特捜検事による前代未聞の事件に新たな疑惑が浮上です。厚生労働省の村木厚子元局長(54)の無罪が確定した郵便不正事件で、21日夜、証拠隠滅の疑いで最高検察庁に逮捕された大阪地検特捜部の主任検事、前田恒彦容疑者(43)。事件発覚からスピード逮捕されたあと、収容されたのは大阪拘置所。無実の村木元局長に164日間の拘置生活を送らせたのと同じ場所です。
大阪府枚方市にある自宅が捜索され、容疑の裏づけが進められる中、特捜部の幹部がデータ書き換えの事実を把握していながら放置していた疑いが出てきました。関係者への取材で、前田容疑者が今年2月ごろ、データを書き換えたことを特捜部の幹部に報告していたことがわかったのです。
この時期は、厚生労働省の村木元局長の初公判の直後で、弁護団は、フロッピーディスクのデータ更新日時が元局長が関与したとされる時期と食い違うと指摘していました。
この報告は、特捜部の幹部から大阪地検のトップ、小林敬検事正にも上がっていた可能性がありますが、小林検事正は取材に対し、「当事者なので言えない」とコメントを避けています。
組織ぐるみで事実を伏せていた疑いも出てきた今回の事件。最高検による捜査で真相はどこまで究明できるのでしょうか。
大阪府枚方市にある自宅が捜索され、容疑の裏づけが進められる中、特捜部の幹部がデータ書き換えの事実を把握していながら放置していた疑いが出てきました。関係者への取材で、前田容疑者が今年2月ごろ、データを書き換えたことを特捜部の幹部に報告していたことがわかったのです。
この時期は、厚生労働省の村木元局長の初公判の直後で、弁護団は、フロッピーディスクのデータ更新日時が元局長が関与したとされる時期と食い違うと指摘していました。
この報告は、特捜部の幹部から大阪地検のトップ、小林敬検事正にも上がっていた可能性がありますが、小林検事正は取材に対し、「当事者なので言えない」とコメントを避けています。
組織ぐるみで事実を伏せていた疑いも出てきた今回の事件。最高検による捜査で真相はどこまで究明できるのでしょうか。
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