<バレーボール:女子リオ五輪世界最終予選>◇17日◇東京体育館
世界ランキング5位の日本は同9位の韓国に1-3で敗れ、初黒星を喫した。第1セットの途中、木村沙織主将(29=東レ)が右手小指を痛めるアクシデントに見舞われた。エース金軟景を中心とした韓国の攻撃を止められず、サーブレシーブも乱れて主導権を握れなかった。4年前に続き、再び最終予選で宿敵に屈した。今日18日は同13位のタイと対戦する。
第1セット序盤で日本にアクシデントが起きた。5-2から韓国のアタックに木村主将と荒木がブロックに入る。荒木が止めたが、選手が作った喜びの輪に木村は入らず、顔をしかめ、右手小指を押さえていた。
第1セットを終えた時点で木村の小指は腫れていた。だが、真鍋監督に「心配ないです」と告げ、テーピングを巻いて出場を続けた。だが、スパイクの機会が減るなどパフォーマンスは低下。第3セットから鍋谷と交代した。試合後は出席予定だった会見をキャンセルし、レントゲン撮影など検査のために病院へ向かった。ある選手は「スパイクを打つ度に衝撃が走るので、痛みが起きていたと思う」とおもんぱかった。
頼れる主将を欠いた上に、韓国のエース、192センチの金軟景は予想以上の出来だった。スパイク決定率を40%以下に抑えようと、3枚のブロックをつけ、空いたコースにはレシーバーを配置して万策を尽くした。それでも、決定率48%で25得点を許した。水野コーチは「正しい守備はしていたが、ブロックをはじかれたりしていた」と表情をしかめた。荒木は「サプライズはなかった。分かっていたけど対応できなかった」と肩を落とした。
4年前も同じ1-3で敗戦し、リズムを崩したチームは4勝3敗と苦戦して最終戦まで五輪出場を決められなかった。ホームで力の差を見せられたショックは大きいが、ここが成長の見せどころ。五輪切符へのチャンスはまだ残っている。【岡崎悠利】
引用:www.nikkansports.com
世界ランキング5位の日本は同9位の韓国に1-3で敗れ、初黒星を喫した。第1セットの途中、木村沙織主将(29=東レ)が右手小指を痛めるアクシデントに見舞われた。エース金軟景を中心とした韓国の攻撃を止められず、サーブレシーブも乱れて主導権を握れなかった。4年前に続き、再び最終予選で宿敵に屈した。今日18日は同13位のタイと対戦する。
第1セット序盤で日本にアクシデントが起きた。5-2から韓国のアタックに木村主将と荒木がブロックに入る。荒木が止めたが、選手が作った喜びの輪に木村は入らず、顔をしかめ、右手小指を押さえていた。
第1セットを終えた時点で木村の小指は腫れていた。だが、真鍋監督に「心配ないです」と告げ、テーピングを巻いて出場を続けた。だが、スパイクの機会が減るなどパフォーマンスは低下。第3セットから鍋谷と交代した。試合後は出席予定だった会見をキャンセルし、レントゲン撮影など検査のために病院へ向かった。ある選手は「スパイクを打つ度に衝撃が走るので、痛みが起きていたと思う」とおもんぱかった。
頼れる主将を欠いた上に、韓国のエース、192センチの金軟景は予想以上の出来だった。スパイク決定率を40%以下に抑えようと、3枚のブロックをつけ、空いたコースにはレシーバーを配置して万策を尽くした。それでも、決定率48%で25得点を許した。水野コーチは「正しい守備はしていたが、ブロックをはじかれたりしていた」と表情をしかめた。荒木は「サプライズはなかった。分かっていたけど対応できなかった」と肩を落とした。
4年前も同じ1-3で敗戦し、リズムを崩したチームは4勝3敗と苦戦して最終戦まで五輪出場を決められなかった。ホームで力の差を見せられたショックは大きいが、ここが成長の見せどころ。五輪切符へのチャンスはまだ残っている。【岡崎悠利】
引用:www.nikkansports.com
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