動画: イラン、破壊的な射程を持つShahed-136Bドローンを公開

イランは最新の軍事イノベーションである「自爆ドローンShahed-136B」を、先週土曜日の軍事パレードで公開しました。国営メディアが伝えたところによると、このイベントは、地域の緊張が高まる中、テヘランがロシアに武器を供給しているとの継続的な非難の最中に行われました。

Shahed-136Bは、イランの有名な一方向攻撃ドローンの改良版であり、イラン・イラク戦争終結記念のパレードで目玉となりました。この新バージョンには、より大きな弾頭、2,500～4,000キロメートルの射程、ターボジェットエンジン、ステルス性能の向上など、いくつかの重要なアップグレードが施されています。

これらの改良にもかかわらず、このドローンは、ウクライナ戦争で使用するためにロシア軍に供給されたとされるバージョンの進化形と広く見なされています。しかし、テヘランはモスクワに軍事支援を行っているとの主張を否定しています。

欧米諸国の政府は、イランのドローンプログラムの拡大に懸念を表明しており、そのイエメン戦争やイスラエルへの攻撃など、地域紛争への影響や、地政学的な意味合いにも注目しています。一方、イラン政府は自国の軍事開発が純粋に防衛的なものであると主張しています。

画像: Telegram @defender_iran.