■ダグラス・マッカーサー陸軍元帥
「沖縄では、大部分が特攻機から成る日本軍の攻撃で、米側は、艦船の沈没36隻、破壊368隻、飛行機の喪失800機の損害をだした。これらの数字は、南太平洋艦隊がメルボルンから東京までの間にだした米側の損害の総計を超えているものである。」
■アーネスト・J・キング海軍元帥
「四月六日からはじまった日本機の攻撃は、いままで嘗てなかった激烈なものだった。この特攻戦は凄惨を極めた。
(略)海上では戦死行方不明4907名、戦傷4824名であった。
艦船は沈没36隻、損傷368隻であり、飛行機の喪失は763機であった。」
■チェスター・W・ニミッツ海軍元帥
「我が海軍がこうむった損害は、戦争中のどの海域よりも、はるかに大きかった。
沈没30隻、損傷300隻以上、9000人以上が死亡、行方不明または負傷した。
この大損害は、主として日本の航空攻撃、とくに特攻攻撃によるものであった」
■第五艦隊司令官スプルーアンス大将
「敵軍の自殺航空攻撃の技量と効果および艦艇の喪失と被害の割合がきわめて高いので、今後の攻撃を阻止するため、利用可能な、あらゆる手段を採用すべきである。
第20航空軍を含む、投入可能な全航空機をもって、九州および沖縄の飛行場にたいして、実施可能なあらゆる攻撃を加えるよう意見具申する。」
■第3艦隊司令長官ハルゼー大将
「神風攻撃は、日本海軍の敗戦にもかかわらず、大変面倒なものになった」
■第38任務部隊司令官ミッチャー中将
「神風特攻阻止には空母機動部隊群の増強が必要で、海兵隊の戦闘機隊を空母に搭載すべき」
■RLウェアマイスター海軍中尉
「神風は米艦隊の撃滅には成功しなかったが、多大の損害を与えた。 在来の戦法ではとてもこんな成果を上げられなかったであろう。
日本の飛行機に関する数字が正しいものならば、日本が失った飛行機の12%で、米損傷艦艇の約77%、米海軍人員の死傷者中約80%をやっつけたことになる。
すばらしい戦果といえよう。
また神風の特攻があったため、多数の米高速空母がハリツケになったことも、大きな成果のひとつである。
もしも神風攻撃がなかったら、これらの空母は、自由に日本本土の基地や工場を破壊することができたはずである。」
■マルカム・ハーバート・マックガン大尉(護衛空母「サンガモン」乗組パイロット)
炎上中の特攻機を海中に投棄するのを手伝ったマックガンは、ずっとのちになって、日本軍パイロットを賞賛して、
「わが艦の飛行甲板を突き抜けたあの男は、私より立派だ。私には、あんなことはやれなかっただろう」と語った。
■ハンソン W・ボールドウィン(米国の従軍記者)
「4月末になっても、菊水特攻隊の作戦は衰えをみせなかった。この恐るべき死闘は、なお2ヶ月間も続くのである。
4月以降になると、これほどの艦船の沈没、損傷の危険は二度と無かった。
5,6月両月を通じて、沖縄の戦いは徐々に爆弾対艦艇の戦闘から人間対人間の意志と耐久力の試練に変わっていた。
毎日が絶え間ない警報の連続だった。ぶっつづけに40日間も毎日毎日、空襲があった。そのあとやっと、悪天候のおかげで、短期間ながらほっと一息入れたのである。
ぐっすり眠る。これがだれもの憧れになり、夢となった。頭は照準器の上にいつしか垂れ、 神経はすりきれ、だれもが怒りっぽくなっていた。艦長たちの眼は真っ赤となり、恐ろしいほど面やつれした。」
■アルバート・カフ(UP通信社)
「カミカゼ特攻隊は、確かに大きな損害を米軍に与えた。そしてカミカゼのパイロットたちが、勇敢な人たちであったことは疑いがない。
そしてアメリカ兵が“カミカゼ”を恐れ、怖がったことは否定できない。
実際、パニックが起こりかけていた」
■マルカム・ハーバート・マックガン大尉(護衛空母「サンガモン」乗組パイロット)
炎上中の特攻機を海中に投棄するのを手伝ったマックガンは、ずっとのちになって、日本軍パイロットを賞賛して、「わが艦の飛行甲板を突き抜けたあの男は、私より立派だ。私には、あんなことはやれなかっただろう」
■アンドレ・マルロー(フランス 元文化相)
「日本は太平洋戦争に敗れはしたが、そのかわりに何ものにも替え難いものを得た。
それは、世界のどんな国も真似のできない特別攻撃隊である。スターリン主義者たちにせよ、ナチ党員にせよ、結局は権力を手に入れるための行動だった。
日本の特別攻撃隊たちは、ファナチックだっただろうか。断じて違う。彼らには、権勢欲とか名誉欲など、かけらもなかった。祖国を憂える尊い情熱があるだけだった。
代償を求めない純粋な行為、そこには真の偉大さがあり、逆上と紙一重のファナチズムとは根本的に異質である。人間は、いつでも、偉大さへの志向を失ってはならないのだ」
「沖縄では、大部分が特攻機から成る日本軍の攻撃で、米側は、艦船の沈没36隻、破壊368隻、飛行機の喪失800機の損害をだした。これらの数字は、南太平洋艦隊がメルボルンから東京までの間にだした米側の損害の総計を超えているものである。」
■アーネスト・J・キング海軍元帥
「四月六日からはじまった日本機の攻撃は、いままで嘗てなかった激烈なものだった。この特攻戦は凄惨を極めた。
(略)海上では戦死行方不明4907名、戦傷4824名であった。
艦船は沈没36隻、損傷368隻であり、飛行機の喪失は763機であった。」
■チェスター・W・ニミッツ海軍元帥
「我が海軍がこうむった損害は、戦争中のどの海域よりも、はるかに大きかった。
沈没30隻、損傷300隻以上、9000人以上が死亡、行方不明または負傷した。
この大損害は、主として日本の航空攻撃、とくに特攻攻撃によるものであった」
■第五艦隊司令官スプルーアンス大将
「敵軍の自殺航空攻撃の技量と効果および艦艇の喪失と被害の割合がきわめて高いので、今後の攻撃を阻止するため、利用可能な、あらゆる手段を採用すべきである。
第20航空軍を含む、投入可能な全航空機をもって、九州および沖縄の飛行場にたいして、実施可能なあらゆる攻撃を加えるよう意見具申する。」
■第3艦隊司令長官ハルゼー大将
「神風攻撃は、日本海軍の敗戦にもかかわらず、大変面倒なものになった」
■第38任務部隊司令官ミッチャー中将
「神風特攻阻止には空母機動部隊群の増強が必要で、海兵隊の戦闘機隊を空母に搭載すべき」
■RLウェアマイスター海軍中尉
「神風は米艦隊の撃滅には成功しなかったが、多大の損害を与えた。 在来の戦法ではとてもこんな成果を上げられなかったであろう。
日本の飛行機に関する数字が正しいものならば、日本が失った飛行機の12%で、米損傷艦艇の約77%、米海軍人員の死傷者中約80%をやっつけたことになる。
すばらしい戦果といえよう。
また神風の特攻があったため、多数の米高速空母がハリツケになったことも、大きな成果のひとつである。
もしも神風攻撃がなかったら、これらの空母は、自由に日本本土の基地や工場を破壊することができたはずである。」
■マルカム・ハーバート・マックガン大尉(護衛空母「サンガモン」乗組パイロット)
炎上中の特攻機を海中に投棄するのを手伝ったマックガンは、ずっとのちになって、日本軍パイロットを賞賛して、
「わが艦の飛行甲板を突き抜けたあの男は、私より立派だ。私には、あんなことはやれなかっただろう」と語った。
■ハンソン W・ボールドウィン(米国の従軍記者)
「4月末になっても、菊水特攻隊の作戦は衰えをみせなかった。この恐るべき死闘は、なお2ヶ月間も続くのである。
4月以降になると、これほどの艦船の沈没、損傷の危険は二度と無かった。
5,6月両月を通じて、沖縄の戦いは徐々に爆弾対艦艇の戦闘から人間対人間の意志と耐久力の試練に変わっていた。
毎日が絶え間ない警報の連続だった。ぶっつづけに40日間も毎日毎日、空襲があった。そのあとやっと、悪天候のおかげで、短期間ながらほっと一息入れたのである。
ぐっすり眠る。これがだれもの憧れになり、夢となった。頭は照準器の上にいつしか垂れ、 神経はすりきれ、だれもが怒りっぽくなっていた。艦長たちの眼は真っ赤となり、恐ろしいほど面やつれした。」
■アルバート・カフ(UP通信社)
「カミカゼ特攻隊は、確かに大きな損害を米軍に与えた。そしてカミカゼのパイロットたちが、勇敢な人たちであったことは疑いがない。
そしてアメリカ兵が“カミカゼ”を恐れ、怖がったことは否定できない。
実際、パニックが起こりかけていた」
■マルカム・ハーバート・マックガン大尉(護衛空母「サンガモン」乗組パイロット)
炎上中の特攻機を海中に投棄するのを手伝ったマックガンは、ずっとのちになって、日本軍パイロットを賞賛して、「わが艦の飛行甲板を突き抜けたあの男は、私より立派だ。私には、あんなことはやれなかっただろう」
■アンドレ・マルロー(フランス 元文化相)
「日本は太平洋戦争に敗れはしたが、そのかわりに何ものにも替え難いものを得た。
それは、世界のどんな国も真似のできない特別攻撃隊である。スターリン主義者たちにせよ、ナチ党員にせよ、結局は権力を手に入れるための行動だった。
日本の特別攻撃隊たちは、ファナチックだっただろうか。断じて違う。彼らには、権勢欲とか名誉欲など、かけらもなかった。祖国を憂える尊い情熱があるだけだった。
代償を求めない純粋な行為、そこには真の偉大さがあり、逆上と紙一重のファナチズムとは根本的に異質である。人間は、いつでも、偉大さへの志向を失ってはならないのだ」
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