小松博文(32)　「夫婦げんかの声が・・・」アパート火災で6人死亡(171006)

6日朝、茨城県日立市のアパートで火事があり、女性1人と子ども5人の6人が死亡しました。警察署に女性の夫とみられる男が「火を付けた」と出頭してきていて、警察は殺人の疑いも視野に事情を聴いています。

　現場はアパートが立ち並ぶ集合住宅の一角です。ブルーシートが張られ、中の様子は見えないようになっています。規制線が張られていて、住んでいる人も簡単に入れないようになっています。近所の人に話を聞きましたが、「こんな近くでこんな出来事が起こるなんて」と非常にショックを受けていました。また、なかには「夫婦げんかの声がすることもあった」と話している人もいました。警察によりますと、午前5時ごろ、茨城県の日立署に「火を付けてきた」と32歳の男が出頭しました。男の情報をもとに警察や消防が田尻町の県営アパートに駆け付けたところ、火が出ていました。火元はアパートの1階の部屋で、台所の一部が焼けました。部屋からは女性1人、子ども4人の遺体が見つかり、さらに1人を病院に搬送しましたが、その後、死亡が確認されました。出頭した男はやけどをしていて、「部屋には妻と子ども5人がいた」と話しているということです。警察は殺人の疑いも視野に、男から詳しく事情を聴いています。