EIGHT-JAM 2024年10月20日 竹内まりや特集_1
#EnglishMovie #cdrama #drama #engsub #chinesedramaengsub #movieshortfull
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00:00TAKEUCHI MARIA
00:06Tonight's EIGHT JAM is...
00:09All of a sudden?
00:11Nice to meet you.
00:13TAKEUCHI MARIA, 5 years old.
00:18Nice to meet you.
00:20Can I sit down?
00:23Speaking of TAKEUCHI MARIA,
00:25since her debut in 1978,
00:28she has sent many famous songs to the world.
00:35She is the first singer-songwriter in history
00:38to win the first place on the album chart
00:41in four years with her popular songs.
00:45In October, she released her first original album
00:49called PRECIOUS DAYS.
00:52About her charm,
00:55Yuu Sakai said this at a pre-meeting.
01:00Speaking of her songs,
01:02she has an evergreen image,
01:05but I can feel the change as she ages.
01:10She is an adult,
01:12but she has gradually changed.
01:15It's amazing how she can reach people
01:18because she is who she is now.
01:21So tonight,
01:23we will ask TAKEUCHI MARIA
01:26about the charm of her evergreen songs.
01:30We will ask her questions
01:32about the professionals who respect her.
01:35TAKEUCHI MARIA
01:37Nice to meet you.
01:39Thank you for inviting me after 5 years.
01:43Last time I was here,
01:45I was able to see the great response
01:48from the audience.
01:52I was able to see that
01:54from you, TAKEUCHI MARIA.
01:56I was able to see the response
01:58from young people,
02:00including people my age.
02:03I was able to hear many things,
02:06including musical things.
02:09Thank you very much.
02:15It was an honor.
02:17In the studio,
02:19we have Yuu Sakai.
02:21Thank you, Sakai.
02:23Thank you very much.
02:28I heard that TAKEUCHI MARIA
02:30has a notebook.
02:32She knows more than I do.
02:34Thank you Sakai.
02:36Thank you for coming.
02:38And thank you, Zopp.
02:40Thank you, Zopp.
02:42This is the first time
02:44that HONMA is in the studio.
02:46Yes, this is the first time.
02:48HONMA is a great producer.
02:50I'm looking forward to hearing
02:52what he has to say.
02:54I'm under a lot of pressure.
02:56I can't say anything.
02:58I have a lot of questions
03:00for TAKEUCHI MARIA.
03:02I'll try to answer
03:04as much as I can.
03:06Please ask anything.
03:12I'm not trying to change it
03:14in a natural way.
03:16I'm trying to change it
03:18in a mature way.
03:20That's how I see it.
03:22In the 80s,
03:24I wanted to change
03:26the atmosphere of the 80s.
03:28I wanted to change
03:30the atmosphere of the 80s
03:32before and after marriage.
03:34I wanted to change
03:36the atmosphere of the 80s
03:38before and after marriage.
03:40I'd like to talk about
03:42that today.
03:44First of all,
03:46I'd like to ask
03:48how he feels about
03:50the change in singing.
03:52Before that,
03:54let's listen to
03:56Yuu SAKA's explanation
03:58of the change in singing
04:00from the 70s to the 80s.
04:06Wow!
04:08She's cute!
04:10Maria's singing voice
04:12from the 70s to the early 80s
04:14was a low-key
04:16and high-pitched voice
04:18for a female pop singer.
04:20She was calm
04:22but still cute.
04:24It was a reason
04:26that impressed people.
04:36Next,
04:38let's listen to the 80s
04:40to the 90s.
04:42Wow!
04:44I loved it.
04:46I watched the drama.
04:48Wow!
04:50She appeared
04:52in several hit albums.
04:54She was confident
04:56and strong as an adult woman.
04:58Her singing voice
05:00and words
05:02made people feel
05:04moved by her singing.
05:06I was impressed
05:08by her overwhelming moves.
05:20Her voice hasn't changed.
05:22It's a little heavy.
05:26Her voice hasn't changed.
05:34Her voice hasn't changed.
05:42Next,
05:44let's listen to the song
05:46from the 2000s
05:48and the song
05:50that impressed Sakai.
05:52Ah, good.
05:58Her voice hasn't changed.
06:04入り年齢を重ねても衰えを知らない声の張りと、それに加えて声のメッセンジャーとしての使命感さえ感じるボーカルには、
06:17一人一人の心に触れるタッチの感動を感じます。
06:34宝石よりも大切な宝物を
06:46泣きたい日もある
06:53絶望に嘆く日も
07:00そんな時そばにいて
07:08寄り添うあなたの影
07:14では竹内マリアは自身の歌の変化についてどう感じているのか?
07:21竹内マリアは自身の歌の変化についてどう感じているのか?
07:30特に自分の歌い方が変化したとか、例えば声質っていう意味で言えば、
07:37この経年によった、その過励によって、例えば低域の方が出やすくなっているとか、
07:42そういうことはあるにしても、自分の歌唱法を何かアップデートしていこうみたいなことでは歌ってないですね。
07:50自然にその楽曲にふさわしい歌唱を見つけていくようにはしているんですけど、
07:57ただ年齢が上がることで、ちょっと聞こえ方が違っていくっていうのはあるのかもしれないですけど、
08:05私自身はあんまり歌唱法っていうことを、前回の時もこういう風に歌ってらっしゃるんですよねって言われて、
08:12ああそうなんだとか、こちらが気づいたぐらいなので、あんまりそれは意識してないところなんですけど、
08:19歌によってそのテーマとか曲調によって変わるってことはあると思うんですね。
08:24ボイトレだったりとか、年代を重ねていくにつれて何かやられていることとか?
08:30それがないんですよ。本当はちゃんとコンスタントにツアーをなさっている方だったら、
08:37そういうボイストレーニングとかはされると思うんですけど、
08:41私の場合はまあレコーディングをする時がある種ボイトレというか、
08:46特別に何か訓練しているとか、ルーティンワーフがあるとかじゃないんで、
08:53タスロの場合は例えば、コンサートの前のウォームアップは15分ぐらい自分でやってますけど、
09:00そういう場が私の場合ないので、ちょっとうがいをして、ちょっと発声するぐらいですかね。
09:08そこのオッケージャッジというのはやっぱりマリアさんご自身が?
09:12そうです。歌入れは基本的にエンジニア一人と私とだけでやるので。
09:18昔はリクエストの喧嘩をやめてぐらいまでは、
09:24ディレクションしてくれる人がタスロだったり、ディレクターだったりしていたんですけど、
09:29それよりもなんか自由に色々試行錯誤して、自分でなんか結論出したいなって思って、
09:35また歌入れのためにタスロにまた何時間もステイしてもらうのも、
09:41なんかちょっと遠慮して。
09:44あとディレクターの方ですと、私があんまりこのテイク良くないなと思ってても、
09:49オッケーですって言われると、え?ってなって、違うからもう一回やろうっていうことが何回かあったので、
09:56だったら自分で色々判断して。
09:59なので1987年以降はほとんど自分でやってます。
10:04クワイトライフ以降はずっと。そんな感じです。
10:09自然にその年齢を積み重ねるとともに、こっちに伝わるものが変わってきて。
10:16面白いなあ。
10:18お話しされている公演の先に歌があるっていう印象がありますね。
10:24やっぱり今すごい面白くて、その自声の先に歌声があるっていうのは、
10:31マリアさんって張ってないときにも説得力があるというか、
10:37やっぱりそのボーカリストってサビを高めに設定して、
10:41サビから俺の時間だみたいな感じでワーンってやるのが多いんですけど、
10:47マリアさんの場合、ポッて喋った声とそのまま歌が繋がってて、
10:52その声が天聖なものなのか、でもトレーニングされてない。
10:58ナチュラルでやられてるでしょうから。
11:01続いては名曲エキについて2人からこんな質問。
11:06ではその前に。
11:29駅で偶然見かけた昔の恋人のことを歌っていますが、
11:34聴いた人それぞれに想像させる物語があって、
11:39自分の思い出とも映画の一場面のようでもあり、
11:43いつも一曲聴いただけとは思えない感情になります。
11:48歌声もはっきりとした愛情や未練や母情というわけではないトーンの歌声で、
11:56もう少し強く歌ったら、もう少し優しく歌ったら、
12:01また違う聴こえ方になって、こうはなっていないという絶妙な歌声です。
12:08あなたがいなくてもこうして元気で暮らしていることを
12:19さりげなく告げたかったのに
12:28強い歌声だったら刺さるように聴こえてしまったりとか、
12:32弱すぎてもダメだしっていうところでやっぱり竹内マリアさんにしか出せない。
12:36絶妙な歌声なんでしょうね。
12:39想像させる振り幅といいますかね。
12:43では横田から。
12:45絶妙な歌声のこの曲を歌うときに気をつけたこと、苦労されたところはありますか?
12:53この駅の歌入れは自分で歌って、自分だけで歌って、
12:58最終的に達郎のチェックが欲しくて、
13:01私なりに歌って、それで達郎に聴いてもらったら、
13:06もう一回歌って、すごくいい出来だなって自分で思ったんですけど、
13:10いやもう一回歌ってくれるって言うんですね。
13:13どうしてって言ったら、もうちょっとつまらなそうに。
13:16要するに声自体が明るいので、これは割と切ない曲だから、
13:21もうちょっとつまらなそうにって言ったのかな確か。
13:27もうちょっとトーン落とした感じで歌ってほしいということで、
13:31それがOKテイクになったんですけど、
13:33その駅の歌入れはね、面白かったのは、
13:36子供がちょうど2歳くらいだったので、夜の歌入れなので、
13:40家に置いておくわけにいかないからスタジオに連れてきて、
13:44あっちのコントロールルームのそういう長い椅子にずっと子供を寝かせて、
13:50毛布かけて、その間に起きないうちに撮らなきゃ。
13:55そうやって歌ったのを覚えてる。
13:57だからロマンチックな光景じゃなくて、
14:01すごく現実的な子供が起きないようにって言いながらでも、
14:05笑わないように、声が、
14:08達郎がいつも私の声が笑うのが良くないって言うんですね。
14:11私は笑ってるつもりはないんだけど、
14:13声が笑わないように歌ってっていうのがいつも言ってます。
14:17だから多分駅は、最後に達郎がもう一回歌ってっていうテイクがOKになってるんですよ。
14:24適度に張るんだけれども、わーって行き過ぎない。
14:28適度に落とすんだけれども、ささやかない。
14:31みたいなところを選んで歌ったのかもしれないですね。
14:35歌唱に関してテレビでこういうお話されることっていうのは?
14:40おはずないですよね。あんま聞かれることもあんまりないですし、
14:44どっか番組に出てもラジオとかでも、
14:47この曲について語ってくださいってことがあっても、
14:50この歌唱っていうことはあんまりないかもしれないです。
14:53私自身もあんまり意識してないので。
14:58さらに本間は駅のアレンジに注目。
15:12山下達郎さんによるベーシックアレンジもすごいが、
15:16服部勝久先生によるストリングスがメロディー、歌詞と相まって、
15:21何とも豊かな情感を醸し出しています。
15:25歌の合間を縫って印象的なフレーズをはね込んでいくのではなく、
15:30メロディーと共存しながらそれぞれを際立たせる巧みの技。
15:36そして壮大なオーケストレーションに埋もれない、
15:40マリアさんの歌声が圧巻です。
15:52結構動いてますね。
15:54そこがすごいね。
15:55前よりめっちゃ動いてるよ。
16:04マリアさんの歌声は綺麗な発音で、会話のように自然と耳に入る発声。
16:12この埋もれない声だからこそ、
16:15服部先生はあのアレンジをしたのでは、と思います。
16:21何とも
16:27いいなあ。
16:29音楽
16:46そんなに張ってないじゃないですか。
16:48その張ってない声に対してあんなに壮大なストリングスが来るのに、
16:52全然埋もれていない。
16:54これがまずすごいっていうことと、
16:56服部先生のアレンジっていうのはもう、
17:00巧みなんですよ本当に。
17:02われわれが書くようなレベルのストリングスではなくて、
17:05僕ら普通は声にフォーカスを当てるために、
17:08声の男性ならこのぐらいのシグハス歌い、
17:12女性ならこのぐらいのシグハス歌いっていうところを、
17:14外してアレンジするんですよ。
17:16ぶつかっちゃう歌の表現に関わってくるから、
17:20だけど同居してるんですよね。
17:22服部先生のアレンジっていうのは、
17:24ぶつかってるはずなのにぶつかってない。
17:27バランスがもうやっぱり絶妙で。
17:30で、ニューアルバムでもね、
17:32勝谷先生の息子さんの高幸さんがやってるんですけど、
17:36やっぱりその流れがあるんですよね。
17:38登場されてるわけです。
17:40では、駅のアレンジについても聞いてみると。
17:45あの服部先生のアレンジは素晴らしいですよね、ストリングスアレンジ。
17:50で、エピソードが一つあって、
17:53あの駅のストリングスの間奏のフレーズはですね、
17:57Bメロをなぞってたんですね。
18:00タララララ、タララララってところを間奏で入れてたんですよ。
18:05それを達郎が、
18:07先生、これ同じメロディーにしないで、もっと自由に、
18:11先生が好きなメロディーをそこに間奏で考えてもらえますかって言ったら、
18:16じゃあ15分待ってください。
18:1815分待ってください。
18:19ピアノのところに行って、15分でバーッと書き直されて、
18:22あの間奏ができてます。
18:24えーおもろ。
18:26えーどっちもすごい。
18:28改めてその間奏を。
18:53めちゃくちゃ曲に合うよ。
18:56だからあの間奏は今でこそ駅の間奏になってますけど、
18:59もともとはBメロをなぞった間奏だったんです。
19:03それでもめっちゃよかったよな。
19:05それを15分で書き上げる先生もすごいですし、
19:08私たちこうやって待ってて、
19:10バーッて次のあれが鳴ったとき、うわすごいって。
19:14みんなで感動したのを覚えてます。
19:17そんなエピソードが。
19:19それも話したことないエピソードですよね。
19:21そうですか。
19:23すごい。
19:24なるほど。
19:25そんなストリングスの中でも、
19:28やっぱりマリアさんの埋もれない歌声というところで、
19:31本間さんはその発声や、
19:33このシーン母音の使い方とかで、
19:37意識されていることというのはございますか?
19:39意識していることは、
19:41私は今のお話を聞いているときに、
19:44意識されていることというのはございますか?
19:46意識していることがあるとすれば、
19:48日本語をきれいに発音するということは、
19:51わりと注意していて、
19:53この場合はガギグゲ語でも、
19:56この場合はビダコンにした方がいいのか、
19:58それともそこをあえて避けて、
20:00ガギグって歌った方がいいのかとか、
20:03そういうことはその用途に応じて、
20:05ちょっとロックンロールな曲だったら、
20:08むしろビダコンにしない方がいい場合もあるので、
20:11そういうことはちょっと考えながら歌いますし、
20:14あとは例えば、
20:16低い音になったときに、
20:18低域がちゃんと出るような発声にはしようと思っているんですね。
20:22そして高音になったときに、
20:24キンキンしないような音域で歌いたいので、
20:27そこのキー設定というのを、
20:30わりと緻密に考えて、
20:32自分の声がちゃんと生きるようなレンジに。
20:36私はもともとアルトのこの低い声なので、
20:39その低い声が一番中域として伝わるようなところをメインに持ってきて、
20:45高すぎない、低すぎないみたいなところを選ぶ。
20:48そのキー設定はわりと重要かなと思っているんですね。
20:52そういうキー設定は気をつけているのと、
20:55日本語がちゃんと届くように。
20:57人によってね、
20:59例えば日本語を英語っぽく崩して歌う歌い方が似合う人もいるし、
21:04それがノリを出す場合もあると思うんです。
21:06でも私が歌っているような音楽とか楽曲は、
21:10きちんと日本語が届いた方がいいなと思って、
21:13そこは気をつけて歌っていると思います。
21:16やっぱりそこが気をつけてらっしゃるから、
21:19言葉が皆さん届くっていう。
21:21言葉が届かないとね。
21:23でも、
21:24桑田くんがわりと英語っぽく歌ったり、
21:27矢沢一さんがロックンロールな感じで日本語を崩して歌われるのも好きです。
21:33自分にはそれがちょっと似合わないなと思っていて。
21:38ハッタリ先生にまず、
21:40辰巻さんが、
21:41もっと自由にやってもらっていいですか?
21:43振りもすごいし、
21:4415分ちょうだいであれを書いてくる。
21:47神々のやりとりすごい。
21:50名艦層だもんね、あそこはね。
21:52あの曲も。
21:53素晴らしいですもんね。
21:54いやでも本当に、
21:56なかなか聞けない話がこうやって聞けるから嬉しいです。
21:59具体的にね、丁寧にお答えいただきまして。
22:02歌っていうのはやっぱりリアルタイムに流れているものなのに、
22:05そこにちゃんと言葉が入ってストーリーも想起できるような歌を歌える人って
22:10そうそういないと思うんですよね。
22:12それはやっぱりちゃんと日本語を意識されて歌われているってことが
22:17もちろん大事だと思いますし、
22:19丸屋さんはやっぱりそこが一番最初から話している
22:22エバーグリーン感につながるんじゃないかなっていうことと、
22:25音域を意識されているのもね、
22:27なんとかわかりますね。
22:29美濁音を気にしているっていうことはやっぱり本間さんが言っていた
22:33シーンボインとかっていうのもちゃんと気にしているんですよね。
22:36そういうことですね。
22:38続いてゾップからの質問は歌詞の変化について。
22:44丸屋さんといえば80年代以降、
22:47恋愛、女性同士の友情、禁断の恋というテーマで
22:52多くの名曲を生み出し、世の女性たちから絶大な支持を得てきました。
22:58例えば
23:28歌詞の変化について
23:58歌詞の変化について
24:02いい曲やな。
24:04マンホアさんですよ。
24:18なんでこんな歌詞かけるんだろう。
24:28けどどうしてこんなに淋しい
24:35夜明けの足音近づいてくると
24:42何もかもまるでなかったように
24:49シャツを着る愛しい背中眺めるの
24:56そして2000年代になると
25:00家族の素敵なクリスマスを切り取った
25:04素敵なホリデーに代表される
25:06母性あふれる歌詞が増えたようにも感じます
25:10すごいな。
25:27そんな変遷のたどり
25:292000年代中盤からは
25:31マリアさんの人生感が描かれた名曲が生まれます。
25:35それが
25:57何といってもすごいのはサビの説得力。
26:01当時50歳を迎えたマリアさんだからこそ
26:04書ける歌詞になっています。
26:07サビには20代から90代の感想やイメージが
26:12英語で描かれており
26:14どのフレーズも前向きです。
26:17マリアさんの歌詞は
26:19マリアさんの歌詞の中で
26:22歌詞が英語で描かれており
26:24どのフレーズも前向きです。
26:29マリアさんにとってのこれまでの50年と
26:32これからの50年
26:34年齢を重ねたからこそ書ける
26:36プライスレスな歌詞です。
26:52心が痛いよ
26:58I say it's fun to be 20
27:05You say it's great to be 30
27:11And they say it's lovely to be 14
27:18But I feel it's nice to be 15
27:49ではゾップからの質問
27:52年齢とともに歌詞の切り口が変わっている部分もあるのではと感じますが
27:58ご自身で歌詞の変化についてはどう感じていますか?
28:03そうですよね。やっぱり年齢が上がるにつれて
28:07例えば見えている景色、感じ方とか
28:11例えばその今の世常に対しての自分の思いとか
28:16そういうものは見え方が変わってくることが自然なので
28:20当然見つかる言葉とか言いたいこととかも
28:24若い時とはやっぱり変化していくのが普通だと思っているんですね。
28:29例えば人生の扉は
28:3151歳の誕生日を迎えた時に
28:34なんかふと桜を見て
28:36私は春生まれているので
28:38春の桜を見て
28:40これをあと何回見るのかなって思った自分が言ったことに気づき
28:45これは歌にしてみようと思って書いたのが人生の扉で
28:50それはもしかしたら30とか20歳の頃には思いつかなかった発想で
28:55何回桜を見るかなっていう思いは
28:58多分50代になったからに使った言葉ですよね。
29:02そういった意味での変化はありますが
29:06でも作詞してて面白いなと思うのは
29:09今もうすぐ70になろうとする自分が
29:13ティーネイジャーの時の自分を振り返って
29:16例えば広瀬良子ちゃんにマジで恋する5秒前を書いたりする自分もいるんですけど
29:21それはティーネイジャーの時代の自分に戻って書けるじゃないですか
29:27だから70になる人は
29:30ティーネイジャーの歌も書けるし40歳も書けるし
29:3330も書けるっていう幅ができていくわけですが
29:3730代だったら自分が70の歌は書けないんですよね
29:42そこは私すごいアドバンテージだと思っているんです
29:45歳を重ねることはそれだけ歌詞のテーマの幅が広がるし
29:50見つかる言葉も豊かだろうなと思う
29:54なので歌詞の変化っていうのは
29:57私の年齢の変化でもあるし
30:00そこで感じる感じ方の変化が反映されているんだと思いますね
30:06さらにゾップから
30:08作詞という部分で流行や時流などはどのくらい意識されますか?
30:15詩だけにとどまらず
30:18音楽として私と達郎が常に目指しているのは
30:2320年30年たった時に色あせない音っていうか
30:28それは言葉だったり
30:30そういう普遍性というのを追求したいと思っているんですね
30:34だから例えば時代を反映した言葉っていうのは
30:39もしかしたら盛り込むことはあると思う
30:41例えばスマホであるとか携帯みたいなのは
30:4440年前には使わなかった言葉ですけど
30:47そういうのを作詞には入るかもしれないですけど
30:51でもやっぱり音として全体として聞いた時に
30:55この何十年も持ちこたえる音にしたいっていうのが
30:59私たち二人の共通点
31:01そこはじゃあどういう楽器を入れたらそうなるのかとか
31:05どういう言葉なら30年40年経っても古くならないのか
31:10ということは考えているような気がします
31:13だからアレンジはすごく重要なんですよ
31:15その場合
31:16割と今の流行りの音を入れてしまうと
31:192年後に古くなっちゃったりするので
31:22そこはすごく達郎が気をつけて音を作っているところだと思います
31:28作詞という部分での言葉選びという部分でも
31:32不変性だから
31:34例えばどんな人にもこういう感情ってあるよねって
31:38こういう場合は男であれ女であれ
31:42年老いてても幼くてもこういう時ってこう感じるよねって
31:48共通の何か気持ちってきっとあると思っていて
31:52それを言葉にした場合どんな人にも当てはまるので
31:56それはたぶん届く言葉だろうなと思っています
31:59だからそういうことの不変性というのはこだわっているかもしれないですね
32:04でもそれと一方で
32:06その一方ですごく独りよがりって言っておかしいんですけど
32:09もう独自の世界観があって
32:12これどういうことを言っているんだろうかって思うような
32:15歌詞展開を若い人たちがしてたり
32:18私よりも下のミュージシャンの人たちが
32:21それはそれで面白いなと思うし
32:23私には絶対できないことだから
32:25優しいな
32:26これはどういう意図で今この言葉をこう並べたんだろうかって
32:31いろいろ考えてみる面白さもあると思うんですよね
32:34音楽には
32:35それを私は担当してないだろうなと思って
32:38それを竹内マリアに皆さんが望んでいるとは思わない
32:41すごい客観的
32:43そういう展開は人々がやっていることではすごいなと思って
32:49だからいろいろあって面白いじゃないですか
32:52いろんなスタイルがね
32:54今のお話をお伺いしますと
32:56どこかアーティスト竹内マリアという存在を
32:59俯瞰で見ていらっしゃる
33:01常にそれはあると思います
33:03すごく客観していて
33:05例えば作曲をする時でも
33:07次のこのアルバムに入れる曲を
33:10どういうものを歌わせたら面白いのかなって思っている
33:13もう一人の自分がいて
33:15なるほど
33:16今回は例えばロックンロールの曲とか
33:19もっと男っぽいバンドサウンドを歌わせようとか
33:23もう一人のプロデューサー的な自分がいるんじゃないかなと思います
33:28松本さん質問のお答え
33:30返ってきましたけれども
33:32すげえなと思いました
33:36僕はその作詞家なんで
33:38自分が40になっても
33:40従来の気持ちになって書かなきゃいけない時とかの方が
33:43はるかに多いんで
33:45自分の等身大の年齢覚悟ってほとんどないんで
33:48そういう意味では確かに同じ考え方だな
33:52どうしてもこの業界的に
33:54表に出る人も裏にいる人も
33:56若い人がいいよねみたいな
33:59重宝されがちなのが何となくあるんですよ
34:03でも今竹内さんがおっしゃってるのを聞いて
34:07ここから年を重ねるごとにもっと書けるものが増えるんだから
34:10もっと書きなさいって言われてるような気がした
34:12ねえちょっとね
34:14そこがすごく個人的に嬉しかったな
34:17ではここでプロからのこれは聞きたいという質問を
34:20いろいろぶつけてみました
34:23あなみさんからの質問です
34:25僕らの世代のような若いミュージシャンの曲を
34:28お聴きになったりされていることはありますでしょうか
34:31たくさん聴きません
34:33すごくいっぱいCD買ってっていうことでもないんですけど
34:36テレビで見たりYouTubeで見たり
34:39向こう職者会の方とか
34:42あと例えばキングヌーさんとか
34:45藤井和さんとか
34:48この間出てましたヨネズさんとか
34:51それからバウンディーさんとか
34:54みんな若い人たちは歌が上手いですし
34:57演奏能力も高いですよね
35:00今の人たち見てると
35:03上手いなあと思ってずっと見てるんですけど
35:06それよりもちょっと上の世代ですと
35:09私はデビューの時からシーナリンゴちゃんがとても好きで
35:12シーナリンゴちゃんの曲はずっと聴いてますし
35:15あと宇多田さんと
35:18シーナリンゴちゃんは天才だなっていつも思っていて
35:21あと仲良しなんですけど
35:24イエローモンキーはすごく好きでずっと聴いてます
35:27イエモンとか
35:30ああいうずっとバンドスタイルで
35:33やれている人たちに対する
35:36憧れはありますね
35:39絶対バンドやりたい
35:42デビュー当時から今に至るまでライバルと言いますか
35:45同じような立場で意識してきたミュージシャンなど
35:48いらっしゃいましたら攻めるなと
35:51同じような立場でという人が
35:54いないと思うんですよ
35:57純粋に歌手としてデビューして自分がシンガーソングライター
36:00って言われるようになったのはここ本当にね
36:0384年以降なので
36:06ずっと最初からシンガーソングライターでやってた人と
36:09肩を並べるっていうのはもうおこがましい
36:12しかもこんな休み休みやっているので
36:15だから私は日本に
36:18こういうのんびりしたやり方の
36:21ミュージシャンが一人ぐらいいてもいいかな
36:24ぐらいに思っているので
36:27そんな誰それさんがライバルなんて
36:30言うようなそんなおこがましいことはないです
36:33活動のペースがやっぱり
36:36マリアさんにすごく合ってらっしゃる
36:39そのぐらいのんびりやりながらじゃないと
36:42音楽が生まれてこないって感じ
36:45もう一人うちには私よりははるかにすごいミュージシャンがいるので
36:48そちらの活動第一義に考えて
36:51彼が要するに私は日本の宝だと思っているので
36:54山下達郎
36:57彼がちゃんと末永く活動できるような基盤を
37:00私がサポートできたらいいなと思っていて
37:03それは私の間接的音楽活動だと思っている
37:09そんな感じです
37:12いいっすね
37:18いいなって素敵やなって
37:21すごい人間性が出てるし
37:24だからこんだけ長く愛されるんだなっていう理由も見えたし
37:27そして10年ぶりとなるオリジナルアルバム
37:30プレシャス・デイズ
37:36デビュー45周年を迎えた竹内マリアが
37:39長年かきためた主曲の18曲が収録
37:45中でもこちらの3人がそろって名曲とあげたのが
37:51本当にストレートに歌を送って励ますっていうのが
37:54一番いいのかなって思ったんですね
37:56ファンですね私は
38:02プロたち3人がこぞってあげた竹内マリアの名曲が
38:22この曲を聞くと竹内マリアさんは
38:25普遍的なみんなに届いてずっと残っていく曲を作るということを
38:30矜持としている人なんだと改めて感じます
38:36近年の音楽はバズってる反面
38:39いろんな人を置いてけぼりにしているなと感じることもあります
38:45そんな中でこの曲は聞くと素直に歌とは素晴らしいものだと感じて
38:52気持ちが救われたり何かを頑張れたりするエネルギーになって
38:57本当に歌を送ってもらった気分です
39:22ラララララララララ
39:29気づこうとすれば
39:33愛は見えてくる
39:36あなたの周りに
39:39そこで横田からこんな質問
39:43僕は竹内マリアさんのこの曲から普遍的な良さやそのパワーを感じています
39:49竹内マリアさんは今の時代みんなに届く曲を作って書こうと思った時
39:54どういうことを意識していますか?
39:57もしこの曲の中で何か意識されたポイントがあるのなら教えてもらいたいです
40:05この歌は素晴らしきかな先生というドラマの主題歌として依頼されて
40:12生田衣梨香さんが主演ということで
40:15まずその企画会議の時に
40:18この世の中でダメダメなんだけど頑張ってる人を励ます歌にしてくださいと仰っていて
40:26いろんな励ます歌を今まで書いてきたんですけど
40:29本当にストレートに歌を送って励ますっていうのが一番いいのかなと思ったんですね
40:35だとしたら生田衣梨香ちゃんもすごい素晴らしいミュージカルスターであるし
40:41女優さんとしても素晴らしいですけどいい声を持ってらっしゃるから
40:45じゃあ私が例えばコーランドレスポンスじゃないですけど
40:49私が歌いかけて彼女がちょっと歌うみたいなことって可能性あるんでしょうかって聞いたら
40:55彼女が歌ってくださるってことでそれでこれでできたと思ったんですよ
41:00本当に彼女を励ますっていうことでコーランドレスポンスの歌にするっていうことですけど
41:09その普遍的なテーマとして今の時代ってみんなすごく不安で
41:14私も含めてなんですけど暗い時代だなってすごく思っているんですね
41:20例えばSNSの世界では誹謗中傷が飛んでたりコロナ禍を経た今
41:28それから世界の各地での戦争とか紛争とか地震があったりとか
41:35もうすごく不安がある中でみんなやっぱり精一杯生きているってことは
41:40誰しも感じていることだと思うので
41:43そういう中で歌っていうものがどのくらい力があるかわからないですけど
41:48その歌を精一杯私は送るから
41:50私自分自身をやっぱり励ますそうと思っているところもあるんですけどね
41:55みんなを励ましてなおかつ自分を励ます歌にしたい
41:59でも頑張ろうっていうイエーイっていう感じよりは
42:03ちょっと寂しい時には寄り添うからっていうような歌で精一杯
42:09だから一緒に歌ってっていうことで
42:12ラララでリクちゃんが入ってくるっていうのがいいかなと思って一緒に
42:16心を一つにするみたいな
42:18そういう曲になったからよかったかな
42:21質問にねそうやってアルバムを聴いてくださって
42:25なおかつ質問投げかけてくださったことに対しても本当にありがたいですし
42:30坂井さんとゾップさんと本間さんにわざわざこうやって集まってくださって
42:36本当になんか光栄です恐縮すごく
42:39本当に2回も特集していただいて
42:42ありがとうございます皆さんによろしくお伝えください
42:45ありがとうございました
42:47次の特集はじゃあまた
42:49何年後でしょうね10年は明けたくない
42:57坂井さん
42:59酒飲んでないのに酔ってます
43:02いいと思いますよ今日は
43:04ずっとそのマリアさんの音楽とか声のファンではあるんですけど
43:08こうやって聞いて動くマリアさん見てると
43:12考え方まで全部ファンですね私は
43:18大好きっすね
43:20考えてることが
43:21冒頭から伝わってますよ
43:24なんかもうマリアさんの人柄がすごくわかる部位でしたね
43:28溢れ出てね
43:29なんかもうそのリスナーに対しての寄り添い方がすごい絶妙だなっていう
43:34自分たちも励ましてるけど
43:37牙ってこうぜとか
43:39ガムシャラに行こうぜとか
43:41だいぶ揺れてるもんな
43:43それは何もないわ
43:45俺らにしかできない
43:47前向き
43:49俺らが揺れてたら
43:51揺れてたら手抜いたと思う
43:53ちょっとズズしかったな
43:57でもその絶妙な元気出してぐらいの感じに
44:01日本中が救われてきたんだなっていうのが
44:04優しい励ましい
44:06めっちゃわかりましたね
44:08言い方は
44:09前向き前向き
44:12アレンジ変えて本間さんアレンジ
44:1415分ちょうだい
44:1515分できる?
44:17お願いします
44:19いいよいいよいいよ
44:26今週もテラサティーバーで配信
44:28ファンですね私は
44:32次回はデビュー30周年
44:34グレイ即衆
44:37荒れるアーティストの音を聞いて
44:39同時代のスターたちの影響を受けて
44:41走ってたような気がするから
44:44大ヒットの裏側には
44:46意外な戦略の数々が
44:48こぼれそうなって曲
44:50それを聞いて
44:52グレイの攻撃をやったら面白いかも
45:01ご視聴ありがとうございました