映画『あざみさんのこと』

映画『あざみさんのこと』予告編
主演・小篠恵奈が恋に執着するヒロインを体当たりで演じる、越川道夫監督がおくる男女の性愛を描くシリーズ最新作『あざみさんのこと 誰でもない恋人たちの風景 vol.2』。2020年10月10日より新宿K’scinemaほかにて公開映画。

『アレノ』での監督デビュー以来、『海辺の生と死』『二十六夜待ち』など、男と女の揺れ動く情愛を描き続けてきた越川道夫監督。19年には、特別養子縁組を取り上げ、母性と親子の絆を問うヒューマンドラマ『夕陽のあと』を発表し、新境地を開拓した監督による、シリーズ前作『愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景vol.1』に続く最新作、映画『あざみさんのこと』が、2020年10月10日より新宿K’Sシネマにて公開。

この度解禁された予告編は、「私はもう、誰かを真剣に深く愛することはできないんだろうか」とひとりごち、渋谷の街を泣きながら歩くあざみの姿から始まる。

周囲も自分も傷つけるように、性に奔放となる＜あざみさん＞を演じる小篠恵奈が、自らをさらけ出し体当たりで挑むいくつものシーン…。なにもかもうまくいかないと自暴自棄になる一人の女性が、自分をまっすぐに愛する人との出会いによって変わっていく姿を、越川道夫監督はどのように描くのか、期待の高まる映像となっている。
2020年10月10日公開