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00:00酒場という聖地へ 酒を求め 魚を求めさまよう 吉田瑠衣の酒場放浪記
00:07酒を求め 魚を求めさまよう 吉田瑠衣の酒場放浪記
00:37最近はアニメタウンとして 街の活性化を進めている
01:07スーパーのようなところだったんでしょう ビール作ってますねクラフトビール
01:14この中がそうなってるんですね ちょっとお邪魔してみましょう
01:20こんにちは 全然違いますね雰囲気がガラッと いいですね
01:27池袋駅から立京通りを10分ほど 歩いた場所にあるサイカドブルーイング
01:35アメリカのビール醸造コンテストで 優勝経験のある藤浦さんが
01:39都心でビールを作りたいと 配業したスーパーの建物をリノベーション
01:452019年からビールを作っている
01:49こちらが工場 東京の真ん中じゃないですか
01:53ここでやるってなんかすごいことですね 種類はどれくらい作ってらっしゃるんですか
01:58うちは基本的に同じものを作らないんですよ
02:01毎回違うものを作って1週間経つと 1個ぐらいは違うものが入っている
02:07みんな嬉しいなところを飲みに来れるというわけですね そうですね
02:11せっかくなのでできたばかりのビールをいただこう
02:21これは泡があんまり上に乗らないタイプなんですね
02:24泡はつけていません
02:27あっフルーティー香りが甘いですね
02:35すっきり
02:37飲みやすいですねこれね
02:39香りがフルーティーなまんま ゴクゴクゴクと流れ込んでいきますね
02:45でもこれが毎週味が違ってくるという
02:49そうです毎週いろんなものを作ります
02:51まあそういう濁ったものだけでなく 透き通ったものも
02:55そういう意味ではここに来る楽しみがあっていいですね
02:59これはいけますよ
03:04この雰囲気は僕らが好きですね
03:07池袋で芽吹いた新たなビールの味
03:11さあ次は昔ながらの味を探しに行こう
03:17静かなところなんですが ありましたねこの実り
03:23なんか明るくていい雰囲気ですね
03:27こんばんはお邪魔します
03:32大皿の雰囲気がまたいいですね
03:36池袋駅から徒歩5分ほどの場所にある実り
03:40大皿料理の店で修行したマスターがそのスタイルを残そうと
03:45この地に店を構えた
03:47その懐かしい趣に御常連が集う
03:52今日はママさんが注ぐビールから始めるとしよう
04:13まずはアサリのしぐれに
04:15青唐辛子が入ってかなりピリ辛
04:18その量で大丈夫?
04:23結構ピリ辛な
04:27今日は青唐辛子を入れて
04:32いきなり見せちゃいます
04:38これはうなぎですか?
04:41うなぎですね
04:42結構贅沢な
04:48いつの間にかもう消えちゃってて
04:52うなぎらしいものをいただいたなという
04:55そんな感じですかね
04:57要するにうなぎがとても柔らかいと言いたいらしい
05:01これはもう昔からこの大皿で?
05:04はい、だいたい毎日これくらいの量は並べて
05:07全部主人が
05:08これ全部?
05:09はい
05:10お上さんはどういう?
05:12お客様の接客を笑顔でやっております
05:16飲むんですか?
05:18ちょいちょい飲みながら
05:20乾杯よ
05:22ママさんと乾杯して
05:24さあ、大皿料理を頼もう
05:28野菜を中心に三品ほどを見つくろってもらう
05:32はい、里芋とれんこんとかぼちゃをつくしつつ
05:36これはうまく量調節していただいてるんですか?
05:39そうです
05:40お一人様のあれもこれもっていう場合は
05:42こんな形でお出汁をしています
05:47いろんな料理を食べてもらいたい
05:49そんな心遣いだ
05:51これに合わせる日本酒を選んでもらった
05:55こちらですね、農業の農の給仕帯
05:59これで実り、小型文字の社会ですね
06:04八郷と同じ銘柄、茨城県の酒、実りをいただく
06:12そのお味は?
06:15ああ、なるほど
06:19これはもう純米のお米の深みがあります
06:23でもうま口ですね、これはね
06:27うま口にまずこちらを合わせる
06:30里芋
06:36もう合うんですね、これが
06:39ママさん、おいしい
06:42ありがとうございます
06:43これ味付けはママさんの人柄がちゃんと出てますんで
06:47品のいい味付けなんです
06:51続いて、かぼちゃの煮付け
06:57そして実りを一口
06:59マリア味をもう一度かみしめ
07:03この実り、なかなか味も綺麗に実ってますね、これは
07:07実ってありますか?
07:09実ってます
07:10ありがとうございます
07:11マスターの苦笑いを見事に誘ったところで
07:14おすすめの酒をママさんに聞いた
07:17自家製のシソサワーがありまして
07:20体に良さそうな感じですね
07:25シソが旬の時期に一年分を塩漬けして冷凍
07:29それをその都度煮出して作る
07:31シソジュースのサワーは人気メニューの一つだ
07:34自家製のシソサワーでございます
07:37これはまだ思いっきりトロピカルですよね
07:40綺麗な色じゃないですか
07:42これ美しいじゃないですか
07:44結構美味しそうっていうね
07:48そのフレーズ、店のメニューに書かれていたような
07:55シソの旨味というか甘みもちゃんとこれ入ってますね
07:59そうです
08:00甘って感じ
08:03この時間、御常連が続々来店
08:06なんか芸人さんの一団ですか?
08:11この人はレゲエダンスのチャンピオン
08:15お客さん見てるだけでも楽しいなっていう感じがしますね
08:21ここで御常連にお店の良さを聞いてみる
08:25やっぱママのキャラ
08:27ママのキャラでもう10年以上通っちゃってます
08:32本当にごくごく普通の
08:36普通に優しく接客させていただいております
08:41ママのエッチが立ったキャラと
08:44マスターの丁寧なお売りっていうのが
08:47なるほどね
08:49彼女は調理補助というか仕事全部教えてるんです
08:54後々彼女はここに中心に立ちます
08:57技を学んでるわけですね
08:59修行中です
09:00新しく若い人にこの雰囲気を残していきたいから
09:04頑張ってるっていう感じです
09:07二代目候補も勉強中
09:10実り自慢のおでんをいただくことにしよう
09:14はいおでんお待たせいたしました
09:17クルマブだ
09:18クルマブですね
09:20御常連にも人気の関西風おでん
09:23これに合わせる酒をどうしようか
09:26高知の水芸でございます
09:28やっぱりこのクジラのラベルがね
09:30形がいいんですよね
09:32選んだのは地元高知の酒水芸
09:35とここで
09:37ちなみにこれ高知なんです
09:39あ高知なの
09:41いやなんかその粋なスタイルが
09:43高知じゃないかなと思った
09:45ありがとうございます
09:47同居の御常連のお笑いを誘ったところで
09:50水芸を一口
09:54でおでん
09:56ってからしつけすぎでは
09:58これからしつけすぎかな
10:02あとしまった
10:06やっぱり辛くてしゃべれない
10:11慌てて水芸で口の中をリセット
10:14これはね色からしてそうなんですが
10:17出汁の味わいも関西風です
10:20からしこれぐらいにしておきます
10:22これなら大丈夫です
10:29大丈夫だったのか
10:32ギリギリセーフ
10:34もう出汁を思いっきり吸い込んでて
10:37それがね合うんですね
10:46気づけば満席
10:48そろそろ締めといこう
10:50お丼というものがありまして
10:52お丼?
10:54それじゃあお願いします
10:57実り冬の定番の締め
10:59お丼
11:01これはなんとなく想像つくが
11:04おでんの出汁で作った
11:06うどんでお丼です
11:08おでんだしのうどんだからお丼
11:11これにいなり寿司をつけるのが
11:13締めの定番
11:15なんかありがたいねこれは
11:17ということで
11:21これおでんの具ですね
11:23玉ねぎを
11:25玉ねぎ
11:31どうやら熱くてしゃべれないらしい
11:35とろとろでおいしいと言っている
11:39やはり麺をいただかなければ
11:43美味しい
11:55よくわからないのだが
11:57まあおいしいということなのだろう
12:03変わりゆく町池袋で
12:05大皿料理の味は変わることなく
12:08次の世代に引き継がれていく
12:13ありがとうございました
12:18いやー
12:20もう今の時期最高の実りでした
12:23みんなのノリが思いっきりいいのと
12:28エンターテイメントというか
12:30エンターテイナーがいっぱい集まっていました
12:33もうちょっと池袋らしさを
12:38覗きながら帰ろうと思います
12:42では行ってもらいます
12:45大皿に秋の実りやアニメタウン
12:52古きを温め新しきを知る
12:56池袋は深い