川崎市のトンネルで27歳の女性が殺害されて服役中の男が逮捕された通り魔事件で、男が「出所したらまたやってしまうと思った」と話していたことが分かりました。
鈴木洋一容疑者(37)は2006年、宮前区のトンネルで、帰宅途中の黒沼由理さん(当時27)を刃物で刺して殺害した疑いが持たれています。その後の捜査関係者への取材で、逮捕前の任意の調べに対し、鈴木容疑者が「出所したらまたやってしまうと思った」と服役中に自供を始めた理由を説明していたことが分かりました。警察はどのように殺害したかなどについても裏付け捜査を進めていて、事件の全容解明を急いでいます。