• 5 年前
映画『サマー・オブ・84』本編映像
『ターボキッド』で高評価を得たカナダの映像制作ユニット“RKSS”最新作。2018年のサンダンス映画祭でお披露目されるや否や観客と評論家を熱狂させた、1980年代ホラーのスタイルと精神を今に甦らせた思春期映画『サマー・オブ・84』の本編映像が解禁となった。

『E.T.』『グーニーズ』『スタンド・バイ・ミー』『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』など、80年代のアメリカは10代の若者たちを主人公にしたジュブナイル映画の黄金期であり、スラッシャー映画と呼ばれるホラー&スリラーが量産された時代でもあった。Netflixの『ストレンジャーシングス 未知の世界』が大ヒットする中、本作もそんな80年代へのオマージュを捧げたジュブナイル&スラッシャー映画。郊外で暮らす思春期真っ只中の15歳のオタク少年が、ひょんなことから隣に住む警察官が実は連続殺人犯なのではないか? という疑いを抱き、メガネ、デブ、不良の親友3人とともに極秘捜査を開始する。

解禁となった映像は、地元で起こった連続殺人事件のニュースに「めっちゃクールだ」と興奮するオタクのデイビーに対して、メガネのファラディ、デブのウッディ、不良のイーツは自分たちには関係ないと相手にしない。それでも「地元で起きた大事件だぞ」「連続殺人鬼だぞ」と声を荒げるデイビーだが、突然「オッパイが見えそうだぞ」と双眼鏡を覗き込むファラディ。思わず目に入ってきたのは、デイビーの隣に住むマドンナ的存在のニッキーが着替えているところ。事件の話そっちのけで、そっちに首ったけとなる4人。純粋無垢な好奇心と思春期ならではの女の子への強い興味が同居するクスっと笑えてどこか微笑ましいシーンとなっている。

映画ではその後、デイビーたちは隣に住む警察官のマッキーが連続殺人犯ではないかと極秘捜査に乗り出し、徐々に事件の真相へと迫っていくが、ついに犯人の魔の手がデイビーたちに襲い掛かる。真犯人の正体は? そしてデイビーたちは生き残ることができるのか?

『サマー・オブ・84』は8月3日より新宿シネマカリテほかにて全国公開となる。

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