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ウクライナ軍の空軍は、自国製の滑空爆弾のテストを実施しており、これはロシア軍に対して長距離爆撃を行うために開発されたUMP-K爆弾のアナログとして設計されています。

テレグラムの「UkrAirForce」チャンネルが、これらのテストの一部を記録した短い動画を公開しました。
映像では、ウクライナの新しい滑空爆弾をテストするために選ばれた前線爆撃機Su-24Mが使用されている様子が映し出されています。同チャンネルによると、このテスト飛行は、2座席のSu-27UB戦闘訓練機によって随行され、その機体から映像が撮影されたとされています。

テレグラムチャンネルによると、爆撃機は新しい誘導爆弾をテストしており、随行する戦闘機は、爆弾の切り離しとその後の標的に向けた滑空プロセスを監視しています。

テストは「ウィング・トゥ・ウィング」の戦闘編成で行われ、飛行中に乗組員の高い集中力が必要だったと報告されています。

ウクライナの技術者たちは、旧ソ連の無誘導爆弾に関節構造を追加したようで、その一部は、ロシアが爆弾の飛行距離と命中精度を向上させるために使用するUMP-K(ユニバーサル飛行・修正モジュール)の要素に似ているとされています。ウクライナのバージョンは、折りたたみ式の翼と、爆弾の空力特性を向上させるための丸みを帯びた空力カバーを機首に備えており、飛行中の空気抵抗を減少させています。

映像に見られる主な違いの一つは、爆弾の尾部に「X」字型の制御面(ラダー)を備えた区画があり、映像から判断すると、固体燃料ブースターやジェットエンジンが搭載されている可能性があるということです。

追加のブースターを使用することで、爆弾の射程が延び、敵の防空システムによる撃墜リスクが減少します。

写真・動画: テレグラム @UkrAirForce

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