「犬の首の下まで土砂が来た」犬も猫も小学校に避難 雨が降っていなくても「素人判断はダメ」と片平気象予報士 自分の地域の「土砂災害の危険度」わかる「キキクル」活用を【片平さん解説】〈カンテレNEWS〉

  • 2 months ago
「腐った土の匂い」は危ない 土砂災害に前兆あり 素人判断はダメ「キキクル」の活用を 気象のプロが片平敦気象予報士の解説

カンテレ「newsランナー」2024年7月1日放送

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≪カンテレ「newsランナー」月〜金・夕方4時45分から放送≫

メインキャスター:吉原功兼
情報キャスター:竹上萌奈・谷元星奈・橋本和花子
フィールドキャスター:坂元龍斗
気象予報士:片平敦

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Transcript
00:00これは土砂崩れの発生直後に近隣の住人が撮影した映像です
00:11斜面から濁った水が勢いよく吹き出しています 午前10時頃滋賀県舞原市で付近の裏山から土砂が流れたと消防に通報がありました
00:24警察と消防によると土砂崩れが発生したのは舞原市 茨城の剣道沿いです
00:34午後2時10分です土砂の撤去作業が今始まりました こちらの剣道は普段は車2台分がすれ違える大きさなんですが
00:44土砂が道を埋め尽くしてしまっています
00:48この影響で剣道551号三島茨城線が通行止めに 土砂は複数の住宅にも流れ込んだということですが住人は外出中で
01:01怪我人や行方不明者は確認されていません 舞原市は午前11時に茨城地区の127世帯313人に警戒レベル5の緊急安全確保情報を出し
01:17直ちに命を守るよう呼びかけています 避難所となっている茨城小学校には43人が身を寄せています
01:27だいたい9時半 ごろやったと思うんですけどもいつもにない
01:32音がしたんでちょっと外を見ましたら私の隣の家なんですけどもかなり土砂が 家の方に入ってきてもう道はもうかなり
01:43土砂が流れてきて大変やつです ご自宅は大丈夫ですあの私もこの
01:51いたかなんかで止めようかなと思ったんですけどもやっぱり勢いでね 止まりきれずにで家の方までまあ庭の方まで
02:01土砂が流れてきました 舞原市では明日にかけても雨が降ったり止んだりを繰り返す見込みで降り始めからの
02:11雨の量が多く地盤が緩むため 引き続き土砂災害への警戒が必要です
02:19滋賀県舞原市の現場には越後記者がいます越後さん
02:26はいしが滋賀県舞原市茨城の土砂崩れがあった現場に来ています 私の後ろが土砂崩れの現場になっていまして右側の山の方から土砂が流れ出ている
02:38ように見られます またですね午後2時頃から復旧作業が行われているんですがその影響もありまして手前側の
02:46方の土砂はかなり撤去が進んでいるような状況です で現在の雨ですが少し強くなってきたという印象でしてただですねあの
02:56土砂降りの時もあったり一方で傘が必要がないくらい病んでいる時もありますので かなり降ったり止んだりを繰り返しているような状況です
03:04土砂崩れは県道3頭茨城線沿いで発生し 県道と複数の住宅に土砂が流れ込みました
03:12今のところけが人や行方不明者は確認されていません 土砂崩れの影響で県道は現在も通行止めとなっています
03:20現場付近では午前10時までに34ミリの激しい雨が降っていたということでこの雨に より土砂災害が発生したとみられています
03:29前晴らしによると今日土砂崩れが起きた息山では去年7月にも大雨の影響で山頂付近 なので土砂が崩れたということで
03:38付近の住民は去年の影響もあって発生したのではないかと不安げに話していました また開設された避難所には43人が身を寄せていて中には犬や猫などペットも一緒に避難する人の
03:51姿も見られました その中の方にお話を伺いますと家の中に流れ込んだ土砂が
03:59飼っていた犬の首の下まで来ていて危なかったと話している方もいらっしゃいました 前晴らしは引き続き土砂の撤去作業を行うということですが
04:09土砂が大量のことから通行止めの解除のめどはまだ立っていません
04:15はい前晴らしによりますとまだ避難していない方もいらっしゃるということで 暗くなる前に避難を呼びかけているということです
04:24越後記者がお伝えしました ここからは再び片平さんですよろしくお願いしますお願いします
04:30まずこれまでに降った雨で地盤がかなり緩んでいるということで警報が発表中の地域があります この時間は奈良県の北部とそして滋賀県北部
04:40前晴らしも含めてですが大雨警報が発表中なんですね 雨の降り方がだいぶ弱まってきたのにまだ大雨警報
04:48出たままなんじゃないかと思っている方いるかと思うんですが これまでに降った雨で地盤が緩んでいてその大雨で土砂災害の危険性が高い
04:56ですよということでまだ警報が出ています 雨が弱まってきたとしても警報が解除されるまでは安全な場所に身を置くように
05:03心がけていただきたいんです この警報なんですけれども市町村ごとに基本的に発表されるので例えば前晴らしも随分広い
05:11ですしあとは長浜市も随分広いということでこの市内の特にどこが危ないのか というものを見たいという方もいらっしゃるかと思うんです
05:21そういった情報が実は気象台から発表されていてそれが気象庁のキキクルという情報 なんですね
05:27お聞きになったことある方いらっしゃるかと思うんですがぜひあのパソコンですとか スマートフォンで今キクルって入れていただくとすぐ出てくると思います
05:36土砂災害だったりあとは浸水そして洪水 この3つの大雨災害が今どこで危なくなっているかというのを地図上にそして色で
05:46表しているというのがこの情報なんですね 近畿地方もところどころ黄色い表示が出ていて
05:52琵琶湖の近く赤い表示のところもありますそうですね ここはあの特に警戒していただきたいという地域でこれパソコン手元のものではい
06:00動かしてみますとこんな風に随分拡大することができるんですね あの同じ例えば市内であったとしてもこれかなり細かくこんな風に赤い地域が出てくる
06:10ということで同じ市内の中でも特にどこが危険なのかというのをこれを使って確認 していただくと今本当に自分がいる地域がどれだけ危ないのかということを確かめられる
06:21と思います あのスマートフォンですと位置情報も使えますからぜひ活用してほしいですね私も一度スマホで開いて
06:27みたらとても見やすかったです ピンポイントで見られるのがいいですぜひ皆さんも活用していただきたいです
06:34太田さん自分が住んでいる地域の状況を自ら取りに行くっていうのも大事ですよ とても大事なことですね特にあのねこの夏って言いますかあの線上降水帯ですよねこれ非常に
06:44まあの予測が困難と言われているんですけれどもやっぱり今ある情報をしっかりまあ 細かく把握するでこういった聞くくるあのまあパッと私たちなんかはできるんでしょうけどもそう
06:54でない方もおられたりしますんでまぁ隣近所のお年寄りとかですね ご高齢者特にこう脆弱な方を声掛けしてですね皆さんで情報共有を図っていただきたいですね
07:06さあそして片平さん土砂災害には全長もあるということですそうですね とにかくあのこういった現象があり得るのでご覧ください
07:14あの斜面などが近くにある方例えば小石がパラパラと転がり落ちてくるとか あとは水が急に斜面から湧き出てきた
07:21あとは逆に水が出ていた場所が止まってしまったということも あの土砂土砂災害の全長ということがあります
07:28あとは土の中でこう例えば隙間ができたりして本来あの蓋がされていて感じなかった ような腐った土の匂いがフワーッとしてくるとか
07:37こういう全長があれば土砂災害が発生する状況が迫っていることもありえます ただ全長がないという場合もありますのであの先ほどから申し上げている様々な情報を使って
07:48いただいてあの素人判断で大丈夫だと思わずに早めに安全確保していただきたいです お住まいの地域が危険な状況にあるかどうか情報などをしっかりと入手していただきたいと思います
07:58片平さんとお伝えしましたありがとうございました 関西テレビニュース youtube チャンネルをご覧いただきありがとうございます
08:06チャンネル登録よろしくお願いします

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