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中国人民解放軍海軍(PLA)の最新の改良型戦闘機、瀋陽J-15Tが珠海に到着し、2024年の珠海航空ショーに参加しました。

この航空機は、中国最大の航空イベントの1つである珠海航空ショーで初めて一般公開され、中国の海軍軍事能力をより詳しく知る機会を提供しています。

J-15Tの特長は、カタパルト発進(CATOBAR)に対応するよう設計されている点で、従来のJ-15Aバージョン(ロシア製のAL-31Fエンジンと短距離離陸(STOBAR)システムを使用)とは異なります。中国製のWS-10エンジンを搭載したJ-15Tは、中国の航空技術の開発における独立性の高まりを示しています。

この改良型戦闘機は、中国最新の空母「福建」からの運用を目的に開発されており、電磁式航空機発射システム(EMALS)を備え、迅速かつ効率的な発進を可能にしています。ソビエト時代のSu-33フランカーを基にしたオリジナルのJ-15とは異なり、J-15Tは中国製のアビオニクスと兵器を採用し、1980年代に遡る基本設計を大幅に近代化しています。

J-15Tは、昨日正式に発表されたもう1つの革新的なPLA戦闘機であるJ-35Aと共に登場します。J-35Aは、人民解放軍空軍向けの中型ステルス戦闘機です。これらの航空機は、中国の軍事技術における大幅な進歩を示しています。

第15回エアショー・チャイナは11月12日から17日まで珠海で開催される予定で、中国航空技術の近代化と技術力を際立たせる大規模なデモンストレーションが期待されています。

写真と動画:X @Clay_PLAPAP






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