みだれ髪れ髪・丘みどり  美空ひばりを詩う 1988年 

  • 4 年前
丘みどり 美空ひばりを詩う
みだれ髪・美空ひばり 作詞:星野哲郎 作曲:船村 徹 1988年

髪のみだれに 手をやれば
赤い蹴出(けだ)しが 風に舞う
憎や 恋しや 塩屋の岬
投げて届かぬ 想いの糸が
胸にからんで 涙をしぼる

すてたお方の しあわせを
祈る女の 性(さが)かなし
辛(つ)らや 重たや わが恋ながら
沖の瀬をゆく 底曳(そこび)き網(あみ)の
舟にのせたい この片情(かたなさ)け
春は二重(ふたえ)に 巻いた帯
三重(みえ)に巻いても 余(あま)る秋
暗(くら)や 涯てなや 塩屋の岬
見えぬ心を 照らしておくれ
ひとりぼっちに しないでおくれ

「赤い蹴出(けだ)し」

着物の部分じゃなくて、裾除けの事です。着物のしたに履く巻きスカート状のものです

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