NNNドキュメント’23
「厄介な“土”~熱海土石流2年 身近に潜む危険~」
静岡県熱海市の土石流災害から2年。盛り土が崩壊して大量の土砂が流れ下り、28人の命を奪った。盛り土の正体は建設残土だ。国は盛り土を規制する法律を施行したが、残土の違法処分、危険な盛り土造成は後を絶たない。取材を進めると、残土の行き場がなくなっているという実態、悪質な業者、あっせんするブローカーの存在があった。全国で大雨による災害が頻発する今、行き場のない厄介な“土”が私たちの命を脅かしている。
ナレーション/谷田歩 制作/静岡第一テレビ 放送枠/30分