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00:00インタビュアー林治今夜は
00:06芋だ
00:11紅白歌合戦に合計11回出場 2012年には麻婆組の鳥を務めたあの国民的トップアーティスト
00:24I'm sorry please come on.
00:25I'm sorry, I'm sorry.
00:27I'm sorry.
00:29Hello.
00:30I'm sorry.
00:31I'm sorry.
00:33I'm sorry.
00:34I'm sorry.
00:35I've been so far.
00:37I've been so sorry.
00:38Yeah, so.
00:40Yeah.
00:41I can't wait.
00:43The song song is famous for the first time.
00:46The song is famous for the first time.
00:47The song is famous for the second time.
00:51今夜は生き物がかりのライブにアカシオさんまが乱入貴重映像を大公開さらに今だからいいんですけど休止期間になんかちょっと不仲なんじゃないかみたいな話が出て一番好きだった歌がすごくつらいものに変わっちゃって生き物がかりを襲ったら
01:21グループの危機今だから言えるその苦悩を語る 2010年朝ドラゲゲゲの女房の主題歌となったありがとうが歴代の朝ドラ主題歌の中で好きな曲1位に輝くなど
01:41時代を超えて愛される名曲を数多く世に送り出している
01:47そんな生き物がかりの原点はゆずに憧れて始めた路上ライブ
01:58小学校の同級生だった水野と元メンバーの山下が一つ年下の吉岡を誘って地元神奈川県を中心に活動していたのだが今回も鬼のリサーチをしてきた林修がぶち込む。
02:18吉岡さんを誘う前に別の女性候補がいたという話もこれはどうなんですか?
02:25どんな親しろ?鈴木さんっていう女の子がやっぱり路上ライブやってるからいろんな女性シンガーソングライターに回って鈴木さんに山下が電話したんですよ実はただたまたまかからなくて
02:41でもそういやさって言ってバンド仲間で知り合った吉岡くんの妹さんがめちゃくちゃ歌うまくて多分合うんじゃないかなっていう話をしてた
02:51そしたらこれが奇跡みたいな話なんですけど吉岡のことを山下に話してた瞬間に吉岡からメールが来て
03:00水野さんって路上ライブとかやられてるみたいですねって私も加わっていいですか?みたいな
03:06すごいタイミング
03:10音楽のつながりでリーダーのこと知ってたので路上やってるんだと思ってえっ私も何かやってみたいですとか言っててでも鈴木さんのことをご存じでしたいや何かあんまり知らなくて鈴木さんに電話つながんなくて本当によかったなと思って鈴木さんにつながっちゃってたらここにいないかもしれないんで
03:31奇跡的な出会いで結成された生き物がかりその13年後には紅白歌合戦で赤組の鳥を務めるまでのアーティストに成長するのだが実は路上ライブ時代にどうしても勝てないライバルがいたという
04:01もう全然さ新売りが多かった全然お客さんが泊まってくれないんですよ でも新売りは快速急行も泊まりますよでもお客さんは泊まらないんですか?
04:10あるグループがですね独占してましたお客さん ここは勝てないって言って
04:15でその新売りの方は誰だったんですか? やがて気づくんですけど
04:20カノエイコーさんだったんですよ
04:24どういうこと?
04:26勝てるでしょ?
04:28いやいやいやすごい人気だったんで
04:31そうなんですか?
04:32これ今多分この写真が写ってる場所が新売りの一番ちょっと広いところは広場があるような
04:38あの路上ライブするにはすごい素敵な場所なんですけど
04:41やっぱそこはこのグループに勝てないんでこのグループしかやれなかったんですよ
04:45僕らなんかそこ行けなかったよね
04:47行けなかったね
04:48もうここに一角ができててもうまるでライブハウスみたいな場所があって
04:52金元そこを陣取ってて
04:54じゃあ小さな挫折があったんですかね?
04:57そうですね勝てないだから新売りからは撤退しましたんで
05:00でもこうやってほんとに長く活躍されててお子様もお生まれになったということでおめでとうございます。
05:12歌が大好きだった少女がいつしか日本を代表するボーカリストにそんな吉岡も現在では一児の母
05:29お子様が生まれたことでアーティストとしての活動に何か影響はありますか?
05:33あの好きなだけ寝てっていうの寝るっていうのはこう喉の回復とかそういうのにもつながってくると思うんですけど
05:39っていうその管理っていうところが願いとはまた別の部分が出てきたりするのでそこはちょっと違ってくる部分だと思うんですけど
05:48でも何だろう自分の生活が自然にそうなってきてることに対してまた新しい歌が生まれればいいなっていうふうにいい変化につながっていけばいいなというふうに思ってますね
05:59ゲゲゲの女房のモデルとなった水木しげるさんあの方は睡眠幸福主義ってことをおっしゃっててとにかく睡眠時間絶対に削らないって僕授業で言ってますよとにかく睡眠時間削ること命削ることだぞってそこまでして行く価値のある大学はないって
06:13何かこれで堂々と睡眠時間とれるなっていうそんな水木しげるがモデルとなった2010年の朝ドラゲゲゲの女房その主題歌が日本レコード大賞優秀作品賞を受賞した生き物がかりの最大のヒット曲ありがとう
06:43しかしその楽曲作りは朝ドラの主題歌という重圧に何度も押しつぶされそうになったという当時事務所の偉い人たちとかがこれはもうすごくチャンスだとNHKの朝ドラやらせていただけるすごく大きなところだよってプレッシャーをかけられたんですけど何にもかけなくて自信のなかった曲だったんですよねありがとうってねえ
07:12そのままじゃんそのまますぎるだろみたいな一丁目一番地みたいな言葉なので何も書いてない歌を書いてしまったみたいな気持ちで作ってレコーディングしても自信がなくて何らリリースしても自信がなくて当時メンバーの山下とこの曲大丈夫かなって聞いたら大丈夫じゃないかもしれないって言ったら2人でその何か不安感を共有してたんですよ
07:42ツアーでやった時はみんな結構ポカンみたいな顔だったんですけどドラマが広がってくのとともにスタッフの方が今日何か後ろのお客さんが今日ゲゲゲやんないの?って言ってたよって言ってそのおばあちゃんだったりがうわゲゲゲの曲だとか言ってくださったりその会場が年齢問わずだんだんと盛り上がっていくっていうのを一年通して朝ドラと共に感じました。
08:10アサドラの主題歌という重圧に押しつぶされそうになりながらも名曲ありがとうで期待に応えた
08:22さらに2008年アニメナルトの主題歌を任された時には
08:29名曲ブルーバードを生み出している
08:36いやほんといい曲
08:37こうして生き物係はアーティスト人生の岐路に立つ度に名曲を生み出し自分たちのステージを引き上げてきたいい歌だよねまずはバンドのターニングポイントで生み出された名曲たちその誕生秘話に迫る
09:03このコーナーではゲストの方のイメージに合わせて歌人の赤井勝先生がお花のデザインをお前回してくださるんですが今回はですねレンギョウというお花だそうです花の咲く姿はまるで太陽のようで楽曲で元気を与えてくれる生き物係さんを表現しましたと
09:52コンクール中学校の部の課題曲を作ってほしいというもの前年の課題曲となったのはアンジェラ・アキの珠玉のバラード手紙背景15の君へこれに対して今年は学生たちの背中を押すアップテンポの曲を作ってほしいそういう依頼があるんだそういう意外があるんだそういう意外があるんだそういう意外があるんだ
10:22オーダーだったが水野が書いた楽曲はなぜか別れをテーマにした曲エールその裏には水野の深い思いが
10:50当時やっぱあの中学生ってまだそんなに自分自身の人生の物語の歴史が短いじゃないですか
10:58もちろん人によってはすごく大変な別れを経験してしまう子たちもいるけどほとんどの子は大きな別れっていうのをまだ経験してなくて
11:07でもその後すさまじく何回も別ればっか経験するじゃないですか
11:12でそうなった時に別れをポジティブなものでもありネガティブなものでもあるんだよ二面性があるんだよとかっていうことをやがて分かっていくと思うのでそこを何かかけたらいいなっていうのと多分14歳15歳で歌った子は25歳26歳ぐらいの時に振り返る瞬間があると思うんですよ歌いはせずとも何かそういう時が経ったことに耐えられるようにっていうのはすごく当時考えてましたね
11:39いやでも直接今の若者に向けて発したものじゃないものがまた今の若い人たちに受け入れられてるっていうこともたくさん起きてると思うんですけれどもそこを望んでたところはねあったよねなるほどあの例えばじゃあありがとうだったりエールだったりが長年聴いていただいてますよねって言っていただけるじゃないですかそこでふと思うのはこの曲は長年聴いてもらうものだとして書いてるし出してるしなので驚いたことが起きたんではなくて
12:09いきものがかりの根底にあるのは時代を超え長く愛される曲を作りたいという思い。
12:33それは着実に身を結んでいるようで。
12:38最近恋する乙女っていう曲が多分恋する乙女ができた後に生まれた世代の子たちのSNSとかで上げてくれててでも自分たちは万人受けしたいっていうのを強く思っていて今みたいに自分たちが曲を作った後に生まれた人たちとか何なら僕らが死んでから僕らの曲を聴くであろう人たちも含めて曲が届いてほしいというふうには思っていたので。
12:43さらに2008年リリースの気まぐれロマンティック。
12:49さらに2008年リリースの気まぐれロマンティックは。
12:59世界的ガールズグループTWICEのナイオンがライブで歌うなど世代を超えて歌い継がれている。
13:06そして名曲エールのカップリングは彼らの音楽性の幅の広さが分かるこの曲。
13:13ポッキーのCMソングとして話題となったJOYFUL。
13:20映画見に行ったらトトロとホトトロとホトトロと一緒に映画を超えて歌い継がれているそして名曲エールのカップリングは彼らの音楽性の幅の広さが分かるこの曲ポッキーのCMソングとして話題となったJOYFUL。
13:43一方でJOYFULは随分印象の違う曲で映画見に行ったらトトロとホトトロの墓は同時に見せられたような感じで希望と絶望がある本当にあれ2本立てでしたからね初めて聴かれてどう思われました?
14:01歌詞カードを見てひらがながめちゃくちゃいっぱいでなんかどうしちゃったのかなっていう感じだったんですよ人格が違うんじゃないかとかふらい思っちゃうんですけど
14:11歌詞ってどんな意味で書いたんですかって当時言われ始めてたんですよそれはなんかうとしいなって思うようになっちゃった
14:23本当にこうなってたんでしょうね何か別にもう意味ない時も意味ないことの面白さとかあと音なんで音としての発音の面白さとかもあるからこれはCMソングだったんですけどナンセンスな踊れる曲を欲しいって言ってくださったんでこれだと思って結成10周年のライブの際にはこのJOYFULをある大物とコラボされたんですよねはい
14:51明石屋さんまさんに来ていただきましてさんまさんの番組出させていただいた時に何か頼みたいことあるかみたいな聞いていただいた時にいつかライブ出てくださいって言ったらそれをかなえてくださって僕らの海老名厚木の公演に来ていただきましてあの海老名厚木に明石屋さんまという人が来ることはないので
15:12正直バッカーサー以来の衝撃でお笑い会中明石屋さんも襲来その貴重映像を入手した
15:24愛を込めてハニカバーを飲みながら歌って結構多分酔っ払ってたと思うんですけど
15:34じゃあ開催しちゃおうかっていう可能性があったところですけど
15:37そんな簡単にやめれないし
15:412016年海老名運動公演で開催された生き物がかり10周年ライブジョイフルでボルテージが最高潮に達した次の瞬間
15:55会場が歓喜の渦に巻き込まれる中お笑い怪獣がいきなりぶっ込む
16:18ちょっとちょっとあそこであの何やらしたらドゥーンドゥーンってあるやんかあそこ全員でドゥーンドゥーンに変えてもらえたら皆さんよろしくお願いします
16:27最高村上昌司の持ちギャグドゥーンとジョイフルの一夜限りのコラボそのシーンがこちら
16:36君の心はサンバさんの祭りじゃん
16:43ミキティさんは生き物がかりさんの大ファン
17:01本当に私の子供たちも今も大好きママすごい恋する乙女好きなんだよねって言ったら子供が今すごい練習して歌ってますそれくらいやっぱうちもカラオケに行って子供と一緒に歌ったり本当世代を超えてますね
17:21正史さんは長渕剛さんにあかし屋さんは長渕剛さんにアカシアさんまをはじめ小田和政ユズ愛子など数々の大物からも愛されている生き物がかり
17:40中でもデビュー当時からの大親友で吉岡のプライベートを最もよく知る人物に自宅のスタジオで話を聞いたそれがありがとう。
18:03スーパーフライト吉岡は18年来の大親友プライベートで何度も食事に行き放送できないことも含め何もかも知っている中
18:33ミュージカル見てるみたいな時とかもあるんですよね例えばありがとうっていう言葉が出たとするじゃないですかそしたらいきなりありがとうって自分で?しますバレてるでしょうねでもQちゃんは賢いので肝心なところはものすごい小声にしますイニシャルとかでしゃべったりします水野さんの歌はMさんとかMさん2人目とか出てますね
19:03さらに生き物係吉岡は大のお酒好きちょっとちょっと日本酒とかを1合2合3合はいってると思います4合もすごいかな
19:30お酒飲んだら吉岡さんってどうなるんですか?
19:33酔ったらもうさらに歌えますねえもう好きなんだねほんとにカラオケがついてるあの居酒屋個室のところがあって愛を込めた花束を飲みながら歌ってくれ結構多分酔っ払ってたと思うんですけどなんかこう出るじゃないですかテロっていうか何歌詞?全然合ってない
20:03私も3歳になる子供がいるんですけど彼に向かって童謡をいつでも歌ってくれるんで童謡を歌ってくれたんですね。
20:12いや全然ただ普通にしゃべってるだけでとにかく受け止め力が彼女はすごくて聴いて下さるタイプなんで。
20:30いやこれがあってねこれがあってねこれがあってねこういう時だするこういう時だするこういう時だするこういう時だする多分答え聞く前にそれらで発表してそうだったんやちょっと言ってもらえるような頼れる存在なので水野さんは誰と飲みに行かれるんですか?
20:45お酒がほとんど飲めないの友達が全然いないのでただ唯一ファンキーモーキーベビーズのファンキー加藤君とは23年に1回しかもランチです
20:59アーティストとして着実に成長していく中で生き物がかりの大きな転機となったのがロンドンオリンピック・パラリンピックのNHKテーマソングの依頼。
21:21すごい。 前の年に東日本大震災が発生し選手たちはオリンピックへの参加を悩むほどの状況。
21:32そんな中での曲作りだった。
21:35曲を書くにあたって相当いろいろ悩まれたという話を聞いたんですがそもそもオリンピックを応援できるのかみたいなそれどころじゃない方々がたくさんいたし
21:45社会の成長としてもこう非常に混乱している中でともすれば一つにまとめようとしてしまうような あのことになりがちなので歌ってだからどうやって書けばいいんだろうみたいなことはすごく
21:58思ったりしましたけど
22:01かつてないほどに深く悩みそして生まれたのがこの曲
22:08やっぱりその曲にかける思いが時代は今っていう言葉で始まるんですけどそのリーダーがその時話してたのがなんかもうこれオリンピックの曲なんだけど時代とのタイアップみたいなもんだと思う。
22:37もっとスケールの大きいすげえ
22:40時代は今変わってゆく僕たちには願いがある曲の頭で時代は今って時代から始まるって相当多分重いと思うんですよね
22:58でもそれをちゃんと作り上げてきてくれたっていうのはこうよかったんじゃないかなとオリンピックも超大きなイベントですけれどももうそれを超えたもっと大きなものとの関わりを表現されたと主語を書かないなるべく主語を前面に出さないようにするっていうことを気をつけてましたサビの頭で大体ポップスのセオリーだと僕は何々をする僕は何々をするって書くんですけどそれは2行目にして風が吹いているってただそこにそれを書いている。
23:05もうそれを超えたもっと大きなものとの関わりを表現されたと主語を書かないなるべく主語を前面に出さないようにするっていうことを気をつけてましたサビの頭で大体ポップスのセオリーだと僕は何々をする僕は何々をするって書くんですけどそれは2行目にして風が吹いているってただそこに全然違う考えの人も含めてしょうがないけどつながっちゃうよと同じ時代にいちゃうよっていうこのようなことを考えています。
23:35みんな考え違うみんな思い違うみんないがみ合ってるかもしれないでもしょうがないけど同じ風の中にいちゃうよっていうことを書けたらいいかなみたいな感じでだから僕が後から出てきて一人の死体を超える大きなものを先に示したっていうことをおっしゃってますねなるほど死体を前面に出さないことでこの曲は誰かの曲ではなくみんなの曲となり多くの人の心に届いた
24:05日本語を繊細に紡ぐ水野の歌詞とそれをしなやかに歌い上げる吉岡の歌声があるからこそ生き物がかりの曲は広くそして深く響いていく
24:20そしてこの風が吹いているで紅白歌合戦赤組の鳥を務めたのだが実はその花々しい舞台裏でNHKに入れないという事件が起きていた
24:38生き物がかりですって言ったら生き物がかりの何ですかって聞かれる
24:42いや強いて言えばリーダーです
24:44そして次週は石川かすみが登場
24:49母からの言葉に涙
24:54さらにドジャース専属リポーターワトソンさんに逆インタビュー
25:00紅白歌合戦の舞台裏で起きたNHKに入れなかった事件とは
25:10水野さんは何か紅白に苦い思い出があるという
25:14苦い思い出
25:15あああれですか
25:17警備員の方にとられる話です
25:21実際にはどういう成果が出ているか
25:25スタッフがこれまで水野さんが警備員に止められた記録を調査しました
25:29こちらです
25:30まあまあの率で止められない
25:33この率だけ大谷翔平よりすごい
25:37僕らが紅白出させていただいた頃って
25:40今よりセキュリティがそんなに厳しくない時代で
25:44出演者の方々はあんまりそういうパスとかを渡さず
25:48そのまま通っていく出演者なのでみたいな
25:50今では全然違いますけど
25:51今も絶対にパスいりますもんね
25:53なので当然のように止められるんですよ
25:56でも不安みたいで本人が
25:59なんか紅白の会場が近づいてくると
26:02だんだん距離を詰めてきて
26:04後ろにいさせてくれ
26:05後ろにいさせてくれ
26:07通れるから
26:08お前の後ろにいられれば
26:09かっこいい
26:10それがなお怪しくなってくる
26:12怯えてたんだ
26:13ちなみに吉岡さんは止められることはあるんですか
26:16そのリーダーが止められるって話を聞いて
26:18怖くなっちゃって
26:19スタジオとかに行くと
26:21なるべくおっきめの声で
26:23警備員さんに見られる前に
26:24生き物係吉岡3スターです
26:26僕の場合生き物係ですって言ったら
26:30生き物係の何ですかって聞かれる
26:31何ですか?
26:33いや強いて言えばリーダーですね
26:36続いてはあまり語られることのなかった
26:49メジャーデビュー前の解散騒動に
26:52林治が迫る
26:54高校卒業後
26:57水野は国立の一橋大学
27:00吉岡は音楽大学に進学するのだが
27:03ここで吉岡は大きな挫折を味わう
27:08やっぱり歌う人になりたいと思って
27:11声楽っていうのを学ぶと
27:14世界最高峰の発声法がベルカント法だよ
27:17みたいな感じで声楽の先生に言われて
27:19思うように習得できなくて
27:21それで一番好きだった歌が
27:24すごく辛いものに変わっちゃって
27:26ニッチもサッチもいかなくなってしまった時期があって
27:29もう何かこう歌がつらいってなっちゃった時期だったんですよね
27:34もう生き物若いで歌いたくないみたいな
27:36そういう時期が
27:37ちょっとね歌えなくなっちゃった時期があって
27:40でも本当に山下とやっぱり
27:43QAしかいないねって言ってたんですよね
27:45何か他の子探そうとか
27:482人でやろうとか
27:49違うグループにしようとかってことは全く考えないで
27:52吉岡じゃないとっていうのはなぜか言ってて
27:55でもフィットしてるっていう感覚はあったんだと思うんですよね
27:59自分たちのメロディーを歌ってもらう中では
28:01やっぱ予唱会が考えられないねって
28:0419、20歳内に考えてて
28:06結構喧嘩というか
28:09電話かかってくるんだけど
28:10やらないの?みたいな感じで切ったりとか
28:12結構ここがやっぱりぶつかるんですよ
28:162人とも割合頑固な方なんで
28:19それを山下がうまく包んでくれるっていうバランスだったんですけど
28:23なのでその時も僕が電話して
28:25やっぱり嫌なんだよみたいな感じで
28:271年間ぐらいずっとそういうことを続けたんですけど
28:291年間ね
28:31そんなに歌わなかったんだ
28:33バンドを続けたい水野と歌うことがつらい吉岡
28:38その衝突は1年以上も平行線をたどり
28:43バンド活動の再開のめどは立たなかった
28:47僕はそれがもうちょっとつらくなっちゃって
28:50ちょっと1回自動車免許取りに行くわって言って
28:52山形の方に合宿で免許取りに行ったんですよ
28:55自然に囲まれて
28:56そしたら山下が電話かかってきて
28:58今日ちょっと吉岡と話して
29:01やることになったからって
29:02いちいち
29:03たったいちいちの交渉で
29:06いや違うんですよそれが
29:08山下の方は地元の友達と一緒にカラオケに連れてってくれたりとか
29:14その辺の茅ヶ崎の海に連れてってくれたりとか
29:16最終的に恵比奈の喫茶店で
29:18気持ちを軽くするような言葉を言ってくれて
29:20これやってダメだったらもうそれもしょうがないじゃん
29:23みたいなこと言われて
29:24リーダーとは電話すると
29:27思春期の娘とお父さんみたいな会話になっちゃって
29:30やるったらやるんだよ
29:31いややらないんだよみたいな
29:32なんかもうバチバチバチバチやって
29:36でも2人の気持ちがあったから
29:37じゃあ最後
29:38じゃあやってみようかな
29:39っていう風にこう
29:40押してくれてたからだよ
29:42いやそのお二人の違いが
29:45吉岡さんの方には
29:46北風と太陽って書かれてます
29:47本当に
29:50まさにその通りですね
29:52今回ちょっと僕も初めての経験で
29:54同じ経験を2人の方が書かれてるっていうのは
29:58ここ長く書いてるけど吉岡さんあっさりだなとか
30:02確かに2人の辞伝を見てみると
30:09解散の危機について
30:11吉岡は727文字であっさり書いているのに対し
30:16リーダー水野は
30:18彼女しかいなくて
30:22タイトルからして重い
30:26今度は思い出作りではない
30:30互いの将来を賭けるもの
30:33すごいわ
30:34と熱すぎる思いが合計9ページ
30:393387文字でつづられていた先生
30:44ちょっと長いですよね
30:45でもこうそのいろいろ考えてることをギュッとまとめてあるのが歌詞です
30:52なるほどよくフォローしてくれたね
30:55プロの歌手として生きる
31:01そう決意した吉岡に水野が書いた生き物がかりのデビュー曲は
31:07曲は大ヒットし2008年の紅白歌合戦に初出場
31:37解散の危機を乗り越えようやくたどりついたメジャーデビューしかしアーティスト人生をかけた勝負の曲は海の苦しみも大きかったという実際にメモも残っているということでこちらですよね
31:59すごいこれ鉛筆ですか鉛筆です鉛筆で結構斜線を引くと直したところがまだ残るじゃないですかそうすると戻ることもできるので何回も何回も書き直してそうですね多分40回ぐらい40回も40回40回書くと何が何だか分かんなくなってくるんですよ
32:22でもその何が何だか分かんなくなってくる状況も結構大事でそういう状態で書くといいものが書けたりすることもあるのでだから歌詞ができた時とかも初めて大阪に遠征に行って初めて神奈川以外でライブした時だからもう緊張高まっちゃってでも大阪にまで行ってまで歌詞仕上げてたよね最後
32:52フルーツ屋のみかん1袋買った時の通りですね
32:56これよく覚えてくださってますね
32:59一応ちゃんと募集しましたからね
33:01決まったね
33:03歌詞の中に小田急線とか具体的な地名出てきますよね
33:08そうなんでねこの曲
33:11デビュー曲桜の歌詞には
33:14いつかの面影2人で通った春を追う大橋小田急線の窓に今年も桜が映る君の顔
33:31小田急線から見える風景が描かれている
33:35小田急線というのがまたいいんですよね
33:36春の大橋っていうのは相模大橋っていう橋があるんですけどそこが僕らとしては通学路で必ず毎日取る橋でこれが実際の小田急線っていう単語があるだけで例えば京王線に乗ってらっしゃる方も東横線に乗ってらっしゃる方も自分の駅のことを思い浮かべることが実はできたりしてそういった意味で良かったなってなるほど
33:58私小田急線遠征で生まれておじいちゃんが小田急電鉄で勤めてたんですよ
34:05だから歌詞の中にその小田急線って出た時にすごいリアルに自分の生活とこうマッチしたしこう届けてくれるものがすごい押し付けがなくて生活に根付いてるなっていうのが素晴らしいと思いますがね
34:22歌を聴いたりすることはあるけどあんまり水野さんのことって考えることないじゃないですかそんなすごいファンがいたもんだすごい水野さんって人としてすごいすてきな方なんだなっていうのがすごい分かりました
34:38これまで人生のキロには必ず名曲を生み出し力強くその歩みを進めてきた生き物がかりだがそんな2人にアーティスト人生最大の転機が訪れるそれが2017年活動休止2021年メンバーの脱退
35:08続いて生き物係はいかに最大のピンチを克服したのか林修が迫るデビューから本当たくさんの名曲をリリースされてきたんですけれどもこれ2017年突然の放牧宣言となぜ休止を選択されたんですか?
35:27いやちょっと疲れたんだと思うんですからそれはそうですねそれはそうだわ私は作ってきてくれたものを必ずいい形で届けるっていう風にこうスイッチが多分切り替わらない状態だったしメンバー同士も何かあんまり高校生の時みたいにこう冗談言い合ったりとか何かそういうのもあんまりなくなってきててこうやることだけやりますっていう感じに
35:57こう緊張感があったのでここは一回何か空気を変えたいなっていうのはあったと思いますねでもどんどんどんどん新しいアーティストが出てくる中で休むっていうのは勇気が必要ですよねもう思い切ってでも休んだよねその時はね休まないことの方が怖かったぐらいだったんで
36:17デビューからの10年間でシングル32枚アルバム10枚休むことなく毎年新曲をリリースし続けたそんな締め切りに追われる日々が続くうちにあれほど楽しかった音楽がいつしか心から楽しめなくなっていた
36:47その休止期間は何をなさってたんですかずっと歌ってきて歌うことが毎日の日常だったので歌わないってやってみようみたいな一回歌とポッと距離を置いて本当に歌いたいって湧き上がってくるまで歌うのやめてみようと思ってまあ放牧だったんでスイスに放牧を見に行ったりとか
37:17いい声で
37:20割と近めのところに
37:24返ってこないじゃんあれじゃん
37:27逆側向いた方がよくなかった
37:29僕は働いてました
37:31他のアーティストに楽曲提供とかなさって
37:35じゃあそんなにリフレッシュはできなかったんですか
37:38曲を作るということに集中できる期間だったのですごくメンタルは落ち着いてましたね
37:45そして2年弱を休まれたんですかね
37:49放牧なるので集牧宣言をなさって活動再開を
37:53多分その年の春ぐらいからちょこちょこ会うようになったりして
37:57うちに来たりしてたよね
37:58そうだよね
37:59メンバーの家に行くってほとんどなかったんですよ今で
38:02逆に感動されてる時は
38:04逆になんか今だから言うんですけど休止期間になんかちょっと不仲なんじゃないかみたいな話が出て
38:11週刊誌の方とかが来たんですよ
38:13でピンポーを知ってきて週刊誌の記者さんが映ってて
38:18多分不仲を聞きたいんだろうなっていう時に
38:20僕ら3人一緒にいたんですよ僕ん家で
38:22めっちゃなんかダメってて
38:26これ3人で出てっちゃうって思ったんですけど
38:29さすがにやめようなんか怒られるからって言って
38:32そんなぐらい割と逆にむしろ仲良くなってたみたいな時期だって
38:37吉岡さんもやっぱりまた歌いたいって思いになったってこと書かれてますよね
38:41こう歌をやってる時に気持ち的にも体的にも巡るっていうか体調良くなるなっていうのがあって歌が自分に合ってるのかなって改めて思うようになって
38:53はいここにいます
38:54走り続けてきたからこそ行き詰まった時には思い切って立ち止まってみる
39:03それが人生を前に進める力になることもある
39:10活動再開後5年ぶりのフルアルバムを出し
39:17全国ツアーも行いまた音楽のことが好きになった
39:22しかしそんな生き物がかりに再び困難が立ちはだかる
39:31また会いましょうありがとうございました
39:34活動再開から3年メンバーが脱退
39:41じゃあ解散しちゃおうかっていう可能性があったと思うんですけど
39:47で実際考えたし
39:49解散の危機その裏側にあった真実とは
39:543人から2人への財政の変化と
40:01これはやっぱりお二人に戸惑いとか不安とかはあったんじゃないんでしょうか
40:07放牧した時に自分たちの人生のために自分たちのペースを取り戻そうっていうのが大義名分だったんですけど
40:16その上で違う道を選ぶっていう選択を山下がして
40:23それも尊重したいなっていう気持ちだけだったんですよね
40:27でじゃあ解散しちゃおうかっていう話にもう全然なる可能性があったと思うんですけど
40:35実際考えたしこのグループはこのグループとしていったん終えようってことも全然物語としてはあるよねって言ったんですけどただなんか2人ともとりあえずちょっと2人でやってみる道もあるんじゃないかみたいなここまでみんなで力合わせてやってきたことをそんな簡単にやめれないしなんかパワーがやっぱりあったんでやってみようっていうのが
41:01高校時代からいくつもの苦難を共に乗り越えたメンバーとの別れだったな
41:09さよならは悲しい言葉じゃないそれぞれの夢と僕らをつなぐエールともに
41:272人で生き物がかりを続けることを決意したそして更なる進化を続ける生き物がかりがデビュー20年目の今年ニューアルバムあそびをリリースアルバム内の楽曲である彩りは小田急グループの企業CMも提供されていて小田急ついについにねズブズブになりましたねこれ。
41:55言い方よくないなそういうことじゃないのよそこにはお互い母となり父となったことで生まれた感情も曲に込められている彩りはもうあくまで僕の感想ですけれども余裕が出てきてよりよく生きようっていう思いがここにあって生きてくるのに精いっぱいで彩りって言葉は出てこないので少し感情が落ち着いてそういう言葉を選ばれたのかなと
42:25正直この独立があったりメンバーの脱退があったりこの数年間ってストーリーが多すぎてアルバムが何枚かストイックなアルバムが出てったんですけどやっと普通のアルバムが作れる何かそこからストーリーから解放されてちゃんと音楽を音楽としてやれるようになったところのタイミングなのでそういう意味での遊びでもあるんですけど。
42:49僕はこの晴れ晴れがいいなって僕の中ではもうすごく強いメインセンテンスがあるんですよこの操作先にほほえめばいいそうですね自分で自分の物語を語るのがめっちゃ難しい時代だなと思ってて人の話を聞かなきゃいけないじゃないですかって声の大きな人がたくさんいるからそこに巻き込まれちゃって他人の言葉で自分の言葉を語るみたいなことの状況に追い込まれることが多いです。
43:19その先にほほえめばいいっていうのは自分はこう思ってる世の中の人はこれはつまらないとかこの人は悪くったって言っても自分はこう思ってるっていう書き出しで始められたらもうちょっとポジティブに世の中を見れるんじゃないかなっていうのは思っててそこら辺を書こうとしたんだと思います。
43:38音楽で多くの人に寄り添い背中を押してきた2人が仕事をする上で大切にしている考え方とは?
43:47お二人が仕事をなさる上で大切にしていることを教えていただけますか?
43:58他者がいるってことだと思いますなんか清恵が歌ってくれている僕以外の人が歌ってくれている僕らの曲を嫌いだと思う方もいれば好きだと思う方もいるっていうことをずっと意識してるっていう自分たちだけの物語じゃなくて他者がいるっていうことをやり続けなきゃいけないなっていうのを常に思っていますはい。
44:19私はなんか無邪気な楽しさが大事だなっていうふうに思ってて一生懸命書いてきてくれているものに対していいものを歌ってって言ってどんどん力が入っていくんですけど
44:31結成した時みたいななんか学校帰りに路上ライブをやるような今日は何人泊まってくれるかなみたいな楽しい気持ちとか
44:40学生気分みたいなのもちゃんとあっていいんじゃないのかなと思ってなんか無邪気でいたいなっていうふうに思いました
44:48路上ライブに夢中だった頃の遊び心
44:54立ち返る原点があるからこそ生き物がかりはこれからも前に進み続ける
45:042月9日の放送でドラマビューティフルライフ2人でいた日々を扱った際
45:18第2話 シュージとキョウコが食堂で会話をするシーンの映像をアドリブであるかのように紹介してしまいました
45:26実際は脚本通りに俳優が演じたものであり 番組が事実関係の確認を怠ったことが原因でした
45:37真摯に作品を作ったドラマ関係者の皆様及び視聴者の皆様にお詫びして訂正いたします
45:44ご視聴ありがとうございました