• 先月
ダゲスタンのカスピースク市にて、攻撃ドローンが軍事施設および防衛工場を攻撃したと、ロシアのメディア「アストラ」が報じています。この事件はウクライナ国境から約1500 km離れた場所で発生し、ドローンの作戦距離の広さを示す重要な事例となっています。

地元住民の話によると、複数のドローンがこの攻撃に関与しており、そのうち1機が市内の軍事施設に着弾しました。もう1機のドローンは追加の被害をもたらす前に迎撃されました。

現地で撮影されたビデオには、ドローンが現場に到達し着弾する瞬間が鮮明に記録されています。攻撃対象には海軍基地も含まれており、この基地はロシアにとって戦略的な拠点です。ここにはカスピ艦隊の艦艇が配備されており、ウクライナへの攻撃で広く使われる巡航ミサイル「カリブル」もここから発射されます。

ダゲスタンの首長および地元当局はこの攻撃を確認し、詳細を調査するための捜査が開始されたと発表しました。しかし、一部の公式発表に反して、住民はドローンが地面に直接衝突したと報告しています。

住民が撮影した最新のビデオは爆発の瞬間を鮮明に記録しており、被害を受けた地域が確認されています。

ロシアメディアによると、これらのドローンは最大3000 kmの距離をカバーできるとされ、長距離での作戦遂行能力が強調されています。

公式情報によると、カスピースクの港湾は6機のドローンによる攻撃を受けたとされていますが、SNS上の住民の証言では、実際にはさらに多くのドローンが確認されたとのことです。

攻撃後、ロシア軍は港付近の多くの通りを封鎖し、地域の安全措置が強化されたことが示されています。

この攻撃は、前線から遠く離れた軍事目標に対するドローンの戦闘力が増していることを示しています。

出典:mil.in.ua / Telegram @astrapress. ビデオ:Telegram @Crimeanwind






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