奈良の平城京跡で見つかった2600点の木簡から1300年前に行われた天皇即位の儀式、「大嘗祭」の当時の姿をひもとく手がかりが見つかりました。
カンテレ「newsランナー」2024年7月2日放送
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≪カンテレ「newsランナー」月〜金・夕方4時45分から放送≫
メインキャスター:吉原功兼
情報キャスター:竹上萌奈・谷元星奈・橋本和花子
フィールドキャスター:坂元龍斗
気象予報士:片平敦
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NewsTranscript
00:00もち米、かつお、なし
00:08この木冠はすべて1300年前、 正武天皇の大城祭に届いた備え物の荷札です
00:20奈良時代の大城祭に関しては 詳細な記録は残っていませんので
00:26非常に重要な資料群だと考えています
00:30大城祭は即位した天皇が 五穀豊穣などを願って臨む
00:35一世一代の重要な儀式
00:40応仁の乱の後中断されましたが 江戸時代に復活
00:48現在の天皇陛下が即位された2019年にも
00:52京都の米や静岡のかつお節などが 献上され取り行われました
01:00去年10月に始まった平城峡石にある 須作門の近くの発掘調査で出土した
01:072600点に上る大量の木冠
01:13大発見となったのは その中に大城という文字が見つかったためです
01:20というのも
01:41そこで1300年前の儀式の解明を任されたのが
01:45これまで木冠から歴史を読み解いてきた 奈良文化財研究所
02:03研究所では大城祭に関わる資料とみられる 木冠の泥を丁寧に落としながら調べています
02:16小さな木片も木冠の一つ
02:21パズルのようにつなぎ合わせて文字を読み解くそうです
02:26文字が見えない木冠は
02:46基本的にはまず筆の流れを追っかけます
02:53そうして読み解いたのが
03:01今回見つかった木冠の3分の2が 備中の国 現在の岡山県から届いたものであることが分かりました
03:15日々木冠と向き合っている研究者たちにとっても 今回の発見は特別なものだといいます
03:45これまで大城祭は残っている一番古い詳細な資料が 平安中期の10世紀に書かれたものとされていました
03:58今回見つかった木冠は資料よりもおよそ200年古い奈良時代のもので 資料に書かれた備え物と内容がほとんど一致したのです
04:15この木冠の傾向を検討するであるとか 特に物品をどう調達したかというあたりの解明ができれば
04:26少しでも奈良時代の大城祭の実態に近づくことができるのではないかと
04:33現在読み解けたのは見つかった木冠のうち6割程度で 今後さらなる発見もあるかもしれません
04:41なんと1300年前の昭和府天皇の大城祭の献上品が記された木冠が たくさん見つかったというすごいニュースなんです
04:52こちらその木冠なんですけれども 濁酒・梨の実としっかり地が残っているものなんですね
05:01他にも塩や鰹・もち米などが書かれたものが発見されました
05:06そしてこれが発見されたことによって 奈良大学の渡辺教授
05:12平城教の木冠を研究している方なんですけれども
05:16大城祭の初期の形式が平安時代までおよそ200年間は 伝統として守られていたことがわかるのではないかとおっしゃっています
05:27そして現代の大城祭は 聖武天皇の大城祭とつながっているのではということも考えられるそうなんです
05:35だから今の大城祭は1300年前からつながっていた可能性も 井上さんあるということですね
05:41神崎さんスケールが大きいですね
05:43これもやっぱり書物で平安時代のやつで こういうふうにやってましたというのがあったんですけれども
05:49今回は要は奈良時代に木冠で荷物の札ですね
05:53どこの地方から何というものが来てますよという 荷物の札なので
05:57要は原物、証拠が出てきたわけなんですね
05:59今回はまだ読めていないものも含めて ずんまに読めておいていったら
06:03もしかすると奈良時代のやつが現代のやつに ちょっとずつ形は変わっていると思うんですけれども
06:09当初はこんなもんやったというのが はっきりわかってくると思いますね
06:12となるともしかしたら歴史の教科書が変わるかもしれません
06:29ニュースレンナー