東京23区で平均価格1億円超 新築マンション高騰…誰が購入狙い目はどういう物件スーパーJチャンネル(2024年1月27日)

  • 8 months ago
去年の東京23区の新築マンションの平均価格が初めて1億円を突破しました。高額物件を誰が購入するのか、手が届かない人たちの狙い目はどういう物件か取材しました。

■新築マンション高騰…誰が購入?

 東京23区で、去年1年間に販売された新築マンションの1戸当たりの平均価格は1億1483万円と、初めて1億円を超えました。

 東京23区外と神奈川県、千葉県、埼玉県は、4000万円から6000万円台となりました。

 マンションの価格の1億超えに、街の人は。

埼玉在住の人(20代)
「高すぎる…。埼玉で生きるしかないです」

千葉のアパートに住む20代夫婦
「買えないと思うんですけど、そこまで払って東京に住みたくない」

愛知在住の人(50代)
「とてもじゃないけど特別な人じゃないと買えないんじゃないですか」

 一方で、こんな声も。

東京・広尾在住の人(70代)
「隣の部屋が1億いくらで売っていた。高くなれば高く売れるじゃない。高く売れればそれで高級福祉施設に入れるし」

 東京23区内で、1戸1億超えのマンションとはどんなマンションなのでしょうか。

 東京・中央区の月島駅から徒歩5分の場所で建設が進んでいる、再来年完成予定の地上58階建てのマンション。第1期として今月9日から145戸の販売を開始し、すでに、多くが契約済みだといいます。

 2LDKのマンション、1億7000万円。共用施設は30階に東京都心の眺望を楽しみながらすごせるスカイラウンジ。リモートワーク専用のテレワークラウンジ。家族や友達と楽しめるパーティールームも完備されています。

住友不動産 小田利徳さん
「“中央区最高層”というセールスポイントを持っていて、この月島は直線距離で銀座まで約1.6キロ、東京駅南口まで約1.9キロ。まさに都心の暮らしを楽しめる環境」 

 果たして、どんな人が買っていくのでしょうか。

住友不動産 小田利徳さん
「会社経営者、“パワーカップル”、買い替え客」 

 世帯年収が2000万円を超える医師、弁護士などが資産運用を兼ねて購入したり、円安の影響で外国人が投資目的で買うケースもあるといいます。

■高騰するマンション…狙い目は

 高額マンションの購入は難しいという人にとって狙い目はあるのでしょうか。

SUUMO 池本洋一編集長
「(価格が)急に上がっているのは大都市の中心部。郊外とか地方に行けば行くほどこの上昇基調はなだらかになる。駅名でいうと大宮、立川、船橋、町田、柏とか、東京の小さな駅に行くよりも郊外の中核駅の方が便利だったりする」

 東京都心にこだわらず、生活に便利な所を選ぶといいといいます。さらにお得なのが…。

SUUMO 池本洋一編集長
「『1駅ずらし』『2駅ずらし』というが実は(人気駅から)1駅2駅外すだけで1000万から1500万円ぐっと安くなります」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

Category

🗞
News

Recommended