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超音速ジェット機は、ロンドンからニューヨークまでの飛行をわずか1時間で実現し、航空旅行に革命をもたらすことが期待されています。Instagram / @venusaero

世界初の超音速ジェット機は、ロンドンからニューヨークまでの飛行をわずか1時間で行うことができるようになり、試験飛行がまもなく行われます。

航空業界は長い間、海を渡る10日間もの長距離航行や、アメリカ大陸横断に4日から6日かかる陸路輸送に代わるものとして、世界的な交通を一変させてきました。現在、超音速ジェット機の進歩により、長距離旅行がさらに短縮され、より利用しやすくなる可能性があります。

Venus Aerospaceが開発を進めているジェット機は、最大時速約4800km(マッハ5)で飛行する予定です。比較として、かつてロンドンからニューヨークまでの飛行を2時間52分で実現したコンコルド機を凌駕し、理論的にはその3分の1の時間で飛行できるとされています。

Venus Aerospaceのラムジェット・デトネーションエンジンは、マッハ6での運転を想定しており、ロンドンからニューヨークまでの飛行を約1時間で実現できる可能性があります。

Venus Aerospaceは来年に初の試験飛行を開始する計画で、商業航空だけでなく軍事利用にも対応できる超音速輸送の実現を目指しています。同社の共同創設者であるアンドリュー・ダグルビー氏は、この技術革新に対する期待を表明しており、特に高速燃焼を専門とするVelontraとの協力に大きな意義を感じていると述べています。

動画: Instagram (@venusaero)

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