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00:00:00作詞・作曲・編曲 初音ミク
00:00:30この家いいですね
00:00:31日本の大建築というのは奈良県から始まったことはもう常識的ですが
00:00:38この東大寺とか今はありませんけど幸福寺とか
00:00:42それからちょっと離れたところに法隆寺とか
00:00:45その周りにずっと修復のための大工さんが常駐してましてですね
00:00:51建築した時から技術がずっと何百年も継承されたわけですね
00:00:58例えば戦国末期に織田信長が安土城を築くということになると
00:01:07法隆寺村から大工の通りを呼んだわけです
00:01:11もろんちゃんとした位をのある偉い人ですけども
00:01:16技術の伝承 課題建築の技術の伝承というのは
00:01:20奈良県が長く保有してたわけです
00:01:25この家屋敷を見ますとですね
00:01:29随分室間時代で京都で出来上がっていく隙屋武神
00:01:36これは我々の今の民家の先祖ですね
00:01:40この隙屋武神 ここでも所間があって
00:01:45松陰があるという点では京都風ですけども
00:01:49原型が面白いのは田の字型ですよね
00:01:53田の字 漢字の田という
00:01:56これは吉野の山の尾根あたりには
00:01:59何百年前の小さな民家がいくつか残ってますけども
00:02:05それはこれの原型を思わせますね
00:02:10それは平野に下がってきて
00:02:12平野にはこの土地は国の中といいますね
00:02:15国の中 マホロマのことですね
00:02:17平野に戻ってきて 降りてきて
00:02:21そしてその優れた大寺の大工さんの孫弟子ぐらいに
00:02:27ちょっと作ってもらうと だんだん奈良民家のいい形が出てきてですね
00:02:32その人たちには遊びがありますでしょ
00:02:34例えばここだって 棟を大和棟にして
00:02:39そこだけを藁拭きにして
00:02:42あとを瓦にすると
00:02:44するとこう 目に変化があってですね
00:02:47綺麗はですね
00:02:49全部藁とか瓦にしたらいいのに
00:02:52ちょっとその遊びがあってですね
00:02:55してるような面白いですね
00:02:57長谷市内についてもそうですね
00:02:59長谷市内のこの民家というのは
00:03:02実にこのおそらくお坊さんの坊が
00:03:07民家の形にだんだん変わっていって
00:03:09したんだろうと思うんですが
00:03:11非常に餅のいい
00:03:13頑丈な
00:03:15そして寒いところですから
00:03:18初めは板壁だったんですけど
00:03:20だんだん塗り壁を使っていってですね
00:03:25この土地の気候風土に住みやすくできてますですね
00:03:30ここは古美術修復の
00:03:33ニーロ忠之助さんの委託だったんで
00:03:37岡倉天心とかですね
00:03:39フェノロサやタゴールも
00:03:41泊まったらしいですね
00:03:42ですからなんて言いますか
00:03:43なんか日本の美が国際的になるきっかけになったような
00:03:48大事なんだろうと思うんですけれども
00:03:52何しろあの時期はですね
00:03:54フェノロサとか岡倉天心が出るまでの
00:03:58その明治初年というのはひどい時代でですね
00:04:02国学派の人が
00:04:04廃仏希釈を
00:04:05打上官の権力を通じて
00:04:09施行したものですから
00:04:10その仏教は外国のもんだと
00:04:14神道が大事だというので
00:04:18幸福寺が一挙に今の奈良公園になっちゃったわけ
00:04:21それはすごいもんですね
00:04:26革命というよりも
00:04:28異常のもんですね
00:04:30五十の塔が十元で売りに出されて
00:04:32書いてがつかなかった
00:04:33書いてがつかなかった
00:04:34滝木にしても小橋台が要りますから
00:04:36滝木としてもペンしないと
00:04:38で仏像はね
00:04:40風呂にたかれた
00:04:43つまり仏抜き
00:04:44魂抜きをしまして
00:04:46そしてその滝木になったと言われておる
00:04:50時代でですね
00:04:52を経て
00:04:54あれがなかった
00:04:55随分今はもっといいものがありますね
00:04:58経てそれでもこう
00:05:00廃仏希釈でボロボロになった
00:05:03仏像たちを
00:05:05修復し始めたんですよ
00:05:07そういう前にフェノロサとかオカプラ天神の
00:05:11再発見があるわけですから
00:05:13これはそういう家ですか?
00:05:15そういう家です
00:05:16そのアトリエも横にある
00:05:18ここで
00:05:20壊れた仏像をニーロさんが修復して
00:05:24フェノロサとか天神が見に来たわけですね
00:05:28まあジョンがいっぱい住んでるイギリスに
00:05:32ジョンの家がある
00:05:33ドイツにはハンスの家があるとすれば
00:05:36何か太郎の家っていう感じの
00:05:38お母様があったと思いますね
00:05:40そうですね
00:05:41日本のこの
00:05:44何というか
00:05:46大体千年前ぐらいから
00:05:49大体こういう暮らしだったろうと
00:05:51本当に畳は当時ありませんけども
00:05:53大体こういう感じだったでしょうね
00:05:56床の間
00:05:59室間時代からですが
00:06:02なかなかいいですねこれ
00:06:05がっちりしてますね
00:06:07ですからこの家は
00:06:09明治に日本人が
00:06:11日本の伝統を見直すための
00:06:14きっかけになった家だと思うんですけれども
00:06:18石破さん
00:06:20日本が近代化に成功して
00:06:25明治国家っていうユニークな
00:06:27世界史の中でユニークな
00:06:29国を作るのに成功したのは
00:06:32公の精神っていうのがあったからだって
00:06:37どっかにお書きになってらっしゃいましたけれども
00:06:40そういえばね
00:06:44江戸末期ぐらいになりますと
00:06:47長州藩というような先進的な藩はですね
00:06:52もう
00:06:55法人の意識ですね
00:06:57つまり
00:06:59長州藩主
00:07:00御大名である長州藩主の
00:07:03私は家来だと
00:07:04いうような人は
00:07:06お殿様のそばにはいるでしょうけど
00:07:09ずっと下っ端にはですね
00:07:11藩というのは
00:07:13公になって
00:07:15法人になってしまった
00:07:17別に
00:07:18まあ
00:07:19日本の場合は
00:07:20中国や朝鮮と違って
00:07:21儒教体制で出来上がってないもんですから
00:07:25何と言いますか
00:07:29思想としての儒教はあっても
00:07:31そうです
00:07:32本としては儒教を学んでても
00:07:34体にも慣習にもなってませんから
00:07:37えー
00:07:38どう言っていいのか
00:07:39今ちょっと言葉を
00:07:40失ってたんですが
00:07:42うーん
00:07:43自分が
00:07:44仕えてる主君の
00:07:49はんぐるみ
00:07:50組織ぐるみ
00:07:51農民まで一つにしてですね
00:07:53一つのステートだと思ってるわけですね
00:07:55あの
00:07:56長州藩な長州藩な
00:07:57ステートっていうのは
00:07:58こう
00:07:59法的な国
00:08:00という意味だそうですね
00:08:02ネーションに
00:08:03ネーションに
00:08:04ネーションが自然に
00:08:05自肺にある国
00:08:06はあ
00:08:07まあ
00:08:08日本的な規模で言いますとですね
00:08:09日本的な規模で言いますと
00:08:11うーん
00:08:12日本は大昔からあったんですから
00:08:14ネーションとしてあったわけです
00:08:16うーん
00:08:17アメリカみたいにですね
00:08:18うん
00:08:19ボートピープルがいっぱい行って
00:08:21ここで国を作ろうと言うときには
00:08:23法が
00:08:24法をまず作って
00:08:25ステート
00:08:26つまり法による国
00:08:27になったわけですけども
00:08:29ネーションっていうのは
00:08:30インドヨアンのレベルではありますけども
00:08:32アメリカが
00:08:34四国のレベルでは
00:08:35ないわけですね
00:08:36ネーションと言いますと
00:08:37そうすると
00:08:38住民っていうような感じ
00:08:39住民
00:08:40ネイティーブとかですね
00:08:42ナチュラルとか
00:08:43同じような自然に生えている
00:08:46まあ
00:08:47雑草
00:08:48草
00:08:49草木のようにして
00:08:50国があったと
00:08:51で、その
00:08:53できるだけ近代に入って
00:08:55近世から近代に入って
00:08:56日本の場合ですよ
00:08:57入っていくにつれて
00:08:59ネーション系が薄くなってきて
00:09:01ステート系が
00:09:03強くなっていて
00:09:04長州の
00:09:05私は長州藩士
00:09:06伊藤博文
00:09:07俊介ですか
00:09:09でございますと
00:09:11うーん
00:09:12侍ともつかないものが
00:09:14言っていると
00:09:15いうのは
00:09:17やはり
00:09:18功の成立
00:09:19つまり
00:09:20伊藤博文ごときでも
00:09:22功に参加できた
00:09:23儒教の場合の功というのはですね
00:09:27家教の試験に通った
00:09:29大きな官僚だけにとっての功であって
00:09:34他は
00:09:35ピープルはですね
00:09:37租税を納めるだけです
00:09:39王朝と
00:09:41その手足の官僚とがあって
00:09:43他は農民だけですから
00:09:45あの
00:09:47これの古代の姿のまま
00:09:49中国の場合では
00:09:51新朝が滅びるまであったわけですけど
00:09:54日本はその
00:09:56そうじゃなかった
00:09:58そこから見たら
00:10:00あの
00:10:01ある時期の
00:10:02つまり江戸時代の
00:10:03中国や朝鮮から見たらですね
00:10:04野蛮国ですね
00:10:06儒教にあらずして
00:10:07国をつくっていると
00:10:08霊教にあらずして
00:10:10国をつくっていると
00:10:11いうようなのは
00:10:12野蛮なことなんですけども
00:10:14それが偶然
00:10:16偶然
00:10:17非常に小雑把に言ったら
00:10:18ヨーロッパと似てたわけですね
00:10:20江戸時代でも
00:10:23封建制度を敷いていって
00:10:25封建制度というのは
00:10:27ヨーロッパの封建制度と実によく似ておる
00:10:31封建制度のもとを起こしたのは
00:10:34むろん
00:10:35源頼朝の
00:10:37鎌倉幕府ですけども
00:10:38しかし
00:10:39あれはまだね
00:10:41功績のあった
00:10:43頼朝の
00:10:47なんていうか
00:10:48家来たちが
00:10:49方々の死後になっていきますですね
00:10:53それが
00:10:54工芸のように取るだけです
00:10:56平安時代の工芸のように取るだけなんですけど
00:10:59そういうことから行きますとですね
00:11:03室町末期に出てきて
00:11:07京都から行って
00:11:09駿河
00:11:10今の静岡県に行って
00:11:12伊豆を
00:11:14一国にしてですね
00:11:17自分のものにした
00:11:19北条総雲というのは
00:11:20普通
00:11:21江戸時代のイメージでは
00:11:22悪いやつになってるんですけども
00:11:25北条総雲というのは
00:11:27偉い人ですわ
00:11:28うん
00:11:29要するに京都から行ってですね
00:11:31浪人のみで行って
00:11:33駿河の
00:11:35つまり租税だけ取っている
00:11:36四五大名の下に
00:11:38入って
00:11:39そしてその
00:11:41一番
00:11:43当地の
00:11:45薄くしか及んでなかった伊豆に入って
00:11:48伊豆を一国の
00:11:50つまり伊豆の百姓の面倒を見るわけです
00:11:53両国政治と言うんですが
00:11:55これで農民から地侍に至るまでですね
00:11:59なんかこう仕事ができる能力がつくわけ
00:12:04ビジネスという能力がつきますよね
00:12:07ビジネスという能力がついて
00:12:09先制政治ですけどね
00:12:11先制政治ではあるけれども
00:12:13それを言えなければ
00:12:15ヨーロッパの歴史でも
00:12:17そうだったんですが
00:12:19人々に
00:12:20ビジネスの能力がつかないわけですから
00:12:25まあそういう意味では
00:12:27日本の歴史ってのは
00:12:30明治以前は
00:12:35中国や朝鮮から見れば
00:12:37非儒教国で
00:12:39非常に滑稽なほどの野蛮国として
00:12:42しか見られなかったんですけども
00:12:44内実はうまく
00:12:47つまり
00:12:49近代と称する世界の功に
00:12:53乗ることができたわけですね
00:12:55功はまあ公やけ
00:12:57実際私はここで行ってんじゃなくて
00:13:00幕末の坂本龍馬も
00:13:02万国功法という
00:13:04今で言えば
00:13:06法学部でちょっと教えるだけのですね
00:13:08国際法をですね
00:13:10本当に世界がこの法で支配されてると思い込んでてですね
00:13:14これからこれだと
00:13:16思い込んだもんですから
00:13:18こうというのは
00:13:19国際的なもんだと
00:13:21坂本龍馬も思ったようにですね
00:13:25そういうようなものに参加できるのが
00:13:29幸いにして
00:13:31薄くしか儒教を入れなかったために
00:13:35そして極めて自然的な
00:13:37自然意な
00:13:39諸大名の画幅でできていって
00:13:42初期は
00:13:44しかしそれが画幅がだんだん少なくなって
00:13:47しまいに幕末の長州藩のように
00:13:51うん
00:13:53もう
00:13:54君臨すれども統治せず
00:13:56で
00:13:57橋っぱに至るまで
00:13:58幸の意識を持ったと
00:14:00そしてその幸が明治維新を
00:14:02可能にしたんだろうと
00:14:04そうに思うんですね
00:14:06幕末の最初の頃には
00:14:08その幸は
00:14:09まあ半程度までしか広がらなかったわけですね
00:14:12そうですね
00:14:13幸っていうのは
00:14:14まあ
00:14:15言葉の
00:14:16あるいは
00:14:17法制史的な
00:14:18解釈すると
00:14:19非常に細々になるんですが
00:14:21これは幸っていうのは
00:14:22幕府のことだとかですね
00:14:23天下のことだとか
00:14:25決してその
00:14:26ピープルのことじゃない
00:14:27ということになるんですけれども
00:14:30だんだんだんだん
00:14:31幸の意識が
00:14:32下の方に下がっていく
00:14:33つまり
00:14:34ピープルの方に下がっていく
00:14:35歴史が
00:14:36江戸末期ぐらいになるとですね
00:14:38ちょっとですね
00:14:39下がって
00:14:40それでも
00:14:41幕府は
00:14:42自分のことを
00:14:43大公儀とかですね
00:14:45公儀とか
00:14:46言ってますから
00:14:47幕府が
00:14:48幸だと
00:14:49だけども
00:14:50幸の意識は
00:14:53随分
00:14:54この下の方に
00:14:55行ってるようですね
00:14:56我々仲間というような
00:14:59これは
00:15:01例えば奈良でもですね
00:15:03奈良奉行が来て
00:15:05江戸から奈良奉行が来て
00:15:07江戸末期には川地という
00:15:10大変名奉行が来て
00:15:13俊明ですか
00:15:14俊明ですか
00:15:15俊明
00:15:16素晴らしい人ですね
00:15:18文章もうまい人です
00:15:20この人が来て
00:15:21面倒を見に来てるわけですね
00:15:23みんなの
00:15:24で
00:15:25みんなは奈良は自治で
00:15:27やってて
00:15:28で
00:15:29無論
00:15:31製薬家の自治ですけど
00:15:33みんなこれ
00:15:34五人組とかいろいろ
00:15:36まあ
00:15:37いろいろな
00:15:38町年寄りとかですね
00:15:40まあここら辺
00:15:41このぐらいの家ですとね
00:15:43町年寄りになることもできるし
00:15:45選挙する
00:15:47選挙権も
00:15:48非選挙権もあったと思いますが
00:15:51それがこうですね
00:15:53そこまで来た精密時計がですね
00:15:56江戸封建制という精密時計が
00:15:59近代に転換したわけですから
00:16:01ほとんど柿が
00:16:03熟しになって
00:16:04落ちるようにして
00:16:05近代に入れたんじゃないかなと
00:16:08そう思うんですけどね
00:16:12その日本の江戸紀にあたる
00:16:14熟していく過程のない国がですね
00:16:18やっぱり
00:16:19なんて言いますか
00:16:20その功じゃなくて
00:16:21私益の方ばかりになって
00:16:23近代化に失敗してるっていう
00:16:26なかなかできないっていうところも
00:16:28ございましょうか
00:16:29そうなんです
00:16:30これ問題難しくてですね
00:16:32その
00:16:33まあ我々その分だけね
00:16:35日本は
00:16:36日本内の死というものが
00:16:38ありましたよ
00:16:39はい
00:16:40福沢井口さんも
00:16:41国を建てるのは
00:16:42こうでなくて死なんだと
00:16:44アメリカ見て聞いてますから
00:16:46いろんな企業が起こってる
00:16:48これ全部
00:16:49私の
00:16:52欲望で
00:16:53起こしてるわけですから
00:16:55それが国なんだと
00:16:57日本はしっかりしろと
00:16:58福沢さんは言うわけです
00:17:00そのぐらいもうね
00:17:01日本的な死があるんですけど
00:17:03ダイナミックな死がなくてですね
00:17:05ヨーロッパやアメリカのような
00:17:07ダイナミックな死がなくて
00:17:08こうなったわけですね
00:17:10だから福沢井口を持って
00:17:12叱咤されないと
00:17:14震い立たない状態が
00:17:16精密時計とはいえ
00:17:18死の面では
00:17:19なかったんじゃなくて
00:17:20日本的な死があるけれども
00:17:22それは
00:17:24活力がない
00:17:25活力がない
00:17:26ところが
00:17:28その
00:17:29こうの意識が
00:17:30アメリカはこうの意識がありました
00:17:31最初から
00:17:32こうの意識がない
00:17:34地域で
00:17:36新興国が起こると
00:17:38その
00:17:39死の追求ばかりがあって
00:17:41混乱するわけですね
00:17:42だから
00:17:44よその国というのは
00:17:47僕は
00:17:48そういう国のほうが
00:17:50子供の時から好きだったもんですから
00:17:52日本が嫌いというわけじゃありませんよ
00:17:54つまり
00:17:55アジアのほうが
00:17:56好きだったもんですから
00:17:57だけどアジアは
00:17:58アジアの
00:17:59そういう混乱とか
00:18:00いろいろややこしさはですね
00:18:02アジアの苦しみですから
00:18:05それを
00:18:09友人としての
00:18:10日本人がですね
00:18:12お前のところだけだと
00:18:13いうんじゃなくてですね
00:18:16第三の尺度というものを
00:18:19用いてですね
00:18:21坂本龍馬が
00:18:22万国候補を
00:18:23思い込んでた
00:18:25万国候補
00:18:26つまり世界には
00:18:27ルールがあるんだと
00:18:28思い込んでたものね
00:18:31こういう場合は
00:18:33契約してちゃんとしてるんだから
00:18:35君はちゃんとしなさいと
00:18:36あるいは
00:18:37自分は契約
00:18:38あの
00:18:43例えば
00:18:44四つの国から
00:18:45お金を借りたんだから
00:18:46ちゃんと払わなきゃ
00:18:48あの
00:18:49返さなきゃいけない
00:18:50日本の場合
00:18:51でもそうですが
00:18:53そういう尺度が
00:18:57必要じゃないかと
00:18:59でも非常に小さな話ですけれども
00:19:02例えば政治家の功とですね
00:19:05その秘書の功っていうのが
00:19:07食い違ったり
00:19:08食い違ってんのか
00:19:09同じなのか分かりませんけど
00:19:10どっちが死で
00:19:11どっちが功なのか
00:19:13なんかいろいろ大小の功があるみたいで
00:19:16日本人というのはですね
00:19:18裏も思ってもないと
00:19:20後人の場合
00:19:21裏も思ってもないということを
00:19:24人に見せてですね
00:19:26裏が少しでもあれば
00:19:28それを指摘されたり
00:19:30自ら気づいたりしたら
00:19:31退くというルールが
00:19:32まだ確立されてないんですね
00:19:35その
00:19:36その功というものは
00:19:37裏も思っても
00:19:38あるはずがないんであって
00:19:39功というのは
00:19:40この定義とかですね
00:19:43測りとかですね
00:19:44測りとか同じもんであるもんですから
00:19:46目盛りに偽りがあるはずがないんであって
00:19:50こういうのは
00:19:51まあイメージとしては
00:19:52その政治家ですね
00:19:54自由民主党の
00:19:56自分の政治家が
00:19:58その秘書だとか
00:20:00なんだとかっていうのは
00:20:02全くよろしくないというかな
00:20:07まあ昔の
00:20:09お侍っていうものは
00:20:12あるいは
00:20:13明治の人間まではですね
00:20:15大正なると
00:20:16ダメになるんですけどね
00:20:17明治の人間までは
00:20:19私の責任ですと
00:20:21いって
00:20:22何にも
00:20:23その部下は
00:20:24やったことですけど
00:20:25引っかぶりますですね
00:20:27そのために
00:20:28上の人がいるんですから
00:20:29その今は逆にですね
00:20:31いや
00:20:32明治はおとぎばらしだと
00:20:34いってもいいんです
00:20:35あのこれ本当にあったことなんですけど
00:20:37苦し紛れに
00:20:39昔の話なんておとぎばなしだと
00:20:41今の現実が大事だという
00:20:42立場もあると思うんですけども
00:20:44そういうようなことは
00:20:45まかり通ってはいけない
00:20:47その言葉だけでも
00:20:49あれは秘書がやったんだと
00:20:51それ秘書がやったんだと
00:20:53そのたとえ悪いことになっても
00:20:55言い訳として
00:20:57そういうような
00:20:59言葉が
00:21:01テレビや新聞に向かって
00:21:04あるいは国会で
00:21:08出てしまうというのがですね
00:21:10どうもやっぱり
00:21:12良くないというのは
00:21:14日本人をこれ知らないとですね
00:21:16そういうふうに
00:21:17これが良くないんだということで
00:21:18きちっと尺度を
00:21:20立てとかないとですね
00:21:22社会というのはこう
00:21:24崩れていきますですね
00:21:26あの前にお書きになった
00:21:28あの
00:21:32毛利の殿様の
00:21:34創世公っていうあてながついた
00:21:36まあ創世っていう
00:21:38殿様ですとか
00:21:40摩藩の
00:21:42テゲテゲっていう言葉を
00:21:44お書きになってらっしゃいますね
00:21:46ああいうふうにこう
00:21:48権限異常っていうんでしょうか
00:21:50そして自分が責任を取る
00:21:52ああいうのがずいぶん薄れてきたみたいなんですけれども
00:21:56その
00:21:57今の
00:21:58ちょっとテゲテゲっていうのは
00:21:59タイガイタイガイっていうのを
00:22:01おんびんになって
00:22:02薩摩弁で
00:22:03テゲテゲにして
00:22:04上の人はね
00:22:05テゲテゲに
00:22:06わざっぱに
00:22:07マスタープランを言うだけで
00:22:09細かいことを言うのは
00:22:10今
00:22:11薩摩の江戸時代からの
00:22:12私風でした
00:22:13日曜戦争の時に
00:22:15あの
00:22:16陸軍の総司令官
00:22:18大山岩尾という人が
00:22:19テゲテゲにしと
00:22:21細かいことを言わない
00:22:23下の人は
00:22:24非常に働きやすかった
00:22:26というのが
00:22:27日本的な
00:22:29組織ですね
00:22:30僕はこれの組織は
00:22:31日本人はずっとそうだろうと思うんです
00:22:33アメリカやヨーロッパだと
00:22:35非常に優れた総司令官が出てきて
00:22:38細部まで取り決めて
00:22:40自ら前線だって
00:22:41最前線で
00:22:42時には戦死しますですね
00:22:44その日本は
00:22:45その代わり
00:22:46将軍は後ろにいます
00:22:48後ろにいますが
00:22:50えー
00:22:51非常に大きく
00:22:53こう
00:22:54テゲテゲにして
00:22:55細部のことは
00:22:57うーん
00:22:58下の人が
00:22:59全部
00:23:00やっていくという
00:23:04もんで
00:23:06そうですね
00:23:07ところが
00:23:08その
00:23:09一旦
00:23:11部下が変なことになると
00:23:12上の人が責任取る
00:23:14テゲテゲの方が責任取る
00:23:16まあ大山井川って人は
00:23:18自分
00:23:19東京出て行く時に
00:23:20どうせ
00:23:21うーん
00:23:221ミリでも狂うと
00:23:24大負けに負ける戦ですから
00:23:26日曜戦争ってのは
00:23:27勝てるはずのない戦争ですから
00:23:29やらざるを得なくて
00:23:31やってるわけですから
00:23:32その
00:23:33時に
00:23:34自分は出て行くけども
00:23:36あのー
00:23:37うーん
00:23:39小玉さんに任すと
00:23:42小玉さんには
00:23:43総参謀長ですね
00:23:44小玉玄太郎ですね
00:23:46小玉さんっていうのは
00:23:48うーん
00:23:49長州出身の人ですが
00:23:50頭のいい
00:23:51背の高さは
00:23:531メートル50センチぐらいしかなかった人でですね
00:23:57えー
00:23:588ヶ月後の出身ですな
00:24:00うーん
00:24:018ヶ月後の出身で
00:24:02だけど
00:24:03渾身の
00:24:04頭脳の人で
00:24:05で
00:24:06全力を
00:24:07出し切って
00:24:09えー
00:24:10戦争が終わると
00:24:11死にました
00:24:12ほどなく
00:24:13えー
00:24:14大山さんは
00:24:15えー
00:24:16その時に
00:24:17ただ
00:24:18負け戦になった時に
00:24:19自分が死刑を取ると
00:24:20大混乱起こりますから
00:24:22負け戦になりますと
00:24:23その時に自分が
00:24:24責任を取る
00:24:25あ
00:24:26死刑を取ると
00:24:27で
00:24:28無論責任は
00:24:29大山岩が取り行かないことです
00:24:31それがあって
00:24:32日本社会が
00:24:33成立してきたんですけども
00:24:35うーん
00:24:36明治期に
00:24:38いわゆる日本四四四期が
00:24:39起こるんですが
00:24:40えー
00:24:42汚職というものはね
00:24:443県
00:24:46山形がちょっと
00:24:47初期に汚職しました
00:24:48山形あると思う
00:24:49井上香織が
00:24:51岩手県で
00:24:52ちょっと汚職しました
00:24:54何県か
00:24:55考えられますけども
00:24:57その
00:24:58役人の隅々まで
00:25:00汚職したい話は
00:25:01聞いたことないですね
00:25:02うーん
00:25:03汚職はしなかったですね
00:25:04それはね
00:25:06江戸期の役人堂がありますから
00:25:08江戸期の役人堂がありますから
00:25:10役人というのは
00:25:11汚職者
00:25:12で
00:25:13市民主義を起こす時にですね
00:25:15大きな金が
00:25:16あの
00:25:17例えば
00:25:18大製鉄所を
00:25:19起こさなきゃいけない
00:25:21それはすごい金が
00:25:22寝ますですね
00:25:23それをちょっと食べたらですね
00:25:25うーん
00:25:26美味しいに決まってるんですけども
00:25:28食べなかったですね
00:25:29その資金というものは
00:25:31もう
00:25:32みんなが守って
00:25:33製鉄所の形になり
00:25:35製鉄所が
00:25:36商品を生んでいく
00:25:38まで
00:25:39じーっとして
00:25:40日本に製鉄所が
00:25:41起こるわけですから
00:25:42その
00:25:43資金を
00:25:44食べるということは
00:25:45しませんですね
00:25:46その
00:25:47商に当たってる人が
00:25:48そういう
00:25:51まあ実際ね
00:25:52製鉄所が
00:25:53あの
00:25:54起こるということは
00:25:55それだけの金があれば
00:25:57スイスで
00:25:58アメリカの銀行に
00:25:59預けて利息を
00:26:00食べるだけでも
00:26:01随分大きい金で
00:26:02えー
00:26:03要するに商業しすぎから
00:26:04いったら
00:26:05マネーゲームからいったら
00:26:06製鉄所を起こすことは
00:26:07おかしいんですよ
00:26:08こうのために
00:26:09製鉄所を起こしたわけでしょ
00:26:11はい
00:26:12あの
00:26:13中国の
00:26:14新松の
00:26:15聖太郎さんなんかですね
00:26:17最高の女ながらも
00:26:18最大の権力を持っててですね
00:26:20海軍を作らなきゃいけない
00:26:22それでもう
00:26:23そんな馬鹿なことより
00:26:24池でも掘ろうといって
00:26:25彼女の遊ぶ遊園地の
00:26:27池を掘ったわけでしょ
00:26:28北京の中に
00:26:29そういうのは
00:26:31こうじゃありませんですね
00:26:32彼女は
00:26:33こう人じゃないわけで
00:26:34その
00:26:35こうというのは
00:26:36その
00:26:37後ろめたくなくて
00:26:38裏表なくて
00:26:39その
00:26:40するもんですから
00:26:42明治のこうっていうのは
00:26:43見事でしたね
00:26:45今から思うとですね
00:26:47学校の先生が
00:26:48裏口に入学させたわけでもなく
00:26:50うーん
00:26:54何かのことで
00:26:55付け届けがあったわけでもなくですね
00:26:58隅々まで
00:26:59村役場の隅々まで
00:27:01その
00:27:02こうの
00:27:03精神で
00:27:04えー
00:27:05死は
00:27:06私のほうが
00:27:07具材育地から
00:27:08引退されるようにですね
00:27:10はい
00:27:11ややか細いもんでしたけども
00:27:13こうの面では
00:27:14実によくやったからあれ
00:27:16あの
00:27:17明治40年までの間に
00:27:21だいたい近代国家の基礎が
00:27:24作れたわけですが
00:27:25そして
00:27:26その国から払った
00:27:27借りた金は
00:27:28まだ明治期一杯でも
00:27:30返さませんでしたけども
00:27:31返し続けた
00:27:34福沢諭吉は
00:27:35その
00:27:36なんか
00:27:37競争の原理って言いますか
00:27:38民間企業同時の競争
00:27:40民活っていうんでしょうか
00:27:41うん
00:27:42そういうのを導入しようとして
00:27:43そう言ったんでしょうか
00:27:44意識的に
00:27:45そうでしょうね
00:27:46もう
00:27:47全くその通りだと思います
00:27:49今の言葉で言った
00:27:50民活ということでしょうね
00:27:52まあ
00:27:53コートシという
00:27:54のが
00:27:55ヨーロッパ
00:27:57ヨーロッパで
00:27:59出来上がっていった思想を
00:28:01明治風に
00:28:02あるいは日本風に
00:28:03わざと翻訳し続けて
00:28:06北条総雲から
00:28:08福沢諭吉から
00:28:09その前の長州藩から
00:28:11ずっとこう
00:28:12日本風に翻訳し続けていって
00:28:14現代では
00:28:16世界に功があるだろうと
00:28:18それは坂本龍馬が
00:28:19夢想した功に違いないと
00:28:21それは尺度だと
00:28:23国と国との関係でもですね
00:28:26この尺度をもって
00:28:28お互いに自分の死を殺してですね
00:28:31できるだけ
00:28:32こうに近づけて
00:28:33交渉をしようじゃないか
00:28:35ということですから
00:28:36ですから
00:28:37そういうものがなければ
00:28:40世界は暗闇になりますから
00:28:42そういうものを掲げる
00:28:45国として日本が
00:28:47一番いいんじゃないかと
00:28:48あんまり大国じゃありませんしね
00:28:50武力はほとんどないに等しいですしね
00:28:53ですから
00:28:54いいんじゃないかと
00:28:56どうぞ
00:28:58どうぞ
00:29:00土地の私有というのは
00:29:30頼朝の鎌倉幕府から始まった
00:29:34そうなんですあれは日本史の始まりですな
00:29:37私などは日本歴史は鎌倉幕府の成立から始まると
00:29:42それ以前には紫式部のですね
00:29:46現実物語もあるし
00:29:51古今宗もあるし素晴らしい財産ありますよ
00:29:54それもっと前の万人宗もありますけども
00:29:57しかし実際の生活人である我々の先祖というのは
00:30:03やっぱり鎌倉幕府ですね
00:30:05なぜかと言いますとですね
00:30:07それまでの間はですね
00:30:10中国の体制をにわかに真似をして
00:30:13奈良町の奈良町以前から始まりますが
00:30:15いわゆる立領制度
00:30:17平安町の終わりまで続く立領制度というのは
00:30:21土地は国のものだとなってましてですね
00:30:25国のものならみんな平等でいいじゃないかと
00:30:29それはそうでなくて
00:30:31その京都にいる区下たちが勝手につまり
00:30:35いろんな抜け道を
00:30:37方の抜け道を作って
00:30:40あたかも自分たちのもののような土地を作ってましたですね
00:30:45まあ松園制度もそうですが
00:30:47その抜け道の一つで
00:30:51開墾すれば自分のものになるということですが
00:30:55関東平野なんかはですね
00:30:58平安末期に開かれたんですよ
00:31:02あのね
00:31:03水流が3本ぐらいしかないでしょ
00:31:07ですからこう
00:31:08蒙細館のように
00:31:11網の芽のように
00:31:12こう水流をしていかないと
00:31:14水田が出来上がらないですから
00:31:16それにはその
00:31:19だんだん逐次開墾していってですね
00:31:21網の芽のようになって
00:31:23それ開墾した人はですね
00:31:27いわゆる武士という人ですね
00:31:29その開墾は
00:31:31他のところよりも
00:31:32つまり西日本より遅れてただけに
00:31:34フレッシュなんですね
00:31:36だから自分の権利権益についての
00:31:39主張が激しかったわけですね
00:31:41ねおまけに武力がありましたから
00:31:43西日本よりも
00:31:44だから平野清盛は我々は裏切ったと
00:31:48兵器は裏切ったということで
00:31:50頼朝を担いで兵器を倒して
00:31:53そして作ったものが自分のもんだと
00:31:57いうのが鎌倉幕府です
00:31:59そしてお前が今現在工作している
00:32:02あるいはあのお前の
00:32:05下のものに工作させてる
00:32:07それはお前のもんだと
00:32:08で鎌倉幕府っていうのは
00:32:10徹底的に土地制度
00:32:13政府でした
00:32:14というのはね
00:32:15やっぱりいとこはとことかね
00:32:17おじさんとおいとかで争いがあります
00:32:19これお湯の問題
00:32:21それを鎌倉は裁くことになったわけです
00:32:24だから鎌倉幕府そのものがね
00:32:26我々土民のですね
00:32:28面倒を見てくださったわけではないんです
00:32:31だからその革命性はそのレベルだったわけです
00:32:34そのレベルでもね
00:32:36ああもう作ったものの土地かと
00:32:39あっと今の世の中変わってですね
00:32:41だから
00:32:43新蘭とか法然とかという
00:32:45法然とか新蘭とかという
00:32:46日本的な宗教が出てくる
00:32:48日蓮が出てくる
00:32:50道元が出てきますですね
00:32:52それはもう当然なことであってですね
00:32:55それから
00:32:56奈良の仏像の中に
00:33:01リアリスティックな仏像があって
00:33:03短経とか運経とか
00:33:05運経とか短経とかですね
00:33:07の作これはリアリズム
00:33:09大変なものが出てくるわけです
00:33:11で
00:33:12それはリアリズムの絵が始まるわけですね
00:33:15で
00:33:16宗教も日本独自のものが始まるわけですね
00:33:21それから文章もですね
00:33:24単に平家物語
00:33:25いやあの
00:33:26喜劇じゃない
00:33:27源氏物語のように
00:33:30物の人情
00:33:31そして物の事柄を書く
00:33:33序字序章文は
00:33:35すでに発達してましたけども
00:33:38哲学的なことを書く文章というのはね
00:33:40まだ日本語ではできなかった
00:33:42それ鎌倉からも
00:33:44にわかにみんなやろうとした
00:33:46新蘭の言葉を口実筆記して
00:33:50文章にまとめた
00:33:52短絵章
00:33:53これはね筆者はね
00:33:54関東の日立の
00:33:56草深い
00:33:57ほとんど百姓尾文の人でした
00:33:59悠縁という人ですけども
00:34:01それから道元が
00:34:04悟りとは何かと
00:34:09そして悟るためにはどういうことが必要かと
00:34:12いうことを消防現像で
00:34:16大分なもんですね
00:34:17宿泊して日本文を書きました
00:34:20もう実に宿泊の文章ですね
00:34:23そういう宿泊の文章でもとにかく
00:34:27つまり日本の文章で
00:34:29魂の現実を描こうというような
00:34:35哲学的な文章が出るのは
00:34:3713世紀の金倉時代ですね
00:34:41それはやっぱり土地制度の安定
00:34:44リアルになったということと
00:34:46全く符合すると思うんですけどね
00:34:48日本の土地制度を考えていきますとですね
00:34:52ずっと飛ばしてですね
00:34:57いろいろ封建制の発達がありまして
00:35:00江戸時代というのは
00:35:01面白い時代ですね
00:35:03面白い時代です
00:35:05幕府っていうのはこれは大いなる大名で
00:35:08大名のトップで
00:35:09そして同時に名手であると
00:35:11大名同盟の名手であると
00:35:13これ解釈したほうが早いんですが
00:35:15だから幕府そのものにも
00:35:17領地があります
00:35:19800万石とも600万石とも言われてますけど
00:35:23それは実に数の少ない
00:35:25つまり行政費
00:35:27行政費実に少なくて
00:35:29全体は3000万石ぐらい
00:35:31全体は3000万石
00:35:33中のだいたい800万石ともに
00:35:36400万石という説まであるんですけども
00:35:39うーん
00:35:41それを
00:35:42の収入で
00:35:43政府費用と
00:35:45徳川家の
00:35:46自分が持っている兵力の
00:35:51費用等を出してたわけですけども
00:35:53土地制度で言いますと
00:35:55大名というものはですね
00:35:57これは俺の地面だと言って
00:36:00いう意味の近代的な
00:36:03現代的な所有権は持ってなかった
00:36:05実にスマートなもんでした
00:36:07徴収犯は36万9000億でした
00:36:11今の山口県一つですね
00:36:13それの
00:36:15租税を徴収して
00:36:17政治を行う
00:36:18権利と言えば権利を持っているだけです
00:36:22政治を行う場合には
00:36:23多分に義務ですね
00:36:25租税徴収権
00:36:28まあこの
00:36:30殿辞書は俺の辞書だって
00:36:32毛利の殿様は言わないわけです
00:36:34お城だって危ないですね
00:36:36毛利の殿様の
00:36:37私優なのか
00:36:38よく分からない
00:36:40江戸時代のお城の所有権も
00:36:42十分分からない
00:36:43つまりそれだけには
00:36:44農民が持っているわけです
00:36:46農民が持っている
00:36:47原則論から言うと
00:36:49農民の所有権も
00:36:50ややこしいんですけども
00:36:51そういうのは持っているわけです
00:36:53それから江戸の町にこう
00:36:56三百近い大名は
00:36:59いくつもの
00:37:01何千坪
00:37:02時には一万坪を超える
00:37:03一万坪を超える
00:37:05大抵だと思ってますですね
00:37:08紙屋敷だけが
00:37:09自分の所有地であって
00:37:11中屋敷も下屋敷も
00:37:13皆
00:37:14町人から
00:37:15仮土地というのが原則でした
00:37:18その仮土地
00:37:19それね
00:37:20町人から辞書をね
00:37:21一つもいくらだと言って
00:37:23大名は金払ってですね
00:37:25それ俺の土地だと言う
00:37:26いやしいことはしたかった
00:37:28仮土地であることの方が
00:37:30大名の名誉
00:37:31そして大名の侍たちもですね
00:37:34どっかの路持ちを持っててですね
00:37:36こっそり素材を作っている
00:37:38そんなことないんです
00:37:40全部つまり
00:37:41どういうんですか
00:37:44うーん
00:37:45伝授を持つとか
00:37:47そういうことはなかった
00:37:49明治新政府は土地改革はしなかったわけですね
00:37:52それが失敗でした
00:37:54あのー
00:37:55土地改革後ですね
00:37:57うーん
00:37:58即座に始めればいいのに
00:38:00大体徳川大政のまま
00:38:02きまして
00:38:03うーん
00:38:07して
00:38:08でまぁ
00:38:09明治22年ぐらいから憲法ができて
00:38:13民法ができて
00:38:14土地所有権が
00:38:16法的になりました
00:38:17法的になりましたが
00:38:19うーん
00:38:21なんだか
00:38:22こうね
00:38:23山林などを曖昧にしてやりましたしね
00:38:26山林は
00:38:27こう米作れないもんですから
00:38:29対抗検知の時でも山林は除外されてますから
00:38:33だから
00:38:34国土の7割を占める山林というものは
00:38:37ほとんど
00:38:38つまり視野の外に明治政府といえども置いてました
00:38:42あのー
00:38:43東大近代になるとですね
00:38:45東京の新宿区でも山林の
00:38:47山林指定のところがあるんですよね
00:38:50武蔵野がそこまで来てたもんですから
00:38:53そこでみんなあの入り合い
00:38:55村人が入り合いして
00:38:58枯れ木穴燃料を取ったり
00:39:00太平を取ったりしてましたから
00:39:02山林指定の地面が農地じゃなくて
00:39:06そういうように非常にこの
00:39:08土地制度については
00:39:10後手後手になったというどころか
00:39:13江戸時代は割合スマートに行ってたのに
00:39:17明治後
00:39:18明治早々は別として
00:39:21民法ができつまり土地が物権土地が所有権として
00:39:27西洋風の法的性格を持ってから
00:39:30ピチッとすべきだったのに非常に遅れましてですね
00:39:36うーん なんだか土地というもの
00:39:38曖昧なものも今日に来ましたですね
00:39:41それがもう今や諸悪の根源に
00:39:44ああ諸悪の根源
00:39:46それとその功の意識とですね
00:39:48それが絡み合って
00:39:50土地というものは本来我々の先祖が日本国に住んできて
00:39:56我々に至るわけですから
00:39:58本来土地というものは
00:40:00功のもんだと思うんですよ
00:40:02この功は律令制の功じゃなくて
00:40:05仲間 社会 日本人たちのもんだと思うんですけども
00:40:11空間共有っていうか
00:40:13空間共有というか
00:40:14その空間共有の
00:40:17うーん 法というのはないわけです
00:40:20まだ法は遅れてるわけです
00:40:23江戸以外の制度はあまりうまくいってたんで
00:40:26明治政府はそのままドロンと踏襲しちゃってですね
00:40:30それから憲法発本のときも
00:40:32土地問題についてはセンスがなくてですね
00:40:35それから戦後の農地改革に至るまでですね
00:40:38土地はあまり触らないとね
00:40:40その
00:40:41まあ何にしてもですね
00:40:46こんなに土地の力があってですね
00:40:51とにかく銀座の一坪で総裁選挙が賄えるような
00:40:58これは十何年前からそうですね
00:41:02異様な値段でしょう
00:41:04一坪で賄えはしないにしても
00:41:06一坪で賄えるでしょう
00:41:08そういうような変な具合になりましてですね
00:41:14今やそれがハワイオーストラリアまで
00:41:17その陶器の対象になって
00:41:19輸出してるわけですからね
00:41:21土地に関してはこの悪監修と
00:41:25土地関連についてのつまり
00:41:28法が後ろで後手に回ってるもんですから
00:41:31我々はつまり土地に触る人たちは
00:41:34一種のこの人数もちょっと悪くなってきましたしね
00:41:38だからそういうつまり世界中で
00:41:45類型のない一種の悪党製造所みたいになってきましてですね
00:41:49それがハワイやったり覚えたりして
00:41:52そして世界の害虫になる
00:41:57世界の害虫が
00:42:00世界にペスト金でも巻き散らしてるような
00:42:03格好に日本はなっていくんじゃないかと
00:42:08これは政治と断固になってますし
00:42:12金融機関も土地を担保にしてますから
00:42:16どうにもね我々こうやって一言のように言ってますが
00:42:21自分自身の問題であってですね
00:42:23まあ私は自分の地面の上に住んでますが
00:42:29いつでもつまり土地の制度が変わってですね
00:42:34土地は自分で転売したりいろいろして
00:42:37土地でもって金儲けするんだというような法律ができれば
00:42:42いつでもつまり
00:42:45子、仲間という意味での子に差し上げますけどね
00:42:52そういう格好が全員に自分の土地に執着せずに
00:42:58あるいは人の土地まで値上げして転売しようとせずに
00:43:03そういうような政治なり法律なりができればですね
00:43:08日本はもうこれ言うことのない
00:43:11いい国になると思うんですけど
00:43:13今一番悪い状況ですな
00:43:17土地については
00:43:18どうもこれは世界の悪党製造所みたいに
00:43:23日本はなんじゃないかというのは心配ですね
00:43:27とにかくこういうことをしててはいけませんな
00:43:36つまりもう一度外圧が来なければ
00:43:39日本はどうにもならないんだという
00:43:42ならないんだというね
00:43:43ニーリスティックな考えがありますけど
00:43:46日本の中でやるべきですね
00:43:49日本の中でできることですからね
00:43:52だから自分自身が土地についての自分の欲望とか
00:43:59既得権を捨てれば
00:44:01政治家も銀行家も他の人も
00:44:07そういうものを捨てれば
00:44:09立ちどころに収まる
00:44:11そういう心を捨てればですね
00:44:13立ちどころにこの波風が収まるんですから
00:44:16そのどこかの明神様に参って
00:44:21波風を収めてもらわなくても
00:44:23自分自力で収まるものなのに
00:44:26収めようとしないと
00:44:28収めようとしないというのは
00:44:29それでわずかな屋敷を盗むと
00:44:35わずかな栄養を盗もうとしているだけですね
00:44:43もしかするとこの土地陶器輸出で
00:44:46新しい外圧が来るかもわかりませんね
00:44:48いやもう外圧よりももう快感という
00:44:51もう外圧以前のね
00:44:53一番まずいのはね
00:44:54日本人と見たら泥棒止めとかですね
00:44:57日本人と見たら悪党止めという
00:45:01気分が世界に広がりつつあるということですね
00:45:06つまり安定した先進国社会でもあるし
00:45:10そして安定しない開発途上国でもあるし
00:45:15それはね
00:45:17あの森林を切って
00:45:20日本人が森林を切って
00:45:22そこの丸裸にして
00:45:24いろんなものに
00:45:27日本に持って帰るというようなことだけなら
00:45:32なんとかその生態系を
00:45:34後で直すことができますけども
00:45:36えー
00:45:38土地ブローカー的なセンスを輸出してたらですね
00:45:42はい
00:45:43そしてその国で
00:45:44つまりそういう
00:45:45暗い黒っぽいものを広げていったら
00:45:48それこそやっぱりまずいでしょうな
00:45:52もう
00:45:53道歩けばねえよ世界の道は
00:45:56道は
00:45:58なんて言いますか
00:45:59もう
00:46:00あの経済の問題じゃなくて
00:46:02人心っていうかですね
00:46:03そういう人心を腐敗させる
00:46:05日本人はこれ
00:46:07あの戦後にこのことが起こったもんですから
00:46:10こういうものは起こったもんですから
00:46:12特に昭和30年ぐらいから
00:46:14起こり始めたもんですから
00:46:16あの土地買ってくればよかったとかね
00:46:18あの土地買ってたからあの人は
00:46:20偉い金持ちだとかいうのは
00:46:22昭和30年ぐらいから起こった現象ですから
00:46:25ですから
00:46:27うーん
00:46:28まあ
00:46:29ちょっとした過去なんですけども
00:46:31慣れはしてますですね
00:46:33慣れはしてます
00:46:34慣れはしてますけど
00:46:35よその国慣れてませんからね
00:46:37大変なことになりますね
00:46:39ニューヨークなんてのは評判悪いですね
00:46:41日本の土地を買う
00:46:43それは慣れてませんよ
00:46:45もうこう潤してるんだなんて
00:46:49開き直る人もいますけれども
00:46:51うーん
00:46:52そういう場合にはならないんですよ
00:46:53やっぱりね
00:46:54あのね
00:46:55基本的に資本主義というのはね
00:46:57あのー
00:46:58ものを作って
00:46:59それものを
00:47:00いいものだということで
00:47:01売る
00:47:02売った金で
00:47:03再生産する
00:47:05ことがきちっとその
00:47:07なければですね
00:47:091たす1がきちっとなければですね
00:47:12変なことになりますからね
00:47:14その潤してるところでないんであって
00:47:17向こうの人に変な
00:47:19魔法を教えに行ってるだけのことであって
00:47:25こうブローカーみたいなのが増えたのはですね
00:47:28教育のせいでしょうか
00:47:31それとも
00:47:32まあ昭和の初めぐらいまでは
00:47:347割ぐらいまでは農村にいましたもんね
00:47:38日本人は
00:47:39僕は8割ぐらいだろうと思うんです
00:47:42あとの20%が都市生活してました
00:47:47その都市生活はみんな理由あって
00:47:51つまり学者だから都心に出なきゃいけない
00:47:57あるいは農村の産卵房で生まれたから
00:48:00東京大阪京都のヤホヤで
00:48:03京都でもってヤホヤをやらなきゃいけない
00:48:06みんな理由がありました
00:48:08今は逆転して
00:48:1120%ぐらいしか農村に住んでませんですね
00:48:14日本人はこの日荒らしめたものを作ってきたことですから
00:48:19マネーゲームばかりとか土地の陶器ゲームばかりをしてるわけじゃないんですけども
00:48:25ものを作ってて馬鹿らしくなりますよね
00:48:29私は25、6年前に私の家の横が田んぼでした
00:48:34農地開放で分けてもらった人が工作してました
00:48:38いつの間にかその周りが壺
00:48:43今はもう50万円ほどですけど
00:48:45壺を8万円もしました
00:48:47壺を8万円のところで1分30円ほどの大根を作ってました
00:48:521分30円ほどのネギを作ってました
00:48:55それはね、それ見たとき
00:48:58労働というものの喜びはなくてですね
00:49:01これは仮に作ってて
00:49:03そしてその農地のいろいろな法的なものがその地面外してもらう
00:49:12外してもらうのを待つだけのことである
00:49:15そうすると労働とかね、農業の喜びとか
00:49:19ものを作る喜びっていうのはもうないだろうなと
00:49:23だけど日本中はその一旦のそういう状況ではなかったから
00:49:29日本の社会は壊れずにきましたけども
00:49:32日本中がその一旦物を広げたら日本になっちゃったと
00:49:36いうのはもう日本は今ありませんでしょう
00:49:39ですけども今の土地登記のこの非常に活力というものはですね
00:49:46日本中をそういうものにしたいわけですよ
00:49:49でもいらない、人もいかない土地まで
00:49:52これは将来発展しますと言って
00:49:55売りつけてまだいろんな犯罪
00:49:58運や勝負になっちゃう
00:50:00運や勝負になっちゃう、日本中したいわけ
00:50:02そういうのが何とか政治と法で
00:50:06あるいは我々の自立で、自立の心で
00:50:11なくなっていくということでないと
00:50:14世界の悪党集団になる恐れが
00:50:18これみんな、私どもの世代はまだね
00:50:22まだ昭和30年以前のことを知って大きくなりましたから
00:50:28だけども昭和30年以後の生まれの人は
00:50:33世の中というのはこうだと思い込んでいる人が
00:50:37あるいはちょっとずつ増えるかもしれない
00:50:40そうすると、私どもがいなくなったときに
00:50:44そんな人ばかりの国だとしたらどうなります?
00:50:47それ悪い人ばかりの話であって
00:50:49どこの国も付き合ってくれませんよね
00:50:53悪太郎の国になる
00:50:55悪太郎の国になりますですね
00:50:57価値観が単純化しているということなんでしょうか?
00:51:01そうですね
00:51:03均一化か均一化って言いますか?
00:51:05均一化しているということがありますですね
00:51:08その、恋愛ドラマって言うんでしょうか
00:51:11なんか白っぽい家でですね、そして白っぽい部屋で
00:51:15その、いい感じの、この、室内でですね
00:51:22そこで、いい感じのタレントと
00:51:27男タレントと女タレントが
00:51:29向かい合って話している
00:51:31その人は30歳そこそこなのに
00:51:33どうしてそんな家を持てているんだろうと
00:51:37私も持ちたいと
00:51:40言って、この日本中がそうなっているわけですね
00:51:44その、俺はああいう家、あれはドラマであって
00:51:49俺の一生は違うんだとか
00:51:52俺の一生は違う一生だとか
00:51:54いう具合にはどうも
00:51:57言っていないようですな
00:52:00いやー、これ考えもいかんですね
00:52:04あの、江戸、江戸文化のその豊かな多様性っていうのを
00:52:11よくおっしゃっていらっしゃいますね
00:52:13あれ、どうして江戸はそういう風に多様性、豊かな多様性が
00:52:18あんなにね、身分性がね、強いのにですね
00:52:22村、やっぱり一つの一号に大秀才が出ますでしょ
00:52:27そうしたら大秀才はね、医者になればですね
00:52:32どんなに低い百姓のとこからでも
00:52:34幕府の奥尾医師という東大総長ぐらいの
00:52:37偉いとこまで行けるわけです
00:52:39現実にあの、循環してるわけです
00:52:42そしてスポーツマンはですね
00:52:44武芸をやれば、まあ百穀ぐらいの
00:52:49穀高に抱えてもらえんでもない
00:52:52つまり、ほとんど江戸時代の武道、武術界の
00:52:56農民の出身でした
00:52:58江戸時代の優れた医者は農民の出身でした
00:53:02そして学者もそうですね
00:53:04だからあの、官僚しておりました
00:53:06官僚してて
00:53:07身分社会が固定してるんじゃなくて
00:53:09官僚してた
00:53:11あの、大流っていうかな
00:53:13空気の、部屋の中の空気の
00:53:15それから、あの、藩でもですね
00:53:18やっぱちっちゃい藩があるじゃないですか
00:53:20津穴の藩とかね
00:53:22津穴、いい景色でしょ、今行っても
00:53:24あそこはですね、江戸末期ではもう
00:53:28オランダ学です
00:53:29ちっちゃい藩だから学問するしかしょうがない
00:53:32尾村藩もそうですね
00:53:33尾村藩もそうですね
00:53:34そうですね、長屋千歳が出てきますね
00:53:36それから他の人もいっぱい出てくる
00:53:38それからあの、津穴藩では森尾貝とか西天音が
00:53:42その、津穴藩とか西天音が
00:53:44その、津穴藩300年の
00:53:48醸造の結果、上流されて
00:53:52森尾貝とか西天音とかという
00:53:54数滴の上流子が出るでしょう
00:53:56落ちるでしょう
00:53:58小村藩もそうですね、宇和島藩もそうですね
00:54:01それから、東の方ではたくさんあります
00:54:05たくさんあります
00:54:06その、そういう役割があってですね
00:54:10小さい藩が学問にあって
00:54:12大きい藩は、あの、割合その点は呑気なんですけども
00:54:17うーん、それぞれ住み分けててですね
00:54:23あの、例えば薩摩藩などはね
00:54:29千石の風を残すというので
00:54:32あまり勉強するなと
00:54:34西郷さんでも中学、卒業程度の
00:54:38いわゆる勉強期間しかなかった
00:54:41で、まあそんなんであまり勉強するなと
00:54:44ところが同じ九州でもですね
00:54:47熊本、肥後藩とか、肥後藩は大変な
00:54:51学問の支えてますね
00:54:53それから、佐賀藩っていうのは
00:54:56佐賀藩っていうのは勉強できなかったらですね
00:54:59テストして、その25歳くらいまで
00:55:02あの、勉強期間があってですね
00:55:05小学校7、8歳から25歳まであって
00:55:08それぞれの節目節目でテストが行われて
00:55:11ダメなら、お役目につけないところが
00:55:15場合によっては軽くまで取り上げられると
00:55:18だから子どもたちはもう恐怖心で勉強してると
00:55:22これいいわけじゃないんですよ
00:55:24今の偏差値みたいな
00:55:27ああ、もう、今の偏差値と同じ
00:55:30それは確かにね、佐賀藩はね
00:55:33明治政府の中では、運営の面で
00:55:38優れた人材を教室しました
00:55:41それは、それが勉強してるのは
00:55:44佐賀藩は、大雑把でした
00:55:47ですけど、その大雑把だけの
00:55:49あの、総合者といいますか
00:55:52ジェネラルといいますか
00:55:54大体のこの、あの、大まかなところこうだ
00:55:58というような仕事をしました
00:56:00それぞれ、住み分けてますですね
00:56:03やっぱり、各藩の多様性っていうのが
00:56:06江戸の多様性を育てて
00:56:08江戸の多様性を育てましたですね
00:56:11仙台なんてのは、やっぱり随分学問をしたところでですね
00:56:17まあ、江戸時代が終わるとすぐ
00:56:20大月文彦のような見解を出す学者が出たりですね
00:56:25とにかく、仙台の300年というものがですね
00:56:31ちゃんと上流種を生んでる
00:56:33数的の上流種を生んでますですね
00:56:37東北の諸藩の教育がそうなのか
00:56:43無視な人が多いですね
00:56:45私、心のない
00:56:47これは太陽戦争が終わるまで
00:56:49あの、東北出身の
00:56:51要するに
00:56:53政治家や軍人には
00:56:56無視な人が多くなって
00:56:59都とを組んでどうこうするんじゃなくて
00:57:02実際に日本の現状を憂えたり
00:57:05将来を憂えたりする人は
00:57:07多くは明治後
00:57:09太陽戦争の終わるまで
00:57:11東北から出たんじゃないですか
00:57:13それが東北の諸藩の文化
00:57:17その人が
00:57:19藩出身の先祖を持ってますと
00:57:21そんなんじゃなくって
00:57:23そこの百姓尾文の出でも
00:57:25そうですね
00:57:26清廉な人っていうのが随分出たんですね
00:57:28出たようですね
00:57:29だから東北に
00:57:32東北の諸藩が持ってる
00:57:35自分は小さな侍で
00:57:37小さな公職に就いてると
00:57:39それを公職を
00:57:41実に律儀にあった人が多いんだろうと
00:57:44そういう役人道のですね
00:57:49が三百年続いて
00:57:51数的だからと
00:57:53私はね、割合ね
00:57:55世の中を憂えたりね
00:57:57今の若い奴は消し家だと思ったことは大人間なんだけども
00:58:02今の日本はまずいですね
00:58:05どうも今の土地の話とか
00:58:09陶器映えりとか
00:58:11自分
00:58:13なんか株式投資に
00:58:15素人が関心を持つとかですね
00:58:18それで財産を増やそうとかですね
00:58:21そういうことは
00:58:24たまたま成功する人があるかもしれないけども
00:58:27普通の人は日常の日常心を失うことになるものですから
00:58:33失うこと
00:58:35日常心というものを
00:58:36平常心ですね
00:58:37平常心
00:58:38平常心
00:58:39日常心ではなく
00:58:40平常心を
00:58:41失うことになるということが大きいでしょう
00:58:45自分がこうやっているのは
00:58:47こうやって佇まいがあって
00:58:48自分は自分の佇まいがあるんですけども
00:58:51その佇まいを
00:58:53失うことの方が大きいわけですから
00:58:56損失が
00:58:58だから
00:59:00なるべく
00:59:03日本人はそういう具合で
00:59:04あってほしくないという感じがしますですね
00:59:23フープ
00:59:4240年秋季節というのがございますでしょう
00:59:44なんか
00:59:45明治維新の3年前の
00:59:473865年から
00:59:50日露戦争が
00:59:52終わるまでの1905年までの40年
00:59:57それが割と日本の上昇期といいますか
01:00:01交流期で
01:00:03それから1905年から
01:00:06太平洋戦争が終わるまでの
01:00:08終わる1945年までの40年間が
01:00:13水防に向かう衰弱期で
01:00:16それからの40年
01:00:181985年ですか
01:00:20はいはいはい
01:00:22その40年というのを
01:00:25どうお考えになりますか
01:00:2740年周期説というのは
01:00:29なるほどその通りだと思いましたですね
01:00:3240年つまり海中電気にですね
01:00:36電池をガチッと入れるというのが
01:00:39幕末から明治初年に
01:00:42新しい電池が入ると
01:00:44よく光りますですね
01:00:46それが大体日露戦争の勝利で
01:00:50もう光がとろえて
01:00:52次はずっと1945年まで下り坂という
01:00:59食いつぶしといいますか
01:01:01明治の食いつぶしが始まって
01:01:03戦後というのが
01:01:05それが40年経ちましたけど
01:01:07今つまり新しい40年が始まったばかりか
01:01:12始まろうとしているわけでしょう
01:01:14どうしていいか分からないですね
01:01:17だからだけども
01:01:19戦後は何もなかった
01:01:21切るものもなくて
01:01:22町には大阪なんてのは
01:01:24ビルなくてですね
01:01:26いくつかのビルが残っているだけでしたけども
01:01:31ですけど生き生きしていたというところから見れば
01:01:35今はびっしりと詰まっているんですけども
01:01:38何していいか分からないというところがありますね
01:01:41最初の40年も西欧に
01:01:44欧米に追いつき追い越せという目標がありましたし
01:01:481945年からの40年もこの焼け跡を何とかしなければならないという
01:01:55目標があったんですけども
01:01:57この40年ですね問題は
01:01:59問題はそうですね
01:02:01この40年は
01:02:04明治維新幕末の獅子たちはたくさん知りましたですね
01:02:11夢を見た時代でしょう
01:02:13つまりやっと一人前になった
01:02:16それがこれから始まろうとしている40年で
01:02:23そうです
01:02:24肩並べて
01:02:25そう
01:02:26そしてその
01:02:28坂本龍馬がですね
01:02:30あの人は
01:02:32あの人はその
01:02:33私も学校行くの嫌いだったんですけど
01:02:36坂本龍馬に親近感するのつのがですね
01:02:39そういう人だったから
01:02:42それがやっぱりね時代の流れでね
01:02:45蘭岳塾にこうなっている
01:02:47寄せばいいのに思い立ったわけです
01:02:49蘭岳塾
01:02:50川田昌良というコーチにもですね
01:02:54絵描きでオランダ軍が少し分かる人がいて
01:02:56そこに行くとですね
01:02:58オランダ憲法の
01:03:00畜語役を先生がされているわけですね
01:03:02それを生徒が
01:03:04生徒が
01:03:05生徒が熟成が聞いていて
01:03:06新入の
01:03:08出来の悪いことで有名な坂本龍馬が聞いているわけです
01:03:12どうも違うんですね
01:03:14先生の役が
01:03:16先生その役は違うんじゃないですかと
01:03:19何が悪いってと思ったわけでね
01:03:23龍馬がどっかで聞いている
01:03:25オランダってのがあったわけですね
01:03:27オランダの生態
01:03:28それはもう市民社会を
01:03:30市民社会が出来上がっている
01:03:32スペインから独立戦争をやって
01:03:35そしてオランダは同時に
01:03:37ひょっとしたらヨーロッパでも古い方でしょ
01:03:39あの
01:03:41国民国家
01:03:43国民国家の成立
01:03:45その
01:03:46みんなが
01:03:48責任を持って国を作っている
01:03:50それから
01:03:51国民国家の定義ですね
01:03:53国民国家の定義は
01:03:55国民の一人が
01:03:57国家と一体だと思い込んでいる
01:03:59いうのは国民国家の定義ですね
01:04:01それまでは王朝があって
01:04:03人々がいたというわけですけど
01:04:05一体化になっている
01:04:07そうすると物事がすっきりする
01:04:10法律もすっきりしてくる
01:04:12所有権もすっきりしてくる
01:04:14義務も権利もすっきりしてくる
01:04:16非常にこの
01:04:18すっきりしてくる景色が
01:04:19そのオランダ人がもう
01:04:22江戸初期から来ているんですから
01:04:24何らかの形で
01:04:26オランダってこうだというのを
01:04:28土佐の田舎の
01:04:29坂本龍馬という
01:04:31あまり勉強しない
01:04:33人にまで
01:04:34青年にまで
01:04:35耳が入っていて
01:04:37聡明な人ですから
01:04:39オランダはこうだというのが
01:04:41あってほぼ
01:04:42全然間違えなかったわけですけど
01:04:44先生の畜語訳は違うんですね
01:04:46彼が持っているオランダはこうだと
01:04:50違うものですから
01:04:52それは間違いないやつかといったわけ
01:04:55先生がもう一度訳してみたらそうだ
01:04:57お前に言いとれて
01:04:59俺は間違っていた
01:05:01オランダはこうだと
01:05:03その
01:05:04龍馬がそういう世の中にしたかったわけですね
01:05:07市民が
01:05:09義務があって
01:05:10権利があって
01:05:11自由があると
01:05:12そして全てすっきりしているという
01:05:15国におそらくしたかったんでしょう
01:05:18それが今ですよね
01:05:20今から始まる
01:05:22これから始まろうとする40年ですけども
01:05:27私はなぜ坂本龍馬が好きかというとですね
01:05:31曖昧なところがない人間なんですよ
01:05:34非常にすっきりしている
01:05:36そういう人間が
01:05:38オランダという国を思うようになったと
01:05:41その
01:05:42オランダよりも後になって
01:05:44アメリカを思うんですけども
01:05:47ですからその
01:05:52市民社会が出来上がった国を
01:05:54理想と思っているわけですね
01:05:56もしオランダの前に
01:05:58戦国時代は
01:06:00スペイン・ポルトガルという
01:06:02ラテン系の人が来ていまして
01:06:05ラテン系というのは
01:06:07あまりそういうことはない人々でした
01:06:10もしこのスペイン・ポルトガルというのも
01:06:13素晴らしかったけども
01:06:14その社会を作る上でね
01:06:17スペイン・ポルトガルがそのまま江戸期
01:06:20ずっとお付き合いの相手だとしたら
01:06:23どうもまずかったんじゃないかと思います
01:06:26オランダでよかったと思いますよね
01:06:28歴史がいい選択をしたと思うんですけどね
01:06:31オランダというのは
01:06:33とにかく地面が低くてですね
01:06:38山がなくて小さくてですね
01:06:43とにかく国土まで海に向かって作ってですね
01:06:47自分たちの社会を作って
01:06:50その間スペインとかイギリスから
01:06:53いろんな具合に揺さぶられて
01:06:56時に海の古事記と言われたことがありましたですね
01:07:00海に乗り出していくしかしょうがない
01:07:04母育するしかしょうがない
01:07:06それで大抵悪いことはですね
01:07:09さまやで
01:07:10さまやでダッチロールとかダッチカウントとかですね
01:07:13悪いことはオランダ人
01:07:15つまり古事記のようなところから出発してるわけですね
01:07:19そして自分たちの社会を作っている
01:07:25一番世界史の中で一番偉い人々の一つじゃないですか
01:07:33現在の国々の中では
01:07:35オランダというのはやっぱり偉いと思いますが
01:07:38それこそ自分で国土を作ってるんですか
01:07:40作ってるんですからね
01:07:41社会と国土と地面まで作っちゃったんですから
01:07:44そういう国の影響ははっきり受けてますですね
01:07:53江戸時代は
01:07:54そうすると実に何て言いますか
01:07:57ラッキーというか天皇廃材がいいんですね
01:08:00最初にスペイン、ポルトガルがカトリック持ってきて
01:08:04それからあとオランダが来て
01:08:06こううまく
01:08:07うまく
01:08:09まあ幕府が選択したのは
01:08:11さっきのカトリックはキリシタンということですから
01:08:13これは良くないと
01:08:15プロテスタントのオランダは
01:08:17キリシタンじゃありませんもんですから
01:08:19受け入れや
01:08:20あなたの打撃やと
01:08:22そうしますとですね
01:08:23江戸時代の中期頃に
01:08:25合理主義思想がすごく出てくるわけですね
01:08:29これは日本文化の
01:08:31日本の思想史の一つの大きな原型をなすんですけども
01:08:35新井白石とかお牛そらいとか
01:08:38いろいろいます
01:08:40同時期に群がり出てくるわけですけど
01:08:43非常に明晰な文章と思考力を持った人々が出てきて
01:08:48うーん
01:08:52やがてがサイエンスを
01:08:54サイエンスと言えるほどのもんじゃないにしても
01:08:56近づく基礎になるわけですが
01:08:58それは僕は日本人
01:09:00日本社会に充満してた商品経済とか流通経済とか
01:09:05同じ意味ですが
01:09:06貨幣経済とか
01:09:08というものと関係があるということが
01:09:11僕の考えなんですけど
01:09:13それともう一つ
01:09:15オランダとの付き合い
01:09:16長崎経由の
01:09:18どこかで染み通って地下水になって
01:09:21お牛そらいを生み
01:09:23それぞれを生んでいったと思いますですね
01:09:28だからオランダっていうのは
01:09:31僕らが思ってるよりも
01:09:33もっと深い相手なんだと
01:09:37思った方がいいんじゃないでしょうか
01:09:40龍馬までですか
01:09:42龍馬まで
01:09:43龍馬のその質問がね
01:09:45彼はその後ももうやめちゃったんですから
01:09:48オランダがやってないもんですから
01:09:50だから素晴らしいと思うんですよ
01:09:53何にもない人間が
01:09:55オランダの薬分を見て
01:09:57オランダの生態がこうだろうと
01:09:59中田先生の方が違うんじゃないか
01:10:01というぐらいに浸透してたと
01:10:04思いますですね
01:10:06まあ40年周期説から
01:10:11こんな話になってるわけですけども
01:10:13今からの40年が初めて
01:10:19つまり我々がテストされる世の中で
01:10:23我々の権利と義務と自由とかですね
01:10:27どれだけいい感じの国や社会を作っていくかという
01:10:31もう明治後いろいろでした
01:10:34いろいろでした
01:10:35ですけど今やっとつまり技術も得たし
01:10:41サイエンスも少しは起こっている
01:10:44そしてペイする企業が増えている
01:10:48収入割合がある
01:10:51だから今まで日本は貧しいということで
01:10:54カコつけてつまり弁解してきたことは
01:10:58もう通常しない
01:10:59今初めて世界史の中でテストされるわけで
01:11:05それも世界史っていうのは
01:11:07はっきりありますな
01:11:08みんな見てるんですもんね
01:11:10歴史も見てるし
01:11:12現在も日本人を見てますから
01:11:14世界中が
01:11:15その中でテストされる時がやっときた
01:11:20江戸時代の人間
01:11:23江戸時代っていう270年も続いた
01:11:28大遺産の時代を
01:11:29精神遺産の時代をですね
01:11:32お里に釣り合いはしょうがないですね
01:11:35そして自分を正すと
01:11:38これから40年の日本人も
01:11:40名を惜しめばいいわけですね
01:11:42名を惜しめばいいですね
01:11:44その名こそをしけれという
01:11:46これは倫理に変わる言葉で
01:11:51日本人っていうのはね
01:11:52きちっとした倫理が発達
01:11:55仏教が基本ですから
01:11:57発達しないじまいでした
01:12:00その
01:12:01外から見てどうだろうということで
01:12:07出来上がってるわけですから
01:12:10鎌倉の武士たちが
01:12:12平家の金たちを圧倒したのはですね
01:12:18名こそをしけれという
01:12:20自分が卑怯なことをしたりですね
01:12:23裏言ったりすると
01:12:25恥ずかしいという
01:12:27倫理に変わるものとしての
01:12:30何かがあったわけでしょう
01:12:32それが大体日本人の基本は捨てて
01:12:35まあね
01:12:38悪くなると
01:12:39人が何々という
01:12:41良い信者を持ったから
01:12:42恥ずかしいから
01:12:43自分のプログラムは出さない
01:12:45というようなことになって
01:12:46まずいんですけども
01:12:47非常に潔い形で出ているという伝統は
01:12:53やっぱりプラチナの線のようにして
01:12:55ずっと日本史を貫いてますですね
01:12:57日本史の良い筋目
01:12:59日本史というのは鎌倉以後の
01:13:03日本史の良い筋目を貫いているものですから
01:13:06やっぱり戦後は1945年で迎えて
01:13:1340年経ったものですから
01:13:16もうそろそろすっきりした政治に
01:13:19進歩した方がよろしいですな
01:13:21進歩というのはそういうことであって
01:13:24別にこれは誠実そうを言っていないのであって
01:13:27誠実そうというのはですね
01:13:29もう流行りませんですね
01:13:31人類をバッとこう改めてね
01:13:35今まで商業していた人類に
01:13:37今度はゴールを打てとかですね
01:13:39ということはやっぱり
01:13:40もうそういうのはもう
01:13:43人類の歴史の中で終わったような感じが
01:13:46しますですね
01:13:50ですから
01:13:51ただ政治をやる人
01:13:54あるいは行政をする人は
01:13:56すっきりしてくれ
01:13:58後人というのはすっきりしろ
01:14:00ということでしょうね
01:14:04そういう政治家をたくさん持ちたいものですね
01:14:10はい
01:14:12はい
01:14:14はい
01:14:16はい
01:14:18はい
01:14:22はい
01:14:24はい
01:14:26はい
01:14:28はい
01:14:30はい
01:14:31はい
01:14:32はい
01:14:54ありがとうございました