• 7 年前
今年のノーベル平和賞が6日午後に発表され、核兵器廃絶に取り組む国際NGO「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」が選ばれました。

 ICANは世界約100カ国のNGOからなる組織で、日本のNGOも参加しています。今回、核兵器の廃絶を達成するための画期的な努力が評価されました。ICANは「核廃絶に取り組んだ市民や被爆者、犠牲者への贈り物だ」とコメントしています。平和賞発表のプレゼンテーターは「多くの国が核兵器を入手しようとしている差し迫った危機があり、その実例が北朝鮮だ」指摘しました。
 核兵器廃絶を訴えてきた被爆者・サーロー節子さん(85):「涙が出るほどうれしい。72年間の長い道のり。この瞬間がきた」
 広島で被爆し、核兵器廃絶を訴えてきたサーローさんは今回の平和賞受賞を高く評価しました。

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