知っておきたい経済ニュース1週間 7月6日(土)昨年度税収72兆円超4年連続過去最高 / 英14年ぶり政権交代 総選挙で労働党圧勝など【Bizスクエア】| TBS NEWS DIG

  • 3 months ago
7月1日(月)から5日(金)までの1週間の経済関係トップニュースのまとめです。

・バイデン氏TV討論“敗因” 「ステージで寝そうに」
・将来の年金額 「現役収入の5割」維持
・昨年度税収72兆円超4年連続過去最高
・トヨタ子会社 下請け法違反で公取委が勧告
・英14年ぶり政権交代 総選挙で労働党圧勝
・日経平均 取引時間中の史上最高値更新

【コメンテーター】
熊野英生(第一生命経済研究所 首席エコノミスト)

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Transcript
00:00今年週間の経済関係のニュースをまとめて見てまいりましょう
00:05まず先週行われたアメリカ大統領選挙のテレビ討論会で
00:09制裁を書いたバイデン大統領
00:11途中で寝そうになったと釈明しました
00:15トランプ前大統領とのテレビ討論会で
00:18言葉に詰まるなどを制裁を書いたバイデン大統領
00:23直前に何度か世界を旅することを自分が決めた
00:28スタッフの言うことを聞かなかった
00:31そしてステージで寝そうになった
00:36討論会前の一連の外遊が影響を与えたと
00:40支持者に弁明しました
00:42ホワイトハウスの報道官は
00:59健康不安の払拭に懸命です
01:04しかし現職の民主党議員からも
01:07撤退論が飛び出すなど収まる兆しはありません
01:11こうした中党のバイデン氏は
01:135日激戦州のウィスコンシン州で開いた選挙集会で
01:28今のところバイデン氏本人
01:35そして何よりジル夫人がですね
01:38選挙戦継続の意思が強いということなんですけれども
01:41党内からの撤退論というのはまだ止んでおりませんで
01:44ここ数日の間にどれだけバイデンさんが
01:46強いメッセージを出して
01:48バイデンで行くしかないと党内に納得させられることが
01:51できるかどうかが焦点ということになりそうです
01:54続いてはこちらです
01:56年金制度の5年に1度の健康診断といわれる
02:00財政検証の結果が公表されました
02:05現在サラリーマンの夫と
02:07専業主婦の妻というモデル世帯が受け取っている年金額は
02:11月額22万6000円で
02:14現役世代の月収37万円の61.2%に相当します
02:21今後日本の実質経済成長率が
02:24過去30年と同程度の横ばいで推移すると
02:28給付額は2057年度まで低下し
02:31現役時代の月収41万8000円の50.4%で
02:37その後は下げ止まるとしています
02:41一方成長率がプラス1.1%のケースでは
02:45給付額は2037年度まで低下し
02:49現役世代の月収41万6000円の57.6%と
02:55減少幅が縮小する見通しです
02:59いずれのケースも前回調査に比べ
03:01低下率が縮小していて
03:03厚労省は高齢者や女性の労働参加率の向上と
03:08積立金の運用が好調だったことを理由としています
03:13年金というのは変数が多いですから
03:15見通すのはなかなか難しいですよね
03:17今やっていることは所得代替率で
03:20将来の健全性を見ましょうということなんですよね
03:22所得代替率というのは
03:24現役世代の一体何%の所得が年金で得られるか
03:28今61%ぐらいあるんですけども
03:30政府は将来的にわたって
03:32これが50%以上あるようにしたいと言っているわけですね
03:35今回の検証では
03:37メインシナリオでは50%が継続できそうだということで
03:41少し予想より良い数字が出たということなんですが
03:45熊野さん出生率の低下とかそういう問題もあって
03:49なかなか不安材料はつきないんですよね
03:51不安材料はたくさんあるんですが
03:54この複雑なシミュレーションなんですが
03:58今後成長率が1%強くらいあれば
04:03今だいたい現役の61%ぐらいの年金水準を
04:08下げるんですけども
04:1050%台半ばあと5%ぐらい下げるので止まりますよ
04:16だけど成長率がゼロだと予定どおり
04:2010%以上下げるという成長率によって
04:242つどっちにいくかというシナリオが決まるということを
04:27出したのが今回のシミュレーションですね
04:30そういう意味で言うと不安材料がたくさんあるので
04:32ちょっと財政が好転したからといって安心しないで
04:36制度持続へ向けた政策努力というか
04:38議論を重ねることも大事ですよね
04:40これは今後100年間のシミュレーションで
04:44制度を何とか安定させようということなので
04:47いくつかのプランが今回出されて検討されたというのも
04:51もう一つ大きな話題になってますね
04:54昨年度の税収が過去最高になったんですね
04:58財務省が発表した決算概要によりますと
05:0023年度の国の税収は72兆761億円と
05:06前年度より9388億円も増えました
05:10嬉しい上振れという誤算です
05:12税収は2年連続で夢の70兆円台を突破しておりましてですね
05:174年連続で過去最高を更新しています
05:20グラフを見てわかる通り
05:214、50兆円で低迷していた税収が急速に回復しているということです
05:25最も増加額が大きかったのは法人税で15兆8606億円と
05:30前年度に比べまして9208億円も増えました
05:35歴史的な円安で輸出企業を中心に工業積が相次いだためです
05:39熊野さん
05:40はい
05:41名目成長率が上がると税収は飛躍的に増えるんですね
05:44そうですね
05:45財政再建進んでるんじゃないかという話だと思うんですが
05:49内訳はハリマさんがおっしゃったように
05:51法人税は上回れているんですが
05:53よく見ると所得税は前年の実績を下回っているので
05:58まだ賃上げは今一つだということもここでわかる
06:03こうなるとこれは昨年度なんですけども
06:05今年度の税収もすごく増えるんじゃないかと期待するんですが
06:09今年はおそらく日銀のマイネス権利解除で利払い費が増えるんで
06:14財政収支はあまり楽観できないという見方もできるんですね
06:17つまりタイムラグがあってね
06:19インフレになるとまず税収が上がって
06:22そして一番遅く追いついてくるのが賃上げと
06:25これはこの間は結局家計から国に所得意見が起きている
06:31いわゆるインフレ課税だということですよね
06:33そうですね
06:34インフレのプラスはあるんですけども
06:36我々はまだ実感がないということでしょうね
06:39続いてはこちらです
06:42下請け企業に不当に返品するなどの法律違反があったとして
06:46豊田自動車の子会社が厚生取引委員会から勧告を受けました
06:52取引官法として定着してしまっているのではないかと
06:55積極的かつ原因性に対処していくと
06:59下請け法違反で勧告を受けたのは
07:02横浜市にある豊田の子会社
07:05豊田カスタマイジング&ディベロップメントです
07:09会社は遅くともおよそ2年前から下請け49社に
07:13部品の製造に使う金型などを無償で保管させたほか
07:18下請け65社から納入された製品
07:21合わせて5400万円余りを不当に返品していたということです
07:28豊田カスタマイジング&ディベロップメントは
07:30深くお詫び申し上げるとしています
07:34こうした行為は価格転嫁を妨げているどころか
07:37むしろ価格のコストを下請けに押し付けているわけですから
07:42文字通り賃金上昇の抑制要因として働くということですよね
07:45自動車業界は下請けの多重構造というのが一つの特徴になっていますから
07:49こうしたしば寄せが多重的に行われているのではないかという
07:53当然疑念があるわけで
07:55スピランビッドの頂点に立つ自動車メーカーには
07:58そうしたことがないように点検することが求められているように思います
08:04続いてイギリスの総選挙で最大野党の労働党が大勝しまして
08:0814年ぶりに政権交代が決まりました
08:12We did it!
08:17労働党の本部で勝利演説を行ったスターマー党首
08:224日に行われたイギリスの総選挙は開票作業がほぼ終わり
08:27BBCによると日本時間昨日夜の時点で
08:30労働党が会員定数650のうち412議席と単独過半数を獲得しました
08:39スターマー党首は勝利演説で変革という言葉を繰り返しました
08:58一方歴史的大敗を喫した保守党は
09:08保守党は現職閣僚や前首相ら有力議員の落選が相次ぎました
09:14市民の反応は
09:24翌5日午後スターマー党首はバッキンガム宮殿で
09:28チャールズ国会を訪問しました
09:32翌5日午後スターマー党首はバッキンガム宮殿で
09:36チャールズ国王の任命を受け正式に新首相となり
09:40首相官邸前で就任会見を行いました
10:02またトピックス党首相株価指数も
10:16日経平均が225名柄で構成されているのに対しまして
10:20トピックスは広く市場全体の動きを反映することから
10:24正真正銘のバブル越えだということもできると思います
10:28おなじみの野村証券のシニアストラテジスト
10:31尾高隆さんに伺いました
10:59尾高さんは株価を占う鍵は
11:02金利と企業業績の2つだと言います
11:28なかなか強気の予想ですよね
11:58ご視聴ありがとうございました

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