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00:00黄昏潜り
00:08Yo!
00:09黄昏潜り
00:10また会ったな
00:12Haha
00:13どうも
00:14行商さん
00:16ん?
00:18いいものは見つかったか?
00:20その様子じゃ
00:23大規模な部隊は動かせなかった?
00:26アリモレッソンにはノーフェルトの部隊がいるし
00:30あんたに恨みはないが
00:32悪いな
00:34Haha
00:35でもいるんだよ
00:36大きな部隊を動かせる奴が
00:39うっ
00:40うっ
00:43うっ
00:48うっ
00:52ランナ濃厚地からの魔王軍駆除以来
00:55ノーフェルト個人の権限じゃ
00:58介入する余地はない
01:00うっ
01:01うっ
01:02どういうことだ!
01:03ヤクンのリッケー!
01:05それはこちらのセリフだぞ
01:07俺がオカフと契約したのが
01:09回収した魔王軍を保護するという条件だったはず
01:13お前たちは黄昏潜りを殺そうとした以上
01:16捕らえた魔王軍にも同じことをしないとは言えない
01:20うっ
01:21俺たちみたいな部隊がいるかとは
01:23黄昏潜りから聞いたのか?
01:25いいや
01:261001匹目の仲介だ
01:28リッケさん?
01:30そこは正直に答えなくたっていいと思いますがね
01:341001匹目
01:36彼がこの僕のクライアントだったんですよ
01:40ふぅ
01:45お手柄です
01:46ユキハル殿
01:48オカフとの交渉材料
01:50この一手で万事揃いました
02:05ようやく会えたな 逆離のヒロト
02:08覚えがめでたいようで光栄です
02:11私も有山森夫さんとお会いできる日を楽しみにしていました
02:16黒い音色のカズキに誰が武器を流していたか
02:21俺が知らないとでも思ってるのか
02:23確かに私が銃や兵弾を提供しなければ
02:28水村カズキさんはオカフの攻略を諦めたかもしれません
02:32ですがそうなればコートも別の手に出ていたでしょう
02:35ふぅ
02:38それは分かっている
02:40連中もいよいよ俺たちの存在が邪魔だろうからな
02:43今やオカフはコートにとって最大の脅威目標となりました
02:48次こそコートの軍が動くはずです
02:52現状の戦力ならオカフは敗北する
02:55それを防ぐための援軍はあんたの軍しかない
02:59どう転ぼうがあんたの仕組んだ話になるわけだな
03:03もちろんね 私はいつでも自分の利益のために動いています
03:08けれど私の言う利益は私の味方の利益も含むものです
03:13具体的には?
03:14次はあなた方が売り手になる番です
03:18私がオカフ自由都市の傭兵を全員雇います
03:23まさか国を買う気か?
03:27コートとの戦争で一人の兵も失わず戦後交渉を有利に進める算段も立っています
03:34さらにあなたの兵が戦うべき戦場も提供できます
03:39悪いが簡単には信じられない
03:43それに
03:44あんたの交渉材料が公開されたら全てが破滅だ
03:49あんたは信頼できて背中を預けるに足る人間か
03:54その証明が欲しい
03:56確かに
03:58私がどのような力を持っているのか
04:03何を成し遂げたのか
04:05お見せする日が来たのかもしれません
04:08この国の傭兵全員を私が一人で制圧してみせます
04:15正気か?
04:17もちろんあなたの兵を傷つけることはありません
04:20これから同盟を結ぶ相手なのですから
04:23武器ではありませんよ
04:29武器ではありませんよ
04:30えっ
04:31もう一度中身を改めますか?
04:33いえ
04:34それより
04:36監視塔で何をされるおつもりですか?
04:38あはは
04:40狙撃でもするように見えますか?
04:42あ
04:44あ
04:45あ
04:47あ
04:49あ
04:50オカフ自由都市の皆さん
04:52あいつか
04:53怪我させるのはまずいんだろ
04:55何もしてこない限りな
04:57俺たちに勝つとか言ってくらしいぞ
04:59魔狼道
05:00逆にのヒロトです
05:02よろしくお願いします
05:04私はこのオカフ自由都市に3日滞在しました
05:09そしてカナタを知る者として
05:11その素晴らしさに驚嘆しました
05:14この街には種族の訳隔てがない
05:17カナタでは同じミニアですらいがみ合い争っていたというのに
05:22ここでは人族も貴族も共に暮らし
05:25専用として戦っている
05:27この街には自然な形の秩序があります
05:31ではコートはどうだったでしょうか?
05:34球体依然としたミニア史上主義は
05:37史術によって誰しもが意思を通ずるこの世界にふさわしい
05:41自然な統治と言えるでしょうか?
05:43最初の一行 彼岸のネフトはリーカントでした
05:47彼は今五カシェ境での陰遁も余儀なくされています
05:51コートの人々が最初の一行
05:54汚れた血のルメリーの名をあげることはあるでしょうか?
05:57彼女はエルフではありますが偉大な英雄です
06:01私もミニアです
06:04他種族の共存共栄を語る資格などはあるのかと
06:08疑問に大思いの方もいらっしゃるでしょう
06:10いきなり出てきて何を言い出すとか
06:14もしかして教会の国会室と間違えたアホなのか?
06:18そう思いでしょう
06:20新型銃の取引で私の名を耳にしたことのある方がいるかもしれません
06:27この銃がどこで作られているかご存知でしょうか?
06:31コート? 長野迷宮都市? それともハキーナ少種?
06:35どれでもありません
06:37私の作った銃はこの大陸で生産したものではありません
06:41では彼方? それも異なります
06:44そうなと?
06:46じゃあ…
06:47そう
06:48それをもって私の身分を紹介いたしましょう
06:52私は逆利のヒロと
06:5469年の歳月をかけ
06:56第三の別世界を作りました
06:58皆さんの知らぬ世界を
07:00世界の果て 海の彼方
07:04私が作ったのはゴブリンの国です
07:08ご覧ください
07:10彼らが私の仲間です
07:13ゴブリン?
07:16絶滅したんじゃ?
07:18あなた方は信じることができますか?
07:21勝とうとされたゴブリンが
07:23銃を生産し得る文明を持っていると
07:26彼らが国家を形成し
07:28私のような人族と共存することができると
07:31オーカフのあなた方はご存知でしょう
07:34貴族と人族が共存可能なのだと
07:38そして何より
07:39あなた方もゴブリンの手による兵器に
07:42いくとも命を預け助けられてきた
07:45いくつもの証拠を
07:47あなた方はすでにその目で見ているはずです
07:50もう一度言いましょう
07:52このオーカフ自由都市は素晴らしい都市です
07:56しかし今 コートがこの地を脅かしている
08:00森尾様が作り上げた共栄の秩序が失われようとしている
08:05だから私はあなた方を助けたい
08:08利益のため?そうです
08:10保身のため?そうです
08:12私は精錬潔白な理想や平和を語るつもりはありません
08:17ですが実績だけはお約束できます
08:20かつて地平より排斥されたゴブリンを作ったのと同じく
08:24あなた方を余さず救うとこの逆位の浩人とゴブリンの大軍団があなた方の味方にあると覚醒器を下ろせ分かりました少し重いので受け取ってもらえますか?
08:43私はここにオカフとの友好をお約束いたします
08:53最初に申し上げた通りですあなたに決して損をさせませんオカフ自由都市の皆様私は森尾様と約束しています私が勝てば私と私の軍と私の武器があなた方の力になるとこれまで以上の文明と発展をあなた方にお約束するとどうかこの逆位のヒューコを勝たせてください
09:21私と何よりもあなた方が勝つために森尾様が勝つために逆位の浩人この逆位の浩人どうか勝たせてください
09:33これが狙いかええ私はこの場の全員に打ち勝つことができましたそして俺はあんたと熊猿を得なくなったというわけだなそれで俺の兵を傷つけず有利な戦後交渉称賛はあるんだろうなもちろんです
10:03いいえ
10:08お初にお目にかかります森尾殿
10:11ゴブリン ご紹介しましょう
10:141001匹目のジギタゾギ 私のもっとも信頼の受ける参謀です
10:20てやぞ住んでねー もちろんです後は動くのを待つだけの段階です
10:27うん いつでも壊滅できます
10:33トギエ氏の旧王国軍はギルネス将軍のもと今なお増加中とのこと
10:55我が軍は大地下の森を挟みテッカのカニーヤが指揮を取る敵前線と硬着状態です 石膏部隊が森林の突破を試みるも3名が戦し
11:06手だれの遊撃手は待ち伏せている模様です 援軍は
11:11今のところは何も 第9章のヤニーギズ将軍も今口に下がられたままです
11:18気に食わん どいつもこいつも現実の問題に対処するつもりがないのか
11:24勇者だ英雄だとザレ事を抜かすばかりだ 報告です
11:29オカフ自由都市と思われる軍がこちらに向け進行中
11:33オカフだと規模2000 現在カミカガイドを抗軍中とのこと
11:39傭兵ども 旧王国主義者と交流するつもりか
11:43すぐに各隊長を招集しろ 今口に取って返す
11:47こ この拠点を放棄されるのですか
11:49今口との繋がりを断たれれば 全員引き上がるぞ
11:54そうか オカフが
12:00しかし オカフ軍の狙いは何でしょうか
12:04コート軍の撃破を手土産に こちらに下るつもりなのかも
12:08どちらにせよ利用できるわね
12:11敵が動くのが今なら 我らが動くべき時も今です
12:15ええ 森を抜け 逃走中のコート軍の後輩を叩く
12:20敵は我々が切り開いた抜け道に 気づいていない
12:24行きましょう ギルネス様もきっと喜ぶわ
12:28副兵のないことを私が証明する
12:32キワザイに続け
12:34さあ さあ さあ 第24章断頭 地球をくれ
12:43全てが私たちの有利に運んでいる
12:46まるであつらえたかのように 大将だ
12:49カニア様
12:59カニア様 こちらへ
13:01女が堤防を切ったのか
13:04コート軍に そんな動向はなかったはず
13:07カニア様 あれは…
13:22こいつは誰もが英雄の素養をその体に持つその男の足の剣は素晴らしい瞬発力を持っているが球種向きの体ではないあいつを仕留めるぞはあ!敵対行動と取られたのは心外だなだが同じことだななあなお伝えておられますか?
14:11私はカッカの助力となるべく参上いたしました
14:15戦争に横合いから介入し 助けてやったのだから恩に切ろと
14:20カッカ 今の状況からして
14:23コート本国はカッカが無断でオカフとの交渉を進め
14:27余兵を援軍に用いたと考えるでしょう
14:31それこそ貴様らの仕組んだことだろうが
14:34事実の話ではありません
14:36私は解釈する余地があるかどうかの話をしています
14:42北方方面軍のもう一人の将
14:45ヤニーギズ将軍は前線に立たれないのですか?
14:49それは…
14:50おそらく王城試合を計画する改革派が今回の配置を仕組んだのでしょう
14:57カッカは勇者による改革を望まない
15:00女王派ですからも
15:02改革派があなたを陥れることは極めて容易です
15:06我々は女王陛下とダントカッカの助けになりたいと考えています
15:13彼の名はジギタゾギ
15:16森を抜ける旧王国軍の動きは彼の考えに基づくものです
15:21それをデッカのカニーヤが実行したにすぎません
15:24自分の脳で閃いたと思っているもんほど穴に陥りやすいもんですからな
15:31ククク…
15:33いかがでしょう?
15:34あなたの軍は無傷
15:36後方にはオカフの軍
15:38そして我々ゴブリンの軍
15:41すべて犯してきます
15:43相反をささのかしているのか?
15:47俺はコートを売り飛ばすほど恥知らずな男ではない!
15:51内乱の引き金を引くつもりもない!
15:53ならば、どちらでもない道もご用意できます
15:57オカフの軍を解体し、コートの傘下に下るという道です
16:02それで貴様らに何の得がある?
16:05コート29巻は勇者を集めているそうですね
16:10も…
16:11もしも勇者が一人でなかったとしたら?
16:14大軍を動かせる者が本物の魔王を倒したのだと主張したら?
16:19貴様は本物の魔王の力を知らんのか?
16:23奴の前では数が集うほど狂気のままに殺し合う
16:28勇者は個人でしかありえない
16:31私は解釈する余地があるかどうかの話をしていません
16:35勇者の背後に国家があった場合、その国家はコートにとって…
16:39敵と言えるでしょうか?
16:41貴様らも王将試合が目的か?
16:44二枠いただけます
16:46二枠…
16:47二枠?
16:48あ…
16:49ヒロト、まだ続けていたのか?
16:53私の方は既に片付けたぞ
16:55いつも助かるよ、オゾネ妻
16:58オゾネ妻
16:59君を助けているのではない
17:01私たちはあくまで対等な協力関係だ
17:05二枠…
17:07あなたと誰か扱いやすいコート29巻で推薦してください
17:12彼らが…
17:14私の勇者候補です
17:17貴様は一体何なんだ…
17:30役員のヒロト…
17:32それを決めるのは、あなた方です
17:35それは長州の選択肢を一切封ずる、世界逸脱の演説と交渉の差を持つ
17:44それは一別のみで心を理解し、敵の発死を恐れるすべてを知ることができる
17:52それは知られざる国家を生み、人の文明すらを追い越す発展を成し遂げている
18:01異世界の理によって、古き理のすべてをねじ曲げる文化侵略者である
18:09ステイツマン、ミニア、逆離のヒロト…