• 5 年前
映画『ハウス・ジャック・ビルト』本編映像
鬼才ラース・フォン・トリアーの完全復活最新作『ハウス・ジャック・ビルト』本編映像が解禁となった。主人公であるシリアル・キラーのジャックと一人で暮らす未亡人との緊迫感がありつつ、どこかユーモラスなやり取りのシーンとなっている。

1970年代の米ワシントン州。建築家になる夢を持つハンサムな独身の技師ジャックはあるきっかけからアートを創作するかのように殺人に没頭する。彼の5つのエピソードを通じて明かされる、“ジャックの家”を建てるまでのシリアル・キラー12年間の軌跡。

解禁となった本編映像では、女性宅の玄関の鍵が開いていないと気づいたジャックが、堂々と家を訪ねる作戦に出るも、中から現れた女性に「こんにちは、どなた?」と尋ねられ、ぎこちない笑顔で「こんにちは、警察です」と、とっさに大嘘を吐く衝撃のシーンから始まる!女性の背後に見えるスーパーマーケットの袋などから情報を得て、あたかも警察が近所の見回りにきたかのような口ぶりで話し始めるジャック。女性がジャックを警察だと認識したところで「あの...中に入っても?」と何食わぬ顔で尋ねるもが、その挙動のおかしさを不審に思われたのか「警察バッジをみせて」とカウンターを返される!警察バッジを持っておらず、大ピンチに陥ったジャックは、焦りを表に出さないように渋い顔で深く何度もうなずくと、「私も見たい」と衝撃の一言。さらに「私のバッチは今銀細工師に預けています。しっかり磨いて、刻印しているんです。昇進したんで。かなり上に。」と、曖昧で苦しすぎる言い訳を続けるが女性はもはや唖然の状態。さすがのジャックも周りの視線が気になり、「では中に...」と強引に家へ上がろうと試みるが、「ダメ、バッジがないわ」とまたもや断られる。後にも引けず、痺れを切らしたジャックはついにヤケクソになったのか、今度は拍手をしながら大声で「素晴らしい!素晴らしい!!!」と、称賛の言葉を連発!!!一体ジャックはどうしてしまったのか!?そんな作戦で本当に女性の信用を得ることができるのか!?そして、女性は実は凶悪なシリアル・キラーであるジャックの毒牙にかかることなくこのままやり過ごせるのか!?

原題:The House That Jack Built
監督・脚本:ラース・フォン・トリアー
出演:マット・ディロン、ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマン、シオバン・ファロン、ソフィー・グローベール、ライリー・キーオ、ジェレミー・デイビス

『ハウス・ジャック・ビルト』は6月14日より新宿バルト9ほかにて全国公開となる。

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