ウクライナがFPVドローンに「火炎放射器」を搭載して、ロシア兵をその位置から排除する瞬間を捉えた驚くべき映像が公開されました。
映像には、ウクライナのドローンが木々の列を越えて飛行し、ロシア軍が潜伏していたとされる位置に炎を放って敵の陣地を無力化する様子が映し出されています。
この映像では、ドローンが攻撃を行う際に木々から立ち上る大きな煙の雲が確認できます。
ドローンには、燃焼弾の製造に使用される金属粉末と酸化金属の混合物であるテルミットが搭載されており、この物質は2,400°Cを超える高温に達します。
この物質は、鋼やコンクリートを溶かすほどの熱を持ち、人間の肉体に接触すると骨まで溶かすことができます。
その危険性にもかかわらず、テルミットは戦闘区域で敵陣地を攻撃するための武器として国際的な軍備管理機関によって禁止されていません。
しかし、この戦術的な武器は、戦争の初期からロシアによってウクライナの民間人に対して広く使用されてきました。
「火炎放射器」ドローンによる攻撃は、ウクライナ軍がロシアの塹壕に突入し、敵の重機関銃の射撃をかわしながら進軍していた際に行われました。
写真とビデオ: Twitter @NOELreports
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