• 5 年前
第91回アカデミー賞脚色賞を受賞!スパイク・リー監督最新作『ブラック・クランズマン』。

1979年に黒人刑事が過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査するという大胆不敵な事件を克明に綴った同名ノンフィクション小説を鬼才スパイク・リー監督が映画化。

主演のロン・ストールワースを演じるのは名優デンゼル・ワシントンを実父にもつジョン・デヴィッド・ワシントン。デンゼル・ワシントンがその名を知らしめた傑作『マルコムX』で映画出演を果たし、奇しくも同じスパイク・リー監督作品の本作で主演として脚光を浴びる。ロンの相棒フリップ・ジマーマンを『スター・ウォーズ』シリーズ新3部作でカイロ・レン役を演じ、『沈黙 -サイレンス-』、『パターソン』などで演技に定評のあるアダム・ドライバーが演じる。そして、監督、脚本、製作のスパイク・リーに加え『セッション』のジェイソン・ブラム、そして『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール監督とアカデミー賞最強布陣が製作に名を連ねる。

この度、危険な潜入捜査に挑むロン(ジョン・デヴィット・ワシントン)とフリップ(アダム・ドライバー)の刑事コンビがついにぶつかる緊張のシーンが解禁!

インポッシブルかと思われたミッションも順調に進み、遂に、KKK組織の中でも過激な構成員フェリックスの自宅に招かれた“ロン・ストールワース”。対面担当の“ロン”、フリップは、フェリックスの自宅で熱心な白人至上主義者を演じるも、疑い深いフェリックスは、フリップがユダヤ人であるかどうか確かめる為ウソ発見器にかけようする。命からがらその場を乗り切ったフリップだったが、署に戻ってからロンに詰め寄り「撃たれたら死んでいた。連中の火遊びに命は懸けられない」と、身をもってその危険性を体験し潜入捜査の続行に後ろ向きな様子。KKKの差別対象は、“黒人だけ”ではなく、アジア人やヒスパニック系など、WASP(ホワイト・アングロ・サクソン・プロテスタントの頭文字)と呼ばれる人種“以外の人種”を指す。ユダヤ人であるフリップも、KKKの差別対象となる人物なのだ。そんなフリップに対しロンは、この潜入捜査はフリップにとっても深く関わる仕事だと話す。「もっと親交を深めろ」とさらなる潜入を促しますが、イラつく様子でその場を立ち去るフリップ…フリップの身に及ぶ危険を案ずるも捜査を続行したいロンは、去る背中に「いいな 相棒」と力なくつぶやく。

ロンとフリップがここから巻き返すバディプレーは一体どうなるのか!?
2019年3月22日公開

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