カテゴリ
🎥
ショートトランスクリプション
00:00お疲れ様でした
00:30お父さん私手術受けられることになったんだ
00:34受血用のボンベイプラスが見つかったのか
00:38うん黒崎先生も今日帰国するって
00:41そうか
00:43だからお父さんが出所する頃にはきっと私も元気になってるよ
00:50そしたらまた一緒にどっか行こう
00:53今度は私お弁当作るよ
00:56お父さんの大好きな卵焼き
01:00あとウインナをタコに来たやつも入れて
01:03天気の良い日にのんびり日向ぼっこできるようなところに
01:10手術が終わったら
01:12一両家出ようと思ってるんだ
01:15新しい家族と一緒に
01:18新しい家族?
01:21リュウが子供を産んだんだ
01:22だからリュウの新しい家族と
01:26お父さんと私と
01:28それから春美と
01:32春美?
01:33牧村春美か?
01:37うん
01:37すぐ
01:38お父さん
01:39春美は真犯人の中じゃないよ
01:42私信じてるんだ
01:46春美のことなら信じられる
01:49だから近いの握手もできたんだ
01:53近いの握手?
01:56私がお父さんを守る
02:02これが
02:05俺がお前を守るということか?
02:14こんな握手は
02:15いいんじゃないね
02:17え?
02:20だって私たち
02:21本当の親子なんだ
02:23親子は
02:26どんなことがあったって
02:28差し合うのも当たり前だよね
02:30じゃあ私
02:33すぐさを帰るね
02:35うん
02:35うん
02:37もう少し近くに来て
02:40顔を見せてくれないか
02:43どうして
02:45お父さん
02:48いや
02:50何か
02:52もうあれなくなるような気がして
02:55何言ってんだよ
02:57入院したらしばらくは来れないけど
03:00またすぐ会いに来るから
03:03そうだな
03:04マジムラ範囲を
03:18陣路に沈めてもらいたい
03:20いや
03:21この世から永久に消してもらいたい
03:24あなたはもうやるしかない
03:28そんなパンチ食らったら
03:38一発でKOですね
03:40俺以外のやつならですけど
03:43牧村
03:44どうです
03:50俺のパンチは
03:52KOだな
03:53当たれば話だが
03:56いよいよ明日ですね
03:58ああ
03:59俺
04:00先輩と戦えることが嬉しいんですよ
04:04それもインターフェの決勝っていう
04:06日の木舞台で
04:07喜んでる前か
04:09俺もお前も
04:12明日は勝さないと意味がないんだ
04:14プロが契約してくれるのを一人
04:17優勝したやつだけですから
04:19俺
04:20先輩に憧れてたんですよ
04:23中学の時
04:25先輩の試合に出から
04:27そやから
04:29その憧れの人と戦えるっていうだけで
04:32こう
04:33胸がワクワクしてくるんです
04:34仮に
04:36俺が負けたとしても
04:38明日は
04:40最高の試合しましょう
04:41お互い悔いの残らんように
04:43鈴ちゃん
04:54どうしたの
05:00お前
05:02気のさ
05:03鈴
05:05入り替お嬢様がお呼びだよ
05:10またかよ
05:11お前ら他にやることないのか
05:13ないんだよ
05:14ファミコンよりも楽しいからね
05:16ちょっと待って
05:18鈴ちゃん何もしてないのに
05:21お前には関係ないだろ
05:23いいか
05:25私はブースが嫌いなんだ
05:28鈴といいお前といい
05:30エレイジマンみたいな顔しやがる
05:32ちょっとおっぱいが大きいからって
05:34威張るんじゃないよ
05:35ほら
05:36明日と来るんだよ
05:38何すんだよ
05:40ほら明日と来るんだよ
05:42怪我の具合はいかがですか
05:47誰だ
05:48黒崎と言います
05:51黒崎
05:52あなたのことは
05:55藍澤鈴からよく伺っています
05:57殺す機械
06:08殺してあげても構わなくてよ
06:10天国のママもそうしろって言ってるしね
06:15何が天国のママだ
06:17お前はレイマンか
06:18鈴
06:20鈴
06:20その平津口も今日でおしまい
06:23エリカは裁判官
06:24裁きを受けるがいいわ
06:27鈴
06:28お前の容疑は孫だと偽って一同期に潜り込んだ詐欺じゃん
06:33そしてママやオノウエを殺した殺人だ
06:37ママのジュエリーを盗んだ窃盗じゃん
06:41冤罪もいいところだ
06:43ジュエリーを盗んだのはオノウエだろ
06:45オノウエ一人を着せる気ね
06:47だいたいあのジュエリーはママの宝物だった
06:50エリカがいくらお願いしても買ってもらえなかった
06:53エリカとってもママはおらんだ
06:55そう
06:56時には殺したいぐらい
06:58まるで自分が殺した鳥も言ってるようだ
07:01鈴
07:02法廷侮辱罪も付け加えてあげるわ
07:05お前は直刑よ
07:15一条家の連続殺人
07:17真犯人の目星はついたんですか
07:21犯人は一条家の人間だ
07:25そして一条家に恨みを抱き
07:29金に対して異常な執着を持つ人間
07:32犯人が残したMの血もない
07:36恐らかるはマネーのMだろうからな
07:42金ですか
07:43そういうことだ
07:45いや
07:45鈴が犯人ではないと証明され
07:49あなたが鈴を付け回す必要もない
07:52何を言いたい
07:54オペに集中させてやりたいんだ
07:57あの子は
07:59死んではいけないんです
08:01どういうことだ
08:04鈴の小さな体には生きる力があふれてる
08:09希望を持ってるからなんだ
08:12現代世界が落ちてかけている
08:16希望という言葉を信じて
08:19あの子は生きてるんですよ
08:21現代の人間はすぐに諦める
08:24言い訳を探し自己を放棄する
08:28そして揚げ具の果てには自分は何もせずに神に救いを求めたりする
08:38人間の本来持つべき姿
08:41そう
08:43自分の意思で強く生きなければいけないことを忘れてね
08:48ただ鈴は違う
08:51現代の人間が失っている
08:55強い意思の力を
08:57あの子は持っているんだ
09:00鈴は諦めない
09:02どんな世間のいじめにも負けず
09:04あの小さな体で
09:06そして逃げることなどしない
09:08自殺なんて考えもしないんだ
09:10それは
09:11未来を想像するからだ
09:15信じるからだ
09:16時にその強さが
09:18誤解を招くが
09:21あの子の強さは
09:24他人の痛みを理解してやれる強さだ
09:27あの子ほど強く
09:30そして優しい心を持った人間を
09:34私は他に知らない
09:37おそらくあなたの弟さんが死んで
09:41誰よりも悲しみに
09:44涙を流したのは信じた
09:47保身のために
09:51自分を上げらなければならなかった
09:54弟さんはこの痛みを持ってね
09:59お前は本当に鈴を助けることができるのか
10:05私が助けるんじゃない
10:07モンベイプラスという血液が
10:14鈴を助けるんだ
10:16鈴
10:24鈴
10:24エリカが例えてあげる
10:27うん
10:28例えまくってあげる
10:31私でも負けたら
10:33何すんのよ
10:35エリカ絶対やさな
10:37鈴
10:39お前が山下川を泥船で渡るなら
10:42エリカは豪華曲線クイーンエリザベス号で渡るわ
10:46お前が地獄でエンマ大王に舌を抜かれるなら
10:51エリカは天国で天使として
10:54スタビラミのムニエルを食べるの
10:55鈴
10:57地獄の砂糖も金スライトはよく言ったものね
11:01貧乏人のお前は死んでからも苦しみ続けるのよ
11:06エリカが地獄へ送ってあげる
11:11待って
11:12待ってください
11:15司法は一体何のつもり
11:17エリカにかかわるの
11:18鈴ちゃんは私の絶対経緯の友達です
11:21友達がこれ以上傷つけられるのは
11:24私には耐えられない
11:25司法
11:26司法そこを出しなさい
11:28じゃあ約束してください
11:29これ以上鈴ちゃんを20年
11:31エリカに命令するつもり
11:33そこを出かないならお前から地獄を送るわよ
11:40あっ
11:41おい司法
11:44大丈夫か
11:45しっかりしろ
11:46ごめんなさい
11:48手が綺麗だわけ
11:50悪気はなかったよ
11:52何が悪気はなかったら
11:54司法が死んだらどうすんだよ
11:56エリカはね
11:57今まで全部それで許してもらえたの
12:00悪気がないって言えば
12:02例え人まで殺したとしてもね
12:05大丈夫か
12:09しっかりしろよ
12:11でもよかった
12:17急所は外れてて
12:19きっと天罰なんだわ
12:21どういうこと
12:23私
12:25私はヤクザに脅迫されるから
12:27前に
12:29エリカさんがピラニアの水槽に落とされたことがあったでしょ
12:32あれ
12:33本当は私が落とされるはずだったの
12:36でも
12:38そのヤクザたちは
12:39助けてやるから
12:41一条件の情報を教えろって
12:43私怖かったの
12:45殺されるんじゃないかって
12:47でも
12:48スズちゃん昨日見たんでしょ
12:50私が
12:52ヤクザたちに脅かされているところ
12:54たった一人の友達のスズちゃんに疑われるのは悲しい
13:00だから
13:01スズちゃんにお話そうと思って
13:03急所
13:05お願いスズちゃん
13:07私のこと信じて
13:08私犯人なんかじゃない
13:10人なんか殺してない
13:11私
13:13本当は一条件の孫になんかなれなくたっていいの
13:16私が一条件に来たのは
13:19ママのためだから
13:21え?
13:24ママは死ぬ時
13:26私に言ったの
13:27ごめんなさいって
13:29パパが再婚したお金持ちの奥さんの子供は
13:34何不自由なく裕福に育てられているのに
13:38司法はママと一緒だから貧乏させてごめんなさいって
13:41私そんなこと考えもしなかった
13:44貧乏でもママと一緒に暮らしてよかったって思ってた
13:49でも
13:51ママはずっと貧乏なこと気にしてた
13:53だから
13:55私が一条件の孫になったお金持ちになれたら
13:59天国のママはきっと安心してくれるんじゃないかって
14:02でも
14:03そんなの馬鹿なことだって分かった
14:06いくらお金持ちになったって
14:08ママが帰ってくるわけじゃないんですもの
14:10司法
14:12私を殴って
14:15友達ならない
14:19一瞬にも
14:21司法を疑った罰だ
14:23こんなのいいの
14:24スズちゃんが私を信じてくれただけで十分
14:27殴ってよ
14:28それじゃなきゃ
14:29私の気が済まないから
14:31スズちゃん
14:40私も殴って
14:41え?
14:43私もスズちゃんのこと犯人じゃないかって疑ったこともある
14:46司法
14:47お願い
14:49いよいよ明日ですね
15:11もう決心がつきましたか
15:14どうしました?
15:17俺がやっぱり
15:20マキムラを殺すなんて
15:22私がなぜあなたを選んだか
15:25分かりますか?
15:28あなただったら
15:29彼を殺す気になれると思ったんですよ
15:32この話を聞いたなら
15:35マキムラハルミは
15:39一条家の後継者なんです
15:42ハルミ
15:54随分調子良さそうだね
15:57はあ
15:58準決勝を終わって
15:59バッチリ休業取ったからな
16:01明日の決勝は
16:03最高のコンディションに
16:04リングに上がるそうや
16:05そう
16:06必ず応援に行くからね
16:08ええよ応援なんて
16:12どうして
16:13お前
16:15明日から
16:16入院やろ
16:17でも
16:19手術は
16:21ハルミの試合が終わった後だから
16:22お互い
16:24ベストを尽くすんや
16:26俺は必ず試合に勝つ
16:28手やから
16:30お前は必ず病気に勝て
16:32手術を成功させるに
16:36お前が手術を頑張ることが
16:39何よりも俺の応援になるからな
16:42うん
16:45分かった
16:45明日は
16:47俺たちの記念日やな
16:49うん
16:50うん
16:51俺が優勝して
16:56お前の手術が成功した
16:58私たち
17:01家族になるんだね
17:04そうや
17:05家族や
17:06何があっても
17:09二人で力を合わせて生きる
17:10大切な家族や
17:12分かってる
17:18お前たちも
17:21大切な家族だよ
17:23娘さん
17:30明日手術だそうですね
17:32嫉妬は黒崎和彦
17:35手術は成功するでしょう
17:37あの血液さえあれば
17:39どういう意味だ
17:41娘さんの血液は
17:43特殊なものだそうですね
17:44同じ血液型の人間は
17:46数人しかいない
17:47まさかお前
17:49あの血液がなくなったら
17:52どうするんですか
17:53え
17:53有血用の血を
17:55盗み出すけなのか
17:56私が
17:58楽しみが増えます
17:59はい
18:02台が倒れますよ
18:09はい
18:21動かないで
18:22先生
18:27はい
18:28はい
18:32どうだ
18:34あなたの血液がなくなったら
18:42これがお前に
18:43受け止される血液だ
18:44これが
18:45この血液が
18:47お前の命を救ってくれる
18:49じゃあ
18:52行ってくるか
18:53なさゆるさん
18:55あんたさえよかったら
18:58ずっとここにいてくれても
18:59構わない
19:00いや
19:02俺はずっといてほしいんや
19:04俺と
19:05ずっと
19:06そしてさゆるさんと
19:08みんなで仲良く暮らすってのも
19:11悪くないと思うんやけど
19:13まあええわ
19:15帰ったら
19:17また小森流と歌ってくれた
19:19兄ちゃん頑張ってね
19:23来たよ
19:23お前にやれ
19:25来んな
19:25応援なんか来るんじゃない
19:27兄ちゃん
19:30お前ら来ると
19:31緊張しちゃうから
19:32大丈夫だよ
19:34絶対兄ちゃん勝つから
19:36今日は祝賞会だ
19:38こんな分厚い席
19:40食わしてるからな
19:41いや
19:41じゃあ
19:44まあ行ったな
19:51検査ばっかりで
19:52まあ行ったな
19:54検査ばっかりで
19:55歩む
19:56どうしたんだよ
19:58はるみの応援に
19:58行ったんじゃなかったのか
19:59はるみ兄ちゃんが
20:01俺の応援より
20:02すんの応援に行けって
20:03すん姉ちゃんの方が
20:05ちょっと大変だろうからって
20:06そう
20:07何も心配することないが
20:09すん姉ちゃん
20:10おりがついてやるからな
20:13ありがとうアユム
20:14ありがとうアユム
20:15ちょっとここで待て
20:25すぐ戻ってくるから
20:26み兄ちゃんどうしたんだよ
20:32ちょっと待てよ
20:35司法を脅してどうするつもりだ
20:37司法から手を引け
20:39職員の応援が
20:42すべては
20:43氷村さんの決めたことだ
20:44まあなら
20:46これから一緒に
20:48氷村さんのところに
20:49行って掛け合うか
20:50うん
20:51かわいいか
20:52かわいいか
20:53かわいいか
20:53かわいいか
20:54かわいいか
20:55徒業だ
20:56その状況にもいって
20:59いいことを教えてやる
21:01そろそろ
21:03死のゴングがなるほど
21:05ん?
21:05マキムラハルミが
21:09今日リングの上で殺される
21:12合法的に
21:15黒岩つけらしいな
21:16金のために
21:19黒岩つけら
21:21マキムラハルミを殺す
21:22おい
21:26大丈夫か
21:27しっかりしろ
21:28おい
21:29おい
21:30うわ
21:32うわ
21:35ハルミが殺されてたまるか
21:40癒しなきゃ
21:42早くハルミ
21:43早く
21:44ナヨリさんが
21:47俺のおふくろ
21:48冗談を言うな
21:49俺のおふくろは
21:5110年前に
21:52保衛施設に侵入したい
21:54まさかる炎に焼かれてな
21:57その日に日が
21:58思えたちを横から
22:01その気を殺しながらしたんだ
22:03サイリーさんを助け出したのは
22:06私だ
22:07この嫁と引き換えにな
22:11意識の朦朧としたサイリーさんは
22:15わごたのように
22:16お前の名を呼び続けた
22:18地下で失ってしまった
22:20私には
22:20暗闇の中で
22:22その悲しい声だけが
22:25サイリーさんに
22:26生きていた私だった
22:27ただその声が
22:30突然と切り出した
22:31道上からの人間に
22:33連れ去られたんだろう
22:34それから中に
22:36私はサイリーさんの声を
22:39探し続けて
22:40ようやく探し出した
22:42そしてあの炎に
22:45両親の記憶を
22:47焼きつくされてしまった
22:48その息子もな
22:49何を寝ぼけたこと言うとるね
22:54証拠でもあんのか
22:56証拠はお前の背中にある
22:59お前の背中にある痣は
23:03一条家後継者の証
23:05同じ痣は
23:07サイリーさんの肩にもある
23:10もし
23:12その話は本当なら
23:14なんで今まで
23:16黙っておったんや
23:17サイリーさんの記憶が
23:20戻る前に
23:22思いが殺されるようなこと
23:23になっては困る
23:24だが鈴は知っていた
23:26鈴が知っていたということは
23:30一条家の人間にも
23:32知られていないとは限らう
23:34用心しろってことか
23:38そうだ
23:39用心なんて
23:44知る必要ないわ
23:45サイリーさんが
23:47本当に俺のお袋なら
23:49親子として
23:51一緒に暮らすだけ
23:52俺のほびして稼いだ
23:56金でな
23:57一条家の財産なんて
24:01欲しいと思うもんは
24:02お前がそう思っていても
24:04他の人間がお前のことが
24:06信じるとは限らんぞ
24:07一条家の財産は
24:09お前に包含込むの
24:10喜ぶ人間はいないからな
24:13ありがとうな
24:17お前に礼を言われる
24:19筋合いはない
24:20俺のことやない
24:22お袋を
24:24助けてくれた礼や
24:37お願い
24:40お願いだから考え直して
24:42雑貨産を殺すなんて
24:44そんな恐ろしいこと
24:45たとえどんなことがあったって
24:48人を殺すなんて
24:49お願いだからやめて
24:50お金なら働いて少し使えてば
24:53黒岩さん
24:55出てってくれ
24:56出てけろ
24:58黒岩さん
25:00お願いだから
25:02もっと自分が
25:03捕まったりしたら
25:04弟のおかずは
25:05どうするの
25:06黒岩さん
25:08実の家族はな
25:10一条家で
25:11めちゃくちゃに
25:12食べたんだよ
25:12え?
25:14俺と牧村は
25:15この中で運命が来たんだ
25:16黒岩さん
25:19黒岩さん
25:21黒岩さん
25:23お前が盗んだ
25:33スーの血を
25:33ゆけしおの血を
25:35返してくれ
25:36娘の危機を感じて
25:38脱獄してきた
25:39というわけですか
25:40とてもその娘を
25:42殺そうとした親とは
25:43思えない
25:44この血は返せません
25:46私は
25:48相沢スーに
25:48死んでいただかないと
25:49困るんでね
25:50いいじゃん
25:53分かりませんか
25:53別にあなたが
25:55殺したわけじゃない
25:56あの段階で
25:58相沢スーを撃ったのは
26:00この私です
26:02泣き輪にき
26:03銃を構えた
26:04あなたにじれ
26:05私は代わりに
26:07引き金を引いたんですよ
26:09だから
26:10あなたは
26:11罪の意識を感じて
26:13娘の血を
26:14取り戻そうなどと
26:15思わなくても
26:16いいんですよ
26:17俺は
26:21スーの心を
26:23詰めた
26:23銃口を
26:25鈴に向けただけで
26:26鈴を殺したも
26:28当然だ
26:29はい
26:36龍
26:38いいんだ
26:39戻ってこい
26:40今度は
26:43脅しでは
26:43ありません
26:44自分の命が
26:46欲しかったら
26:47諦めて帰りなさい
26:49深いわけにはいかない
26:52もっと早く
26:54気づけばよかった
26:55親は子供のさんなら
26:58自分の命を
27:00ドブに投げ捨てても
27:01構わないとな
27:02ふわっ
27:03離れ時に
27:12リングに上がって
27:13駄目だ
27:13親は子供のためだったら
27:19命もいいとはない
27:20人の親だったら
27:22誰でもそう思う
27:23ただ、それは思うだけです
27:27仮に子供のために命を投げ出すような親がいたとしても
27:31それは自分の遺伝子を残したいというエゴイズム
27:35子供は自分のものだと
27:38そう思う傲慢な所有欲です
27:42それが証拠に
27:45親のために死のうとする子供はいない
27:49鈴は俺のために死のうとしたんだ
27:53病気だからですよ
27:55自分がもう助からないと思う
27:58違う、それは違う
28:00お前は何も信じないだろうけど
28:03信じますよ、金崎を
28:06あなたとはこの顔でも一度お会いしていますよね
28:15日崎和之です
28:19一条財閥の常務がどうしてこんなことを
28:22金ですよ、すべては金のためだ
28:26十代の頃、私は小さな町工場で汗と油にまみれて働いていました
28:33貧しくてもいい
28:36爪の先に灯るほどの小さな計りがあれば生きてゆける
28:40愛した女はそう言ってくれました
28:43だが、私はごめんだった
28:48引き止める女に身向きのせずに
28:51私は裏の世界へ足を踏み入れ
28:54そして、一条大臓の命、木崎玲子に近づき一緒になった
29:00人間は金のためだったら何でもできる
29:03金さえあれば、飲むものはすべて手に入れられる
29:08愛情が金で買えないなどというのは幻想です
29:12そう、人間は金に負けるんです
29:15違う
29:16人間は金に負けない
29:21負けるんですよ
29:26人間は金には負けない
29:30俺はそういう人間を知ってる
29:37俺の女房だった陽子は
29:47貧しくても、病気でも
29:50何の不平もいらず
29:54つつまち中に暮らしてた
29:56そんなに女房がいたのに
30:00俺は金のわけだ
30:07それは、俺が今わかったからです
30:12人間は本質的に強くなれば
30:18金になんて負けない
30:21負けるんだよ
30:24人間は金に負けると言え
30:28人間は金には負けない
30:35人間は金に負けるのに負けると言う事は
30:38この券です
30:40この券ですが、お前から買ったという事はない
30:44こんな者がいるか
30:48お前から買ったという事はない
30:49こんな者いるか
30:51お前から買ったという事はある
30:55お前から勝ったと言うことない
30:59こんな者いるから
31:04お前にも娘がいるだろう
31:13貸してもらうと
31:16お前にも娘がいるだろう
31:25お前にも娘がいるだろう
31:55お前にも娘がいるだろう
31:58お前にも娘がいるだろう
32:03お前にも娘がいるから
32:09お前にも娘がいるから
32:13お前にも娘がいるの
32:15いくどとなく繰り返してきた殺人の数も
32:19二人増えただけなのに
32:24どうしてだ?涙が止まらない。人間は金に負けないか。
32:42そうは思わないだろう。お前は、金が欲しくて一条家に近づいてきたんだが。
32:56そうか。お前が前の作戦の真犯人か。
33:20俺は、例外ではなかったというものだ。
33:42ただいまように、千骨高等学校ボクシング大会の決勝戦を行います。
33:49青コーナー東京代表中学館高等部、黒岩千代君。
33:57赤コーナー同じく東京代表中学館高等部、牧村晴美君。
34:07エリカお嬢様、絶対黒岩さんが勝ちますよ。
34:17黒岩さんが勝ちますよ。
34:19そうよ、ちょっと待ってみてください。
34:21日本に立ち込めて、赤コーナー東京代表中学校ボクシング大会に行います。
34:27赤コーナー東京代表中学校ボクシング大会の国の高い関で。
34:31ご視聴ありがとうございました
35:01ご視聴ありがとうございました
35:31ご視聴ありがとうございました
36:00ご視聴ありがとうございました
36:30ご視聴ありがとうございました
37:00ご視聴ありがとうございました
37:30ご視聴ありがとうございました
38:30ご視聴ありがとうございました
39:00ご視聴ありがとうございました
40:00ご視聴ありがとうございました
41:30ご視聴ありがとうございました
42:00ご視聴ありがとうございました
42:30ご視聴ありがとうございました
43:30ご視聴ありがとうございました
44:30ご視聴ありがとうございました
46:00ご視聴ありがとうございました