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映画『ひとくず』予告編
3歳まで戸籍がなく、実の父親が母親に日常的に手をあげているのを見て育った、「居場所のなさ」「弱者」を身をもって知っている監督・脚本・編集・プロデューサーの上西雄大が制作した『ひとくず』。虐待する側・される側の双方を描く。

本作の監督・脚本・編集・プロデューサーの上西雄大が、30年以上児童相談所に勤務している児童精神科医師の楠部知子先生から「虐待してしまう大人もまた傷ついている」という実態を耳にし、傷ついた子供だけでなく、虐待をしてしまう大人にも眼を向けてあげてほしいと制作した感動のエンターテイメント。

出演は、2019年6月に、国際的女優・映画監督の桃井かおりらが審査員を務めた熱海国際映画祭で最優秀俳優賞を受賞した、育児放棄される子供・鞠役の小南希良梨、昨年5月にニース国際映画祭で最優秀助演女優賞を受賞した、鞠を育児放棄する母親・凜役の古川藍、8月にマドリード国際映画祭で最優秀助演女優賞を受賞した、自分の恋人が息子に暴力を振るうことを黙認する主人公の母親・佳代役の徳竹未夏。また、堀田眞三、飯島大介、田中要次、木下ほうからベテラン俳優が脇を固めている。
2020年3月14日公開