愛媛 “順番に落札”談合罪略式起訴 2016年06月30日

  • 8 年前
“順番に落札”談合罪略式起訴

2016年06月30日 18時46分

久万高原町が発注した6件の公共工事の入札をめぐって順番に落札できるよう事前に決めたとして、検察は、町内の建設業者の代表や社長ら6人を談合の罪で略式起訴しました。
略式起訴されたのは、いずれも久万高原町内の建設業者で▼大野住建の大野正志代表、▼山榮工務店の山本實男社長、▼川崎建設の川崎英夫代表、▼菅工務店の菅安幸社長、▼日野工務店の日野潤一代表、▼白岡住建の白岡靖弘代表のあわせて6人です。
検察によりますと、6人は久万高原町の町民交流施設、「まちなか交流館」の建設予定地に、以前、建っていた建物の解体工事など、町がおととし9月からことし3月にかけて発注した6件の公共工事の指名競争入札を巡って、各業者が順番に落札できるよう事前に決めていたとして談合の罪に問われています。
6人はいずれも起訴された内容を認めているということです。
6件の入札には、これら6つの業者だけが参加し、結果は事前の談合通り、各業者がそれぞれ1件ずつの工事を落札していたということです。
これについて久万高原町では「事実を確認した上で厳正に対応する。
町としては今回の事件にいっさい関与はしていない」としています。

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