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元患者の家族が賠償求め提訴へ

ハンセン病の元患者の家族たちが、国の誤った隔離政策によって家族も深刻な差別を受けたなどとして、国に賠償などを求める訴えを2月、熊本地方裁判所に起こすことになりました。
これは、弁護団と原告団が24日熊本市で会見し、明らかにしたものです。
それによりますと、2月中旬に、熊本地方裁判所に訴えを起こすのはハンセン病の元患者の子どもや配偶者などで、30代から90代のおよそ60人の家族です。
家族たちは国の誤った隔離政策によって家族も深刻な差別を受けたにもかかわらず、国は対策を講じてこなかったとして、1人あたり500万円の賠償と謝罪を求めるということです。
弁護団ではさらに多くの原告を募って、3月までに追加の提訴を予定しているということです。
2016年01月24日 20時25分

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