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ジェラルド・バトラー主演で、《フラナン諸島の謎》を基に描く衝撃のミステリアス・スリラー『バニシング』。

本作は1900年12月、スコットランド沖の北大西洋に浮かぶ孤島で3人の灯台守が忽然と消えた、《フラナン諸島の謎》と呼ばれる実在の失踪事件を題材に、大胆な仮説と解釈で描くミステリアス・スリラー。

主演は、『ジオストーム』『ザ・アウトロー』『ハンターキラー/潜航せよ』とヒット作が続く絶好調のジェラルド・バトラー。この企画に惚れ込んだバトラーは、自らのプロダクションで本作を製作、プロデューサーにも名を連ねている。共演は、スコットランドのベテラン俳優ピーター・ミュラン(『マイ・ネーム・イズ・ジョー』『戦火の馬』)、そして新人のコナー・スウィンデルズ。監督は、大ヒットTVシリーズ「THE KILLING /キリング」を手掛け、本作で満を持しての劇場用映画デビューとなるクリストファー・ニーホルム。

荒涼とした孤島を舞台に展開される、謎めいた物語。人間の奥底に秘められた、醜悪な欲望、猜疑心、孤独感。ふとしたきっかけから、それらがむき出しにされた時、狂気と恐怖に満ちた物語が幕をあける。単なるスリラーでは片づけられない、《人間心理の闇》を鋭くえぐる、一筋縄ではいかない作品の誕生である。

公開された予告編では、仕事のためアイルランド沖の無人島にやってきたトマス、ジェームズ、ドナルドの3人の灯台守が、崖の下に倒れている男を救助しようとして反対に男に襲われ、自己防衛のために男を殺してしまう様子が映されている。男の荷物の中から金塊を発見したことで底知れぬ”闇”が生まれ、徐々にむき出しにされる欲望、狂気、殺意―。金塊を取り返しに来た男たちとの血みどろの死闘を繰り広げ、3人の中にもお互いに対する不信感が募っていく様が切り取られている。血塗られた暴力と、人間心理の闇に背筋の凍りつく予告編となっている。
2020年1月24日公開

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