愛媛 情報流出事件で松山市が告発 2016年06月30日

  • 8 年前
情報流出事件で松山市が告発
2016年06月30日 18時46分
松山市の元職員が市民およそ13万人分の名前や住所などの個人情報データを外部に提供したとして逮捕された事件で、市は元職員が公務員の守秘義務に違反し、職務上知り得た情報を外部に漏らしたとして、地方公務員法違反などの疑いで警察に告発しました。
松山市の元職員、松田光人容疑者(46)は、松山市保健所に勤務していた平成25年当時の健康診断の受診対象者リストなどおよそ13万人分の名前や住所それに電話番号などの個人情報データが入ったパソコンとUSBメモリーを県内の会社の関係者に提供したとして、松山市個人情報保護条例違反の疑いで今月14日に逮捕されました。
松山市が検討した結果、元職員は公務員の守秘義務に違反し、職務上知り得た情報を外部に漏らしたうえ、市の社会的信用を著しく失墜させたなどとして、地方公務員法と松山市個人情報保護条例に違反した疑いで30日警察に告発しました。
今回の事件をめぐって、松山市の野志市長は、これまでに元職員に厳罰を求めるとして刑事告発する方針を示していました。
このほか松山市では今後、有識者も参加した専門部会を設置し、再発防止策の検討を進めるとしています。

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