったことを理解できるのも大きな見どころのひとつ。
これまでに何度も演じられてきたエリザベスⅠ世という偉大な歴史人物の重みに一度は出演を辞退しようと考えたというマーゴット・ロビー。だが、監督から「女王ではなく女性を演じてほしい」と説得されエリザベスを引き受けたそう。
女王ではなく、生身の感情の揺らぐ人間としてエリザベスが、自分の決断に苦しみ葛藤する姿もつぶさに映し出される。もしも目の前に究極の選択が待ち受けていたら、心に従うか、頭に従うか…。
2019年3月15日公開
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