「日本ヴェリータ」 プロ向けファンド業者を再逮捕 2016年02月08日

  • 8 年前
プロ向けファンド業者を再逮捕
2016年02月08日 21時00分
証券会社などプロの投資家を対象にしながら一般の人からも資金を集められるいわゆるプロ向けファンドを運営する東京の会社社長ら3人が詐欺などの疑いで逮捕された事件で、社長らが、別の被害者3人からもあわせておよそ3500万円をだまし取った疑いが強まったとして、詐欺などの疑いで再逮捕されました。
再逮捕されたのは、東京・中央区のプロ向けファンド業者、「日本ヴェリータ」の社長、上鵜瀬良久容疑者(53)ら3人です。
3人は、平成23年から去年にかけて、資金運用をほとんどしていないのに、久留米市の50代の女性など3人の顧客に対し、「外貨の売買を行うFX取引で運用し、配当金を毎月支払う。元本は必ず戻ってくる」などとうその説明をしてあわせておよそ1000万円をだまし取ったなどとして、先月18日、詐欺と金融商品取引法違反の疑いで逮捕されました。
警察のその後の調べで、上鵜瀬社長らが、同じ手口で、うきは市の63歳の男性など3人からも、あわせておよそ3500万円をだまし取った疑いが強まったということです。
警察は、3人が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
警察は、上鵜瀬社長らが、九州の高齢者を中心に、122人からあわせておよそ8億2000万円を集め、大半を役員報酬や配当などにあてていたとみて調べています。

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