鳥越氏「記事は事実無根」と会見☆都知事選-各候補訴え続く

東京都知事選は中盤戦となりましたが、そんな中で２１日発売の週刊文春が、鳥越俊太郎氏の女性関係に関する記事を掲載しました。鳥越氏はこの記事に激しく抗議し、公職選挙法違反などの疑いで週刊文春の編集長を刑事告訴しました。

　「心から悔しい、怒りでいっぱいであります」（鳥越俊太郎氏）

　語気を強める鳥越俊太郎氏。２１日発売の週刊誌が掲載した自身の女性関係を巡る記事について、その内容を否定しました。

　「私は週刊誌に所属していたので分かりますけど、ちょっと異常ですね。週刊誌などで書かれてることは一切事実無根である」（鳥越俊太郎氏）

　鳥越氏の弁護団は、記事を掲載した週刊文春に対し、「『疑惑』が真実であるかのような印象を与えるものとなっている」などとする抗議文をすでに送っていて、２１日、公職選挙法違反などの疑いで東京地検に告訴しました。

　これに対し週刊文春編集部は、「記事には十分自信を持っている」とコメントしています。

　午後、鳥越氏は、江戸川区の老人福祉介護施設を視察。職員から仕事環境などについて意見を聞きました。

　「『何になりたいですか』って聞いて、『介護士です』って子どもが出てきてくれれば・・・」（鳥越俊太郎氏）

　一方、急な山道を登る小池百合子氏。２１日朝、檜原村を訪れ、林業を営む業者を視察しました。

　「なかなか下までいかない」（小池百合子氏）

　テーマカラーの緑のジャンパーを泥だらけにして林業体験をした小池氏。改めて環境対策の重要性をアピールしました。

　「私はぜひ東京の森を、人を育てるのと共に守っていきたいと思います」（小池百合子氏）

　また、小池百合子氏に対する殺害予告がツイッターに書き込まれた事件で、警視庁は、愛知県に住む職業不詳の４０代の男を脅迫の疑いで逮捕しました。

　男は１９日夜、「明日の朝７時５２分、俺は散弾銃で小池百合子をもう殺す」と、ツイッターに書き込んだ疑いが持たれています。取り調べに対し男は容疑を認めているということで、警視庁が詳しい経緯を調べています。

　「このような脅迫にはひるまず、最後までこの選挙戦、勝ち抜いてまいりたいと思います」（小池百合子氏）

　増田寛也氏は、江戸川区で認可保育所を視察しました。

　「歯が抜けたんだよ」（子ども）
　「本当だ、良かったね」（増田寛也氏）
　「これはなに？」（増田寛也氏）
　「ハンバーグ」（子ども）

　増田氏が粘土をする子どもたちに話しかけたその時でした。

　「じゃあ行きます」（事務所スタッフ）
　「行きますか？バイバイね」（増田寛也氏）
　「もう帰るの？」（子ども）
　「もう帰るの。時間がないんで残念なんだけど、帰んなくちゃいけない。また来ますからね」（増田寛也氏）

　視察や街頭演説、個人演説会など、この日だけで１４か所のスケジュールが予定されている増田氏。慌ただしく保育所をあとにしました。

　「もっと東京で出生率を上げて、東京が自立できるようにしていかなくちゃいけない。解決策を作りますから」（増田寛也氏）

　中盤を迎えた都知事選。高橋尚吾氏、谷山雄二朗氏、桜井誠氏、マック赤坂氏、山口敏夫氏、山中雅明氏、後藤輝樹氏、岸本雅吉氏、上杉隆氏、七海ひろこ氏、中川暢三氏、関口安弘氏、立花孝志氏、宮崎正弘氏、今尾貞夫氏、望月義彦氏、武井直子氏、内藤久遠氏も立候補しています。投開票は今月３１日です。

引用記事
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2826528_ie9.html