• 5 months ago
不安を感じると動けなくなる。そんな障害があっても、得意のケーキ作りで輝く16歳の少女・みいちゃん。

洋菓子店を開いて4年。自分らしい生き方とは。


カンテレ「newsランナー」2024年7月10日放送

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≪カンテレ「newsランナー」月〜金・夕方4時45分から放送≫

メインキャスター:吉原功兼
情報キャスター:竹上萌奈・谷元星奈・橋本和花子
フィールドキャスター:坂元龍斗
気象予報士:片平敦

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Transcript
00:01人前では緊張して動けなくなってしまう少女
00:07得意のケーキ作りでは自由に体を動かせます
00:21自分らしく、初めて開いたお菓子教室で子どもたちに伝えたことは
00:30子供たちにとっても大切なケーキです
00:42滋賀県大見八幡市にあるケーキ店、みーちゃんのお菓子工房
00:48月に数日ある営業日には多くのお客さんでにぎわいます
00:54店長はみーちゃんこと杉野原みずきさん、16歳です
01:01みーちゃんにプレゼントをもらった
01:15みーちゃんは不安障害の一つ、場面観目症等を診断されています
01:22安心できない場所では緊張などから体が動かなくなったり話せなくなったりします
01:31しかし大好きなスイーツ作りでは自由に動き回ることができるのです
01:52みーちゃんが話せるのは家族だけ
01:58学校では体が固まってしまいます
02:10みーちゃん、今度は筆箱だけ出させてもらうよ
02:15ひとりで歩くこともできず、給食も食べられなくなり
02:20みーちゃんは小学4年生で不登校になりました
02:29家で引きこもるみーちゃんに母、千里さんは
02:34子供たちと一緒に暮らすことを願っています
02:39家で引きこもるみーちゃんに母、千里さんは
02:44社会とのつながりを持ってほしいとスマートフォンをプレゼント
02:49家で作っていたスイーツの写真をSNSにアップするようになり
02:55賞賛のコメントが次々と集まりました
03:08みーちゃんの父は、話したことのない子が
03:13的確に返しているのです
03:18みーちゃんの父は、話したことのない子が
03:23的確に返しているのです
03:28みーちゃんの父は、話したことのない子が
03:33的確に返しているのです
03:38みーちゃんの父は、話したことのない子が
03:43的確に返しているのです
03:48みーちゃんの父は、話したことのない子が
03:53的確に返しているのです
04:09見つけた夢に向かってスイーツを作り続ける毎日
04:14見つけた夢に向かってスイーツを作り続ける毎日
04:19そんな姿を見て千里さんは、みーちゃんの居場所として
04:24借金覚悟でケーキ店を作りました
04:29当時、みーちゃんは小学6年生でした
04:33父の笑い声
04:38父の笑い声
04:43息子との伝説
04:48父の笑い声
04:53父母が振り切って作った小さい作品
04:58快と映像
05:03崩さんと育ててあげたいなと思います
05:09しかし店は評判になったものの2年ほど経つとみーちゃんに異変が
05:18こだわる力がなくなってしまって見た目すっごい可愛くて手間暇かけて作っているような ケーキがちょっと秋ぐらいからなくなったんですよ
05:28スタンダードなケーキ
05:31発想が出てきてへんだよなぁ
05:35脳が疲れているんやろうね 考えたくない時期があったのかも知れません
05:43想定以上に注文が殺到したことで楽しかったケーキ作りがおもにに
05:51そして同年代の子たちが工房に来ると体が固まってしまうこともありました
06:02さらに昼夜逆転の生活になりうつ病と診断
06:12支援学校も徐々に休むようになってしまいました
06:18去年3月に行われた支援学校の卒業式
06:30そこにはみーちゃんの姿がありました どうしても出席したい思いが久しぶりの登校を後押ししたのです
06:48杉野原瑞季さん
06:56寄り添ってくれたのは担任の先生です
07:04卒業証書 杉野原瑞季 以下同文
07:08おめでとう
07:18卒業証書 杉野原瑞季 以下同文
07:22卒業証書 杉野原瑞季 以下同文
07:27学校に行くときは学校に行っていないとマイナスが見えちゃうというか
07:44それをなかなかプラスに見られないところがあるんですけど 経験家さんと養護学校のバランスとか
07:51自分がどうしたらいいやろっていうのはこの子なりに何か考えた結果が今年のようだと
07:573年間頑張りましたっていう自然が見えたかなと思います この子の心の声は聞こえたかなと思います
08:09学校にはあまり通えませんでしたが いつも連絡をくれ支えてくれた先生たちに伝えたい思いがありました
08:19本当はこういうのあかんのかもしれないんですけど
08:23瑞季これぐらいこういう形でしかお礼ができなくて 自分で持っていきたいって言ったんですよ
08:31ここに瑞季のひもちが入ってます 本当に言葉を持ってくるとこを選んでクッキーの中に入っているんで
08:40ありがとうみーちゃん 本当にこの子が自分で言ったんです
08:45先生に作ったのにって言って
08:51スイーツはみーちゃんの思いを伝える原点
08:58同じような息づらさを抱えた子供たちに スイーツを通して何か伝えられるのではないか
09:09千里さんはみーちゃんのお菓子教室を開くことを決めました
09:16ねえねえ 洗い物洗濯物どっちやる?
09:21どっちでもいいよ
09:26じゃあ洗い物する
09:31滋賀県に住む小学6年生のももかちゃん
09:36SNSで見つけたみーちゃんに憧れ お菓子教室に参加することを決めました
09:45ももかちゃんには発達障害の一つ 注意欠如多動症ADHDがあります
09:53音や光などに過敏で刺激が強いとめまいや頭痛を起こすため 学校には長くいることができません
10:06この家学校どうする?
10:09行かないつもり
10:12学歴ってなし?
10:15もう家に寝てる?
10:17昨日頑張ったし?
10:22今は週に1日から2日数時間だけ支援学級に通っていて 学校に行かない日は母
10:31あずささんが勉強を見ています
10:36どうしてもやっぱりちょっと学校行ってほしいなって 友達関係とかもあるしって言っていっぱい心配があったんで
10:43一応まあ頑張って頑張ってってしてたんやけど それもしんどくなってきたりすると今度気持ちの逃げ場がなくなってくるので
10:53でも家は甘えるとこ
10:58あずささんはももかちゃんが学校に行けないことを受け入れられない時期もありました
11:07でもみーちゃんの存在を知り考え方が変わりました
11:15たぶんそのみーちゃんの姿見るだけできっとなんか感じることはあるやろうから ちょっとでもそのそのままの自分でいいよっていうのも思って欲しいし
11:27なんかできるといいなっていうのも感じ取って欲しいし
11:35何作るか覚えてる? プリン
11:38プリンといちごムース
11:41ももか何一番楽しみにしてるの? みーちゃんのとこ行くのに
11:46何が? 何を一番楽しみにしてるの? みーちゃんのとこ行くの?
11:49みーちゃんに会えること
11:57お菓子教室の参加者は3人
12:04みんなにとってみーちゃんは憧れの存在です
12:09絶対にやるっていつも思って
12:12まずは声出しようか
12:15はい
12:16はい
12:17はい
12:18はい
12:19はい
12:20はい
12:21はい
12:22はい
12:23はい
12:24まずは声出しようか
12:27じゃあみーちゃんです
12:30みーちゃん聞いてるからお話できないけど
12:33みんなの声分かってるよな
12:35聞いてるから分からんことあったら聞いてみて
12:38おばちゃんとか聞かせたら答えられることは答えられる
12:44みーちゃんにとって3人のうち2人はこの日が初対面
12:51混ぜ方とかも見といてよみーちゃんの手つきとか
12:56えー難しそう
13:00これとこれ2個作ったからあと2個
13:0737?
13:0937?
13:1137?いやもっと落とすと思うよ
13:17子供たちにとってみーちゃんは頼りになる存在です
13:24出れへん?
13:25できひん
13:26できひん?なんで?固い?
13:28かけへん
13:29かけへん?
13:30それはどういうこと難しいってこと?
13:33どうする?自分で挑戦してみるか
13:37もう諦めてみーちゃんにやってもらうかの違い
13:41みーちゃんやってって
13:43どうするかんなちゃん自分でやる?
13:46あんなに近い距離で一緒にできたことってなくて
13:52子供らいてたらそこで隠れるわけにはいかへんっていう
13:56ちょっとそういう店長らしきところは出てたら違うかな
14:02商品も無事完成
14:07お客さんは家族です
14:11いらっしゃいませ
14:13ご挨拶した?
14:18いらっしゃいませ
14:21猫のいちごのムース4つと
14:24いちごのショート2つと
14:27バスク風チーズケーキ1つと
14:30あとショパラ1つ
14:32覚えなかった
14:35ありがとうございました
14:38お疲れ様でした
14:44集中力は限界
14:47でも最後まで接客できました
14:53よく頑張ってたよね
14:55家やったら途中で諦めそうなことも
14:58やっぱり周りの環境でここまで頑張れるんやなっていうのが分かって
15:03頑張ったね
15:06どうだった?作ってる姿とか見てみて
15:09かぶった
15:10すごかった?
15:12何がすごかった?
15:13かっこよかった
15:14かっこよかったな
15:18最後まで手が止まることはなかったみーちゃん
15:22母、千里さんは改めて気づいたことがありました
15:29子供らすっごい笑顔だし
15:31やっぱやってて
15:33私らがやれることってこういう形なんだろうな
15:36っていうのが気づきをもらえるというか
15:39ファンであるとかないとかいう概念がそもそもないし
15:43みーちゃんから教えてもらうというか
15:46声があって普通の教室であるべきやっていう
15:49概念もあの子たちにはないんで
15:52それがすごく私が見てても新鮮だし
15:55このままでいいやっていう
15:57この子が頑張ってそんな声を出そうとする必要はないんだな
16:01お菓子教室を終え、みーちゃんが書いたメッセージ
16:09自分にしか作れないケーキでお客さんを笑顔に
16:14今のみーちゃんの夢です
16:30アシュリティニュースレンナー

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