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00:00Hello, my name is加藤拓実です
00:09Hello, my name is加藤拓実です
00:11Hello, my name is加藤拓実です
00:14Ah, it's so cool!
00:17Ah, it's so cool!
00:19It's an eddo拓実を作っていて
00:21OSECの五月人形で
00:23男の子が生まれた時に飾っていただくようなものを作っています
00:27すごいでも細かい
00:29原寸の実際のサイズを7分の1に縮小したサイズになっています
00:33じゃあそのまんま7分の1にして
00:35はい、なるべく同じような作り方で作っているものになっています
00:40へぇー!
00:41すごーい
00:43それが今うちで作っている一番小さいサイズの鎧ですね
00:46なるほど
00:47昔歩兵が着てた鎧で
00:50この下の草ずりっていう部分が
00:53腰の周りのやつなんですけど
00:55そこが8枚に分かれているので
00:57その歩きやすいようになっているものになっています
01:00はい
01:01それもこれも8枚もちゃんと分かれて
01:02そうですね、はい
01:03ちゃんと分かれて
01:04最初作ってから後でくっつけるっていう感じで
01:07細かい作業ですね
01:09えっと今作っているので
01:11はい、仕事場の方にぜひ行きましょう
01:14よろしくお願いします
01:15今回は東京都の江戸甲冑
01:21男の子の健やかな成長を願い
01:26タンゴの節句に欠かせない伝統工芸
01:31実はこの甲冑、すべてが本物の鎧兜と同じように作られ、製造工程は5000以上
01:41そんな江戸甲冑はどうやって作られているのか
01:45東京都文京区の甲冑工廠、加藤智美さんを訪れました
01:52そして、私も胸を守る仙壇作りに挑戦
01:56今寝ちゃうと損しますようちも二十歳になっちゃったけど今年飾ってみようかなえっとまずそもそも江戸甲冑っていうものがどんなものなのか教えていただけますか?
02:25大きく分けると京甲冑と江戸甲冑ってあるんですよ
02:29京甲冑っていうのは貴族が持っている金箔とか金蘭とかそういうものをふんだんに使ってきらびやかになってるのが京甲冑
02:40江戸甲冑っていうのは昔のままの戦いで使ってたっていうものをそのままレプリカというか作ったのを表現したのが江戸甲冑
02:49要するに江戸甲冑は武家が持っているっていうそんな大きな違いが
02:53じゃあ全然違いますね違いますねいわゆる私たちがこう武将たちの甲冑を見るってことがあるじゃないですか核物館とかであれは江戸甲冑どちらかというと江戸甲冑ですねへえ実は江戸甲冑と名付けたのは初代の加藤智美さんもともと甲冑には設計図のようなものはなく製法も謎なんだそうですへえよく勘違いされるのがこういう仕事してるとこういう仕事をしてるとこういう仕事を見るとこういう仕事を見ると
03:23昔からそういう祖先がやってたんじゃないかっていうふうに思われるんですけどそうではないんですよ
03:28違うんですか?違うんですよ甲冑って設計図がないんですよねえ?ないんですか?ないんですよ
03:35もともと要するに武将のお抱えで甲冑の方がいらっしゃったんですけど自分のプライドがあったので自分にしかできない仕事はこういう仕事それをだから受け継ぐことはなかったんですよ
03:48へえ
03:50今うちらが作ってるものっていうのは僕の父もだから現存してるものを国立博物館にそういう展示があると朝から夕方閉館までお弁当持って行ってずっと調べて
04:04でああいうところって模写もダメなんですよあそうなんですかねだから図録を買ってそこに自分でこう例えばこういう小金がこれは何枚あるとかっていうのを調べてうわ大変そうですねだからそのままその陰で今僕らはできてるんですよ
04:22今息子の方でやってるのがこのそのつける頭の部分あここのここですかそうですあここは金属なんですかそうです真鍮のこんな感じでなってるんですよねこれをこの秒っていうアルミ秒なんですけどこれで穴を重ねて止めていく
04:47こんな感じで止まるんだそうなんです面白いアルミだから柔らかいそうですねある程度柔らかいんでただこれも叩くときにその注意をしないとあのこっちの地金の方を叩いてしまうと
05:09あの膨らんじゃって凹凸ができちゃうんでですねはい叩き加減そうですね力加減とあと叩く場所
05:19えむず
05:25僕も最初初めてこの作業やった時はもうデコボコになってました
05:31これちゃんとできるようになるのにどれくらいかかるんですかかかりましたいや結構かかりましたね
05:39これで全部作るとこんな感じでになるんですねこれをそれで漆を塗って塗装して作るっていうはいその部分になる
05:49ちなみにそれは叩いてもできない?
05:51あ、叩きますね
05:53難しいんだ
05:55やります
05:57絶対難しい
05:59結構難しい
06:01でも全然やってもらいたらいいです
06:03えーいいんですかやらせていただいて
06:05どうぞ
06:07逆です
06:11結構あの指に張り付いちゃうんで
06:18軽い?
06:19そうです軽いんで
06:21なるほど
06:22はい
06:23これで
06:24はい
06:25少し短めに切って
06:27どうかな
06:29はい
06:30はい
06:32はい
06:33はい
06:34
06:35大きい方がいいかな
06:36潰してあげる
06:38あ、でもちゃんと力入れないと潰れない
06:42そうですね
06:43結構
06:46で、大丈夫かなと思ったらちょっと離してもらって
06:49こうちょっとずらして取れないかどうか
06:51力づけらなければ潰れないですね
06:53どうですか?もうちょい潰したほうがいいですか?
06:55いや、このままで大丈夫です
06:56はい
06:57あの広がって
06:58最初の切った時よりもちょっと広がってるじゃないですか
07:01うんうん
07:02それだともう抜けないんで
07:03はい
07:04大丈夫です
07:05そしたらこの次下ですね
07:06
07:07はい
07:08はい
07:09ちゃんと座げてる音はしてますよ
07:13えっ、音でやっぱり分かるんですね
07:15分かります
07:16座げてないとなんかすごい浮いてるような音がする
07:19だから他のところを打つとちょっと違う音がするんで
07:28このニッパーの切るのすごい気持ちいい
07:31はい
07:32はい
07:41はい
07:42もうちょっとかな
07:43いや、大丈夫ですね
07:45こんなもので
07:46できた
07:47はい
07:48これをもうひたすら
07:49ひたすらやっていくって感じなんです
07:50これ全部ですもんね
07:51はい
07:52上出来です
07:53やった
07:54違うところも叩いてないんで
07:55やった
07:56このまま使えます?
07:58やった
07:59やった
08:00結構ね最初だと別のところに叩いちゃったりとか
08:03それこそあんまり潰れてない
08:04ちょっとビビって軽くしか叩かなかったりすると抜けちゃうんですけど
08:09ちゃんと叩けてるんで
08:11そのやっぱり作ってらっしゃるのはその節句の時に飾るかってそうですねうちの場合はそうですねもうそのまま戦いにも使えるようなもので今も作ってらっしゃるそうですねまあでもお節句で飾るってこと自体が大体徳川幕府ぐらいからあそんな昔からあるんですね
08:34徳川幕府が要するに5月の5日を節句の日って制定したのが始まりなんですよ
08:40へぇー
08:41ただ節句で甲冑を飾り始めたのは大体奈良時代からは飾られてたっていう
08:46あそうなんですか
08:48もともと敵の攻撃から身を守るための甲冑は男の子の健やかな成長を願いさまざまな厄災から身を守る意味が込められ5月人形に使われるようになりました
09:03先ほど玄関に飾られてあったのが7分の1のサイズだったじゃないですかそうですですよねどれだけサイズのバリエーションがあるんですかうちの場合はまあこのところないですけど原寸はありますよ原寸もあるんですかあります
09:21原寸があって5分の3、3分の2、2分の1、3分の1、4分の1、5分の1
09:28で今6分の1もなかったんでちょっとやろうかなと思ってるんですけどそれで7分の1
09:35へぇー
09:37やっぱり一番大変なのって大きいと大変ですか?ちっちゃいと大変ですか?同じですね工程とかそういうのうちに関しては基本的にちっちゃくなってもそのままでやるっていうのが何も変わらないんですか?そうですねこれがまず最初の小金針
09:55ちなみにこれどこの部分なんですかこれがこの部分あっここに糸通す前のはいでこれをやっぱりこう1枚1枚これが小金っていうんです1枚うん昔はこれは牛皮とかうんうんで使ったんですけどこれ今紙なんですけどあっ紙でいけるんだ貼っていくんです1枚1枚いくんだ1枚1枚いくんですね1枚1枚いくんですうわー
10:22あかし父にこれをいっぱいに貼れる機械考えろって言われたんですけど
10:27あははは無理って言いましたそんなのあるの
10:31これがこれがまあこういう順番これ1枚下になるんですけどあーなるほど1,2,3,4,段でほらほらほらほらほらほらほらほらほらほらほらほらほらほらほらほらほらやばいやばい
10:42これ分かるとこれやばいってなるよねこの細かさやばいってなるあそういうことなんですねそうなんですよね今までなんかこういうのはほーんって見てたけど
10:52塗装してもらってこういう形で紐でつなげてっていうのがあって
10:59甲冑を製作する上で欠かせないのが小座根
11:05兜ももちろん胸につける仙段の板
11:09足を守る草ずりなどほぼ全ての部分で用いられています
11:14今回その仙段作りに挑戦
11:18仙段っていう右胸を守る部分
11:23だいたいこれと対になっているのが左胸を守るキュービっていうこのもので
11:29なんでどっちも同じものがついてないのって
11:32左側は心臓を守るんでこの1枚の鉄板でできてるんですね
11:36右側は昔弓を引くじゃないですか
11:38その時にこう胸を張るんでこっちも同じ金属の鉄板だと浮いちゃう
11:45で邪魔になっちゃうからこういう可動式のものが使われてた
11:49そう僕がこの仕事始める前に小学校の夏休みの自由研究で小学校6年生の時に父に教えてもらいながら初めてこれを作って
12:02なるほど 紐の引っ張る力とかが重要であのあんまり強いと紐がこういう風に釣れちゃうんですよね
12:10あっそっかここ余裕ありますもんね そうなんですここを同じ長さにしないとこういう風になっちゃったりこういう風になっちゃったりとかしちゃうんで
12:19で僕がやった時はあのこういう風に斜めになっちゃった
12:22なりますよね
12:24見事にうまくいかなかったんですけどそれをレポートに書いて
12:29今回作らせていただくことになった千段の板
12:363代目の匠さんは小学6年生の時に自由研究で初めて作ったそうですが果たしてそれより上手に作れるか
12:47ちょっとドキドキしてました
12:49下から一番下の2つ目の穴に 上から紐を通していきます
12:55そしたら次はまた表にしてもらって次はまた斜め下に行くんで
13:19根元を持って進みたい方向に裏面を向けて斜め右下ですかそうです右下に
13:30この紐を通す順番が難しく途中でわからなくなってしまったり本当に神経を使いました
13:38難しいですね
13:42はい でも本当にこれあの分かんなくなりますねそうですね
13:49やるしかないですよねで今これちょっとこの谷 富永さんのこういうふうに
13:56谷が表に出ちゃってますよねこれをおちょこっていうんですよおちょこちょこっていう状態でこれはあんまり良くない状態でちょっと少し戻してもらって
14:07このおちょこになっている方にお指で倒して軽く押さえてあげる この状態だと下向きに軽く引っ張ってあげる
14:18そうすると今もう治りましたね はいはいはい
14:21紐があの癖づいちゃうんですごいすごい取れた
14:26ここも引っ張っちゃう? はいそのまま引っ張っちゃう大丈夫です
14:31このチョコがアルトナイトでかなり見栄えが変わってくるんで なるほどね
14:36でそしたらまた斜め斜めで戻っていく 息の同じです
14:40戻ります へー
14:43見た目簡単そうに見えるんですけど意外とやってみると いやほんとそう
14:48ほんとそうです でそしたらもう1枚とつなげていきます
14:54上から3つ目の穴の
14:58はい2つ目のところに紐を通してあげる
15:022枚持ち! 2枚持ちきつい
15:07はっ
15:09あっほんとになりそう
15:12はいなりましたね この作業は編み物とかと似てるって
15:17確かに似てますね 似てますね
15:20仕上げ物好きなんですけど あっそうなんですか 最近編み物すごい流行ってるらしいです
15:24えっそうなんですか なんかブームが来てるらしいです
15:27そうだそうだ 鍵編みですかね
15:29結構 最近だとその
15:33文京区伝統工芸会って所に入ってるんですけど 所属してるんですけど
15:36その文京区内の祭事お祭りとかそういうところで
15:40その少しでもいろんな方に甲冑を知っていただこうっていう意味も込めて
15:45その小座の板っていうのを使ったストラップとかブローチ あとはペンダントとか
15:50そういうちょっとした小物のアクセサリーを作って販売とかをしてるんですけど
15:54いいですね はい
15:55最初の頃は僕たちも接客とかあんまりしたことなかったんで
16:00やっぱそれなりに材料とかいいものを使ってるんで そんなに安くないっていうのもあって
16:05結構お客さんにえっこんなにするの?これで?みたいな結構言われちゃってたんですけどある程度慣れてやっぱその作り方とか説明とかをしっかりするようになったらそういうことはやっぱ言われなくなりましたねだからそういう何かいいもの何でいいものなのかっていうのをちゃんと説明してあげるのがすごい大事なことなんだなっていうそうですよね
16:24I can't do it.
16:26It's a miracle.
16:30I can't do it.
16:34I can't do it.
16:37I can't do it.
16:42I'm going to make my own face.
16:45I'm going to make my own face.
16:49I'm going to make my own face.
16:54like this.
16:58That's so much!
17:05I don't know why I played so much further.
17:08When I put on my hand,
17:11I'll treat this one as well.
17:15Why do you play that together?
17:18It's because I don't think so.
17:20In addition to fighting, you can go to the side of the gun in a position where you can use the same line.
17:27You can move the other side to the other side, but if you move the other one, you can even move the other side.
17:32So it doesn't seem like you can move the other side, so you can move the other side.
17:40So you can move the other side to the other side.
17:43So, that's what I'm thinking about to see the next one.
17:48Yeah.
18:18出来上がった戦乱を2代目の吉次さんが仕上げてくれましたひもを通すのが難しかったんですけどこのひもの色味は非常に気に入ってますいや難しかったですありがとうございました
18:48本当にこれやらせてもらえるとやっぱこれだけ大変なことをやられてるんだなっていうのがすごい分かるんですよね
19:27男の子はなぜか小学校高学院になると飾らなくなるんですけど親も出すのがめんどくさい男の子も別に出してほしいとか望まないし
19:34今回取材させていただいた甲冑交渉加藤智美さんの甲冑コザネイタストラップを5名様にプレゼントします
19:44ご応募は番組公式 x からたくさんのお申し込みお待ちしています
19:50工芸シンポジウム2025 ツーリズムから考える工芸の未来が5月22日読売大手町ホールにて開催されます
20:01工芸とそれを育む地域の魅力を旅の目的とする工芸ツーリズムについて 工芸産地のキーマンやインバウンドツーリズムのトップランナーを招いて考えます
20:15抽選で350名様を無料でご招待 詳細は公式サイトからご確認ください
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20:31次回は石川県の加賀獅子頭
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20:44次回は石川県の加賀獅子頭

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