ふるさとの未来 2024年8月28日 大妻女子大学の「今」に迫る!

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ふるさとの未来 2024年8月28日 大妻女子大学の「今」に迫る!
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00:00全国各地のふるさとで成長過程にある企業を見つけ出し、 頑張っているみなさんを応援します。 ふるさとのみらい。
00:30はじめてみよう どこまでゆけるだろう
00:37からまわり そのままにしたっていい わたしのすべて
00:54こんばんは。今夜もふるさとのみらい始まりました。
00:57今回も日本橋カブトワン3階にありますブックラウンジカブルからお届けしていきます。
01:02今日のテーマなんですが、こちら大学シリーズです。
01:07まさに未来を変えていくというのは企業だけではなくて大学だと。
01:12こんなにもう特色、色があるんだっていうのをこの番組で改めて知ることができてます。
01:18しかもすごいしっかりしてるのねみなさん。
01:21しかも今回も特色という話がありましたけど、かなり特色はあります。
01:26ヒットが宮崎さんの机の上に。
01:29ずっと気になってました。缶バッジがあるんです。
01:32前髪がクルリンとしててニコニコ笑ってバンザイしてる。
01:36やっぱ大学にキャラってあるんだね。
01:38あるんですね。
01:40今夜ご紹介するのは東京メトロ半蔵門駅から徒歩5分。
01:47会社だよ会社。
01:49千代田区にキャンパスを構える大津那女子大学。
01:561908年、恥を知れという校訓の下、日本の女子教育の草分けと言われる教育者大津那小高氏により裁縫・手芸の始塾として創設されました。
02:11教育理念の柱に据えられているのは女性の自立。
02:17創設当時は女性が高等教育を受けること、まして社会に出て働くことが容易ではなかった時代。
02:26そんな中創設者である小高氏は、女性も自ら学び社会に貢献できる力を身につけ、その力を広く世の中で発揮していくことが女性の自立につながると考えたのです。
02:42現在、学生の数はおよそ6600人。総合大学として5つの学部、さらに短大、大学院を用します。
02:54キャンパスを覗いてみると、大津那女子ならでは、とにかくオシャレなんです。
03:03まず目に留まるのがソファー席多めのインテリア。
03:08学生たちのコミュニケーションスペースとして授業や課外時間に利用されています。
03:17学食にも大津那女子ならではの特徴が、それは充実したスイーツメニュー。
03:26常時10種類近くラインナップ。
03:30一番人気はこちら。450円のチョコパフェだそうです。
03:38では、そんな大津那女子の人気ぶりはどうなのでしょうか。
03:44急速に進む少子化を背景に、私立女子大学のおよそ7割が定員割れ。
03:51そんな深刻な女子大離れを示すデータもある中、大津那女子では100%を下回れば定員割れを意味する充足率を見てみると。
04:03ここ10年、100%以上を常にキープ。つまり一度も定員割れをしていないんです。
04:13その理由について、大津那女子大学、伊藤雅直学長に伺いました。
04:22いろいろ理由はあると思うんですけれども、一番大きいのは1992年に社会情報学部という学部を作り、
04:311999年に人間関係学部と比較文化学部を作って、あるいは既存学部の中でも家政学部でライフデザインという、
04:42遺植中を現代で新しく捉え直すとどうかという学科を作ったり、
04:48社会の動きに対応した新しい学部、学科を連続的に作ってきて、社会の需要に応えるような対応をしてきて、
04:59それがある程度受け入れられている背景にあるんじゃないかなというふうに思います。
05:05では、近年の女子大学を取り巻く状況についてはどう捉えているのでしょうか。
05:12なかなかやっぱり女子大の経営が厳しくなっているというのは確かにおっしゃる通りですね。
05:18社会構造が大きく変化してきてですね、
05:23例えば日本の女子の就業構造の特徴と言われたM型雇用というね、
05:29学業終わってから企業に勤めて、結婚して、あるいは出産すると退社をしてですね、
05:37その後一定の子供が学齢に達したところでもう一回企業、社会に復帰するというですね、
05:43それは今ほとんどM型がなくなって、会社に勤めたら定年まで勤めるという、
05:50そういう社会構造の変化もあってですね、
05:54高校生の女子というのはもう少し専門性の高い領域を自分で勉強してみたいとかですね、
06:02今までとは違うようなことをやりたいというようなこともある。
06:06入り口も少し変わっているし出口も変わっているので、
06:09そういう中でやっぱり女子大というのはかなり厳しい状況に今なっているというのは事実だと思います。
06:19さらに生の多様化への理解が進んだことで、女子大学が時代錯誤なのでは?とその存在にさえ問われることも。
06:292018年にですね、大妻は創立110周年を迎えて、
06:35その時に他の女子大の先生や海外の人も招いてこれからの女子教育を考えるというシンポジウムをやったことがあるんですね。
06:44LGBTQの問題というのをどう女子大として捉えたらいいのかという議論がありました。
06:50マイノリティを尊重する、多様性を尊重する、それを社会全体として受け入れるということが必要だというふうに私も考えていますし、
07:01これをどう考えるかということについての議論は2018年から現在まで続けていますけれども、
07:09今うちはそういうLGBTQを特にトランスジェンダーやクイアやノンバイナリーをですね、
07:16はっきりさせた人を受け入れるということは決定していません。
07:22日本はやっぱりまだ女性差別がですね、強い状況にあるので、
07:27存在意義というのはまだまだ大きいというふうに私は考えていますけど。
07:32そんな状況の中で、大妻女子の強みとは?
07:38小田口都市にあるという場所的な優位性というのもあるかなというふうに思います。
07:44日本の企業が集中していたりですね、
07:49企業と連携したですね、実験実習やプロジェクトベースドラーニングというんですけれども、
07:54そういういろんなのに対応しやすいというね、すごくできやすいというのがメリットかなと思います。
08:02実際大妻女子に通う学生たちはどう思っているのでしょうか。
08:08入学した理由を伺うと様々な意見が。
08:11就職に強いと聞いていたので。
08:15そう、大妻女子の就職率はなんと98.8%!
08:22私は今経済学と心理学を中心に、
08:26学系学や小学プログラミングなどすごい幅広く学べているので、
08:31自分の可能性を広げられるなと思って。
08:35そして就職サポートの手厚さも高い就職率の要因。
08:41様々な業界の企業から講師を招いたり、
08:45資格取得に向けた講座が用意されています。
08:49入学した理由は他にも。
08:52私自身ファッションブランド立ち上げることが目標なので、
08:57そういうのが本当に全部経験できるから、
09:00実際この大学に入学して。
09:03裁縫や手芸をルーツに持つ大妻女子ならでは、
09:07服作りを手縫いで行うなど、
09:12素材や材料の理解からビジネス領域まで網羅する
09:17充実したカリキュラムが用意されているんです。
09:22さらに、
09:24中学校の家庭科教員を今目指していて、
09:28栄養学とそして家庭科の教員免許を両方取れる大妻を選びました。
09:33大妻女子という仕事があるって知って、
09:37いいなと思って入学しました。
09:40衣服と同様、
09:43職に関する専門知識や技術を学べるのも特徴の一つ。
09:48100人分の給食を作る実習など、
09:52実践的な授業もあるんです。
09:55大妻女子大学はカリキュラムがしっかりしているところに魅力を感じて
10:00入らせていただきました。
10:02当然、多くの卒業生が社会で活躍しています。
10:08埼玉県初の女性当事、佐藤麻里子さんは
10:132013年、社会情報学部を卒業しました。
10:17入学してよかったことを伺うと、
10:20高校までは受け身でしたが、
10:23大学に入ってからは責任や自己判断が求められるようになり、
10:27労働的に動かないと得られないことが多くあるということに気付かされました。
10:3598年に社会情報学部を卒業した柳沢彩子さんは、
10:41ファッションブランドケイトスペードニューヨークのジャパンプレジデントを務めています。
10:47入学してよかったことは、
10:50自由な環境の中、多岐にわだることを学び、
10:53さまざまな友人と出会うことができた点です。
11:00そこで今回は、
11:07夢に向かって情熱を注ぐ学生たちを徹底取材。
11:13私たちのプロジェクトに賛同して動いてくれている方はたくさんいると思うので、
11:18期待に応えられるようにプロジェクトを進めていきたいなと思います。
11:22大妻女子大学だからこそ学べる、3つの取り組みをご紹介します。
11:27今夜は大妻女子大学の伊藤雅直学長、田中直子副学長にお越しいただいています。
11:34どうぞよろしくお願いいたします。
11:36よろしくお願いします。
11:37どうぞどうぞ。
11:39学長と副学長にわざわざ足を運びいただきありがとうございます。
11:43よろしくお願いします。
11:45学食のスイーツメニューだったりとか、すごい充実してるなって感じたんですけど、
11:51学生からの声があって作ったんですか?
11:54そうですね。とにかく充実してほしいという要望は…
11:58元々なかったんですか?そんなに?
12:00なかったです、元は。かなり種類も多く今やってますけれども。
12:04そんな大妻女子大学の口風がすごく気になったんですけど…
12:09恥を知れ!そんな声じゃないですか。
12:12普通恥を知れと言うと人に対して言う…
12:15怒られてるのかなっていう…
12:17あれでも全然そうじゃなくて、
12:19最初に大妻小鷹が裁縫の手芸の師塾を作った時から、
12:25自分に対して言う、自分の良心に対して恥じるようなことはしないという意味で
12:31恥を知れというのがもう100年以上ずっと口訓になっているんですね。
12:40この後、大妻女子ならでは、学生たちが作ったあるものが登場。
12:49大妻女子ならではの取り組み、一つ目は…
12:53火星学部秘副学科、吉井健先生の研究室から。
12:58だいたいこのゼミが目的で入ったことと思うので。
13:04なんとそれは、大学入学の目的にもなっているそうです。
13:09一体どんなことが学べるのでしょうか。
13:14吉井先生に伺いました。
13:18私のゼミはファッションビジネス研究室といいまして、
13:22衣服を通じて社会を学ぶと。
13:25マーケティングですとか法律ですとか、
13:28常に衣服を通じて専門的な領域の研究と行っています。
13:34そして、活動の中で最も特徴的なのが…
13:39実践体験型ということで、さまざまな企業とコラボレーションして、
13:43机の上だけじゃなくて、本当に実践的なことを通じて社会を学んでいくと。
13:48こういう考え方です。
13:50そこで立ち上げたのが、なんと…
13:53マール東京というオリジナルのファッションブランドです。
13:59これは2021年に立ち上げたファッションブランドです。
14:03国内に出回っている医療製品の約98.5%が海外製だと。
14:09国産品が1.5%ということで、やはり日本のファッション産業の推進、
14:15そしてサスティナブルなものの作り方と、こういう考え方で
14:19国内の縫製工場の方々と団体と一緒になって、
14:23これからのファッション産業どうすべきかというのを学生とともに語り合った中で、
14:27学生と企業と日本の縫製工場と一緒にブランド立ち上げようと。
14:33ブランドコンセプトは環境に配慮する商品。
14:37素材には生産途中で余ってしまった生地や使わなくなった網なども使用。
14:44お客さんの注文を受けてから生産する受注生産型で、
14:49値段は決して安くはありませんが、質にこだわり、長く愛用できる商品作りをしています。
14:56現在この取り組みはSDGsの観点からも注目されており、
15:02プロジェクトに共感した様々な企業とのコラボ商品も実現しているんです。
15:09では実際、学生たちはどんな活動をしているのでしょうか。
15:14研究室にお邪魔しました。
15:19オリジナルのファッションブランドを運営する学生たち。
15:23一体どんな活動をしているのでしょうか。
15:27私が考えたのはレイヤードランダムフレンジトップスです。
15:32夏場とかって結構レイヤードとかできないのが悩みだと思うので、
15:37一枚で決まるニットトップスと。
15:413年生で研究室に所属すると、
15:44まずは市場調査をした上で消費者のニーズに合う商品を企画していきます。
16:15時には縫製工場でプロの技術を見学。
16:19工場ごとの強みを学び、商品作りに生かすことも。
16:264年生になると、続々と商品サンプルが完成。
16:32製造業者と商品化に向け、打ち合わせを繰り返します。
16:38こちらの3人が製造業者です。
16:42こちらの3人がプロデュースしているのは、
16:46おしゃれさを追求した着圧ハイソックス。
16:50今、若い女性に人気のアイテム。
17:026月29日。
17:05この日行われていたのは、
17:12実はこの3週間後に販売イベントが予定されており、
17:17そのポスターを作るため、完成した商品の撮影をしていました。
17:25カメラマン、モデル、ヘアメイクも自分たちで発注。
17:42髪型にメイク、そしてどんなポーズにすれば、
17:46商品が最も魅力的に見えるのか。
17:49学生たちのプロデュース力が問われる瞬間です。
17:52こちらの立花梨乃さんは、ある問題を抱えていました。
17:593週間後に販売イベントが予定されており、
18:03商品が最も魅力的に見えるのか。
18:06学生たちのプロデュース力が問われる瞬間です。
18:10この日行われていたのは、
18:13実はこの3週間後に販売イベントが予定されており、
18:17商品が最も魅力的に見えるのか。
18:203週間後に販売イベントを控えた学生たち。
18:25しかし立花梨乃さんには、ある問題が。
18:49企画を受け入れてくれる会社探しが難航。
18:53やむなく企画の進行を中止に。
18:57急ピッチで新たな商品を企画していたんです。
19:02急がなきゃいけない状況です。
19:05イベントまで3週間。
19:08果たして間に合うのでしょうか。
19:11学びだけじゃなくて、こうした幅広い企画を受け入れて、
19:15販売して手に取ってもらうということまでいくんですね。
19:19やっぱり自分が作りたいデザインということと、
19:23市場の思考とその両方を接点で考えるというね。
19:27そういう意味ではすごくいいゼミの活動だというふうに思います。
19:32田中さんはいかがですか。
19:35そうですね。考えてから宣伝してまでのトータルを学ぶということも大事なんですけど、
19:40成功体験だけじゃなくて、
19:42失敗体験や乗り越え体験や、
19:45そういうものをトータルで経験できるというのがいいかなと思っています。
19:49頑張って企画していたのに、
19:52それができないなんていうところからまたやらなきゃいけないのが、
19:56すごく学生さんならではの経験になるのかなという思いはあるんですけど、
20:00間に合ったんですかね。
20:03この模様はですね、来週ご紹介ということになります。
20:12来週は大妻女子大学スペシャル後半戦。
20:16夢に向かって奮闘する学生たちが続々登場。
20:20やってきたのはなぜか富山県宇和寿市。
20:24その理由とは?
20:27最高!
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