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00:00Oh, that's really it.
00:06Yes, that's right.
00:16How was it?
00:17Ah, yes, nothing.
00:25C-class.
00:28Hey, how are you?
00:31I'm going to do that.
00:34I don't want to do anything.
00:36I don't want to.
00:38I'm gonna do that.
00:40I'm going to ask you, you know?
00:42What's the name?
00:44Oh, you're going to do that.
00:47You're going to do that?
00:51You've got the mail in the way.
00:55But I wasn't a C-class student. I think she's a A-class student.
01:02A-class?
01:08Yeah. I've taken a picture, so I'll send it. But why did you...
01:15Ah... well...
01:18A-class...
01:22坂柳の差し金か...
01:29Pettaka...なんなんだよC-classの奴らはよ!
01:33なんかあったのか?
01:35朝から廊下でイチャモンつけてきやがったんだよ!
01:39まさか、手を出したりはしてないよね?
01:42してねーよ!ガン無視してやったっつの!
01:45俺は言いつけは守ってるからね!
01:52大した中堅ぶりだな
01:54ま、やっと人並みにはなったかしら
01:58それにしても、C-classの動きがずいぶん活発ね
02:02うん...ちょっかい出されてる生徒は他にも結構いるらしい
02:08ペーパーシャッフルで、C-classは多額のポイントを私たちに奪われてる
02:13焦る理由は十分だけど...
02:17今度の狙いは何だろうな?
02:20気づいているんでしょう
02:22龍炎くんはD-classの黒幕を探し出そうとしているのよ
02:27つまりお前か
02:29もう私という隠れ身のは、龍炎くんには全く通じていないわ
02:34何でそう言い切れる?
02:36他の生徒と違って、私には何もちょっかい出してこないもの
02:41なるほど
02:43それで、対策はある?
02:45何も
02:47またあなたはそうやって、何も教えてくれないのね
02:53ねえ、あなたは協力してくれるのよね?
02:56このクラスをAクラスに押し上げることに
03:00ああ、その必要がある限りはな
03:04ん?これは?
03:10今日が返却日なの
03:12図書館に返却してきてくれないかしら
03:15何で俺が...
03:17あなた、確か読みたいって言ってたでしょ
03:20返却手続き後に、そのまま借りれば効率的じゃない
03:24もちろん断られたなら私は、そのまま図書館に出向き、自分で返却するだけ
03:31人気かつ品薄のこの本が次にあなたの手元に来るのがいつかは分からないけれど
03:36おしげもなく時間を浪費して図書館に通うなら
03:39分かった
03:41ありがたく引き受けよう
03:43よろしく
03:45今日中ならいつでもいいけど、必ず返却処理をしてちょうだい
03:49もし、延滞扱いを受けるようなことにでもなったらその時は
03:53分かってる
03:59ん?
04:01ん
04:03ん
04:11あっ
04:14確か、Dクラスの綾野浩二くんでしたか?
04:19ああ
04:22とりあえず、これ
04:24あ
04:26ありがとうございます
04:28好きなのか、エミリー・ブロンテ
04:31うん
04:35いえ、ただジャンルの違う本が置かれていたので、正しい位置に戻そうと思ったんです
04:43なるほど
04:44あ、それは、レイモンド・チャンドラーのさらば愛しき人よ、ですね
04:51ああ
04:52名作ですよね、あ、トロシーリー・セイヤーズはもう読まれましたか?
04:59いや、まだ手をつけてないな
05:02あっ、 as
05:03やっぱり、やっぱり
05:04それを、そうに言われる方も持っているんです
05:05あ、あ、だからどっちも狂い方も持っているの?
05:13ああ
05:14はい、やっぱり、みんな…
05:16いや、せっかくだから借りてみる。
05:21それがよろしいかと。Cクラスには小説の話ができる人がいなくて。
05:28でもいいのか。今そっちはDクラスの誰かを躍起になって探してるんだろ。
05:35俺も容疑者じゃないのか。
05:38ご安心ください。私はもともと争いごとに興味はありません。
05:44そうか。
05:46みなさん、仲良くするのが一番ですから。
05:58妙な縁ができてしまったな。
06:03ここにいたか、綾野浩二。
06:07俺に何か用ですか?
06:09私について来い。話がある。
06:14あの、今から友達と約束があるんですけど。
06:20残念だが断る権利はない。非常に大事な話だ。
06:25応接室。
06:30お前に面会人が来ている。
06:32面会人。
06:34面会人。
06:37ご子息をお連れしました。
06:39ふん。
06:41ご子息をお連れしました。
06:51それでは、失礼します。
06:56来たか、清高。
07:06清高。
07:07一年半ぶりの再会か。
07:13一年半ぶりの再会か。
07:26まずは座ったらどうだ。
07:28座るほど長話をする予定はないんだけどな。
07:32座るほど長話をする予定はないんだけどな。
07:37お前のせいで一人死んだぞ。
07:41ん?
07:42執事の松尾を覚えているか。
07:45奴はこの学校の存在をお前に教え、
07:49私の元から逃れる手伝いをした。
07:52当然の報いとして懲戒解雇となった。
07:57で?
07:59先月、焼身自殺した。
08:04残された一人息子は、今頃路頭に迷っているだろうな。
08:09私の命令を破り、勝手にこの学校に入学した結果がこれだ。
08:15恩人が死んだというのに、
08:20まるで興味がないようだな。
08:23そんな話で俺が罪悪感を覚えるなんて、
08:27あんたも思っちゃいないだろう。
08:29清高、
08:31一体何がこの学校に入る決意をさせた。
08:35あんたは確かに、
08:37俺たちに最高の教育を施したかもしれない。
08:41だからこそ、
08:43あんたがくだらないと切り捨てた俗世間ってやつを、
08:46学びたくなった。
08:48私が用意した道以上のものなど、
08:51この世には存在しない。
08:54自分の道は、自分で決める。
08:58これ以上時間を浪費するつもりはない。
09:03これにサインしろ、清高。
09:06退学する理由はどこにもない。
09:09これは命令だ。
09:11あんたの命令が絶対だったのは、
09:14ホワイトルームの中だけの話だろ。
09:17既にホワイトルームは再稼働している。
09:23なら、なんで俺にこだわる。
09:26お前ほどの一罪は現れていない。
09:29お前は最も優れた、私の所有物だ。
09:34嘘でも、親子だからとは言わないんだな。
09:40そんなつまらん嘘が、心に響くわけもないだろう。
09:46そりゃそうだ。
09:49最後の通告だ。
09:52退学届にサインしろ。
09:54お前に拒否権などない。
10:01失礼します。
10:05お久しぶりです。
10:07綾野浩二先生。
10:08坂柳か。
10:10ずいぶんと懐かしい顔だな。
10:13先生の秘書を辞め、父からここの理事長を引き継いで、
10:18もう七、八年になりますか。
10:21坂柳。
10:25会うのは初めてだったね、清高君。
10:29どうも。
10:31校長から話は伺いました。
10:34彼を退学させたいとの意向でしたね。
10:37そうだ。
10:39親が希望している以上、
10:41学校側は直ちに遂行する義務がある。
10:45それは違います。
10:47少なくともこの学校では、
10:49あくまでも生徒の自主性が最優先されます。
10:54ものは異様だな。
10:56どういう意味です?
10:58ここの入試や面接が飾りであることは知っている。
11:02本来、合格対象にならなかったはずの清高を、
11:06なぜ入学させた。
11:08さすが綾野浩二先生。
11:12よくご存知ですね。
11:14秘密裏に推薦がなされ、
11:16その時点で合格は決まっている。
11:19裏を返せば、
11:21推薦されていない清高は、
11:23不合格にならなければおかしい。
11:25確かに、もともと彼の名はリストにありませんでした。
11:31しかし、私の独断で入学を許可しました。
11:35ここの生徒となった以上、
11:37私には彼を守る義務がある。
11:41彼自身が辞めると口にしない限り、
11:44退学は許可できません。
11:47それが奇弁に過ぎないことは、
11:50お前自身がよくわかっているはずだ。
11:53これは手厳しい。
11:56いいだろう。
11:58だが次はない。
12:00よく覚えておくことだ。
12:09それはしばらく預けておく。
12:17ふぅ。
12:18こちらの顔を立てて引いてくれたというところかな。
12:22君も苦労するね。
12:25いえ、別に。
12:27理事長、確認したいことがあります。
12:31ん?
12:32一年、Aクラスに在籍している。
12:35アリスのことかな。
12:37僕の娘だよ。
12:41でも、娘だからって、
12:43もちろん特別扱いはしないよ。
12:46僕は学校の責任者として、
12:48ルールを遵守し、
12:50ルールの中で生徒を守る。
12:53あくまでルールの中でしか 助けられないということか。
12:58僕はね、
12:59君のことを昔から知っているんだよ。
13:02ホワイトルームをご存知なんですね。
13:04安心してこの学校で学んでほしい。
13:07僕らが目指す育成方針がどんなものかは、
13:10この先、きっとわかってくる。
13:13父親との対面はどうだった?
13:24下手な探りは無駄ですよ。
13:27先生が嘘をついていたことは、
13:30もう理解してます。
13:32ほう?
13:34あなたは、
13:36俺の父と繋がってなどいない。
13:38何を根拠にそう思う?
13:41もうバカし合いはやめましょう。
13:44理事長との会話で確信しましたよ。
13:48あんたはAクラスに上がることに、
13:51異様にこだわっている。
13:53これまでは生徒に恵まれなかったが、
13:56今年は違った。
14:03担任として理事長から俺の事情を聞いたあんたは、
14:06下告状に利用しようとした。
14:09父親に接触したという嘘をついてまで。
14:13だが今日、
14:15あの男が動いたことで、
14:17全ての嘘は露呈した。
14:19なるほど。
14:21理事長が特別視するわけだ。
14:24あんたは俺を無理やり退学になんかできない。
14:28だったら頼みを聞く必要もない。
14:31Aクラスを目指すことを放棄すると。
14:34せっかく他の生徒たちが一丸となりつつあるのにか。
14:39少なくとも自分の出番は終わりだ。
14:43これ以上、個人的な感情で接触してこないでください。
14:48綾野浩二。
14:50お前はこの先、どうするつもりだ。
14:53何?
15:02どうしてるかと思ってな。
15:04冗談でしょ。
15:06あんたが意味もなく電話なんてするわけないじゃん。
15:09そうだな。
15:11マナベたちからの接触はないか。
15:13うん。
15:15って、そんなことの確認のために連絡してきたわけ?
15:21あのさ、ついでだから聞いていい?
15:25あんたに確認したいことがあったんだ。
15:28なんだ?
15:29どうしてあんたは頭のいいのを秘密にしてるわけ?
15:34陽介くんみたく前に出てけば指示されるんじゃないの?
15:40そうすればクラス内での評価も上がるんじゃない?
15:43それどころか学校中から注目されるかも。
15:46体育祭の時みたいにさ。
15:48これまでもこれからも、
15:50俺は表に出て何かをするつもりはない。
15:53なんだかもったいないね。
15:58あんた本当は…
15:59軽井沢。
16:00何?
16:02電話したのは、お前に一つ謝罪をしようと思ったからだ。
16:07謝罪?
16:09ああ。
16:11今までいろいろ面倒をかけたな。
16:13え?
16:14何を改まって。
16:16俺はもう、Dクラスが上に行けるよう手を貸すことはない。
16:22その必要がついさっきなくなったからな。
16:26ふーん。
16:27じゃあこれからはおとなしくしてるわけ?
16:30ああ。
16:31堀北や平田たちにすべて任せるつもりだ。
16:35そっか。
16:36じゃあやっと解放されるわけね。
16:39そういうことだ。
16:41だから、俺からの連絡は…
16:47これで最後になるだろう。
16:49え?
16:51ごめん。
16:52今、なんて…
16:54聞こえなかったのか?
16:57お前に連絡するのは、これが最後だと言ったんだ。
17:01あっ。
17:02もう頼むようなこともなくなるんだから、当然だろう。
17:06そうね。それはまあ、確かにその通りだけど…
17:13もちろん、万が一不足の事態があれば、約束通り助ける。
17:18そのための非常用アドレスを除いて、証拠を残さないよう、完全に消してくれ。
17:25ちょ、ちょっと!
17:26こっちはもう、お前の連絡先は消去してある。
17:30ちょっと待ってよ。なんで急にそんな言い方になるわけ?
17:34何がだ?
17:36いくらなんでも…
17:37その、冷たすぎるっていうか…
17:40もともと俺たちの関係なんて冷え切ったもののはずだ。
17:45お前だって俺に使われるのは嫌だったんじゃないのか?
17:49それはそうだけど…
17:51名残惜しいのか?
17:53そ、そんなわけないでしょ!
17:55なら何も問題はないな。
17:58じゃあな。
18:00女性じゃねえ。