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00:00始まりましたねこの番組はアニメゲーム漫画などあらゆる推しコンテンツのスタッフロールに注目作り手の知られざるお仕事を掘り下げるとともに彼らが語る自我自賛ポイントを紹介していく番組です今回のテーマはこちらタメッコ動物ザムービーです
00:25話題のね子どものときから愛されてるお菓子ね素朴な感じがまたおいしいですよね今あれですよね食べっ子水族館とかもあるよねチョコついたやつとかチョコの染み込んでるやつねうまいよねただいや釣ってるけど食べっ子動物が映画化っていうのがそうなんですよすごい違和感
00:511978年発売の超ロングセラーお菓子食べっ子動物現在世界20カ国以上でも販売中動物をかたどった一口サイズのデザインやパッケージに描かれたキャラクターは多くの世代に愛されている
01:21キャラクターたちが まさかの初アニメ映画か
01:27おなじみの動物たちがフル3 dcg アニメーションとなり初めて命が吹き込まれた
01:36動物たちの声には豪華キャスト陣が集結
01:46だってリーダーは僕だもん ペガサスちゃんより目立つことすればいいんじゃないの
01:52私はペガサスよ 神話の世界の
01:56物語の舞台はお菓子と人間が仲良く暮らすスイーツランド
02:03この世界では歌って踊るスーパーアイドル食べっ子動物が大人気
02:12ところが
02:15お菓子は綿飴だけでいい いや
02:18世界征服を狙う悪の組織によって仲間が連れ去られる事態に
02:26みんな準備はいい? ペガサスちゃんを助けるぞ
02:32食べっ子動物たちは仲間を救うことができるのか
02:37そんなアクション満載で子どもも大人も楽しめる
02:44それが食べっ子動物 ザ・ムービーなのだ
02:48食べっ子動物って子どもの頃から馴染んでるから
02:52すごい親しみあるよね
02:54あいつらが動いてるみたいな
02:57なんか人格が一人一人さ全然性格違ってさ
03:01こんなやつだったんだとかね あるしね
03:04須藤幸太郎さんはTBSのアニメ事業部所属で本作の企画者以前はキングレコードに勤めIPビジネスやアニメの企画に長年携わってきました。
03:32キングレコードの時はちょっと前ですけどあのポプテピピックっていうあのちょっと変なあのちょっと特殊なアニメありましてそれをやらせて頂いたりとかしてましたねはいまずどうしてお菓子の食べっ子動物を映画にしようと思ったんですか一番気になりますよねいや何かたまたまあの食べっ子動物の営業者車にイラストが描かれている営業者がコンビニの前に泊まっていて我々の仕事って?
04:00我々の仕事って漫画をこうアニメ化したりすることがほとんどなんですけど何かそういえばお菓子のキャラクターをアニメ化するってなかなかないなっていうのがあったんでちょっと何かこう面白いなっていうのがあったんでもうほんとストーリーをゼロから作らなきゃいけないわけですよねそうですねストーリーはほんとゼロからなので監督だったり脚本家だったりとかこういうのがいいんじゃないかっていうのがいいんじゃないかっていうのを話してたら2年ぐらい経ってしまったんですよ。
04:32制作機会長かったんですね丸5年かかったシナリオで2年ぐらいやってる食べっ子動物ザ・ムービーの作り手から自画持参ポイントを聞き出す早速スタッフロールスターチアニメーションプロデューサー
05:02国内最高峰の映像技術によりさまざまな長編CGアニメを作ってきたスタジオだこちらはキャラクターたちが1枚の絵からは考えられないようないろんな顔を見せてくれるのでそこぜひ楽しんでいただけたらなと思います。
05:31今回の原作はお菓子のパッケージの2Dイラストのみ原作からは想像できない豊かに動くキャラクターたちはどのように生み出されたのか再びスタッフロールスサーチアートディレクター亀井清明
06:28上がってきたデザインやCGを監修し全てに目を通すお仕事。さらに
06:35出てくるキャラクターとか背景とか小物プロップ類のデザインを全てやります。
06:46キャラクターや小物。背景のデザインも自ら手掛けている。
06:51そんなアートディレクターはどのようにお菓子のパッケージからキャラクターをデザインしていったのかまずはパッケージのキャラクターがいますのでこれがどういう立体なのかっていうのを三明図として制作しています。
07:10こちらが最初に描き下ろした全身のデザイン。
07:15元のイラストと比べてどのような違いがあるのか調整した部分といえば体の幅だったり足の長さとか手の太さとかこのままだとちょっと太すぎたり足が短すぎたりしてさすがにこれじゃ演技できないのでそこら辺のバランスをとって。
07:35まず調整をしたのは演技を見越した手足の長さや幅さらに。
07:42立体になった時に本当にそれ成立してんのかなっていうのはあの自分で粘土で造形してあの確認したりとか。
07:53こちらがデザインと並行して作ったという粘土の模型。
07:59ここにアートディレクターのこだわりが。
08:10作ってみてもう少しぽっちゃりした方がかわいいなとか作りながらもう一回そこはこう考えたりとかしっかりお尻作ってみたりとかちゃんとぷよんとしたかわいいシルエットみたいな模型作りながら考えた感じですね。
08:27お菓子のパッケージでは見えない側面や背面もかわいさを損なわないよう細かい調整を行う。
08:38そんなアートディレクターの自画自賛。
08:43キャラクターたちのかわいらしさです。
08:45その中でもひよこちゃんのお尻です。
08:49ひよこちゃんのお尻が自画自賛。
08:56ひよこちゃんのお尻には亀井さんのどんなこだわりがあるのか。
09:21モデラーからこういった形で造形しましたっていうデータが上がってくるんですけど。
09:30こちらが亀井さんのデザインをもとにCGクリエイターが作った立体モデル。
09:37十分かわいいように見えるのだが。
09:41これが直したものですね。
09:44細かい修正指示を書き込み、亀井自ら手作業で修正。
09:50この時にお尻の造形もここは丸ですとか。
09:54こういう立体ですっていうのをしっかり指示して直してもらうっていう感じです。
10:02いろんな演技する中で後ろ向きの演技とかもあるだろうなって想定して。
10:08後ろ姿がかわいいものがいいだろうと思ってこういった形にしました。
10:12結構感覚でやってるタイプなんてなかなか言語化は難しいですけど。
10:17あの世界の中で生きてる自然さっていうかかわいらしさみたいなのになるように調整したっていう感じですよね。
10:25なんかもやりとりして。
10:27多分これ以上返したらもう後ろから刺されるなっていうぐらい返して。
10:31やっとOK出して次に進んでいったっていう感じなので。
10:36そこを一番こだわらせてもらった大変な部分だったと思います。
10:42なるほど。
10:44続いてのスタッフロールサーチ。
10:47CGスーパーバイザー坂井陽介。
10:55よろしくお願いします。
10:57CGスーパーバイザーの坂井と申します。よろしくお願いいたします。
11:02こちらが早速その仕事の一端を見せてもらうと一体化したデータ自体はサンプルというかラフに作ったものがあったのでそこから動かす仕組みとアニメーションとあと表情を作ったりっていうところを担当しました。
11:23担当したのはこの3Dモデルにつけるキャラクターたちの動き。
11:29モフモフした柔らかい感じが欲しいっていうのがあったのでちょっとこのちょっとした動きにモフモフというかポヨポヨした動きをちょっと入れてみたり。
11:40こちらが坂井さんがテストで作ったライオンくんの動き。
11:47すごい地味なんて多分分かんないと思いますけどこの最初のところですね。まばたきしているところにちょびっとだけ頭がこう収縮して伸びてっていう動きが入っている。
12:00もう一度ライオンくんの頭にご注目本当にわずかだが目をつぶった時に少しだけ縮むライオンくん。
12:13ここもボヨンと着地した時におなかがちょびっとだけ膨らんで伸びてみたいなところが微妙に入ることで見てる人も感じてもらえるようなやわらかさが出せる。
12:26このわずかな違いが3Dキャラにやわらかさとかわいらしさを作り出すそんなCGスーパーバイザーの自我自賛私の自我自賛ポイントはキャラクターの表情ですはい酒井さんが自我自賛する表情がこちらだって飛べるんだもん
12:51ペガサスちゃんでもさ僕より目立ったらダメじゃないだってリーダーは僕だもの
12:59この表情のどこに自我自賛ポイントがここは今実際にアニメーターがつけてもらった表情からある部分を非表示にしてお見せしているんですけど今回の作品でかなりこう肝となった部分として眉毛の線とか眉間のシワみたいなものをこういうふうに表現したことですね。
13:19表情で特にこだわったのはライオンくんの眉毛や眉間のシワ単純に目を開けてこう見ているのか眉毛を実際に表示してこのやれやれといったような表情を表現しているんですけど
13:33付け足したってことですねそうですね実際のあのパッケージにはそもそも眉毛には存在しないので
13:40確かに全然違うね違うなぁ
13:44元は素朴な目だったライオンくんに目元にシワや眉毛をつけ出すことで豊かな表情を実現
13:52最終的なこの見た目とも合わさってリアルすぎるかといって絵でもなく いいバランスのものになったんじゃないかなと思っております
14:04ここまで裏側とかあんまり見たことがなかったので途中の成果物で完成されたものをチェックとか見るんですけどああいう形で作ってるのすごい興味深かったですしあの本当にマーズアニメーションさんにお願いしてよかったなっていうふうに思いましたね
14:18なんかこうCGで作られててデジタルでパソコンでやるだけじゃなくてちゃんと粘土で模型をつけてねかなりアナログだったねあそこではい出来上がったキャラクターデザインをギミスさんに見せた時の反応とかってどんな感じだったんですか本当にとにかくかわいいっていうふうにも言っていただけてあのもともとのキャラクターってその色がビビットというか結構原色に近い色とかも使われててそれを映像にそのまますると結構目がチカチカしたりとか大変なんですけどそのあたりとかもうまく
14:47アニメーションさんとか監督がバランスとっていただいてあのギミスさんもすごくあの喜んでいただいたんでいいなと思いますね食べっ子動物ザムービーの作り手から自画自賛ポイントを聞き出す続いての仕事には音響監督横田千佳子
15:13一番分かりやすいのはアフレコって呼ばれるスタジオの中で役者さんに指示を出して収録を進めていく。
15:34これまで7つの大祭やオノボノ洋画の吹き替えなどの音響監督を担当してきた横田さん。
15:44大人も子どももみんな見て楽しんでもらえる作品になるといいですねっていうのは私というかみんなの共通認識でしたね悪い奴らも当然出てくるんですけどちっちゃい子が見てあんまり怖くなりすぎないようにしたいなとは思ってました
16:02お菓子はわたあめだけでいい大塚宝中さんいやダメでしょヤバすぎそれってあなたの感想ですよね
16:11めっちゃもろかった。
16:13そしてこの日は告知映像のアフレコがあるとのことで見学させてもらうことにお猿役の藤森慎吾さんお願いしますお願いしますお願いしますワニくんヘッドセットが調子悪くてさ直してくれる?おっいいね完璧センキュー!
16:43一人一人撮ってもね。
16:45今のでいいくらいだけど。
16:47もう一回。
16:48やろうか。
16:49ありがとうございます。そんな感じですごい元気でいい感じです。
16:52完璧サンキューの後にちょっと鼻歌足していただけると。
16:56鼻歌?
16:57機嫌よく去っていく。
16:58すぐできないっすよ。鼻歌足せって言われても。
17:03キャラクターに合わせ台本にはないアドリブ演技にも細かく指示を出す。
17:10いいね!完璧!サンキュー!
17:14なるほどね。
17:16ありがとうございます。
17:18いただきました。収録以上です。
17:20ありがとうございます。
17:21お疲れ様でした。
17:22よくやってらっしゃる藤森さんの感じでっていうことだったのでセリフは意外と結構スムーズに撮れたんですけどやっぱアドリブ部分が僕も苦戦したんでそういうときに結構的確に指示をくださったりしてすごいやりやすかったですね。アドリブができないって恥ずかしいですね。
17:40そんな藤森さんをはじめ豪華キャスト陣が集結した本作アフレコ現場で印象的だった方は誰?最初の日に撮ったワニ君がアドリブで鼻歌を歌ってくれてたのがもう何か面白くて後で収録する人たちがそこを聴いてみんな笑って序盤だったんであよかったこれでちょっと砕けたなと思いました。え?そのシーンがこちら!
18:08まあ猫ちゃんのその猫っぽさをすごい出してくださいねってお願いをしたらパッとつかんでくれてだから語尾とかちょっと猫っぽくなってる時があったりします。
18:31あとはゾウ君の水上さんがものすごく細かく予習してきてくださってたので奥の方でバタバタって動いてたりするキャラクターが動くこともあるんですけどそれもちゃんと見てきてくださってたので収録はそういう意味ではすごく助かりました。水上さん初めてですね。多分緊張されてたと思いますけど。
19:23お客さんたちに向けて元気にしゃべるシーンがあるんですけどそこがやっぱりなんていうんだろうさすがだなっていうかこのあとトップアイドルが見せる演技力あっ本物だなっていう感じがしたのと
19:53お客さんたちのお客さんたちに向けて元気にしゃべるシーンがあるんですけどそのシーンがこちらみんな準備はいい?おかしな正吾?始まりだ!
20:19もうあっ本物だなっていう感じがしたのとその一言でもうライオン君の方向性がバチッと決まったのでだからすごいよかったですね。
20:27アイドルトラビス・ジャパン松田元太だからこそのセリフさらに印象的だったセリフがもう一つライオン君がすごいかわいらしくお願いをするっていうシーンで見捨てないでっていうセリフがあるんですけど松田さんにもっとかわいい感じでやってくださいってオーダーをしたんです。でかわいい感じっていうとやっぱりその元気いっぱいのキャラクターなんで明るく元気にやってくれるって思ってたら捨てられた子犬みたいな感じです。
20:56かわいそう助けてあげなきゃっていう感じでやってくれたのがそれがものすごくかわいくてそのシーンが私の予想と違ったお芝居だったんですけどうわでもこれはもうこれだよねって言って採用されたセリフがあります。
21:26トップアイドルが見せる演技力劇場で注目だ!
21:34とにかく明るく何か前に出るというか何か普通にやるとこうアニメに声を乗せるとちょっとやっぱ暗く聞こえちゃう場合があるのでとにかく自分が思ってる場合以上元気にやっぱり演技をしてくださいとあとそれもアニメアニメっぽくならずにナチュラルな感じでやってくださいみたいな会話はした記憶ありますね。
21:53このあと食べっ子動物・ザ・ムービープロデューサーが語る松田健太やっぱでっかい会場でやってる人しかできないできないできないできないやってんだもん
22:08主演のトラビス・ジャパンの松田健太さんの演技は須藤さんいかがでしたか?
22:14第一声からあ、ライオンくんだっていうふうに思いましたね。
22:18結構難しいキャラクターだと思うんですよね。あのリーダーでありつつなんかやっぱこう感情がすごく起伏が多くて喜怒哀楽があって落ち込んだりすることもあればみんなから恨みを買うこともあったりとかいろいろこう幅がある難しいキャラクターもうまく演じていただいたんで本当に松田さんにしてよかったなと思いますね。
22:40最初のこのなんかみんなーっていうのがやっぱでっかい会場でやってる人しかできないできないできないできないやってんだもん本物だもんイメージがしっかりできてもん中野小劇場の感じじゃなかったですね。
22:54ところで自然次元が違う全然違う僕らもやったことあるんですけどあれあのスタジオってさあの大人たちがいっぱいあそこにいる会話って聞こえないじゃない聞こえない撮った瞬間なんか
23:09やってる姿がメダルでしょがするから違かったんだよああいう風にね今はいいねとか言ってたらいいなぁと思うけど ok の時も
23:19ok ですみたいなめっちゃ不安なんだよね
23:25すげーわけ合いとしていいなぁと思いましたねーこの現場
23:31オシカルチャーは tver と mbs 動画イズムで配信中
23:35ねー