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  • 2 days ago

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00:00私が当紹介の主人ムーランですこちらは匠入間様奴隷を探しておいでですあっ初めましてただ匠様は奴隷契約というものに抵抗感が終わりのようでして抵抗感?僕の生まれたところでは奴隷と契約するというようなことがなかったのでなるほど確かに奴隷は主との間に契約をしています
00:29奴隷契約が結ばれ主従関係で縛られます
00:32おお
00:33ですが少なくともこのバーキラ王国では奴隷の権利は守られています
00:40説明された奴隷契約の概要はだいたい次のようなものだった
00:45主は奴隷の一般的な権利異職銃を保障すること
00:53双方命に関わるような危害を加えてはならない
00:56奴隷は主に関するあらゆる情報を外部に漏らしてはならない
01:05なるほど僕がイメージしていた奴隷とは違ってる
01:09では次に主な奴隷の種類についてご説明いたします
01:15理由を問わず借金によって奴隷となった者がその借金を返済するまでの契約
01:21犯罪者がその公正も含めて生活の手段を得るための契約
01:27戦争下で捕虜になってしまった者がその生活の場を得るための契約
01:33盗賊や山賊に襲われて捕まり不法に奴隷の身に落とされた者との契約
01:40以上になります
01:42できれば匠様には主の許可がなければ解放されることがない戦争奴隷が望ましいのですが
01:49理由を伺っても
01:52ああ
01:52イルマ殿は余人に真似のできない技術と才能を持つ生産職人なのです
01:58イルマ殿
02:00あなたのご意思は
02:02僕は生産職なのでできる限りその作業に集中したいのですが
02:07冒険者ギルドからの依頼もあり一人では日常生活すらままならない状況です
02:13今暮らしている屋敷の管理家事全般などの世話をしてくれる方がいればと
02:19僕の技術には否得すべきことも多く
02:23トラブルに巻き込まれないとも言い切れません
02:26さらに素材採集で危険な場所に行くことも考えられますので
02:30身辺敬語に加えて最終に同行して戦ってもらえる方がいれば
02:36屋敷管理と護衛兼戦闘
02:39二人をご希望ということですね
02:42し、失礼します
02:49マリアといいます
02:51幼い頃に盗賊にさらわれて身寄りはありません
02:55マリアには読み書き、計算と家事全般を仕込んであります
03:00こちらは匠入間殿、屋敷の管理ができるものをお探しだ
03:05はい
03:07えっと、家は1階にリビングとダイニングにキッチン
03:122階に4部屋と浴室なんですが
03:141人じゃ難しいかな
03:16おー、その部屋数なら私1人でも大丈夫だと思います
03:21よかった
03:22何か?
03:24その、君くらい可愛ければ引く手余っただろうに
03:29え?
03:29え、その、なんで今まで
03:31か、かわいい?
03:34わー!
03:34あの、私、できるのは家事全般だけですので
03:42はい、そのつもりですけど
03:44それ以外はできません
03:46それ以外?
03:48で、で、ですから、その、ヨトギとか
03:52ああ、あと、ヨトギとか、ヨトギとか
03:57いやいやいやいや、そういうもんいらないですから
04:00家事全般のみでよろしいでしょうか
04:03もちろんです
04:04ヨトギ不可ですが
04:06それ、ダメなやつ
04:07では、マリアとは契約ということで話を進めても
04:13はい、マリアさんさえ良ければ
04:16よ、よろしくお願いします
04:18さて、もう一つのご希望ですが
04:22あいにく今は戦争奴隷がおりません
04:25あ、ソフィアさんがいるじゃないですか
04:28お前が口出しすることではない
04:31でも
04:32部屋に戻って支度をしなさい
04:34はい
04:37いるんですか
04:41はい
04:42ですが訳ありです
04:44何だろう
04:46すごく気になる
04:48イルマ殿の希望する条件に適合するもの
04:51合わせてもらうことはできますか
04:53
04:54ひょっとしてこれ
04:57直感スキル
04:59引き下がるなって感覚がすごく強い
05:02マリアさんの表情も
05:05とにかくこの感覚に従ってみよう
05:09今から50年ほど前
05:17トリアリア王国と
05:19ユグル王国の戦争で捕虜となったものです
05:2350年?
05:24ユグル王国はエルフの国ですから
05:27諸般の事情で
05:28今日までどなたとも契約せずに参りました
05:32事情って?
05:33左耳に大きな傷を負っております
05:36右手と左足は動きに失笑が
05:40日常生活に問題はありませんが
05:43そしてエルフ特有の能力
05:46精霊魔法と属性魔法が封じられています
05:50おそらく呪いがかかっているのでしょう
05:54よって戦闘要因としては致命的です
05:58あの…
05:59少し彼女と話してみてもいいでしょうか?
06:05どうぞ
06:06ムーラ!
06:07お客様に失礼のないようにな
06:15匠と言います
06:18先ほど説明がありました通り
06:21私は何のお役にも立てません
06:24ちょっと失礼します
06:25な、な、なにを?
06:28人のステータスを見るのは好きじゃないけど
06:32あっこの人めちゃくちゃ強い
06:37手足の不自由を直して呪いを解除できれば
06:42むしろ即戦力だ
06:44いかがですか話をされてみて
06:50はい
06:50彼女と契約したいのですか
06:54聞いたはずだ私は戦えない
06:57その原因を何とかすればいいんですよね
07:01あ…
07:02イルマ殿?
07:0550年以上枷となっている原因を
07:08木では何とかすると?
07:10はい
07:11あ…
07:11僕ならもう少しで届くはずだ
07:15うふふふ
07:17あははは 面白い
07:20ソフィアは喜んでイルマ殿にお任せしましょう
07:25ムーラン!
07:26ああ ソフィアさんが生理的に無理とかでしたら
07:29正直に言ってください
07:31奴隷に意思確認など必要ないでしょう
07:37結構です
07:44事務手続きは以上になります
07:46ご主人様 本当にありがとうございます
07:52はっ
07:53ソフィアさんも一緒に契約してくれて嬉しいです
07:57ではこれより契約の証として魔法を付与します
08:05これにて契約完了です
08:32ご主人様
08:34末永く置いていただけるように励みます
08:37ああ いや
08:38ご主人様 よろしくお願いします
08:42こちらこそよろしくお願いします
08:45ソフィアさん マリアさん
08:47敬語も敬唱もおやめください
08:50そう…よね わかった…
08:52良い主人に巡り合ったようだな
08:55ソフィア マリア
08:57ただいま
09:01お帰りなさい
09:04ご主人様!?
09:06マリア こいつは魔物だ
09:08待った待った 僕のジューマです
09:11カエデといいます
09:12カエデ ソフィアとマリアだ
09:15今日から一緒に住むんだよ
09:17一緒に住む
09:18キラースパイダーが…
09:20ジューマ…
09:22ここを使ってくれるかな
09:25いい部屋…
09:27マリアは隣の部屋
09:29えっ!?
09:30一人一部屋ですか!?
09:32うん…
09:33そんな…贅沢すぎます
09:35この屋敷 部屋がたくさんあるんで
09:38使ってもらえると助かるんだよ
09:39ここには大きなお風呂があるんだ
09:43見ほどきが終わったら 好きな時に入ってね
09:46お風呂ですか!?
09:48それならば ご主人様が先に…
09:50おお… 僕は入浴時間を 特に決めてないし…
09:54それにお風呂は 魔道具を使ってて
09:57常に清潔な状態だから
09:59誰が先に入っても同じだよ
10:02ふぅ… いい余裕…
10:07正直 ムーラー様は
10:09ソフィアさんを 絶対手放さないと思ってました
10:13今までどんなに大金を積んだお客様にも
10:16首を縦に振らなかったですもん
10:18その ムーラン様が認めた ご主人様…
10:21優しそうな方で よかったですよね
10:25おっ… ソフィアさん!?
10:28私は紹介で ムーランが用意した契約書を 少し見たが…
10:33ご主人様のランがほとんど空白だった出身地や家計までも空白?
10:42そこまで否得するというのは よほど特殊な事情があるか
10:46何か不都合があるかだ
10:49何を考えている?
10:54こ… これは…
10:59こ… これは…
11:01ああ… 余裕…
11:02だぁ…
11:03マリア… どうしたの?
11:05う… 私のお仕事…
11:08それは それをご主人様が全部 私だって服を着たメイキー
11:17いえ それ以下の存在です
11:21きょ、きょうは ほら 初日だから マリアには明日からお願いするから
11:26え?
11:27後片付けからやらせてください
11:30はい 喜んで!
11:31とりあえず食べよう
11:33食事も私たちを同席させるのですか それは失礼にあたります
11:39僕はね 主従関係で全てを区別したくないんだ
11:44戸惑うかもしれないけど 会わせてくれると嬉しいな
11:48えっと… ご主人様がそうおっしゃるなら…
11:52あと… その… ご主人様も呼ばれ慣れないんで 名前で呼んでくれるかな
11:57それは… ご命令ですか?
12:00いや… そんな大それたものじゃなくて… 得てきたらって…
12:06では 匠様で!
12:07うん! さあ 食べよう!
12:10はい! いただきまーす!
12:12では こちらがご注文の品です 包みは厳重にしましたが取り扱いはくれぐれもお気をつけください
12:24わかりました ありがとうございます
12:28ん? あれって教会?
12:36今まで気づかなかった 今まで気づかなかった
12:48ノルン様…
12:52いろいろご加護 ありがとうございます
12:56それにしても…
12:58この国の宗教を牛耳ってるのは シドニア新興国って聞いたけど…
13:04なんでノルン様 シドニアをディスってんだろう?
13:07関係ないし…
13:09おいさー! 匠くん!
13:12ん… ノルン様!?
13:14な… なんで!?
13:16お祈りしてくれたので サクッとご招待
13:19サクッとって…
13:21で 今の疑問にもサクッと答えとく
13:24信仰教やシドニアと私は無関係だから…
13:27え?
13:29サクッと説明されたところでは この世界には2つの宗教
13:34創世教と信仰教があるらしい
13:37元からノルン様を祀っていた 創世教に対し…
13:42後から存在しない神様ごと 作られたのが信仰教
13:47設立以来 シドニア新興国の強引なやり方で
13:51信仰教は急速に勢力を伸ばし 創世教を敵視しているが…
13:56ノルン様としては 人の営みに いちいち介入はしない ということなんだとか…
14:03で その結果 シドニアの異世界召喚魔法を発動させ
14:08僕のような対象外が 巻き込まれる事態を招いたと
14:12だ…だから そこはスーパー5カゴつけてるじゃん
14:16でもね 匠君 あなたに授けた 詫びカゴは永劫だけど…
14:21これからの成長や出会い…
14:23あなたの世界が広がるにつれて 一部のカゴは破られる…
14:28え?
14:29早い話 チュートリアル的カゴが そろそろ終わりそうってこと…
14:35これまで上手くいったことが行き詰まったり…
14:38匠君に悪意を持って 害をなす者も現れるかもしれない…
14:43そうか…
14:45これまで出来過ぎなくらいいい 人達や場所に巡り会えたのも…
14:49全部… カゴのおかげ…
14:51すべては匠君 あなた次第…
14:56これからの敵事は 自分次第でどうとでも転ぶ…
15:01ということか…
15:03どうなのだ 召喚した勇者たちは…
15:17現在はホメロス殿とパッカード殿が お三方と訓練しております…
15:23やっと召喚した勇者たちだ…
15:26大きな力に乗ってもらわねばな…
15:29召喚直後こそ 状況が分からずしぶっておられましたが…
15:34エリザベス様のご説得で 助力に前向きになられたようです…
15:39ふん。
16:05終わったな終わったな俺は終わってねえそれでこそ勇者様ですさあ茜様も私暴力とか好きじゃない暴力ではございません世界を救う力なのです心配するな茜何かあっても俺が守ってやる頼もしいお仲間
16:35この女は危険ただいまお帰りなさいああ拓海さんは大丈夫ですか大丈夫アイテムボックスでえっと僕はちょっと工房に籠もるから夕食は3人で済ませてね分かりましたさっきの包み
17:05魔力奉仕だ何を隠したこれはなかなかよし次
17:24えっ
17:25えっ
17:26えっ
17:27えっ
17:28えっ
17:29えっ
17:30えっ
17:31えっやばいよねこれでもやらなくちゃねえスキル上げなきゃでもマリアもひどいよなあ
17:45ソフィア?
17:46マリアに何をするつもりだマリアに何かあったら私がソフィア?あ?拾って?とにかく左手のけがだけでも?
17:47軽症なのにすごい反発が?これ何をするつもりだマリアに何かあったら私がソフィア?あ?拾って?とにかく左手のけがだけでも?
18:17えっソフィアにかかった呪い?
18:24ああ何とか治った
18:26あっ
18:27よし!
18:28ひょっとして前からこうなの?はい急に体を動かしたり興奮すると極端に疲れてしまいますおそらくソフィアにかけられた呪いのせいだねディスペルエクストラヒール
18:51これでソフィアは前のように戦えるはずだソフィアさん痛みは体つらくないですか?いや
19:21むしろ体は軽く感じる
19:24よかったー
19:26私はどうしてここに?
19:29匠様が運んでくださいました
19:32逃げろマリア!あの男はお前が考えているような奴ではない!
19:36はい!私が考えている以上の方でした!
19:40何を!丸めこもりなのか!
19:42ソフィアさん左耳
19:45えっ?まさか…
19:48魔力が戻っている全部治ったんです本当によかった治ったもう起き上がって大丈夫マリアが全てあなたのおかげだとえっとちゃんと説明するね
20:12ソフィアの呪いを自分が解くには光属性魔法のレベルがあと1つ足りなかったことあの瓶の液体はパペックさんに取り寄せてもらった猛毒のネヌム層から抽出したものでそれをレベル上げのため傷に塗りつけてヒールを繰り返していたことさっきソフィアのけがを治癒したときにレベルが上がりエクストラヒールを使えるようになったことを説明した。
20:40マリアをひどいと言ったのは…
20:44ああ…彼女を僕がまとめておいた薬草をゴミだと思って捨てちゃったんだよね
20:50なぜそんな危険なことまでして…
20:56言ったじゃないか何とかするって…
21:00何?
21:10えーっと…何かとりあえずごめん…
21:13ソフィア?
21:16私ソフィア・シルフィードは我が主匠匠入間殿へ生涯の忠誠を誓いますこれからもよろしくはいご主人様円に?
21:43ああ…
21:46ああ…

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