鈴木宗男議員「検察権力と闘っていく」

  • 14 年前
「『島田事件』での島田社長は、今、脳こうそくでしゃべれないわけですから、奥さんが倒れる前、社長がどう言っておったか、公証人役場で弁護士さんが作ってくれた文書ですけど、この『やまりん事件』でも、裁判の4日前から東京に呼び出されて、こういう質問をするからこう答えるというQ&Aが与えられていたことも明らかです。密室での取り調べで、検察の誘導・誤導によって作られた調書が判決で最優先されて、それが真実かどうかということをぜひとも私は最高裁では明らかにしてほしかったと思っております」 「『島田事件』でも、夫の話では『検察官はあらかじめ文書を作っていて自分の認識と違うと言っても受け付けてくれず、どのように対応したらよいか困っていた』と、主人は明確に言ってくれております。司法の判断は判断としてでも、国民の声、特に当事者の皆さん方が明確に賄賂を否定している、これが私は真実だということを私自身は今も自信を持って公に公言したいと、こう考えております」
「私は、私の事件、あるいは小沢さんの事件を見ても、密室での取り調べ、一方的な作文・調書、その調書を金科玉条のごとく最優先する判決のあり方、私は裁判所の真の公正公平はどこにあるか、これなんかを私の事件を契機にぜひとも見直してほしいもんだなという期待もありましたけど、残念ながら今日のこの棄却の文書を見ても政治資金規正法については何も触れておりません。職務権限だけ触れておられますけれども、皆さん方が8年前、ムネオハウスで捕まる、三井物産のディーゼル発電で捕まる、あるいはアフリカのODAで捕まると言われて、検察のリークで皆さん方も利用されたような形になりましたけれども、それらは1つも事件にならず、全く皆さん方も想定していなかったような、つくられた『やまりん事件』、『島田事件』であったということを、ぜひとも心ある国民の皆さん方にはわかっていただけるであろうし、理解はいただけると思っております」
「私は、いかなる環境にあってもこの検察権力と闘っていきます。青年将校化した一部検察官はえん罪を生み、そして多くの人を足利事件の菅家さんしかりであります、あるいは厚労省の村木局長しかりだと思っております。私は、私の与えられた環境の中でしっかりと検察に対する、何をもって公正公平か、何をもって真実かということを死ぬまで発信していきたいと考えております」

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