シンガポール海軍は、チャンギ海軍基地で、ドイツ製のインビンシブル級潜水艦「インビンシブル」と「インペッカブル」の2隻の就役式を行いました。
これらの潜水艦は、ドイツのキールにあるティッセンクルップ・マリン・システムズ(TKMS)社の造船所で建造され、シンガポールに到着しました。
シンガポールは2013年に最初のタイプ218SG級潜水艦を発注し、2017年には追加で2隻を発注しました。旗艦となる「インビンシブル」は2019年に進水し、2023年7月からはシンガポールの海軍兵士の訓練に使用されています。2022年にはさらに2隻の潜水艦が進水しましたが、2023年の予定納入には遅れが生じました。4隻目の潜水艦「イニミタブル」は2024年4月に進水しました。
インビンシブル級潜水艦は、特にシンガポール周辺の浅く混雑した熱帯の海域で運用するために設計されています。シンガポール海軍第7艦隊司令官によると、これらの潜水艦の設計は、25年にわたる地域での潜水艦運用の経験を反映しているとのことです。
これらの潜水艦は、ドイツ製のタイプ212/212Aおよびタイプ214潜水艦をベースにしており、独立型の空気推進システムを備えています。排水量は約2,000トン、全長は70メートル、水中での最大速度は15ノットです。乗員は28名で、533mm魚雷発射管8門を装備しており、対艦ミサイルの発射が可能です。
さらに、これらの潜水艦には、ドイツのアトラス・エレクトロニクス社とシンガポール・テクノロジーズ・エレクトロニクス社が共同開発した高度な自動戦闘制御システムが搭載されています。
出典: mil.in.ua | 画像: Instagram @singaporenavy
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