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トランスクリプション
00:00:00膨大な情報に多様なコンテンツ
00:00:10SNSは私たちの日常生活に欠かせない存在になっています
00:00:18そして今SNSは民主主義の根幹を支える選挙にも影響力を持つようになっています
00:00:31まさにSNS時代の到来です
00:00:38情報が得やすくなり選挙が身近になったという声がある一方
00:01:00真理不明の情報や偽の動画が出回るなどの問題も起きています
00:01:08本当にこれが正しい情報なのかというのもいっぱい中には流れているので
00:01:16それを見極めるというのはすごく難しい
00:01:19国会でも選挙の在り方を巡って議論が行われています
00:01:25日本国憲法が保障する表現の自由の下で
00:01:32SNSの在り方をどう考えるべきか
00:01:35各党による協議が続いています
00:01:38SNS時代を迎えた今
00:01:44選挙そして民主主義の在り方は
00:01:48いろんな人が政治にアクセスできる
00:01:52政治の中に参入できるというのは
00:01:55ポジティブな面ではあるとは思いますけれど
00:01:57社会全体の合意を作っていくということも
00:02:00民主主義にとっては非常に重要なことで
00:02:03そこの部分が今非常に由来でいる
00:02:05憲法記念日の今日
00:02:09考えます
00:02:10おはようございます
00:02:1825歳以上の全ての男子が参加できる
00:02:23普通選挙が初めて導入されてから
00:02:26今年で100年
00:02:27そして女性も男性と同じように選挙権を持ってから
00:02:3180年です
00:02:32憲法が目指す健全な民主主義のために
00:02:38SNS時代の政治の在り方はどうあるべきか
00:02:42今朝は与野党の皆さんに議論していただきます
00:02:46よろしくお願いします
00:02:47よろしくお願いします
00:02:47国会では憲法をめぐる議論が続いています
00:02:53衆参両院の憲法審査会では
00:02:58緊急事態の国会機能の維持や
00:03:01憲法改正の是非を問う
00:03:03国民投票の在り方などがテーマになっています
00:03:06国民投票をめぐっては
00:03:09SNS上での偽情報の拡散について
00:03:13初めて衆議院の憲法審査会で議題として取り上げられました
00:03:17自民党の藍沢一郎さんです
00:03:21藍沢さん憲法審査会でも
00:03:23SNSの問題が取り上げられました
00:03:25憲法とSNS選挙の在り方をどう考えますか
00:03:29そうですね
00:03:30憲法改正
00:03:32最終判断は国民の皆さんが
00:03:34国民投票で決していただくわけですね
00:03:38その国民の最も大切な判断に
00:03:42SNS上で拡散をされる
00:03:44フェイク、非正常法
00:03:46そういうもので大きく影響を受ける
00:03:48あるいは誤った判断が仮にあるとすれば
00:03:51それは大きな問題ですよね
00:03:53したがって
00:03:54公選法で行われる選挙と同じレベルの
00:03:59特にSNS対策については
00:04:02講ずる必要があるんだろうと思います
00:04:04もちろん憲法で保障されている表現の自由
00:04:06そして公選法に基づく普通選挙よりも
00:04:11国民投票法はね
00:04:12もっと自由であるべきだ
00:04:14その基本理念は確認がされておりますけれども
00:04:17それは大切にしながら
00:04:19しかし健全な民主主義
00:04:20健全な選挙を実現する
00:04:22方策を講じなければならないと考えます
00:04:24立憲民主党の大口広さんです
00:04:28SNSの偽情報などについて
00:04:30憲法上の課題をどう考えますか
00:04:32民主主義を支えるという意味において
00:04:37さまざまな情報に皆さんが簡易にアクセスすることができるというのは
00:04:42憲法が定める国民主権民主主義を促進する意味においてはいいことだと思います
00:04:49一方で審議が明らかでない情報が
00:04:55留守される可能性がある
00:04:57それに基づいて投票行動が行われる可能性がある
00:05:01しかもその審議が明らかでない情報が
00:05:06いわゆるフィルターバブル
00:05:08アルゴリズムという中で
00:05:11強化されて
00:05:12一方向に強化されて発信される可能性がある
00:05:16投票行動が大きく分断される可能性がある
00:05:19これが非常に大きな論点だと思います
00:05:21一方で表現の自由という
00:05:24憲法上の大変大切な価値観もございますので
00:05:27これとの兼ね合いでどういう対応を取るのか
00:05:31非常に難しい問いがかけられているというふうに思います
00:05:33ここから改めて各党が憲法論議に
00:05:37どのような立場に臨むか
00:05:38基本的なところを伺っていきたいと思うんですが
00:05:40自民党の藍澤さんですね
00:05:41憲法論議に党として何を重視しているのか
00:05:44この点いかがでしょうか
00:05:45そうですね
00:05:45自民党はもうご承知のように
00:05:47現行憲法の改正
00:05:49自主的改正
00:05:51これはもう決闘以来の大チャレンジ
00:05:54超明一番地であります
00:05:55自民党としては自衛隊の存在の明記
00:05:58そして緊急事態対応
00:06:00そして5億の解消ですよね
00:06:03また教育の事実
00:06:04この4項目を最も大切なテーマとして
00:06:07党として確認をいたしております
00:06:09ぜひ国民の皆さんの理解をいただく中で
00:06:13できるだけ早いタイミングで
00:06:15憲法改正の発議
00:06:18憲法審査会に大変努力をいただいている
00:06:20我々自民党も枝野会長の努力に
00:06:23大変高い評価をしておりますけれども
00:06:25ぜひ国民の理解の中で
00:06:28初めての憲法改正
00:06:29それを経験をする体験をする
00:06:31そういう状況をできるだけ早く確保したいと
00:06:34願っています
00:06:36自民党も努力します
00:06:37はい
00:06:38大口さんはですね
00:06:40これ党として何を重視したい論議に臨むのか
00:06:43昨年の衆議院選挙の結果
00:06:45衆議院の構成が変わりました
00:06:47これを受けて
00:06:48数で憲法論議を一方的に進めるということは
00:06:52難しい状況
00:06:54熟議を尽くさなければならない状況になったことは
00:06:56私はむしろこれは良かったのではないかな
00:06:58というふうに思います
00:06:59私たちは論研の立場なので
00:07:01しっかりと熟議を尽くしていきたいというふうに思います
00:07:03そういった中で今危機の課題として挙げられるのは
00:07:07一つは国民投票法の改正
00:07:09憲法発議を受けて
00:07:11国民投票を行わなければならないわけですから
00:07:13それが先ほど来お話になっている
00:07:15SNS等の偽情報等で
00:07:18影響を受けるようなことがあるのかないのか
00:07:20あったら大変ではないかという
00:07:21これに関して答えを出していかなければならないと思います
00:07:242021年に我が党の修正案で
00:07:27SNS規制等に関してきちんとやらなきゃいけない
00:07:30という修正を盛り込んでますので
00:07:323年以内に検討しようと
00:07:33これらはしっかりやっていかなきゃならないし
00:07:35併せて臨時国会の招集
00:07:39これらに関しての規定なんかも
00:07:42議論していいんじゃないかなというふうに思います
00:07:43日本維新の会の青柳人さんです
00:07:47党として憲法論議にどう臨みますか
00:07:50日本維新の会は憲法改正について
00:07:545項目の修正の条文を作成しまして
00:07:58もうすでに憲法審査会あるいは
00:08:00もうやけに示しております
00:08:02その内容は教育の無償化
00:08:05それから地方文献
00:08:06そして憲法9条の改正による自衛隊の明記
00:08:09そして憲法裁判所の設置と緊急事態条項ということになっております
00:08:14このうち憲法9条の改正
00:08:16自衛隊の明記に関しては
00:08:18自民党とほぼ同じ意見であります
00:08:21我々の案の方が
00:08:23より国民的な議論がまとまりやすい内容になっていると思っております
00:08:27また緊急事態条項に関しましては
00:08:29これは国民民主党と
00:08:31それから有志の会と一緒に条文を作っておりますので
00:08:34我々の条文を少し変えまして
00:08:35その他の自民党公明党からも賛意をいただいていると思っておりますので
00:08:39私も憲法審査会の委員でもあるんですが
00:08:42これ一刻も早くきちんと条文の作成の委員会を作ると言ってたわけですから
00:08:46これ作ってしっかりと条文をベースにした議論を進めたいというふうに思っております
00:08:51公明党の石川博孝さんです
00:08:55憲法論議で何を重視しますか
00:08:58私どもとして憲法に対する基本的な立場ですけれども
00:09:02我が気の日本国憲法は戦後民主主義の基盤を築いてきた
00:09:05重要な役割を果たしてきたというふうに考えております
00:09:08特に国民主権、基本的人権の尊重、また公共平和主義
00:09:12この三原理というのは人類普遍の価値として専用することも
00:09:17専用していくべき、今後とも堅持していかなければならない
00:09:21重要な項目だというふうに考えております
00:09:23一方で今年は戦後80年、そして憲法の施行から78年という期間が経ち
00:09:29憲法制定時には想定していなかった様々な新しい理念とかあるいは課題
00:09:35こういったものが明らかになってくれば
00:09:37その時代の変化に応じて必要な規定を付け加えること
00:09:40私ども加検と言っておりますが
00:09:42その立場でしっかりと議論に臨んでまいりたいというふうに思っております
00:09:46特に大規模災害など緊急事態においても
00:09:50立法機関である国権、国会の機能を維持していくこと
00:09:53あるいは今日の主要なテーマであります
00:09:54デジタル社会においてもネット空間での誹謗中傷など
00:09:59人権侵害からどう国民の権利を守っていくかなど
00:10:02しっかりと議論していきたいと思いますが
00:10:04国民の理解を得ていくことが最も重要だというふうに考えております
00:10:07国民民主党の古川本久さんです
00:10:10憲法論議で重要なことは何だと考えますか
00:10:13私たち国民民主党は現行憲法の三原則
00:10:17これはしっかり堅持をしながら
00:10:19やっぱり時代の変化に応じた必要な改正を進めていくべきだというふうに考えています
00:10:24中でも4点、1点は今日の議題でもあるんですけれども
00:10:28人権のアップデートその中でも
00:10:30デジタル時代にどうやって
00:10:32デジタル時代のデジタル基本権、情報事項決定権を始める
00:10:37そういう時代にあったらやっぱり人権をどう守っていくのかという
00:10:40そこにあったらやっぱり憲法改正や
00:10:43また2番目としては
00:10:45地方自治のを拡充、充実としたそうした憲法改正
00:10:49そして3番目としては統治機構の再構築
00:10:52臨時国会の消費時期だとか
00:10:55さまざまな解散権とかそうしたものの統治構造の改革
00:10:58そして4番目としては
00:11:00この3原則をもう一度確認的に宣言した上で
00:11:04骨格目標をきちんと憲法に定めていく
00:11:06こうした憲法改正を
00:11:09必要に応じてやっていく
00:11:10中でも今足元のところは
00:11:12緊急事態条項
00:11:14緊急事態においても国会の一方機能を維持する
00:11:18そうした条項については
00:11:19具体的に提案をしておりますので
00:11:21そうした合意が得られるところから
00:11:23憲法改正を進めていくべきだというふうに考えています
00:11:26日本共産党の井上聡さんです
00:11:30党として憲法論議にどう臨みますか
00:11:32総選挙後の全国紙の論調査でも
00:11:35石破内閣に今後取り組んでほしい課題として
00:11:38憲法改正を掲げたのは
00:11:40わずか3.3%なんですね
00:11:42最も多かったのは
00:11:44物価高賃上げ対策であり
00:11:46ついで子どもを子育て支援ということで
00:11:50国民は緊急課題として求めておりません
00:11:54今必要なのはですね
00:11:56危機を煽って改憲論議を進めることではなくて
00:11:59憲法原則に沿って
00:12:01それに反する政治の実態をですね
00:12:04変えることだと思います
00:12:05健康で文化的な生活の保障に
00:12:08大幅賃上げとか
00:12:09年金の拡充消費税の減税
00:12:12個人の尊厳と法の下の平等のための
00:12:15選択的夫婦別姓の実現
00:12:17さらにはですね
00:12:18この教育を受ける権利の保障へ
00:12:21給食費の無償化や大学の学費の値上げ
00:12:24そして敵基地攻撃能力の保有の大文革をやめて
00:12:289条に基づく平和の外交を進める
00:12:30こういう問題こそ今国会全体で論議をすべきことだと思っています
00:12:34令和新選組の大石昭子さんです
00:12:38党としてどう考えますか
00:12:40はいそのまず憲法というのは
00:12:43今の憲法というのは
00:12:44さっきの戦争の間違ってた戦争の教訓
00:12:49これを再発防止するという
00:12:51様々な設計図が埋め込まれたものが現憲法なんです
00:12:55なのでこれをね
00:12:57追いそれと変えてはいけないんですが
00:12:59衆議院の憲法審査会で
00:13:02その大事な設計図部分を変えようという暴論が進んでいるので
00:13:06これをこのテレビを見ている方もですね
00:13:09一人でも多くの方に知ってもらう必要があるんです
00:13:11先ほど掲げられてたスライドをもう一回掲げてもらっていいですか
00:13:15今の憲法審査会で緊急事態の国会機能の維持とかね
00:13:20その会見やるための国民投票のやり方という議論をやってるんですよ実際に
00:13:25その一点目の国会機能の維持というのが
00:13:28まず今の憲法で維持できているし
00:13:31国会機能の維持を破壊しているのが
00:13:34自公政権だということをはっきりさせなければいけない
00:13:37もうはっきりはしているのに
00:13:38立法事実がないのに国会機能維持のために
00:13:41任期延長会見やという主張を一部の方々が繰り返しているんですね
00:13:46これ今1分でしょ
00:13:48もう足りないじゃないですか
00:13:49これ憲法記念日特集なのに
00:13:51一問だけしか憲法のこと聞かないと言われてて
00:13:54どういうこと言い足りないですねこれ1分で
00:13:57ものすごく大事なことなので
00:13:58分かりました
00:13:59藍澤さん今の発言についてどうですか
00:14:01憲法審査会はね
00:14:04与野党の合意の中で
00:14:07今特に会場は野党から出ている
00:14:11しかし真摯な議論が進められている
00:14:13大変高くこの運営には我々も評価をし
00:14:16期待もいたしております
00:14:18先ほど申し上げたように
00:14:20今発議に一番近いのは
00:14:22緊急事態への対応
00:14:24そう国民の皆さんもね
00:14:25理解をしていることは間違いがありませんね
00:14:28ぜひ道筋をつけていく
00:14:31国民の理解の中で
00:14:32そういった道筋をしっかりとつけていく
00:14:35これは我々自民党としても
00:14:38しっかり努力をして答えを出していきたいと思います
00:14:40さてではですね
00:14:43SNSの偽情報などにどう対応していければいいか
00:14:46具体的に考えていきたいと思います
00:14:47今年3月に成立した改正公職選挙法が
00:14:53昨日施行されました
00:14:54まずこちら選挙ポスターについて
00:14:58去年の東京都知事選挙で
00:15:01複数の同じものや風俗店の店名などを載せたポスターが
00:15:05貼られたことを受け
00:15:07品位を損なう内容の記載を禁止するなど
00:15:10一定の規制が盛り込まれました
00:15:12一方SNSでの偽情報などの拡散や
00:15:18当選の意思のない候補者が
00:15:21他の候補者を応援する
00:15:23いわゆる2馬力への対応については
00:15:25不足で施策の在り方を検討し
00:15:29必要な措置を講じるとするにとどまり
00:15:32検討課題となっています
00:15:33立憲民主党の大福祉さん
00:15:36選挙でのSNSの活用や規制について
00:15:39どう考えますか
00:15:40選挙において
00:15:42近年特にSNSの持つ影響力というのは
00:15:47いやましに増しているというふうに感じています
00:15:50であるがゆえに良い面悪い面を
00:15:52しっかり理解する必要があると思います
00:15:55情報が簡易に手に入るという意味において
00:15:58これは良い面があります
00:16:00一方でSNSによって
00:16:02不確かな情報が留守することによって
00:16:05多くの方々が不確かな情報に基づいて
00:16:08投票行動に行ってしまう可能性もあります
00:16:10かつ先ほど申しましたように
00:16:13SNS上の情報というのがいわゆるアルゴリズム
00:16:17こういったものの中で
00:16:19一方的に同じ傾向の方に偏っていくという面が
00:16:24どうしても出てくるのではないかと言われています
00:16:26フィルターバブルエコーチェンバー等とも言われている
00:16:29この中で民主主義自体の土台が不安定化するのではないかという
00:16:34恐れもありますので
00:16:37こういった点も含めて検討していかなければならないなというふうに思います
00:16:40大岸さんに伺いたいんですけれども
00:16:43ではですね規制の強化ですね
00:16:44これが必要なのかどうか
00:16:46その場合ですね
00:16:47その主体はどこなのかという点ですね
00:16:48これ警察なのか選挙管理委員会なのか
00:16:50あるいは民間の事業者なのか
00:16:52この点どう考えますか関係性
00:16:53私はSNSの選挙との関係に関しては
00:16:57規制は必要だというふうに思います
00:16:59先ほど言ったアルゴリズム
00:17:01これは誰がその内側のことを誰もわからない中で
00:17:05いろんな情報に内心の自由まで侵されている可能性がある
00:17:08これをどう規制するのかという点に関して
00:17:10これから議論しなきゃなりませんけれども
00:17:12規制の主体としてファクトチェック
00:17:14第三者的なファクトチェックみたいなものは
00:17:16私はあっていいのではないかなというふうに思います
00:17:19最近ファクトチェックがだんだんだんだん
00:17:21育ててきているのではないかという声もありますので
00:17:24そういった他国の立法令なども見ながら
00:17:27しっかりやっていく必要があるのではないかなというふうに思います
00:17:29維新の矢部さんに聞きますけれども
00:17:31綾井さんはこの活用と規制のあり方
00:17:34これどうバランスを取るべきだと考えますか
00:17:36かつて自民党の某総理大臣が
00:17:38選挙にみんな行かないで寝ててくれればいいという
00:17:42発言をしたことがありましたけれども
00:17:43ただ実際多くの既得権に関係する人たちばっかりが
00:17:48選挙に行って
00:17:49それ以外のあまり関係ない人たちは
00:17:51本当に選挙に行かない
00:17:53投票率が低いことによって
00:17:55今の選挙結果
00:17:56自民党公明党政権って成り立っていると私は思っているので
00:17:59そういう意味ではSNSとかを活用して
00:18:01もっと政策のこと
00:18:02もっと候補者のこと
00:18:03あるいは政党のこと
00:18:04しっかりと知っていくこと自体は
00:18:05私はいいことだと思います
00:18:06ただ一方で
00:18:08表現の自由
00:18:09表現の自由って言うんですけれども
00:18:10表現の自由は憲法上認められた
00:18:12基本的人権ですけれども
00:18:13これやっぱり注釈がありまして
00:18:15憲法上これは公共の福祉ですね
00:18:18社会全体の利益だとか
00:18:19他の人々の権利との調和
00:18:21これをですね
00:18:22考慮して判断されるものなんですよ
00:18:25ですからそことのバッティングがないかどうか
00:18:27本当にそれはですね
00:18:28社会全体の利益を犯していないのかどうか
00:18:30フェイクニュースだとか
00:18:31あるいはそのお金儲けのための
00:18:33そのSNSの活動だとか
00:18:34これは明らかに他の
00:18:36他の人たちの権利も
00:18:37犯していると思うんですね
00:18:38ですから表現の自由だから
00:18:40何でも認められるというものではないと
00:18:42そこもしっかり気をつけながら
00:18:43考えていかなきゃいけないと思います
00:18:44安倍さんそうしますと規制の強化が必要なのかどうか
00:18:47その場合の主体はどうなのか
00:18:48現行法でできるのかどうか
00:18:49この点どうですか
00:18:50一つはその投稿する側ですね
00:18:52ここはやっぱり一定の規制というのは
00:18:54私は必要だと思うんですが
00:18:55もう一つもっと重要なのは
00:18:56そのアルゴニズムをですね
00:18:58先ほど大口さんも言われてましたけれども
00:19:00提供しているこの事業者の側
00:19:01これ例えばですね
00:19:02アメリカの大統領選の時に
00:19:04共和党のですね
00:19:05ツイッターが
00:19:05Xにいっぱい出たんですね
00:19:07でこれあのワシントンポストが
00:19:09トランプ大統領が
00:19:11じゃなくてイーロンマスクさんがですね
00:19:13これをアルゴリズムを変更して
00:19:15それによって
00:19:16そういう共和党の声が拡散しやすくなるように
00:19:20トランプさんのですね
00:19:21声明がどんどん出やすくなるようにしたと
00:19:23こういう指摘をしているんです
00:19:24実際に調査をした上で
00:19:25実際にアルゴリズムでそういうことは可能なんですね
00:19:28ですから
00:19:28EUなんかは
00:19:29こういうフェイクニュースを出した場合には
00:19:31全世界の利益の6%を罰金で
00:19:33その事業者に勝つということをやってますから
00:19:35ですからこういうことをですね
00:19:36日本も一定程度やっぱり取り入れていくべきだと
00:19:40私は思います
00:19:40自民党の愛沢さんに行います
00:19:42愛沢さんはこのSNSの活用の部分と
00:19:44既成の部分これどう考えますか
00:19:46そうですね
00:19:46素晴らしいツールとして
00:19:49健全な選挙の成長発展
00:19:51それに十分役立てていく
00:19:54投票率が上がる
00:19:55そういうプラスの面
00:19:57大いに評価ができると思います
00:19:59ただ誹謗中傷あるいはデマ
00:20:02偽情報のルフによって
00:20:05選挙が歪められる
00:20:06これはあってはなりませんね
00:20:07まず私はですね
00:20:09既存の法令ですよね
00:20:10公選法に定められている虚偽事項
00:20:13公表罪あるいは刑法の名誉毀損
00:20:16あるいは侮辱罪
00:20:18こういったもののグリップをまず聞かせるということ
00:20:20それからやはり
00:20:22プラットフォーム
00:20:24SNS事業者の規制ですよね
00:20:28責任の明確化
00:20:29ここに挑戦をしていくということが
00:20:32非常に大事になってこようと思います
00:20:34自民党でも
00:20:35Xグーグルあるいはヤフー
00:20:37そういった事業者の方々に来ていただいて
00:20:38今度は与野党の協議機関にも
00:20:40事業者の方に来ていただきますけれども
00:20:42その事業者の責任をどのように明確化できるか
00:20:46実態を確保できるか
00:20:48そのことに与野党で
00:20:49しっかり答えを出していきたいと思います
00:20:51今少し話に出てきましたが
00:20:53情報流通プラットフォーム対処法というのは
00:20:56今年4月に施行された法律で
00:20:58インターネット上の誹謗中傷などの投稿について
00:21:02SNSの運営事業者に対し
00:21:05迅速な対応を求めるものです
00:21:07藍沢さんですね
00:21:08この法律が新たにできているということになりますが
00:21:11これで十分なのか
00:21:13それともここにさらに何かを加えるべきなのか
00:21:15この点はどうなんでしょうか
00:21:16そうですね
00:21:16選挙に関しては立候補者が
00:21:20誹謗中傷侵害を受けた
00:21:23申し出をした
00:21:24通常は7日間の期間のうちに回答をもらう
00:21:29そして選挙については
00:21:30政治については数日間ということなんですが
00:21:32やはり限られた選挙運動期間に対処ができるように
00:21:37即刻に対応ができる
00:21:39あるいは削除
00:21:40そういうことを考えるときに
00:21:42非常に難しい問題でありますけれども
00:21:44その制度設計に
00:21:47国を挙げて
00:21:48挑戦をしていく
00:21:49答えをぜひ出したいなというふうに思います
00:21:52国民のそう願っているというふうに考えます
00:21:55小宮市長の古川さん
00:21:56古川さんはですね
00:21:57この規制の強化が必要というふうに考えるかどうか
00:22:00その場合
00:22:00プラットフォーム事業者の対応ですね
00:22:02今発言ありましたけど
00:22:03これどうするか
00:22:04この点
00:22:04私たちはですね
00:22:05現時点においては
00:22:06やはり規制はちょっと慎重であるべきだと思います
00:22:09これちょうど今年は
00:22:11放送開始から100年ですけれども
00:22:13新たなメディアが出てきたときって
00:22:15やっぱりそれをですね
00:22:16いろんな問題も出てくるのはやっぱり最初はある
00:22:19しかしやっぱりそういう時代の
00:22:20時が経過する中でですね
00:22:22そのうまい使い方というのもあってですね
00:22:25やっぱりあの
00:22:25先ほどからお話ししておりますけれども
00:22:27このままSNSによってですね
00:22:29個人が発信できるとか
00:22:30あるいは非常に若い人たちが
00:22:32政治に関心を持つとかですね
00:22:34非常に政治と
00:22:35有権者との国民との距離が短くなるとか
00:22:38近くなったとかですね
00:22:40かなりメリットもあるんですね
00:22:42やはり規制をするとなると
00:22:44確かにそれはいろいろ問題もあるのが事実です
00:22:45ただ規制をするという場合に
00:22:47じゃあ誰がするのかと
00:22:48まさに今言われましたけれども
00:22:49なかなかこれは去年から
00:22:51藍澤さんとかね
00:22:52皆さん各都大口さんとか一緒に
00:22:54機能してきましたけれども
00:22:55中身に入ってくるとなると
00:22:57これ本当に表現の自由をですね
00:22:59まさに検出するようなことになりかねないので
00:23:01まずは先ほど藍澤さんがおっしゃったように
00:23:03今の現行法の中でどう対応できるのかっていうこと
00:23:07そしてまた私と国民主党はですね
00:23:09憲法改正の中にやっぱりプラットフォーマーの責任みたいなものも
00:23:13新しい時代のデジタル時代の人権保障という形で
00:23:16書き込むべきじゃないかと言っています
00:23:18やっぱりプラットフォーマーに
00:23:20まずはちょっと対応を求めていくというのが
00:23:23現時点であるべき姿じゃないかなと思います
00:23:25令和の大石さん
00:23:26大石さんがこのSNSに対するですね
00:23:29規制と活用ですね
00:23:30これどういうふうに考えるかいかがでしょうか
00:23:32このテーマはね
00:23:333月の日曜討論でも行われたはずですよ
00:23:36国会でも議論が行われてて
00:23:38なかなか今日ももうすでに決着がつかないのは
00:23:41一般国民とかね
00:23:42一般事業者のやる名誉毀損だったりとか
00:23:46それは表現の自由と必ずぶつかるので
00:23:49その議論でスタックしちゃうんですよね
00:23:52今起きていることのメカニズムですね
00:23:55大量の資金が誰かに流れ込んで
00:23:58それでデマ情報や
00:24:00個人のセンシティブ情報にかかるようなこと
00:24:03公益性もないような情報を流して
00:24:04それが選挙にまで影響しちゃってるっていうね
00:24:07じゃあそのメカニズムにちゃんとクローズアップして
00:24:10解像度を上げて議論しなきゃ
00:24:11法制備なんかできないんですよ
00:24:13私はこれはまず解明すべきは
00:24:16自民党も取引をしていたと言われる脱皮問題ですね
00:24:19これは2021年から2023年に裁判で決着がついて
00:24:24名誉毀損が認められたんですけども
00:24:26ワンズクエストっていう会社が
00:24:28おそらく社長とその裁判でも言われてるんですけど
00:24:31次110万円もらって
00:24:33で専業で自民党と
00:24:36維新の会への賛同や動員を行ったり
00:24:38一方で立憲とか共産党の
00:24:40誹謗中傷を繰り返し行ってた
00:24:42小池さんそろそろまとめてください
00:24:43裁判結果出てるんですよ
00:24:44大量の資金が
00:24:45これは自民党も資金提供を捨てたと報じられてるんですけど
00:24:49そうやって資金源があって
00:24:52誹謗中傷を流すという事例があるわけですから
00:24:54その事例で検証していき
00:24:56然るべき法整備をしていくということが大事です
00:24:59藍沢さん具体的に
00:25:01名指しになりましたんで
00:25:02反応があればどうする
00:25:04いやちょっとその事実関係私
00:25:06ごめんなさい
00:25:07承知をしておりませんので
00:25:08事実関係をよく調査をして
00:25:11あるいは学んで
00:25:13自民党としての対処をね
00:25:15しっかりと必要に応じて
00:25:17国民の皆さんに明らかにしていきたいと思います
00:25:20はい
00:25:20それでは共産党
00:25:22今度は井上さん
00:25:23このSNSの活用の部分と規制の部分ですね
00:25:26このバランスどう考えるのか
00:25:28国民が主権者として自ら代表を選んで
00:25:30いいと思った候補者の支持を広げると
00:25:33この活動が保障されてこそ
00:25:35憲法上の権利である賛成権が生かせるわけですよね
00:25:38そのためには非常に
00:25:41この有権者が気軽に多面的に選挙に参加する必要がある
00:25:44このSNSは非常に重要なツールになっていると思います
00:25:47今選挙のSNSで様々な問題がありますけれども
00:25:52現行法でのできることもしっかりやりながら
00:25:56対応は検討しつつですね
00:25:58やはり表現の自由に関する規制については
00:26:01慎重であるべきだと思います
00:26:03同時にですね
00:26:04この一般の普通それ以外のこの選挙運動がですね
00:26:09根性法上非常に厳しく規制をされています
00:26:12もっとですね
00:26:14この賛成権と表現の自由を保障して
00:26:16この国民の声が政治に正確に反映されるということにですね
00:26:21力を尽くすべきだと思ってまして
00:26:23選挙カードの自由の拡大や高すぎる協卓金の見直しであるとか
00:26:27民意を歪める小選挙区者の見直しとか
00:26:30非選挙権の拡大とか
00:26:31そういう全体の選挙に国民の声が反映することの検討ということがね
00:26:36進められるべきだと思います
00:26:38石川さんはですね
00:26:40このSNS活用と規制
00:26:42このあり方どう考えますか
00:26:43国民の皆様に各政党や候補者の考え方
00:26:47あるいは訴えを広く伝えていく上で
00:26:49私はSNSの活用というのは
00:26:51より一層進めていかなければいけないというふうに思っております
00:26:54一方で昨年の東京都知事選
00:26:56あるいは兵庫県知事選などで起きた
00:26:59公営掲示板におけるポスターの問題
00:27:01あるいは政権放送の問題
00:27:03SNS2パリキ先ほどもありました
00:27:05こうした問題について各党で協議を進めてきて
00:27:09合意が得られたところから
00:27:10法改正を行ってくるということができたところでございます
00:27:14課題となったのはやっぱり憲法との兼ね合いで
00:27:16表現の自由のバランスをどう取るかと
00:27:18規制を強化すべきという声も
00:27:21要論調査などをすると非常に高くある一方で
00:27:24表現の自由はやっぱり守らなければならない
00:27:26このバランスをどう取るかということが
00:27:28極めて重要だというふうに思っております
00:27:29そういう意味で法規制になじまない項目というものも
00:27:32やっぱり今後も出てくると思うんですが
00:27:34その場合には各政党間での
00:27:37審査協定のような合意で
00:27:38しっかりと国民の皆様に示していくことで
00:27:42有権者の良識ある判断
00:27:43つまり投票ですけれども
00:27:45これに委ねるということも
00:27:46一案ではないかというふうに考えております
00:27:48石川さんそうしますと
00:27:49基本的にSNSの規制を強化するかどうかという点については
00:27:53どうなるかという点ですが
00:27:54現行法でまずは対応すべきという考えなんですか
00:27:56対応できるところはしっかり現行で対応していく
00:27:58先ほど紹介もありました情報流通プラットフォームを対象
00:28:01これも昨年公開制をして偽情報等に対する対処
00:28:05削除措置なんかを迅速に取る
00:28:07こういった改正も行われました
00:28:09こういったことを引き続き現行法で対応しながら
00:28:12改正できる点があれば
00:28:13しっかり改正していくということではないかと思っております
00:28:15自民党内沙さんやっぱりここで考えますと
00:28:17やっぱり憲法を保障する表現の自由との関係ですね
00:28:20なかなか議論はまとまらないようにも見えますけれども
00:28:22この点どういうふうに議論を進めていけばいいのか
00:28:25いかがですか
00:28:25そうですね憲法で表現の自由が保障されている
00:28:29財産権の問題も大切に扱っていかなければならないと思います
00:28:34しかし一方民主主義の根幹をつくる選挙の現実が
00:28:39非常に大きく揺らいでいる
00:28:41あるいは既存されつつある
00:28:42その認識は国民の皆様は非常に深刻に受け止めておられると思うんですね
00:28:47非常に難しい問題でありますけれども
00:28:49ここは両方で本当に知恵を出していくということ
00:28:52もちろん勝山谷関の協力
00:28:54あるいは学者の先生方
00:28:57そうぐるみでこのまさに今日のタイトルの通りですよね
00:29:01SNS時代にどのようにして
00:29:04民主主義を健全に成長させることができるか
00:29:07その基盤をしっかりまず政治家政権を持って
00:29:10リーダーシップを発揮していく
00:29:12努力をしたいと思います
00:29:13来月大統領選挙を控える韓国では
00:29:18偽情報対策として
00:29:20選挙管理委員会がSNS上の行為を24時間監視し
00:29:25即日削除可能な体制を整えています
00:29:28維新の親木さん
00:29:29こうした例は日本でも参考になるんでしょうか
00:29:32そうですね
00:29:34やっぱり選挙期間中のフェイク情報というのは
00:29:38選挙結果に大きく影響すると思います
00:29:40例えば大阪都構想の住民投票を大阪でやった時には
00:29:45前回の投票日の5日前にですね
00:29:48毎日新聞だったと思うんですけれども
00:29:50大阪市の財政局長の試算ということで
00:29:53毎年の行政コストがもし大阪都構想になった場合
00:29:56200億円以上増えるみたいな
00:29:57こういう報道が出たんですね
00:29:58これによってかなり大きく投票行動に影響出たと
00:30:02私は思います
00:30:03これは財政局長の捏造だという話もあれば
00:30:07あるいは新聞の誤報だという話もいろいろあって
00:30:10結局いろんな言い分が違ってですね
00:30:13今も曖昧なままになっているんですけれども
00:30:16ただ最後の結果は49対51だったんですね
00:30:19ですから本当に僅差でなった時にですね
00:30:23こういうご情報が投票日で5日前に出るということ
00:30:25これは非常に問題があると思うので
00:30:27そういう場合は即時こういった形で対処するということは
00:30:30私は民主主義を健全に機能させる上で必要だと思います
00:30:34池民主党大吉さんですね
00:30:36この例えばそのいろいろな手立てを講じたとしても
00:30:39選挙期間あると限られてますよね
00:30:41しかし一方でですね
00:30:43何かを例えば差し止めた時に
00:30:45それが誤りだった時に
00:30:46これも影響も大きいということになります
00:30:48この兼ね合いですけれども
00:30:49これ何か手立てはあるんですか
00:30:51先ほど申し上げましたように
00:30:53ファクトチェックみたいなものをね
00:30:54第三者をしっかり入れて
00:30:57みんながその情報を評価できるような形にするというのは
00:31:00一つ大きな手立てだと思います
00:31:01今残念ながらファクトチェックはトランプ政権になって
00:31:05大手のプラットフォーム事業者がやめたりしているというところがあるので
00:31:09非常にそれは懸念される事態ではないかなというふうに思います
00:31:14同時にプラットフォーム事業者の責任も
00:31:17私は非常に大きいと思ってまして
00:31:19要するにアルゴリズムを使って
00:31:22その人が長くこのSNS上を見ている
00:31:25見る時間をできるだけ広げるということが目的になっているので
00:31:29どうしても過激な
00:31:30そしてその考え方に同調するようなものを
00:31:33どんどんどんどん流していくというアルゴリズム
00:31:35これを持っているのはプラットフォーム事業者なので
00:31:39事業者の皆さんにどれだけのことをやってもらうかというところは
00:31:42私は非常に大きな法的な論点としてあると思います
00:31:45共産党井上さんに伺いますけれども
00:31:47どうでしょうか
00:31:48例えばこの誤った情報などが出た場合
00:31:51それをどうやって影響を抑えるかという点
00:31:53現行法でもかなり時間がかかる部分がありますし
00:31:56選挙管理委員会の警告とか
00:31:58こういったものがどれだけ効果があるのかという点もありますが
00:32:00この点はどういうふうに対応したらいいのか
00:32:03有権者は国民がチェックできるようにするべきだと思うんですね
00:32:07このリアルの選挙活動は非常に制限されまして
00:32:11ネットの偽情報などに対抗する手段が非常に限られています
00:32:16今も立ち合いに出使いはない
00:32:18選挙期間も短くなった
00:32:20選挙期間中のテレビの報道などもですね
00:32:24非常に減ってまして
00:32:2520年前と比べると
00:32:27この間の総選挙の選挙期間中の報道は
00:32:30半分になったという調べもあるわけですね
00:32:32そうすると結局偽情報があっても
00:32:37反論などがされないままに
00:32:38ずっとネット上で垂れ流され続けるという問題があります
00:32:43ネット上での対応の強化とともに
00:32:46リアルの輪できちっと反論をできる検証もする
00:32:50それからテレビも萎縮せずにですね
00:32:52ぜひもっともっとそういう報道番組なんかを広げる
00:32:56テレビ討論も行うということによってですね
00:32:59そこで出されたもんでやっぱり
00:33:01国民の皆さん有権者が判断できるという状況を拡大するということが
00:33:05一番私は重要だと思っています
00:33:07令和野大石さん
00:33:08大石さんこのやっぱり選挙期間短いということもありますけど
00:33:10この間にですねさまざまな影響が出てしまう
00:33:12これを抑えることができるのかどうか
00:33:14それはやるべきなのかどうか
00:33:15それを含めてどうでしょう
00:33:16やるべきじゃないんですけどね
00:33:18先ほど維新の青柳さんが
00:33:20そのことをよう言ってくれたと思ってるんですよ
00:33:22大阪都構想で毎日新聞がスクープして
00:33:25218億円の追加的なコストが
00:33:28その都構想にいるんだよっていう話を出したっていうのを
00:33:31出してくれてよ言ってくれたな
00:33:33これは憲法審査会でも私がテーマに出したことで
00:33:36大阪市を4つに分割するという都構想で
00:33:394つに分割するんやから
00:33:41スケールメリットが奪われるから
00:33:42追加的なコストが発生するやろって
00:33:44市民側がずっと言ってたんですよね
00:33:46で大阪市が実は内部でそれをやってて
00:33:50218億円だったその試算結果を
00:33:52毎日新聞がそのまま出したっていうことなんですよ
00:33:55でさっき青柳さんがね
00:33:56曖昧なまま選挙結果に影響を与えた
00:33:59って言った後に誤情報って言ったでしょ
00:34:01なんで曖昧なのに誤情報と断定するわけ
00:34:04そういうとこに確信があると思うんですね
00:34:06これ誤情報だって言って
00:34:08大阪市の職員処分まで行って
00:34:09これ自殺者出るんちゃうかってとこまで行ったんですよ
00:34:12で大阪市大阪府がやったことだけど
00:34:14まあ予想は維新だから利害関係者なわけじゃないですか
00:34:17曖昧って言ってるのが誤情報って言ってる
00:34:19ここにですね視聴者が何を感じていただけるか
00:34:22っていうことだと思います
00:34:23青柳さん反応があれば
00:34:24あのこれ全くの誤情報ですから
00:34:27あのそのことは実際にそれを算出した
00:34:30大阪府大阪市の財政局長ご本人が認めておりますし
00:34:35それからあの人口動態のみを
00:34:38あの条件とした架空の数字であったということを
00:34:42公にご本人がおっしゃっておりますんで
00:34:44そういった架空の数字について
00:34:47選挙中に行ったことについて
00:34:48大変申し訳なかったという謝罪も
00:34:50メディアの前でされております
00:34:52ですので圧力なんかかけておりませんか
00:34:55はい
00:34:55議論続けますので
00:34:57全部ですね
00:34:57大阪市はいつもね
00:34:59そういうなんか自分の主観なんですよ
00:35:01主観で客観的事実がない中で
00:35:04主観で全部物を言うんだけれども
00:35:06私は今全部
00:35:08それはあなたです
00:35:09分かりました
00:35:09事実関係を申し上げておりますので
00:35:11お二人分かりましたので
00:35:12議論を続けさせていただきます
00:35:14分かりました
00:35:14あの先ほどの例も含めて
00:35:16このコメントの石川さんに伺いますけれども
00:35:18この短い期間の中でですね
00:35:20被害の広がりであるとか
00:35:22影響の広がりをどう抑えることができるのか
00:35:25またそれをすべきなのかどうか
00:35:26この点も含めてんですか
00:35:27まず基本的なことですけれども
00:35:29選挙期間中に
00:35:30国民の皆さんが落ち着いた環境の下で
00:35:33候補者や政党の政策をよくよく聞いていただいて
00:35:36知っていただいた上で
00:35:37自由な意思で投票していただく
00:35:39この環境をどう整えていくのかということが
00:35:41極めて重要だというふうに思っております
00:35:42そういう意味では
00:35:43SNSの真偽不明の情報などによって
00:35:46選挙結果が大きく左右されるような状況というのは
00:35:48ないようにしなければなりませんし
00:35:50選挙に限らず
00:35:51例えば大規模災害が起きたときに
00:35:53偽情報によって人の命が失われるようなこと
00:35:56こういったことも避けていかなければならない
00:35:58そういうことを考えますと
00:35:59先ほどもお話し出ましたが
00:36:00やはり今技術がどんどん進歩している中で
00:36:03ファクトチェックをしていく
00:36:05この技術をしっかり高めて
00:36:07それぞれのプラット事業者が
00:36:09責任を持って情報発信していくということも
00:36:11大事だと思いますし
00:36:12また我々国民側がですね
00:36:14やっぱりネットリテラシー
00:36:15ネット情報に対してどう向き合っていくのか
00:36:17その社会的なネットリテラシーを高めていく
00:36:20そのためには教育の果たす役割も
00:36:22極めて重要ではないかというふうに思っております
00:36:24国民ストークルカーさん
00:36:25福川さんに関わりますけれども
00:36:26この限られた期間の中でですね
00:36:29実際に影響が出てしまった場合にどう対応するのか
00:36:31それができるのかどうか
00:36:32この点どうでしょうか
00:36:33現実は難しいと思うんです
00:36:35先ほどのね
00:36:37維新さんと令和さんの見せても
00:36:40偽かどうかということでは議論になっているかとのせいもあってですね
00:36:43ですからこれ前から議論もしている中で考えるのは
00:36:46ある種
00:36:47そもそもやっぱり今のようなですね
00:36:49選挙期間を設けてというやり方
00:36:51つまり選挙の構成法の根本的なあり方自体も
00:36:54やっぱり見直すしていかないと
00:36:56なかなかこの今のルールの中で
00:36:59短期間でそれが本当にこうフェイクなのかどうなのか確認をして
00:37:03そして問題があれば削除するとかね
00:37:07影響を及ばないようにするということが
00:37:09本当にできるのかどうか
00:37:11そういうですね
00:37:12選挙のあり方自体も問われる
00:37:14やっぱりそういう状況になってきているんじゃないかなというふうに思いますね
00:37:17古川さんに伺いますけれども
00:37:18先ほどは韓国のようにもありましたけれども
00:37:21常時監視するというような人材ですね
00:37:23これはなかなか出てこないと思うんですけれども
00:37:26じゃあネット上のこの状況をどう
00:37:28誰が見ていくのかこの点はどうなんでしょうか
00:37:30まさにそこなんです
00:37:31そこは前からですね
00:37:32それこそ去年ポスターの規制の時にもあったんですけれども
00:37:35例えば韓国みたいな選挙管理委員会が
00:37:38じゃあポスターの中身なんか判断するって言ったら
00:37:40これまさに検閲みたいな形になってしまってですね
00:37:43ですからこの本当にあの情報が正しいかどうかっていうのを
00:37:47苦労でもない中でなかなか難しい
00:37:49ですからそういった意味では今の現時点で言うと
00:37:52先ほどから話が出ているように
00:37:54やっぱりプラットフォーマーの人たちがですね
00:37:56できる限りファクトチェックをして
00:37:58そこを左右していくとか
00:37:59やっぱりそういうところで
00:38:01今の時点ではやっぱりできていくとしないとですね
00:38:03明らかな偽情報を排除すべきってはみんなそうなんですけれども
00:38:07それが時代の変化に伴ってですよ
00:38:10そう時のねなんか権力とかそこが
00:38:13気に入らないものが偽だとかなる
00:38:15危険性だって現るわけなので
00:38:16やっぱりそこは相当にですね
00:38:18そうしたら特に
00:38:19貢献力みたいなところがチェックするということは
00:38:23かなりやっぱり慎重でなきゃいけないというふうに思います
00:38:25自民党愛沙さんこれ線引き難しいところですけどどうでしょう
00:38:28もちろんね我々政治が努力をしなければなりませんが
00:38:33一方国民の皆様にもね
00:38:35お願いをしなければならないことが正直であると思うんです
00:38:39今手元NHKの世論調査があるんですが
00:38:42ネット上で知り得た情報を一度は信じた
00:38:45しかしその後になってこれは偽だったということが分かった
00:38:50経験を持ったと答えた方が45%
00:38:54特に20代30代若い方々も7割を超えているんですね
00:38:58ですからその後の質問で
00:39:01じゃあ他の手段で他のネットで事実かどうかを調べたかどうか
00:39:07それに対しても半々ぐらいの答えですね
00:39:09ですから国民の皆さんも自らネットで出ている情報についての
00:39:16真偽を自ら確認をする
00:39:17そういった習慣といいますかね
00:39:20態度といいますか
00:39:21それを持っていただくということも
00:39:23ぜひお願いをしたいと思います
00:39:25すでに話にも出ましたが
00:39:27ここからはですね
00:39:28収益を目的としたSNSをどう考えるか議論します
00:39:32収益目的の投稿が広がる背景にあると指摘されるのが
00:39:38SNSに特有のアテンションエコノミーという仕組みです
00:39:42広告が表示されるSNSでは
00:39:45動画が再生されるほど広告収入が多く得られます
00:39:49そのため注目を集めようと
00:39:52過激な内容や事実に基づかないものなどが投稿され
00:39:56偽情報や誤情報の拡散を助長させる傾向があると指摘されています
00:40:01公明党の石川さん
00:40:04選挙でSNSを通じて収益を得ることへの規制をどう考えますか
00:40:09また規制する場合はどんな手段があるんでしょうか
00:40:12一つは先ほどプラットフォーム事業者についての議論もありましたけれども
00:40:16やはりこのツールの基盤を担っていらっしゃるプラットフォーム事業者が
00:40:20非常に重要な役割を担っているというふうに考えておりますし
00:40:23また一定の責任を負っていただくということは
00:40:25私は考えていかなければいけないのではないかと思っております
00:40:29今ありました収益目的あるいは売名目的
00:40:31こういった昨年の東京都知事選とかで
00:40:34本来あってはならないような行為があった場合に
00:40:37プラットフォーム事業者を通じた規制を強化をしていくということは
00:40:40私は検討に値するというふうに思っております
00:40:43例えば調査確認を行うことを義務化していくなどですね
00:40:47こういったことのご協力を事業者にお願いするということは
00:40:50あり得るべき選択肢ではないかと思っております
00:40:53石川さんこの収益を絞るという考え方ですね
00:40:55例えば収益について提出するとか選挙に関するものとかですね
00:40:58こういったものという手段は取るべきなのかどうか
00:41:01この点はどうですか
00:41:02選挙期間中にそもそも立候補された候補者あるいは政党が
00:41:07収益を目的にしているということ自体が
00:41:10私は本来の目指すべき方向性から
00:41:13外れているのではないかというふうに思っております
00:41:15ただどういった部分をどのように絞るのかというのは
00:41:17技術的にいろいろな検討が必要ではないかと思います
00:41:20自民党の愛さんさんここはですねどう考えるのか
00:41:22このプラットフォームの収益ですね
00:41:24投稿による収益
00:41:26これをどこかで規制していく
00:41:28さらに強化していく必要があるのかとか
00:41:30この点はどういう議論なんでしょう
00:41:31そうですね
00:41:31民主主義の基礎根幹をつくる選挙を材料にして
00:41:37再生回数を稼げば収益を得られる
00:41:41この状況には国民の皆さんは大いに疑問を持っている
00:41:45この状況はやっぱり野放しにあるいは今のまま放っておくということに
00:41:50やはり国民は拒否感を持っておられるというふうに思いますね
00:41:55ですから技術的なことを精査をしながら
00:41:59制度設計をして
00:42:00プラットフォーム事業者が支払いを拒否する
00:42:05拒否ができる
00:42:06その条件はやはり相当精緻に整理をしなければなりませんが
00:42:10そういう仕組みはどうしても作らなければならない
00:42:13健全な民主主義のためにこれはぜひ実現をしたいというふうに思います
00:42:17令和の大石さん
00:42:18大石さんはこのプラットフォームの収益を上げる
00:42:21これに対する規制についてはどう考えるでしょうか
00:42:24こういったことで有識ことも起きますしね
00:42:26インプレゾンビとかね
00:42:27国民の皆さんがいろいろこういった間接的に報酬を得てしまうということに関して
00:42:32その悪い部分に関心を持つのは分かりますし
00:42:36いずれ規制などもいるのかもしれません
00:42:38しかし結局憲法の表現の自由21条との兼ね合いでいつもスタックするんですよね
00:42:44間接的な報酬をずっと議論されてて
00:42:47やっぱり話戻りますけど
00:42:48直接的に報酬を与えて
00:42:51脱皮のようなインフルエンサーに
00:42:54その誹謗中傷活動がさせられてたっていう事例を検証して
00:42:58そこに時間を取らなきゃ
00:42:59その間接的な報酬
00:43:01もう自民の方がこの脱皮問題をね
00:43:04私別に脱皮に何も実害受けてませんから根に持てるわけじゃないですよ
00:43:08でも脱皮みたいなのが複数いますよね
00:43:11Xとかにもね
00:43:12だからその問題解決せずに
00:43:14間接的な報酬のことばかりっていうのは
00:43:16なんか滑稽な議論に思うんですよね
00:43:17視聴者の皆さん脱皮知らないかもしれないんで
00:43:20かつてすごいインフルエンサーで17万人ぐらいフォローがいて
00:43:24その
00:43:26小池さん時間がつけてますのでまとめてください
00:43:28時間がつけてますか
00:43:28はいまた次言わせていただきますね
00:43:30共産党井上さんに伺いますけれども
00:43:34このSNSの投稿による収益ですね
00:43:36この規制っていうのはどういうふうに考えるんですか
00:43:38あの
00:43:38これはもう選挙問題であれば人権の問題でもあるわけですよね
00:43:44この情報の正しさよりも
00:43:46この人々の関心や注目を重視をするという経済が前提となって
00:43:51事実よりも刺激的な打ち出しが優先をされると
00:43:55そういうSNSのビジネスモデルがこの被害拡大の一億になって
00:44:00結果として事実に基づいて選択をするという
00:44:03この賛成権が侵害をされているわけですよね
00:44:06そういう点で言いますと
00:44:08この偽情報を拡散する土台を作っているプラットフォーム
00:44:13事業者にはですね
00:44:14それを防止する社会的な責任があると思います
00:44:17それは対応を求めたいと思いますけれども
00:44:19先ほど申し上げましたように
00:44:21最終的にやっぱり有権者がそういうものはもうダメだということをですね
00:44:26判断できるような状況をですね
00:44:30選挙機関の先ほど長谷さんのこともありましたけれども
00:44:32作っていく
00:44:34ちゃんとした情報が流れていく
00:44:36そういうことをですね
00:44:37作っていくことが大事だと思っています
00:44:39市長谷さんにも伺いました
00:44:41このSNSの収益ですね
00:44:43これはどう規制できるのかすべきなのか
00:44:45この点どうでしょう
00:44:46まず選挙がビジネスの機会になってしまっているということ自体
00:44:49これはやっぱり問題が市場の失敗なんじゃないかなと思っていますので
00:44:52政府が政策で介入すべきことだと思っております
00:44:56特に問題となる事例というのがいくつかあると思いますので
00:44:59そこをやっぱりターゲットにしてしっかりとやるべきだと思って
00:45:02私が一つ非常に最近思っているのは
00:45:04例えばXとか
00:45:06アカウントを偽アカウントで一人の人が複数作れてしまう
00:45:11いろんな一人の人が例えば100個ぐらいアカウントを作ってですね
00:45:14いいねを押すとか
00:45:15あるいは賞賛のコメントをする
00:45:17あるいは批判のコメントをする
00:45:18それを例えば政治家政党とかに売るということができてしまうんですね今
00:45:22ですからそのX上で日本人はやっぱり空気に流されやすいですから
00:45:26ある人が何かを言ったことに対してたくさんの賞賛コメントがついていれば
00:45:30なんかこの人の言っていることは正しいのかなみたいになるし
00:45:33批判コメントがいっぱいついていれば
00:45:34中身を見ずになんかこれは悪いんじゃないかみたいになると
00:45:37こういう日本人のある種の特殊性とか
00:45:39この空気感みたいのをそういったビジネスでコントロールできてしまうという状況は
00:45:43特に今Xでそういうことが起きていますけれども
00:45:45こういうのは一応に問題があると思うので個別具体的な事例をもとに規制をかけていくべきだと思います
00:45:49コミュニスト古川さん古川さんこの問題どう考えますか
00:45:52この収益目的のやっぱり政治的なね
00:45:55そういうエッセンス活用というところについては
00:45:57一定程度のこの規制が考え得るんではないかなと思います
00:46:01ただ本当にこれが実効性が伴えるか
00:46:04なかなかですね
00:46:04これは政治的なものだとそうじゃないという
00:46:07そこの境界のところですね
00:46:08口で政治とそれ以外と分けるのは簡単ですけれども
00:46:11現実にそこをじゃあどう明確に分けるのか
00:46:15またそのそちらの収益がもらえるものに入るのか
00:46:18あるいは収益が取れないものに入るのかという判断をどこかするのか
00:46:22またこのですねそこのところが出てきて
00:46:25この辺も基本的にやっぱりプラットフォーマーに
00:46:27委ねていかなきゃいけないんじゃないかと思いますけれども
00:46:29ここのところはねやっぱり収益目的というところについては
00:46:34何らか制限する規制する方向というのは
00:46:37検討すべきではないかと思います
00:46:39池見さん大口さんこの問題どう考えますか
00:46:42プラットフォーム事業者のビジネスモデルは
00:46:48できるだけ多くの方々が自分のSNSを見て
00:46:51しかも長くそれにとどまって見てくれているということを
00:46:55確保するそれによって広告収入が上がると
00:46:57これがビジネスモデルです
00:46:58よって過激極端なコンテンツを配信するということになると
00:47:05それによって考え方が一方的に偏ってしまう可能性がある
00:47:10こういう問題があるわけですね
00:47:12ですからそれが全部アルゴリズムに投与されていて
00:47:15アルゴリズムによって私たちが目に触れている情報が
00:47:18全部コントロールされているわけですね
00:47:20そういう情報が来ているのだということを
00:47:22みんなが分かった上でSNSを活用するということが大切であって
00:47:25収益目的のところまで規制するのは
00:47:28私なかなかやり方としては難しいんじゃないかと思いますけれども
00:47:30それに対処するとすると
00:47:32先ほど石川さんがおっしゃったように
00:47:34皆さんのいわゆるSNSに対する
00:47:38リテラシーを上げていく
00:47:39つまりアルゴリズムに操作された情報が流れてきているんだということを
00:47:43みんながそう思った上で情報に触れていくような機会を作っていく
00:47:47非常に大切じゃないかというふうに思います
00:47:48自民党内さんにそこにかけます
00:47:50これSNSをめぐってここに関する資金の流れですね
00:47:54あるいはいろんなところから資金が流れてくるという部分もあると思います
00:47:57事業者に対する支払い
00:47:58これもなかなか選挙犯で買収になるんじゃないかという事案も
00:48:01出ているようなものがあるんですが
00:48:02ここらについてもやはり同じように検討は必要じゃないかと思うんですが
00:48:05いかがでしょうか
00:48:06そうですね
00:48:06選挙がね
00:48:09ザックバーな表現をすれば
00:48:12お金儲けの材料
00:48:16コンテンツになっている
00:48:18そのこと自体大変
00:48:20我々は危機感を持つべきだと思います
00:48:22法的に整理することは確かに表現の自由
00:48:26様々なことの中で
00:48:28簡単ではないけれども
00:48:29しかし繰り返しになりますけれども
00:48:31健全な民主主義
00:48:32健全な
00:48:34真っ当な選挙を確保するということがいかに大切であるか
00:48:38そこに国民の皆さんの理解をいただきつつ
00:48:41この問題にしっかり対処していきたいと思いますし
00:48:45先ほど申し上げたように
00:48:46国民一人一人の皆さんにも
00:48:47情報を自ら精査をする
00:48:49そういった一つの習慣態度を
00:48:53ぜひ身につけていただけるように
00:48:54そのことはお願いをしたいというふうに思います
00:48:57では今後SNSや技術がさらに進化した時
00:49:01選挙にどのような影響があるのか
00:49:03そして選挙はどうあるべきか考えます
00:49:06大統領選挙が6月に行われる今問題になっているのがAIを使って作られた偽動画です
00:49:22前大統領と野党の前代表が刑務所に入っているような動画に
00:49:28どちらが似合っているかなどのコメントがつけられています
00:49:32偽動画を広めたとしてYouTuberが告発されたほか
00:49:40選挙管理委員会が注意を呼びかける事態となっています
00:49:44日本でもこうした問題に備える動きが始まっています
00:49:54総務省ではAIによって作られる偽情報や誤情報への対策を急いでいます
00:50:06力を入れているのは偽動画などをいち早く検出するための技術の開発です
00:50:22AI技術の進歩に対策が追いついていないとの危機感から
00:50:29技術開発に取り組む民間企業を資金面などで支援しています
00:50:34いったん混乱が起こってしまうとそれを戻すのは大変なのでそういう面ではしっかりここを持ちこたえて対応していかないと社会の安定とかそういう信頼感もなくなってしまう
00:50:50総務省の支援を受ける企業です
00:50:55国の研究機関や大学と共同で取り組んでいるのが
00:51:03AIによって成功に作られた偽動画を同じくAIを使って検出するシステムの開発です
00:51:10これはアメリカのバイデン前大統領の偽動画
00:51:23実際には発言していない内容が単語の発音に合わせた唇の動きまで正確に再現されています
00:51:34アップロードすることで認識を開始していきます
00:51:40この動画をAIで調べてみると100%の精度でフェイクと判定されました
00:51:51AIが見るとですねやはり人の唇の動きとして少し違和感の動きのようになっているところがあるというところで非常に高いですねこのスコアを持ってしてフェイクと判断している
00:52:05現在の技術では9割以上の精度で判別できていますが
00:52:12AIの進化にどこまで対応していけるかは分からないといいます
00:52:17今であればまだ見分けられるものというものも近い将来ですね
00:52:25人の目で見るとほとんど判別ができないという状態になるかなというふうに思っています
00:52:30民主主義の根幹である選挙にもしも影響を与えしまえばそれは大きな課題
00:52:36日本も手探りなのでここの中でさまざまな対策を考えながら意見交換をして海外の動向を見ながら
00:52:43そして表現の自由とか政治活動の自由に配慮しながらちゃんとした対策を考えていくというまさに転換点なんだと思います
00:52:50立憲民主党の大口さんAI技術の発達など急速な時代の変化政治は対応していけるんでしょうか
00:52:58そうですね日々AIを含めた技術が発展しているのでそれによって選挙に与える影響も日々変わってかつ大きくなってきていると思います
00:53:09これに対応していかなければならないというふうに私は思います
00:53:14法的な対応も非常に必要ですが先ほど申し上げましたように
00:53:18プラットフォームビジネス事業主の皆様の私は対応というのは非常に重要で
00:53:24先ほどヨーロッパの事例なんかも言われましたけれども
00:53:28ヨーロッパなんかAIに関してはAIで作った画像等々に関してはスカシを入れてください
00:53:33それがAIで作ったものであることが分かるような形にしてくださいとかそういった法律で定められたりするんですね
00:53:39そういったかなり強い規制をヨーロッパのでは入れています
00:53:43その上で事業者が対応しなかった場合には制裁金を課すというような対応もしています
00:53:50こういったことも日本ではまだまだまだ行われてないので
00:53:55私は検討する余地があるのではないかなというふうに思います
00:53:58自民党の愛沙さんに伺います
00:54:00先ほどVTRの中でもイタチごっこという表現もありましたけれども
00:54:03技術の進歩はありますけれども
00:54:05一方でどうでしょう明らかな偽物ではなくても
00:54:07非常に巧みに作られたものによって印象が作られていくという状況もあると思うんですけれども
00:54:12こういったものに対応できるんでしょうかね
00:54:14AIの進歩のスピードというのは我々の想像をはるかに絶する
00:54:19そういった現実がありますよね
00:54:22それによって選挙の現実もあるいは民主主義の状況も大きく影響を受けているのは事実です
00:54:29先ほど愛沙さんがヨーロッパのことについて触れられましたけれども
00:54:33私もこのEUのデジタルサービス法の活用に大変注目をしています
00:54:39ドイツ去年の選挙がドイツでありました
00:54:43その時にはストレステストということで模擬訓練ですね
00:54:46こういうフェイクこういう偽情報が出るんではないか
00:54:50あらかじめ想定をして
00:54:52もしそういうことが現実に起こった時にどう対処するか
00:54:55そういった訓練テストをやった
00:54:58それがどのくらい意味があったものか
00:55:00まだちょっと報告が国会図書館等から来ておりませんけれども
00:55:04大いに注目をすべき点の一つ
00:55:07アメリカはちょっと逆方向に行ってますよね
00:55:10EUと日本はこの対AI、SNS対策では
00:55:15ある種協力体制を組んでいく
00:55:17このことも一つのアイデアとしてはいいんじゃないかなというふうに思いますね
00:55:22ではこれからの時代にあった選挙はどうあるべきでしょうか
00:55:27公職選挙法では公正な選挙や候補者間の平等を確保するため
00:55:34選挙ポスター、街頭演説、個別訪問、署名運動などについて
00:55:40一定の規制や禁止事項が定められています
00:55:43一方、2013年の改正で
00:55:47インターネットを利用した選挙運動が認められるようになりました
00:55:51ホームページやSNSなどの利用が解禁された一方
00:55:55電子メールの利用は政党と候補者だけに認めるとしています
00:56:02国民民主党の古川さん
00:56:03実態に合った選挙のルールをどう考えますか
00:56:06これはですね、本当にちょっと抜本的に見直していかないと
00:56:10もうそれこそやっぱり技術の変化に追いついていけないんだと思うんですね
00:56:14ですからそもそも選挙ポスターを貼るのもお金もかかるし大変なんですけども
00:56:19例えば今のデジタルサイネージにしてしまうとかですね
00:56:22しかも選挙期間というものを設けているのは実は非常に珍しいわけで
00:56:28諸外国なんかね、別にこれからこれまでは選挙期間で
00:56:33それ以外は普通の政治活動ですよみたいな
00:56:35日本のこういうやり方もですね
00:56:38やっぱりもうこれはいろんなこの今今日議論している問題に対応していくためには
00:56:43公職選挙の選挙のあり方そのものを抜本的に見直していく
00:56:47また同時にですね、先ほどから話が出てますけども
00:56:50最終的にはやはり一人一人のやっぱり国民の皆さん方のリテラシーを高めるために
00:56:55やっぱり教育分野でそういうこともやっていくということが
00:56:59やっぱり民主主義の基盤というのは一人一人の有権者、国民ですから
00:57:04やっぱりそこの皆さん方のやっぱりそういうリテラシーを高めていって
00:57:07大きなやっぱり変化にもちゃんとそれを乗り越えていけるということが大事じゃないかなと思います
00:57:12清水戸愛沙さん、このやっぱりエッセンスの発達によって
00:57:16生産化を促すという面もあると思いますけれども
00:57:18一方ででは政党や候補者はですね
00:57:21十分な判断材料が提供できるようになっているかと言ってあると思うんですが
00:57:25どうでしょう、公職選挙法を見直す必要はどうでしょうか
00:57:27そうですね、有権者にとっても非選挙権を行使する、立候補する政治家を目指す方にとっても
00:57:36より良い選挙制度、より良い選挙の現実
00:57:41それをどのように確保するか、これ普段の見直しが必要だというふうに思います
00:57:47今、古川さんおっしゃったこと、本当に大事なことで
00:57:50今日から選挙、告示、告示、この期間
00:57:53それ以外の平素の政治活動期間と全く法体系が違うわけですね
00:57:59これはどこかでやはり乗り越えていく
00:58:03世界スタンダードに合わせていく
00:58:05私は個人的にはそのことが必要ではないかなというふうに思っています
00:58:11また個別訪問なんかもね、英国の事例なんかを見ていても
00:58:15やっぱりフェイスとフェイス、ネットの世界での情報の交換も大事だけれども
00:58:21やっぱり人間対人間ですからね
00:58:23そのことを合理的に解禁をしていく
00:58:26もちろん規制も必要ですよ
00:58:28あるいは候補者全員が揃っての演説会
00:58:30昔やってたことをもう一度評価をしていく
00:58:34そういう努力も大切ではないかなというふうに思いますね
00:58:38良い選挙を実現していく
00:58:39しっかり取り組みたいと思います
00:58:41では大石さん、大石さんはこの時代にあった公職選挙法のあり方どう思いますか
00:58:45まあちょっとこういう議論に乗れなくて申し訳ないんですけどね
00:58:49もうやっぱりこういう議論聞いてますでもね
00:58:51そもそも自民党って裏金問題まだ解決してなくて
00:58:55それ選挙に使ってたんちゃうかと言われて
00:58:57官房機密費選挙に使ってたんちゃうかってスクープされて
00:59:01それのことも真相究明ないままで
00:59:03先ほど言いました脱皮みたいなインフルエンサーと取引して
00:59:07そこも他党に膨大な誹謗中傷を流してたと
00:59:10それの取引とか詳細どこまで関与したか明らかになっていないわけなんですよ
00:59:15一方でそれと離れてもですよ
00:59:17自民党と公明党と維新の方が医療費4兆円削減してね
00:59:21国には金がないんやとかそういうことを
00:59:24それも正しいわけじゃないんですよそんなことは
00:59:27そういう方々とねなんかこの場で
00:59:29国民挙げて与野党挙げて
00:59:32そういう新たな罪人を作りましょうみたいな話って
00:59:34まあもうちょっと言いづらいですけど
00:59:37どはつかましいと思うし
00:59:38もう純粋に嫌だし反対です
00:59:41だからその国民の皆さんが
00:59:43リテラシーを低くさせられているというところは
00:59:45取り戻していかなきゃいけないですよね
00:59:47こういう方々が政権与党でいいんですか
00:59:50選挙も行かなくていいんですか
00:59:52そういうことは有権者の方にも申し上げたいと思います
00:59:55一見民主党大岸さんに伺います
00:59:56大岸さんですねこの選挙
00:59:58新たな時代の選挙制度のあり方ですね
01:00:01公選法これ見直すべきかどうか
01:00:02かなり抜本的に見直す必要があると思います
01:00:05例えば選挙機関になると
01:00:07ビラあるいはハガキ
01:00:09これだけの枚数ですとか決められているわけですけども
01:00:12今SNSを使えば同じようなものが
01:00:15一時期に大量に遅れるわけですよね
01:00:18そういったことからも違いますし
01:00:20選挙機関というものが
01:00:211週間なり2週間なり決められているわけですけども
01:00:24例えばアメリカのこの情報流通に関する
01:00:28厳しい法律が実はあるんですけども
01:00:31アメリカの場合は
01:00:32アメリカと言いますか
01:00:33ロサンゼルス州
01:00:34カリフォルニア州ですね
01:00:35カリフォルニア州
01:00:35選挙から120日間の間は
01:00:41違法な情報に関しては
01:00:43留守してはいけないと
01:00:44こういうふうな決まりもあります
01:00:45だから日本のように
01:00:467日間とかいう選挙機関を
01:00:47意識しているわけではないんですね
01:00:49こういったことからもしても
01:00:51かなり今の公職選挙法は
01:00:54時代遅れになっている感じがしますので
01:00:57新たなものに作り変えていく
01:00:59この努力は私たちは必要だというふうに思います
01:01:01維持直弥さんにも伺いたいんですけれども
01:01:04どうでしょう
01:01:04情報が量が増えていくという
01:01:07SNSの中で
01:01:08影響力も強いという中で
01:01:10どうでしょう
01:01:10候補者や政党は
01:01:11十分な判断材料が提供できているのか
01:01:14そういった選挙の仕組みになっているのか
01:01:15この点どうでしょう
01:01:16そうですね
01:01:18今までいろいろ議論があったとおりですね
01:01:21いろいろな課題があるというのは
01:01:22そのとおりだと思うんです
01:01:23ただこれ技術革新をですね
01:01:26民主主義をアップデートする
01:01:28一つの機会に使っていくべきだと思っております
01:01:30今ここに書いてある選挙ポスターとか
01:01:33街頭演説とかの規制というのは
01:01:34これはあくまで今のこのインターネットだとか
01:01:37あるいはAIというものがなかった時代に
01:01:39公正な選挙って何だろう
01:01:41民主主義って何だろうというルールだったわけですよ
01:01:42ですから今この技術革新をベースにすればですね
01:01:45もっと全然別のことが考えられる
01:01:47例えばその政策ごとにですね
01:01:50今全ての国民に直接選挙することだって
01:01:52やろうと思えば今の技術だったら可能なんですよ
01:01:54そしたら政治家こんなにいっぱいいらないというか
01:01:56もしかしたら全員いらなくなるかもしれない
01:01:58ということだって可能なわけですよね
01:02:00だから我々が実現すべきなのは
01:02:03国民のための一番適切なこの日本に
01:02:05一番いい民主主義というものを発展させることであって
01:02:09今の仕組みをどう維持するかとかではないと思うんです
01:02:11だからこそこの技術革新をベースにした新しい仕組み
01:02:15これを考えていくと同時に規制のことも考えていく必要があると思っています
01:02:18公明党の石川さん石川さんどうでしょうか
01:02:21この公職選挙法の見直しを含めて
01:02:23新たな選挙のあり方というのは模索すべきか
01:02:25公職選挙法はですね何か問題があるたびに
01:02:29これまで様々改定がなされてまいりましたが
01:02:33よく揶揄されるのがそういった問題に対応型で
01:02:37継ぎはぎだらけというふうに批判されることも多くございます
01:02:40そういう意味ではやっぱりどっかのタイミングで
01:02:42抜本的な見直しというのは私は必要なんではないかというふうに思っておりまして
01:02:46その意味でこれは私個人の見解ではありますけれども
01:02:50例えばこういった公職選挙のあり方について
01:02:53第三者の立場で有志者の方々にご議論いただいて
01:02:56ご提案をいただくようなそういう仕組みというのも
01:02:59大事なんではないかなというふうに思っております
01:03:01政治資金の問題につきましては
01:03:04国民民主党さんとご理解ご協力をいただきながら
01:03:07国会に第三者機関を置いて政治資金の流れを
01:03:11常時監視するという体制を整えようと
01:03:14今法律の準備もしているところでございます
01:03:16この公職選挙法のあり方についても
01:03:19そういう有志者の方々から
01:03:21政党や政治家がお手盛りで
01:03:23その時のパッチワーク的な問題対処をするのではなくて
01:03:26中立第三者の立場でご提案をいただけるような場というのは
01:03:30私は検討に値するのではないかなというふうに思っております
01:03:33共産党の井上さんどうでしょう
01:03:36この新たな時代の選挙のあり方ですね
01:03:38仕組みいかがでしょう
01:03:39もっぱら政党や候補者が発信していたときから比べて
01:03:44有権者自身が主人公として気軽に発信をしていくと
01:03:47こういう時代だと思うんですね
01:03:49その中でこのウェブやSNSを利用した選挙運動の自由が拡大する一方で
01:03:54いわゆるベカラズ州といわれる公職選挙法の下で
01:03:58それに有効に反撃する手段が極めて限られているという問題があって
01:04:03それがネット選挙が設けの対象になる原因にもなっていると思うんですよね
01:04:07日本のように個別訪問が禁止されている国はほとんどありませんで
01:04:12有権者と都口で対話して支持を広げることができない
01:04:15選挙期間になればですね
01:04:17名前の入ったポスターやビラは厳しく制限をされて
01:04:20選挙になると逆に減ってしまうということが起きています
01:04:24同じようなものをネットで拡散すればいいのに
01:04:27それをプリントアウトして配せたらこれはもう違反だとかね
01:04:30大きな矛盾が起きているわけですよね
01:04:32こういうやっぱり自由はしっかり広げてですね
01:04:34有権者がしっかり自ら判断をできる参加をできると
01:04:38こういう状況は広げていくということが繰り返しになりますけど
01:04:41本当に必要だと思っています
01:04:43理事長大岸さんに伺いたいんですけれども
01:04:45公職選挙法不足でもですね課題を残されたという形になっています
01:04:49しかし地方ではですね選挙は引き続きずっと行われていますし
01:04:54夏には東京都議会議員選挙参議院選挙もあるというところですが
01:04:58それまでにですねさて残された課題
01:05:01これは何ができるのか何をすべきなのかこの点どうですか
01:05:05先の公選法改正の中でこのSNS上の偽情報偽情報の問題や
01:05:13あるいは二馬力選挙に関して検討を加えて必要な措置を講じるというような
01:05:19不足に規定を入れました
01:05:20これ私たち国会の責任として速やかに結論を出していかなければならないというふうに思います
01:05:26そういった中で今与野党の中でも協議体を作って協議をしています
01:05:31なかなか表現の自由との兼ね合いもこれあり簡単な問題ではありませんけれども
01:05:36やはり新しい技術がこれだけ日々転換している中ですから
01:05:41それに追いつくべく急ぎ議論して結論を出していかなければならないなというふうに思います
01:05:46連休明けもまた予定されていますのでしっかり議論していきたいというふうに思います
01:05:50自民党の藍沢さんに伺います
01:05:52やはりこの課題ですね東京都議会議員選挙あるいは参議院選挙に向けてですね
01:05:57何らかの措置みたいなものが出せるのか
01:06:00何ができるのか何をすべきだろうか
01:06:02これ政治の役割だと思いますがいかがですか
01:06:04そうですね品確保を求めるポスターの改正これは実現したわけですが
01:06:10SNSの負の部分いわゆる2馬力3馬力にどう対処するか
01:06:16もう時間がない中でこの短い期間に立法というのはね
01:06:21率直に申し上げてなかなか難しい
01:06:23しかし野党で私はぜひ合意をして国民の皆さんに一つのメッセージをね
01:06:29何らかの形で発信をするそういうことをぜひ考えたいというふうに思います
01:06:35選挙の大切さそしてSNS情報で注意をすべきこと
01:06:40国民の皆さんに考えて一緒に考えていただかなきゃいけないこと
01:06:43いい形で取りまとめていきたいというふうに思います
01:06:46さて多様化する身にそして情報
01:06:50これから政治と有権者はどう向き合っていけばいいのか考えていきます
01:06:542人の専門家に話を聞いています
01:06:56いろんな人が政治にアクセスできる
01:07:01政治の中に参入できるというのはポジティブな面ではあるとは思いますけれど
01:07:06やはりどこかで最終的には社会全体の意思を作っていくということも
01:07:12民主主義には期待されていると思うんです
01:07:13そこの部分が今非常に揺らいでいる
01:07:16どうしても私たち自身も短期的な答えを求めがちですよね
01:07:20その都度民意を組んでいくということは大事かもしれませんけれど
01:07:24同時に少し中長期的な視野に立って問題提起をしていく
01:07:29そういう選択肢なり対立軸を作っていくということも
01:07:33非常に重要なんじゃないかなと思うんですね
01:07:35有権者の側も情報が本当かどうか分からない
01:07:39政治家の側も世論がどこにあるのか難しいという
01:07:43多元化した状態の中で判断していっている時代だと思うんですよね
01:07:47おそらく少し本音を政治家自身も有事代になっていくのかなと
01:07:53何でもやりますとかいうサービスを提供するといった姿勢ではなくて
01:07:58ここのところ本当に難しくて困っていて大変な思いがありますとかですね
01:08:03少し本音をいうような形にしていった方が有権者としては
01:08:09つながり合えたなというところが感じられるんじゃないでしょうかね
01:08:13令和新選組の大石さん
01:08:16SNS時代に政治と有権者はどう向き合うべきだと考えますか
01:08:21そうですね私はこの回でも申し上げたように
01:08:24やはり大量の資金が流れ込んで
01:08:28それはSNSの世界では誹謗中傷だったり
01:08:31選挙をねじ曲げる結果を変えるような
01:08:34デマ情報が流されるということもありますし
01:08:37それSNS以外のところでも間違った資金が流れ込んで
01:08:41選挙を歪めていくということが今リアルに起こっていることですので
01:08:45そこを規制していく真相究明していく必要はあるでしょう
01:08:48これが参議院選挙には間に合わないとは思います
01:08:52そしてねもう残された時間がないのでやっぱり
01:08:55今日憲法記念特集ですから憲法のこと言わなきゃいけなくてね
01:08:58私はそういうことを国民の皆さんにしっかり伝えていかなきゃいけないと思ってます
01:09:02今会見を自民党をはじめとしてやろうとしている
01:09:06この任期延長会見というのは絶対やっちゃいけなくて
01:09:09これは国民の憲法15条
01:09:11衆議院議員を自分たちが選んで罷免するという権利を奪うものです
01:09:17衆議院が任期4年間を過ぎても任期を延長されて
01:09:22議員に居座れるということを今会見しようとしているんです
01:09:25それを国民の皆さんに伝えていくということをやっていきたいです
01:09:29共産党の井上さん
01:09:31政治と有権者どう向き合うべきか教えてください
01:09:34有権者自身が主人公として気軽に発信し政治参加をしていくという
01:09:39こういう時代だと思うんですね
01:09:40ですから我は一方通行で政策を訴えるだけではなくて
01:09:45やっぱり双方向で対話をやるということを
01:09:48今リアルでもネットでも私たち重視しています
01:09:51街頭でその対話街頭トーク集会をやったりですね
01:09:56今500万規模で要求対話アンケートやろうということで
01:10:01110万超えましたけど
01:10:02そういう中でね本当にいろんな声が寄せられていて
01:10:05買い物行くのが怖い
01:10:06うっかだかねとかね
01:10:08消費税廃止最初から行ってきた共産党もっと頑張ってくれとか
01:10:11軍事費どんどん増やすんじゃなくてもっと暮らしや福祉に回してくれとか
01:10:15そういう声に現場でも答えるし
01:10:18私たちがそれに対する答えを国会議員ショート動画でどんどん流していく
01:10:22大変いろんな反応もあり好評なんですよね
01:10:26そういうことをもっともっと強めていく中で
01:10:29政策にも反映をさせていく
01:10:30こういう双方向型のコミュニケーションというのを
01:10:34もっともっと強めていきたいと思っています
01:10:36国民民主党の古川さんどう考えますか
01:10:39はい私たち国民民主党はですね
01:10:42作ろう新しい答えというのをですね
01:10:44党としてのタグラインにしているんですけども
01:10:48まさにこのSNS時代はですね
01:10:50みんなで新しい答えを作っていけるんだと思います
01:10:54民主主義で大事なのは結論を出すやっぱりプロセスだと思うんですね
01:10:59ですから結論でしかもプロセスにやっぱり丁寧に
01:11:02時間もやっぱりコストもかかる
01:11:04やっぱり独裁やなんかと違うんなんですね
01:11:07コストだけ考えたりスピード考えたら独裁とかそういうのいいんですけども
01:11:10民主主義はやっぱりそこはプロセス物事を決めるのに
01:11:14時間もコストもかける
01:11:16でもそういう時間とコストをかけるからこそ
01:11:18大きな過ちというのは起こりにくいというのはやっぱりそこが民主主義の良さだと思いますから
01:11:24まさにそこにですねその物事を決めるプロセスに誰でも参加できるようになっているということは
01:11:29これはSNSの大きなメリットだと思うんですね
01:11:31ですからそういうメリットを生かしながら
01:11:34かつやっぱりその物事を決めるプロセスを大事にすると
01:11:37そういうですねこれもやっぱり教育大事だと思いますけども
01:11:40ぜひそうしたものもしっかり含めて
01:11:43この時代に新しいやっぱり本当に
01:11:46熟議の民主主義が実現できるような状況を作っていくべきだと思います
01:11:49公明党の石川さんどう考えますか
01:11:52時代の変化に合わせて対応を変えていかなければいけないことも多々あると思います
01:11:57今日も議論になった例えば収益目的とかですね
01:11:59こういったことは大半の真面目な候補者生徒なんか
01:12:03全く滋賀にもかけていないか念頭に置いていないわけで
01:12:06そういったことについては先ほど藍澤先生からありましたとおり
01:12:09格闘官での協議の末で
01:12:11紳士的な協定のようなものをまとめることができればいいのではないかというふうに思っております
01:12:16一方でやはり政治がどう有限者と向き合うかという点については
01:12:21時代の流れによって変えていかなければいけないこともある一方で
01:12:24政治の果たすべき本来の役割というのは
01:12:27普遍の部分も私はあると思っております
01:12:29私も公明党いつも言わせております
01:12:31小さな声を聞く力
01:12:33一人一人の小さな声あるいは声なき声を各地域から拾い
01:12:37そしてそれを政治に届けて政策として形にしていく
01:12:40その政治としての役割はしっかりと今後とも果たしてまいりたいと
01:12:44そのように思っております
01:12:44維新の会青柳さん
01:12:47SNS時代に政治と有権者はどう向き合うべきだと思いますか
01:12:51SNSみたいな技術革新
01:12:54これをベースにですね
01:12:56我々の選挙のあり方政治のあり方を見直しておくべきだと
01:12:59今まで議論あったとおりなんですが
01:13:00同時にやっぱり有権者のリテラシーを高めていくこと
01:13:03この有権者教育の方にも今
01:13:05YouTubeでいろんなことを学ぶ人多いですから
01:13:08そういうことをですね
01:13:09我々の仕組みとして作っていくということも
01:13:12大事なんじゃないかと思っております
01:13:14結局は例えばある政党はですね
01:13:17国債が無限に発行できるかのように話をしたりとか
01:13:22あるいは政府の埋蔵金が無限にあるかのような
01:13:25情報を発信してそれを信じてしまった人たちが
01:13:28今あらゆる世代のあらゆるですね
01:13:30所得階層の人がみんな文句言っているんですね
01:13:32たくさんお金を持っている方は
01:13:33税金我々が払っていると
01:13:35あまり持っていない方々は
01:13:36自分たちにはチャンスが与えられなかった
01:13:37世代が高い方々は年金が足りない
01:13:40低い方々は若い方々は我々が全部高齢者を支えていると
01:13:44だからそれぞれどういう受益があって
01:13:47どういう負担があって
01:13:47どこまでが限界であってというきちんとした情報を
01:13:50まさにSNSを通して
01:13:51しっかり有権者の皆さんと
01:13:54政治家と一緒に同じ情報
01:13:56ファクトを持ってですね
01:13:57こういう政治を行っていくことが
01:14:00重要なんじゃないかと思っております
01:14:01立憲民主党大口さんはどう考えますか
01:14:04SNSがこれだけ留守する前の
01:14:07いろんな政治の活動は
01:14:09声を届けようと思ったら
01:14:12街頭活動をやったり
01:14:14集会を開いたり
01:14:15ビラを配ったりと
01:14:16こういった形で
01:14:17リアルな形でやるのがほとんどだったわけですね
01:14:19そこで聞かせていただく意見を
01:14:21受け止めて政治に生かしていた
01:14:23SNSがこれだけ使われるようになると
01:14:28声を届けるにも
01:14:29SNSを使えば
01:14:31瞬時により多くの方々に
01:14:33こちらの考え方をお伝えすることができる
01:14:35のみならず
01:14:36SNSを使えば
01:14:37それに対するリアクションも
01:14:39瞬時にいただくことができる
01:14:40という意味において
01:14:41かなり広い方々の意見を
01:14:42SNSを通じて聞かせていただくことができる
01:14:45という点において
01:14:45かつてとはかなり違うと思います
01:14:47AIを使うと特にそうで
01:14:49私たち立憲民主党としては
01:14:51AIを使ってブロードリスニングといって
01:14:54広い意見を聞かせていただきたいということで
01:14:56AI井戸端会議みたいなものをやろうかというふうに
01:14:59検討しているんですけれども
01:15:00そういった形で
01:15:01SNSやAIを使うことによって
01:15:04より広い方々の声を聞けるような
01:15:07政治になっていきたいと思います
01:15:07自民党愛沢さんどうでしょうか
01:15:10そうですね
01:15:11国際社会も大激動
01:15:13また不透明な時代ですよね
01:15:14そういう時代であるからこそ
01:15:16政治家は夢を語り
01:15:18理想を語り
01:15:19それに向かって努力をしている
01:15:21その姿をリアルでも
01:15:22SNSを通じてでも
01:15:23国民に伝えるということ
01:15:25そしてそれに対して
01:15:26国民の皆さんから
01:15:27賛同もあれば
01:15:28批判や意見もあるでしょう
01:15:30双方向を通じて
01:15:31日本の民主主義の熟度を高めていく
01:15:34そして国民の皆さんと
01:15:36政治家が一緒になって
01:15:38日本の素晴らしい未来を
01:15:40切り開いていく
01:15:41日本ならではの
01:15:43民主主義を成長させていく
01:15:45そういうことを考えますと
01:15:47SNSを有効に使っていく
01:15:50ということのメリット
01:15:51本当に大きなものが
01:15:53あるというふうに思います
01:15:54そういった理解の中で
01:15:56時代を切り開いていきたいと思います
01:15:58ではここで
01:16:00賛成党の神谷代表
01:16:01日本保守党の百田代表
01:16:03社会民主党の福島党首に
01:16:06話を聞きました
01:16:07そしてSNS時代
01:16:14これからの選挙のあり方
01:16:15どう考えますか
01:16:17はい
01:16:17今日は憲法の日でもあるので
01:16:19憲法の算数だけ
01:16:20少し簡単に述べますと
01:16:21賛成党は決党の時からですね
01:16:23新しい憲法を作るべきだと
01:16:24いうことで訴えてきました
01:16:26戦後80年
01:16:27ずっと同じ憲法を
01:16:28使っているようではいけない
01:16:29ということで
01:16:29新憲法案というものをですね
01:16:32この5月17日に
01:16:33党として発表していきたい
01:16:34と思っております
01:16:34そういった憲法の中でも
01:16:36表現の自由というものは
01:16:37しっかり守っていかないと
01:16:38いけないわけで
01:16:39今日本政府はSNSの規制
01:16:41というものを議論に
01:16:42挙げていますが
01:16:43私はアメリカの
01:16:44トランプ大統領が
01:16:451月に宣言を出されたように
01:16:47やっぱり政府がですね
01:16:48SNS上で言論統制する
01:16:51ということは
01:16:51一切やってはいけない
01:16:52というふうに考えています
01:16:54ただ一方で
01:16:55SNSによる誹謗中傷とか
01:16:57デモの拡散というものは
01:16:58あることが分かっているので
01:16:59それに関しては
01:17:00やっぱり匿名性を排除したり
01:17:03裁判において
01:17:03しっかりと名誉回復が
01:17:04されるような
01:17:06そういったルール設定を
01:17:07きちっとやっていくことで
01:17:08やっぱり選挙においての
01:17:09SNS規制というものは
01:17:11より自由に
01:17:12みんなが発言できるような
01:17:14状況というものを
01:17:15担保していくべきである
01:17:16というふうに考えています
01:17:17この番組は確か
01:17:20憲法記念日に放送ですよね
01:17:23憲法記念日となってきたら
01:17:25当然やっぱり
01:17:26現憲法の問題
01:17:28あるいはその9条の問題
01:17:29あるいはその憲法改正に
01:17:30必要な96条の問題
01:17:32こういうことを聞かれると思ってたんですが
01:17:34SNSですか
01:17:36確かにSNSに限らず
01:17:39地上波でも
01:17:40それから雑誌も新聞も
01:17:42同じですが
01:17:43やっぱり表現の自由は
01:17:45当然守られるべきです
01:17:46しかしながら
01:17:47その自由には必ず制限があります
01:17:49ですから
01:17:50どうすぎた表現
01:17:52つまり誹謗中傷ですよね
01:17:54これに対しては
01:17:55現憲法で当然
01:17:58それは制限されるべきだと思っています
01:18:00ただ今問題はですね
01:18:02事前に検閲
01:18:04つまり事前に最初から制限をかけてしまう
01:18:07これは絶対やってはいけませんね
01:18:09あらゆる表現で事前に検閲をやると
01:18:12これはもう完全に表現の自由に対する
01:18:15冒涜ということを私は思っています
01:18:18はい
01:18:19社民党は憲法を生かしていきます
01:18:21表現の自由は大事で
01:18:23まさに選挙の機会に
01:18:25有権者である国民が
01:18:26表現の自由を大いに行使することは
01:18:29民主主義の観点からとても重要です
01:18:31ただし偽情報が拡散したり
01:18:34利益目的のために
01:18:35短い戦場的な切り抜きが繰り返されることは
01:18:39選挙を歪めてしまいます
01:18:41ですから社民党は
01:18:42選挙期間中選挙活動について
01:18:45広告を禁止することを検討しています
01:18:47そしてファクトチェックもとても重要です
01:18:50これは偽情報だと
01:18:51一方的に決めつけることも問題ですが
01:18:54拡散することは止めなければなりません
01:18:56ですからプラットフォーム事業者に
01:18:59偽情報を拡散させないための
01:19:01明確な責任を貸すとともに
01:19:03ファクトチェック
01:19:04そしてそのファクトチェックを
01:19:06チェックすることが必要です
01:19:07そのことによって
01:19:09有権者が正しい判断ができて
01:19:12公正な環境ができるように
01:19:14そのことを築いていきます
01:19:16今日はSNS時代の選挙や
01:19:21これからの民主主義をどう考えるか
01:19:23与野党の皆さんに議論していただきました
01:19:26SNSの浸透で選挙を取り巻く状況は
01:19:29大きく変わりました
01:19:30今日の番組でも指摘がありましたけれども
01:19:32改めてメディアの果たす若いの大きさ
01:19:35そして選挙報道のあり方にも
01:19:37変化が必要だと通過しています
01:19:39有権者の判断材料になる情報を
01:19:42どのように提供できるのか
01:19:43私たちも時代にふさわしい取り組みを
01:19:46強めていきます
01:19:47番組を改めてご覧になりたい方は
01:19:50NHKプラスでご覧いただけます
01:19:52配信は1週間です
01:19:53皆さん今日はここまでありがとうございました
01:19:56ありがとうございました
01:19:56ありがとうございました